市長定例会見(平成23年1月18日)

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市長定例会見(平成23年1月18日)

 平成23年1月18日(火曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

きょうは、今までの豪雪の被害状況、それから1月15日、16日の積雪の対応等についてお話しさせていただきたいと思っております。
資料に沿ってご説明したいと思います。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 豪雪に対する災害対策状況 PDF 10.3キロバイト)

まず、15日と16日ですけれども、警戒態勢としましては、防災安全課と、それから建設部の維持管理課を中心として、当直24時間体制をとって情報収集と状況確認をしたということです。
それで、緊急対応職員を指定して待機させたわけですけれども、これは総務部の管理職を10人、それから一般職員の3分の1動員体制で20人の計30人を警戒態勢ということでしてたんですけど、実際には、総務部の管理職10人を動員したということです。

被害の状況ですけれども、今現在把握していますのが水道局の関連で、出水不良が53件、それから管の破裂が11件ということで、計64件、水道管の凍結による被害があったということです。これは、すぐ応急に対応したということです。
氷点下4度以下になると管が破裂したり、出水不良になったりするらしいんですけども、今回、氷点下4.1度になった時期があって、そういう状況が出たということです。

除雪ですけれども、従来委託しております業者を、通常15センチの雪が積もると出動してもらうんですけども、今回は、積雪10センチの段階で出動してもらうということにしました。
国道、県道、市道の交差点あたりで、どっちかがどけた雪が、どっちかのほうに入って、なかなか出られないというようなことがないように、調整等もしたということです。
それから、15日、16日は、(大学入試)センター試験が鳥大の医学部であったものですから、それの歩道の雪かきに市の職員を若干動員して行なったり、また庁舎周辺、それから保育所等の周辺の除雪も市の職員がやったということです。

それから、学校の登校ですけれども、17日、きのう、これはまだ積雪が残っていいましたので、(登校時刻を)午前10時におくらせたということです。

その他といたしましては、資料に記載しておりますけれども、停電が1か所ありました。
また、避難所等準備のための備蓄品搬送準備とありますけども、これは準備の段階で終わって、特に避難所はつくりませんでした。
それから、この前の大雪のときみたいに要援護者に対応する必要があるんじゃないかということで、その体制もとっていたんですけれども、特にこれも出動することはなかったということです。
以上が、大体15、16日の災害対策状況です。

それから、年末からの豪雪に対する被害状況とか対策ですけれども、これは今現在でわかっているところです。

除雪の費用ですけれども、15日以降の分はまだ出していませんけれども、年末から14日までで、約5,800万、除雪費用がかかっているということです。

それから、米子市内ではビニールハウスが全壊、倒壊、一部損壊を含めて約150棟ということです。

それから、漁船の転覆、沈没が62隻、これはもうすべて引き揚げを完了しております。

それから、倒木の持ち込みをクリーンセンターのほうにしてもらっているんですけれども、それが16日現在で、約317トンになっているということです。

それで、この被害に対する支援ですけれども、県が被害の3分の1ということを言っておられますので、それも踏まえて、私どものほうも復旧支援を図っていきたいと思っています。
2月10日に臨時議会を開いてもらうことにしておりますので、そのときまでには、きちっとした形で復旧支援を決めたいと思っております。
米子市からの上乗せということも検討したいと思っています。

それから、商工業者に対する支援ですけれども、制度融資に平成22年度雪害対応要件というのを追加して、若干利率を低くした特別利率を適用することにしております。
以上です。何かご質問がありましたらよろしくお願いします。

豪雪に対する災害対策状況

記者:
順番に伺いたいんですが、この被害の総額、これまでのまとめで、おおむねでも金額ベースで幾らというのは、あらかた出ていますか?

市長:
今、財政のほうでまとめさせているんですけれども、学校とか、それから公共施設等、まだちょっと集計するとこまでは至っていません。
それから、民間のかたに対するビニールハウスとか、そういう被害も、今、把握しようとはしているんですけども、ちょっとまだ申し上げるような数字にはなっていません。

記者:
この中間報告の相当額だけで、何億円以上みたいな言いかたってできますか?

市長:
いや、ちょっとまだできません。
大体壊れたのはわかっても、それが被害としてどれぐらいの額になるかというのは、なかなかやっぱり積算しないとわからないものですから、そういうところは、被害はあるというのはわかっても、金額にしたら幾らになるかというのは、わからないところが多々あるんですよ。

記者:
少なくともという言いかたも、なかなか難しいということですか?

市長:
その数字がひとり歩きするのもあれなんで、ちょっと今のところは。

記者:
いや、何億円規模とか、大ざっぱな数字で出ませんか?

