市長定例会見(平成23年2月1日)

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市長定例会見(平成23年2月1日)

 平成23年2月1日(火曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

先週末に若干の雪が降りましたので、昨日、米子市豪雪対策本部会議を開きました。
米子市には、大雪注意報等が発令され、警戒態勢はしいていたんですけれども、積雪が26センチ程度ということで、特に被害もなかったということでございます。

それから、大雪で折れた枝木の無料収集についてですが、これも発表させてもらっているんですけども、可燃ごみの収集日に、長さが90センチ程度、通常の持ち出しの大きさに束ねて、ごみ置き場に持ち出された雪害枝木を、3月31日まで無料収集することにしております。クリーンセンターへの持ち込みは、引き続き、続けるということです。

それから、米子市豪雪対策本部を設置し、被害対応をずっと続けてきてたわけですけれども、それぞれの担当部局での対応が可能になり、全体で集まってやる必要も薄れてきたんじゃないかということと、それから雪も和らいできましたので、今日(2月1日)付で対策本部を解散して、警戒本部に移行いたしました。

それから、新型インフルエンザについてですけど、警報発令が出ておりまして、米子市のほうでもホームページですとか、安心安全ネットワーク等を通じて、手洗い、うがい、せきエチケット等の感染防止の呼びかけを行なっているところです。
市内公立の小・中学校、養護学校の休校等の状況ですが、昨日(1月31日)現在、学年閉鎖が1校、それから学級閉鎖が2校4クラスというのが今の状況です。2009年の暮れぐらいに学級閉鎖とかたくさんあったんですけども、昨年はなかったはずです。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 鳥インフルエンザウイルス関係 PDF 8.1キロバイト)

それから、鳥インフルエンザウイルス関係ですけれども、ご承知のように赤井手と夜見町で野鳥が感染しているというのが確認されました。
これは県のほうで対応していただいているんですけども、検体を国立環境研究所へ送って、簡易検査をし、陽性反応があったということで、今、より精密な検査ということで、鳥取大学で調べてもらっているということです。
鳥取大学は、鳥インフルエンザウイルスが強毒性かどうかの確定検査機関で、西日本で見つかったものについては、鳥取大学でやってもらうということのようです。

それで、市のほうですけれども、昨日、この対策本部会議を開きまして、資料に書いておりますような対応をしているところです。
幼稚園とか保育園、それから小・中学校で鳥を飼っているところが結構あるもんですから、そういうところで管理を徹底してもらうということを指示したところです。

それから、市民の皆さんへの案内ということで、鳥の死骸を見かけたら、必ず通報してくださいというようなことをしております。
それから、市の職員にも、鳥の死骸とか、弱っている鳥とか、そういうのを見つけたら、必ず報告するようにということで徹底をしたところです。
以上、簡単ですけれども、最近の動きについて、報告させてもらいます。

豪雪に対する災害対策状況

幹事記者:
それじゃあ、質問があればお願いします。

記者:
市長、雪の関係での補正ですが、くわしくは2月4日の議案説明のときだと思うんですけど、おおむねどれぐらいのベースになるとかいうのは?

市長:
2月4日に間に合うようにということで、今、いろいろ積算させていますので、ちょっと今は差し控えさせてもらいたいと思います。
いずれにせよ、2月10日に臨時議会の開催をお願いしていますので、2月4日までには上程できる数字にしたいと思っております。

記者:
対策本部を移行した現在の警戒本部というのは、具体的にはどんな態勢になるんでしょうか?

防災安全課長:
今、現段階ですけども、被害状況の把握等については、経済部の関係で、農作物、それから、漁業の関係とか、いろいろと調査しております。
それから、復興の関係で補助金とかいろんな形で出てきますが、その辺の関係とかは、それぞれの担当課で対応していくということです。
また、この前みたいな大雪があったときには、再び対策本部という形をいつでもとれるような対応はしています。

市長:
県のほうも対策本部は閉じられたということになっていますので、私どもも一応、各課でも対応できますので、みんなが集まって対策本部ということで協議する場というのは、とりあえず警戒本部に移行しようということです。

記者:
警戒本部という名称なんですか?

