平成21年度 米子市の決算

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平成21年度 米子市の決算

平成21年度の一般会計・特別会計・企業会計(工業用水道事業)の決算をお知らせします。

なお、このページで使用している財政用語の意味は、「財政用語集」でご確認ください。
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一般会計

平成21年度の一般会計決算は、歳入の総額が545億3,024万円、歳出の総額が539億373万円となり、平成22年度へ繰り越した事業を実施するための財源を除いた実質収支は、4億5,897万円で、黒字決算となりました。

歳入…545億3,024万円

【内訳】

  • 市税…184億 5,527万円
  • 国・県支出金…126億5,735万円
  • 地方交付税…92億468万円
  • 諸収入…45億4,041万円
  • 市債…44億8,094万円
  • 繰越金…28億49万円
  • 使用料・手数料など…21億7,394万円
  • その他…2億1,718万円

歳出…539億373万円

【内訳】

  • 民生費…166億2,865万円
  • 総務費…104億4,202万円
  • 公債費…90億6,390万円
  • 土木費…47億5,641万円
  • 商工費…43億589万円
  • 教育費…36億5,443万円
  • 衛生費…29億8,982万円
  • 農林水産業費…13億6,855万円
  • その他…6億9,406万円

市民1人あたりで見ると

市民1人あたりの歳出決算額…36万1,976円

…平成21年度の歳出総額を、平成22年3月31日の人口で割った額です。

主な内訳

  • 子どもや高齢者、障がいのあるかたへの福祉のためのお金
    市民1人あたり…11万1,665円

  • 消防業務のためのお金
    市民1人あたり…1万1,355円

  • 健康診断予防接種、特別医療などに使われたお金
    市民1人あたり…8,300円

  • 教育費のうち学校教育に使われたお金
    小学生1人あたりでは…8万7,200円
    中学生1人あたりでは…16万3,204円

市の借金

米子市の借金である平成21年度末市債残高(一般会計)は、約659億円です。
一般会計の市債残高は、昨年よりも約34億円減少しました。

具体的な使いみち

使いみち

金額
道路橋りょう河川・公園 169億  488万円
学校・公民館などの教育施設 66億9,822万円
清掃工場などのごみ処理施設 59億6,189万円
市営住宅 28億6,029万円
消防署・ポンプ車などの消防施設 10億2,180万円
ふれあいの里・保育園などの福祉施設 12億9,487万円
災害復旧 24億7,290万円
その他 131億4,262万円
特別な市債 155億5,206万円

「特別な市債」は、本来、国が現金で交付すべきもの等について、市が借金して賄っているものです。返済のためのお金は、地方交付税として国から補てんされます。

特別会計

国民健康保険事業や下水道事業のように、保険料や使用料などの収入で運営していく事業は、その事業にかかるお金の流れをわかりやすくするために、一般会計とは別に「特別会計」を設けることになっています。
米子市では、14の特別会計を設けています。

特別会計の決算額は次のとおりです。

会計名

歳入 歳出 差引額
国民健康保険事業 140億9,897万円 142億4,199万円 -1億4,302万円
南公園事業 3,564万円 647万円

2,917万円

住宅資金貸付事業 5,542万円 2億6,522万円 -2億980万円
土地取得事業 1,543万円 1,543万円 0
下水道事業 82億2,733万円 91億4,532万円 -9億1,799万円
高齢者住宅整備
資金貸付事業
849万円 57万円 792万円
老人保健事業 3,503万円 2,611万円 892万円
駐車場事業 1億9,849万円 6億4,550万円 -4億4,701万円
農業集落排水事業 7億7,122万円 7億7,122万円

0

流通業務団地
整備事業
2,238万円 39億9,449万円 -39億7,211万円
市営墓地整備事業 2,554万円 1億2,526万円 -9,972万円
介護保険事業 110億7,829万円 108億2,720万円

2億5,109万円

市営墓苑事業 934万円 205万円

729万円

後期高齢者医療 14億3,225万円 14億2,742万円 484万円

赤字決算になった会計(国民健康保険事業、住宅資金貸付事業、下水道事業、駐車場事業、流通業務団地整備事業、市営墓地整備事業)は、平成22年度の歳入を繰り上げて21年度の歳入にあて、補てんしました。

近隣都市や類似団体との比較(平成21年度決算)

類似団体の平均値は、21年度地方財政状況調査をもとに算出した速報値(平成22年8月31日現在)です。

経常収支比率

財政構造の弾力性(ゆとり)を判断するための指標で、数値が大きいほど財政の硬直化が進んでいることを示します。反対に数値が小さければ、財政にゆとりがあり、さまざまな状況の変化に柔軟に対応できることを示します。

米子市 95.2パーセント
鳥取市 84.9パーセント
倉吉市 97.6パーセント
境港市 91.3パーセント
類似団体平均 90.6パーセント

市民1人あたり市債現在高

市債は、一般家庭でいうところの「借金」です。
市民1人あたりの市債現在高(普通会計負担分)で、将来負担の適正度をみることができます。

米子市 449,992円
鳥取市 573,280円
倉吉市 549,817円
境港市 363,813円
類似団体平均 450,150円

財政力指数

地方公共団体の財政力を示す指数で、高いほど財源に余裕があるといえます。
指数が1を超える地方公共団体は、普通交付税の不交付団体となります。

米子市 0.69
鳥取市 0.55
倉吉市 0.45
境港市 0.55
類似団体平均 0.67

市民1人あたり基金現在高

基金は、一般家庭でいうところの「貯金」です。
市民1人あたりの基金現在高で、財政調整基金(将来、財政の健全な運営に役立てるために積み立てられるもの)と、減債基金(将来、市債の償還に充てるために積み立てられるもの)と、その他特定目的基金(社会福祉の充実や、環境の保全など、特定の目的のために積み立てられるもの)の、3つの基金を合計したものです。

米子市 22,184円
鳥取市 42,256円
倉吉市 71,501円
境港市 116,746円
類似団体平均 64,074円

他の市と比べても、やっぱり米子市の貯金額は少ないのね。
でも職員数は少ないんだ…。

人口1,000人あたりの職員数

人口1,000あたりの特別職を除く職員数です。
この指標を類似団体と比較することで、職員数の適正度をみることができます。

米子市 5.01人
鳥取市 6.52人
倉吉市 7.20人
境港市 6.09人
類似団体平均 6.91人

工業用水道事業

1日1,800立方メートル、年間65万7,000立方メートルの工業用水を供給するとともに、水道施設の保守管理を行ない、契約水量の安定・確保を図りました。

【内訳】

収益的収支

水道事業の運営に伴う収入と、それに要した経費の収支です。
単年度における経営状況を示します。

収入…1,909万円

  • 工業用水道料金…1,840万円(96.4パーセント)
  • 預金利息等…69万円(3.6パーセント)

支出…1,699万円

  • 総括業務費等…891万円(52.4パーセント)
  • 維持管理費等…744万円(43.8パーセント)
  • 減価償却費…64万円(3.8パーセント)

資本的収支

配水管の布設や更新、配水池の建設等施設整備に要した経費と、まかなった財源の収入をいいます。

収入…1,000万円

  • 長期貸付金戻入…1,000万円(100パーセント)

支出…0万円

掲載日:2010年11月1日