市長:
まだ、ちょっと難しいですね。
要は、直すのにどれぐらいかかるかというのがわからないものですから。

記者:
先ほど米子市として上乗せでするというのも、これ市の独自の支援?

市長:
独自というか、県が3分の1と言っておられるわけですけれども、県とあわせて、それに上乗せができるかどうかということを検討したいと思っています。

記者:
具体的にどういう項目で上乗せ支援を考えておられるんですか?

市長:
船の費用だとか、それからビニールハウス等に対する支援等ですね。
県が項目として上げておられるものに対する上乗せということになると思います。

記者:
じゃあ市としての2月補正などに?

市長:
2月補正で考えたいと思っています。
2月10日に臨時議会を開いてもらうことになっていますので、そのときまでには。

記者:
予算規模としては、幾らぐらいを考えておられるんですか?

市長:
いや、それは、ちょっとまだわからないですね。
どういう支援にするかということも今、検討中ですので。
2月臨時議会の前に議運とかで、また、皆さんにもご説明する機会があると思いますので、その前までには、数字を詰めたいと思っています。
いずれにいたしましても、被害額が具体的に、これだけだというような確定はなかなかできないと思うんで、枠みたいな話になるとは思いますけど。

記者:
こういう考えかたでよろしいんですか。要するにこれまでは、除雪費や倒木など、大体数字が出やすいものについて1億800万組んでいるんですけど?

市長:
あれは、当面の除雪と、倒木と、それからごみの収集の関連経費で、これぐらいは必要だろうということであって、もちろんそれだけで足りるとは思っていませんので、補正予算で対応していきたいと思います。

記者:
今後さらに船の被害とかビニールハウスの被害とかを算定していく中で、また新たな補正予算を組むと?

市長:
そうですね。あれは先月やったわけですから。
除雪にしたって、5,000万という枠を専決処分したんですけど、もう14日までで、既に5,800万かかっていますし、15、16日の除雪費用もありますので、もう当然足りることはないと。

記者:
なるほど。さらに除雪費用も含めてですね?

市長:
ええ。

記者:
財源としては?

市長:
財源は、最終的には特別交付税をお願いするということで、どれぐらいいただけるかというのはわからないんですけども、できるだけ特別交付税をいただきたいと思っています。

記者:残りは、市の一般財源で?

市長:
そうなると思いますね。
建物の修繕なんかで起債の部分もあるかもしれませんが、具体的に見ていかないとちょっとそれはわかりません。

記者:
なるほど。こういった大型の補正を組むのは、三八豪雪以来と言っていいんですか?
大雪の被害に対して補正予算を新たに組むというのは?

防災安全課長:
雪に関してはそうでしょうね。

市長:
通常の除雪費用は、予備費なんかで賄ってきたようなんですよね。

記者:
三八豪雪以来ではないか、というぐらいですね?

防災安全課長:
そうですね、三八豪雪が、ちょっと少ないですけど同じ規模でしたので。ただ、生活状況が変わっていますので、その辺もちょっとわからないんですが。

記者:
市長、済みません。今回のこういう被害であったと。市としてはこういうふうに取り組みたいということをお話しいただきたいんですけど?

市長:
こういう被害があったものについては、国の支援も踏まえて、私どももできるだけ、もとの状態で生活、また事業を行なっていただけるように、できるだけ考えていきたいと思っています。

記者:
この対策本部なんですけども、県のほうは峠を越えたということで本部を廃止する考えのようですが、米子市としては、この対策本部の体制はいつまでなんでしょうか?

市長:
もちろん、米子市も地域防災計画で第1配備、第2配備、第3配備というような形で職員の動員の体制なんかは決めているんですけども、まだ倒木の処理だとか、それから復旧のやりかただとか、そういうものについて、やはり対策本部として協議したほうがいいだろうと思う部分もありますので、一応対策本部は残しておきたいと思っています。
今後の、例えば倒木だとか、また何かあったときのごみの処理だとか、そういうことを対策本部として相談したほうがいい場合もあるだろうと思いますので、いつでも招集できるようにはしておこうと思っています。

記者:
除雪に関してなんですけれども、当初予算でおよそ270万、今、既に専決処分の額を超えるぐらいの除雪費用がかかっているんですけど、今後、どうですか?

市長:
15日、16日の分がまだ出ていませんので、少なくともそれは上乗せになりますし、今後、また雪が降れば、当初予算で組んでいたのは完全にもう使い切っていますし、専決処分した部分ももう超えていますので、それは補正をさせていただかなければいけないと思っています。
ちなみに、前のときは、結構、停電とか除雪に関して、市民の皆さんからいろいろ照会とか電話なんかもあったんですけども、今回は苦情はほとんどなかったようです。

記者:
特別交付税には、この除雪関連というのはどれぐらい盛り込まれるものなんでしょうか?