防災安全課長:
そうですね、警戒本部です。
市長の指示のもとにやっていくという形で、状況に応じて柔軟に警戒態勢を強化し、機動的に応急対策を実施します。

市長:
こういうときになったら警戒本部をつくって、それから対策本部はこういうときというマニュアルをつくっています。
こういう大雪がまたある可能性もないわけじゃないんで、防災安全課を中心に、その体制は、しいておいてもらいたいと思っています。

防災安全課長:
大雪注意報、大雪警報というようなときには、職員が当直なり、そういう体制は常にとれるようにしております。

記者:
鳥取市では、除雪応援隊ができてますけど?

市長:
この前の12月31日、1月1日みたいな雪があればですけれども、米子の場合は、本当にそれだけのニーズがあるかどうかというのも見きわめていかないかんだろうと思ってます。
鳥取は割と比較的、米子よりも雪が多いですよね。そういう事情もあってつくられたんじゃないかとは思いますけれども、そこまで必要なのかどうか、ちょっと様子を見たいと思います。

記者:
余談かもしれませんが、また豪雪とか何か災害とかあったときには、やっぱりボランティア組織というのもつくって、いろんな手配をしていったら、非常に物事がもっとスムーズに運ぶんじゃないかなとは、思いましたけど?

市長:
いわゆる自主防災組織とか地域の力というか、そういうものを今回の豪雪で改めて認識したと思ってます。
ですから、自治会とか、そういうところに対する働きかけというのは、これからもやっていかないかんだろうと思います。
自主防災組織をつくってもらったり、仮につくってなくても、いざとなったら、地域で生活道路の雪かきをしてもらうとか、かなりの地域ではそういうことをやってもらっては、いたんで、やはり、それぞれの地域で考えてもらうところは考えてもらう、ということはやっていかないかんだろうと思ってます。

記者:
より積極的に、例えば出雲市なんか、水害のときにやってたんですけど、市がボランティアセンターをつくって、足らざるところはどこだから、だれそれさん行ってください、きょうの登録者、はい、何人です、はい、じゃあ、あなたはそこに行ってくださいみたいな、そういうのは?

市長:
私がまだ市長になる前ですけども、鳥取県西部地震のときは、米子もそれやったんですよ。
実を言うと、私もそのボランティアセンターに行ったんですけれども、全国から来ておられまして、あのときは、ふれあいの里にセンターをつくって、それで車を持っている人は車で安否を確認に行くとかやってました。
今回の場合は、そこまでいかなかったということもあるんですけども、今後、もっと大災害、生命とか健康にもかかわるような大きな被害が出るようなことがあれば、それは考えないかんだろうと思います。
鳥取県西部地震のときは、米子も結構やって、大きな組織をというか、ボランティアが全国から来られてました。
それから、市内の高校生とか、そういうのもボランティアセンターに登録して、いろいろ活動してもらってましたんで、もちろんそういうことはやらないかんだろうと思います。

記者:
今回の雪の対応について、各自治会とか地域によってコミュニティーの動きというか、働きかたがすごく違ったと思うんですけれども、市のほうでボランティアセンターとかをつくられないとはいっても、各自治会がどういった対応をされたとか、ということを報告といいますか、把握されるようなおつもりというか、そういうのはないんでしょうか?

市長:
これは、もうばらばらですからね。

記者:
割といい事例がたくさん出てくるのかなと思うんですけども、市のほうが一括してアンケートなどをとられたら?

市長:
市のほうでは、民生委員ですとか、それから障がい者の関係のヘルパーのかたとか、そういうかたに安否の確認というのはやってもらったんですよ。
そういうのもボランティアでやってもらったし、それから各地域で、いろんなところでこうしてやってもらったんで、今後、自主防災組織をつくってという働きかけをやっていくことになると思うんですけども、それを取りまとめてというところまでは考えてません。
今後、そういうのをどう生かせるかというのはあると思うんですけど、本当に雪かきを各地域でやってもらったというのは、私の住んでいるところの周辺でもやってましたし、いろんなところでやっておられますので、それが、ここがどうだったか、あそこはどうだったかというところまでは、ちょっと取りまとめるところまでは考えてません。

防災安全課長:
長寿社会課のほうで、民生委員さんにアンケートをとってます。
安否確認をずっとしてもらったんで、その辺の状況なんかについて、民生委員さんの感じられたこととか、地域の状況についてアンケートを今とっている最中です。

記者:
いつごろまとまるんですか?

