松くい虫被害防止のため、薬剤空中散布を実施します

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松くい虫被害防止のため、薬剤空中散布を実施します

松は、住宅資材や紙の原料としてはもとより、防風、防潮、飛砂防備、土砂流出、崩壊防止、水源かん養のほか、「白砂青松」という言葉で代表されるように、海岸の景観の保全や森林、公園、庭園の景観づくりなど、私たちの生活の中で重要な働きをしています。
しかし、近年、全国的に松くい虫(マツノザイセンチュウ)の被害によって、松が枯れる被害が発生しています。
米子市でも、松くい虫被害対策として、薬剤の空中散布による松枯れ予防、伐倒駆除などによる被害拡大の防止措置を実施していますが、依然として被害は続いています。

このような状況から、今年も6月に米子市淀江町地区で、ヘリコプターを利用して空中から薬剤を散布します。
散布にあたっては、法律で使用が認められている農薬を使用するとともに、安全面にじゅうぶん配慮しながら実施しますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

散布区域と日程

中西尾、西尾原、本宮地区 山間部松林

1回目…6月6日(月曜日) 午前5時から午前10時
2回目…6月27日(月曜日) 午前5時から午前10時

(27日に予定していた散布は、天候不良のため順延とします。)

稲吉地区 山間部松林

1回目…6月7日(火曜日) 午前5時から午前10時
2回目…6月28日(火曜日) 午前5時から午前10時

(28日に予定していた散布は、天候不良のため順延とします。)

  • 通学時間帯の午前7時から午前8時30分までは、散布を一時中断します。
  • 雨・風などの影響で変更になった場合は、防災無線、ホームページなどでお知らせする予定です。

散布区域図

松くい虫防除実施区域図

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(533キロバイト)

使用する薬剤

スミパイン乳剤(MEP80パーセント含有、18倍液及び36倍液)を散布します。
この薬剤は、果樹園や田畑でも一般に広く使用されているものです。

事故防止のためのお願い

  • 散布当日に、散布区域内やその付近の山林に入ると、人によっては、頭痛やめまいなどをおこすことがありますので、散布後7日間程度は入山を控えてください。
    なお、万が一、頭痛、めまい、吐き気などを感じられたかたは、淀江支所地域生活課までご連絡ください。

  • ヘリコプターの発着場所は危険ですから、近寄らないようにしてください。

  • 散布中は、散布区域やその周辺での車の駐停車は避けてください。
    なお、使用薬剤がかかったと思われる場合は、すぐに洗車してください。

  • 散布時には、家畜やペットを屋外に出さないようにお願いします。
    また、散布区域やその隣接した場所で牧草を採取しているかたは、前日までに採取してください。
    散布区域やその隣接した場所の飼料は、念のため散布日から7日間程度は与えないでください。

  • 散布区域やその周辺で、ちまき用の笹や山菜などを採取されるかたは、散布前日までに採取してください。
    散布日に採取する場合は、散布区域やその周辺以外で採取してください。
    散布区域やその周辺で採取される場合は、散布後7日間程度は控えてください。

  • 散布区域付近の住宅は、散布時には窓を閉め、洗濯物や飲食物などを外に出さないようにしてください。

掲載日:2011年5月27日