市長:
特別交付税って、私もくわしくはわからないんですけども、特別交付税の中で災害対策というのは重要な分野ということで、配分はされるらしいんですね。
もちろん、特別交付税も全体の枠があるわけですし、その中で災害の程度とか、そういうのを見ながら国が配分されるので、私どもは今回の雪害でかかった費用全部について要望させていただきたいとは思っています。
ただ、それについてどれぐらいで査定をされるかというのは、ちょっと今のところは言えません。
ですから、補助金みたいに、こういうものであれば、これだけ来るというものじゃなくて、全体の枠の中で来るものですので、どれぐらい来るかというのは、ちょっと、私どものほうから申し上げることはできません。
ただ、できるだけ、多くいただこうということで、いろんな雪害関係で、今回かかった費用については、要望させていただこうと思っています。

記者:
じゃあ、その枠の中で配分していくということですか?

市長:
国がそういうふうにされるということです。
国は特別交付税の枠を持っておられるんですけど、その中で、雪害の費用はいただけるということは聞いていますが、どれぐらいを使って、どの部分に対して、どれぐらいいただけるかというのは、全体の枠もあるので、国がどう配分されるかというのは、今、私どもは言えません。

記者:
多くの、ちょっと期待というのはありますか?

市長:
もちろん、できるだけいただきたいと思っています。
いただけない部分は、やっぱり一般財源とか別な財源手当てを考えないといけないということです。

記者:
(県の支援に)上乗せをされるということですけれども、県の項目に沿ったということで、要件としては、先ほど言われた船の費用とかビニールハウスということだったんですけど、独自でこれには支援したいというような、米子市としてのお考えはありますか?

市長:
基準を県で決めていただきますので、それに沿った形になってくるだろうと思うんです。
特に米子市だけ特殊的にこういう被害があったとか、そういうものがあれば別ですけども、多分そういうことには、ならないんじゃないかと思いますけど。

記者:
じゃあ、あくまでも県の要綱に沿ったものに上乗せすると?

市長:
県の要綱に沿ったものに、どれぐらい上乗せするかということを検討するということになると思います。
ほかのところにはなくて、米子市だけにあった被害とか、それがもし仮にあれば、それはまた別に考えないといけないかもしれませんけど、被害の基準を一応県でつくっていただきますので、それに応じたことになるだろうと思います。

記者:
上乗せの割合とか、それは?

市長:
ちょっとまだ、そこは決めていません。
今検討しているところです。

記者:
どういった方法で、申請をしてもらうだとかというような形ですかね?

市長:
そうですね、県の基準では、保険適用されない部分の自己負担の3分の1というような言いかたをしておられると思いますので、それに若干上乗せするかどうかということを検討させてもらうということです。

記者:
被害状況、対策等で、まだ積算済んでいないのがあるから、今後もふえる見込みですと言ってもいいんですよね。今後、この項目については、これでおしまいですか?

市長:
ビニールハウス等は、今後また雪が降れば別ですけども、きのう、1月17日現在で確認したのが約150棟、それから船については沈んだのが62隻ということです。
ここには上げていませんけども、樹木の被害もあるようです。果樹ですね、ナシとか。

記者:
じゃあ、ほぼこれで今のところ、あるとしてもそんなに、これ以上、倍半分みたいな話ではないということですか?

防災安全課長:
今、調査中です。まだ雪で入れないところもありますので上がってくるかもしれません。

記者:
今回、自然災害ということで仕方がない部分はあると思うんですけれども、14日現在で、除雪費用でも約5,800万円ということですけど、いろいろ今、市の財政も厳しい中で、こういった面、出費も新たにふえるわけですけれども、それについて市長はどういうふうにお考えですか?

市長:
もちろん、効率的、効果的に予算を使わないといけないと思いますけども、これ、市民の皆さんの生活の安心・安全にかかわる部分ですので、こういうものはやはり、最優先に考えなきゃいけない分野だと思います。
それで、今後のことになりますけれども、その費用については、特別交付税とか、そういうところでできるだけ補てんしていただくことを考えるということだと思います。
ただ、予算の制約で使わないと、やらないと、いうわけにはいかない分野だと思います。

幹事記者:
ほかにありませんか。なければ。
じゃあ、ありがとうございました。

市長
どうもありがとうございました。
またよろしくお願いします。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2011年3月29日