防災安全課長:
もうそろそろだとは思いますが、長寿社会課からは、今、集まってきている段階だということは聞いてます。
障がい者支援課も、障がいのあるかたの安否確認をしていました。

市長:
事業者等を通じて、いわゆる災害弱者のかたですよね、これも実を言うとプライバシーも関係してくるので、いろいろ難しいところもあるんですけれども、いかなる災害においてもやはり対応できるようにしとかないといかんだろうと思いますので、今、手挙げ方式のリストはつくりつつあります。
要は、障がいを持っておられるということを広く知られたくないというかたもいらっしゃるんで、何かあったときに連絡を下さいという人のリストをつくるようには、今してるんです。

記者:
大雪時の災害マニュアルは、変更されますか?

市長:
ちょっとここまでの予想はしてなかったんで、通常の20センチとか30センチとか、その程度までの積雪量でやってたんで、これは、変えないかんだろうと思います。

防災安全課長:
はい、検討することにしております。

記者:
いつごろまでにつくるとかというのは?

市長:
今すぐつくってというわけじゃなくて、例えば、除雪車、除雪をする重機ですね、今後、それをどう手配するかとか、それから各地域での自主防災組織のありかたをどうしていくかとか、いろんな観点から検討しないといかんだろうと思うんですよ。
それをすぐということじゃなくて、今年の春以降、一応これがおさまってからということになると思います。

記者:市長の中で、これはやっぱり変えないといけないというようなところは?

市長:
やっぱり県と国との除雪の連携ですね。
それから、やはり重機が不足しているところはあったと思いますので、そういうのを今後どう手当てをしていくかというようなことは、検討せないかんでしょうね。
それから、各地域の協力関係ですね。
それから、交通機関も麻痺したんですけれどもその対応、豪雪での停電なんかは想定していなかったと思うんですけど、その停電なんかの対応も、検討せないかんでしょうね。

その停電のときの対応、避難所のつくりかたとか、そういうのもやっぱり今回を教訓に検討せないかんだろうと思います。
停電も、いわゆる弓ケ浜半島のほうで10時間以上、2万戸が停電したわけですので、それで復旧のめどがなかなかわからなかったということもあって、下手すると夜越すかもしれんと(いう状況でした)。
今はもう大体、暖房は電化ですので、その場合、極寒の中で過ごさないかんというようなことになったら、本当どうなるんだということもあったんで、避難所をつくろうと、開設の準備をしておこうということで、公民館の雪かきなんかを市の職員を動員してやりました。
やったところで電気がついたんでよかったんですけど、暗くなる前に非常物資だとか、そういうのをどうやって持っていくかというようなこととか、公民館自身も停電になってるんで、そういうところの照明とか、そういうのまでいろいろ検討はしてたんですけれども、そういうことも今後、やはり頭に置いて検討しとかないかんだろうと思います。

今回の豪雪は、もちろんいろんな意味で教訓にしなきゃいけないところはあるんですけども、地震とか台風とか、そういうのとはちょっと違う対応があるんじゃないかと思うんです。
今回の豪雪は、割と短期間で、それを短期と見るか長期と見るかというのはあるんですけれども、雪が消えればある程度普通の生活に戻ってもらえるという性質のものなんですね。
地震とか台風とかいったことになると、それこそ家が壊れるとか、けがをされるとか、そういうことがありますので、そういうのとはちょっとまた別の対応を考えて、マニュアルもつくっておかないかんだろうと思ってます。

記者:
先ほど除雪の話もありましたけれども、除雪に関しては除雪計画というのがありますよね。
それとマニュアルというのは別物なんですか?

防災安全課長:
除雪計画は、維持管理課のほうで実動部隊という形で組んでいます。

市長:
地域防災計画というのをつくってるんですよね。
そこに風水害編とか地震編とか、それから雪害編とかあるんですよ。

防災安全課長:
連携してやっていくという、除雪計画にのっとってやっていくという形では書いてありますが、今回のような豪雪と、瞬時に89センチみたいな形は想定してなかったんで、豪雪に関する対応についても、記述を入れていこう、変えていかないけんと思ってます。

記者:
見直しという点で幾つか上げていただいたんですけど、今回の年末年始の豪雪で、今、市長が把握しておられる、特にすぐに早急に取り組まなきゃいけないというふうにお考えの事案というのは、例えばどんなことが上げられますか?

市長:
○市長 
倒木対策ですね。これは今、進めているところで、クリーンセンターへ持ってきてもらったり、それからある程度の大きさにしてもらえれば無料で処理するというようなことをやってます。
あと今、当面やらなきゃいかんことというのは、農業で被害を受けられたかたに対する支援、それから船ですね、これは早急に考えないかんだろうと思いますし、それから市の関係のいろんな施設の損傷の手当てといったところですね。

記者:
さっき見直しの中で上げられた重機不足というお話がありましたけど、これは具体的に米子市の中でも重機不足の影響というのは出たんでしょうか?

市長:
通常であれば、20センチ、30センチの雪であれば、一日で、一晩で、ある程度、交通を確保していただけるような状況になるだろうと思うんですけども、今回の場合は、本当に委託業者のかたにフル回転で24時間体制でやってもらっても、やっぱり相当な日数を要したわけですので、やはり重機不足(の影響)もあったんだろうと思うんですね。
今までの委託契約の中では20センチか30センチとか、その程度の通常の積雪を想定して除雪計画を立てていたんですけども、今回みたいなときにはどう対応するんだというのをやっぱり、国、県、市、連携して、大体この地域にはどういう重機が調達可能なんだというようなこともやっぱり検討せないかんだろうと思うんですね。
市も最終的には、いろいろレンタルを探したら1台あったものですから、それを借りてバス路線の確保をしたり、それからクリーンセンターにごみ処理のための小さなホイールローダーがあって、今、地下に置いていますけれども、それで緊急を要するようなところ、この市役所の周り(の除雪)をやったり、そういうことに使ったんですけどね。

いろんな反省点があると思うんですけども、例えば歩道なんかの雪を、飛ばす除雪機がありますね。米子市も旧淀江町の時代から持っていたのが淀江支所にありまして、一部それを使って淀江支所の周辺とか、市役所周辺の歩道などの除雪もやりました。
そういうのも今後、もう少し持っとくかどうかというようなことも含めて検討せないかんと思うんですけども、ただ、米子の場合は歩道と家が連たんしてるんですよね。そうすると、あんまり吹き飛ばすと苦情が出たりなんかする可能性もあるというようなところもあるようなんですよ。日南町なんかは、雪がたくさん降るんで、そういうことを想定して道なんかもつくってあるらしいんですよね。その辺がちょっと事情が違うんで、そういうのが本当にどこまで使えるのかと。

最終的には米子市も、市役所の職員を延べ750人ぐらい動員して、学校だとか保育園とか、それからセンターの試験のときの通路だとか、それから成人式を1月3日に予定してたもんですから、それの周りとか、雪かきをやったんですけども、人力に頼らざるを得なくなるところもやはりあるだろうと思ってます。

記者:
重機不足も言われたんですけれども、実際、人、オペレーターの不足というのも、オペレーターがいないと動かせないですから、その辺も問題かなと思うんですけど、今後、委託業者をふやしたりということもあり得るんですか?

市長:
それは、あり得ますね。
ただ、受けるところがあるかどうかというのももちろんあります。国、県、市と委託業者が重なってる場合もあるんですよね。
委託業者も、そんなに大きな雪でなければ、それぞれ県道を引き受けて、市道もあわせて引き受けるということはできるかもしれませんけども、こんな豪雪だと、なかなかそういう手分けができないというところもあるようなんですよね。
だから、その辺も除雪計画をつくるときに国や県とも連携をして、どういう体制ができるのかということはやっぱり検討せないかんだろうと思ってます。

それから、一部苦情が出たのは、県道をかくと壁ができちゃって、市道から県道に出れなくなっちゃう、というようなこともあったんで、その辺はやっぱり連携せないかんだろうと思います。
これから、1週間ぐらいは暖かくなるようなんで、早く雪が解けてくれないかなと思っています。

記者:
年始に大雪で、結構庁舎の駐車場も制限されてたと思うんですけども?

市長:
幸か不幸か、1月1日から3日は休み中だったということです。
4日からは市民のかたも来られるんで、4日には間に合わせるようにかいたつもりです。
4日までには重機も入れて、市の駐車場は整備したところです。
それで、(駐車場に)雪の山ができちゃって、駐車場の駐車台数が限られてきたんで、それも取り払って、トラックで運んでもらって処分して駐車場を確保したところです。
あれが平日であれば、本当に駐車場の整備もなかなかできなかったんだろうと思います。
ただ、休暇明けということで、4日、5日は正直言って、結構、混んでましたね。
市民の皆さんもちょうど休暇明けで、いろんな証明書等を受け取りに来られたりするかたも多かったんじゃないかと思っています。

幹事記者:
そのほかありますか。
じゃあ、済みません、ありがとうございました。

市長
よろしいですか。
どうもありがとうございました。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2011年3月29日