市長定例会見(平成17年10月4日)

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市長定例会見(平成17年10月4日)

 平成17年10月4日(火曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

昨日、議会が終わったところで、久しぶりの定例記者会見になるわけですけれども、まず日程です。ちょうど議会もあって、そんなに大きな行事はなかったと思いますけども、今後の予定では、10月6日に県と、それから鳥取県西部の市町村もみんな参加するわけですけども、総合防災訓練を行います。米子市は日野川の河川敷(日野川運動公園)でやることになってます。
それから、「全国渚サミット」というのを(10月)6日の午後、米子市の観光センターで行うことになっております。今のところ全国からの出席者が大体20人ぐらいで、首長さんが10人ぐらいじゃないかということです。それから一般参加というか、傍聴してもらうのも自由ですので、傍聴等もしていただければと思っております。
それから、10月9日にリサイクルフェア(2005)があります。これは西部広域行政管理組合のリサイクルプラザ(伯耆町)の話ですけれども、リサイクルフェアのオープニングをやることになってます。
それから、10月11日から財政健全化プランの市民説明会を始めたいと思ってます。10月11日に淀江のさなめホール、20日にふれあいの里、10月22日に市役所と、3回にわたって行うことにしています。
それからもうひとつ、今月、米子のロゴとイメージキャラクターの募集を始めてるところです。若手の職員の皆さんから、こういうことをやって活性化につなげたらというような提案もあって、いい話だろうと思って、どういうのが出てくるかわかりませんけども、今月いっぱい募集をすることにしておりまして、その後、「みんなでロゴ・イメキャラをつくる会」ということで、この活用方法等をまた議論してもらうということにしております。たくさん応募があればいいなと思っているところです。
とりあえず私のほうからはそれだけです。

財政健全化プラン説明会

 幹事記者:
何かご質問等がありましたらお願いします。

記者:
財政健全化プランですけど、これ見てると、例えば最近話題になった(鳥取県日野郡)日野町とかで、何年後にはいくら赤字があって、これの改善をやると、例えばいくらに縮小するとかいろいろあったんですけど、米子市の場合はそういう推計なんかは、当然説明されると思うんですけど。

市長:
(米子市財政健全化プラン概要版を示しながら)この資料の数字で、今、米子市の財政はどうなってるのっていうところがございますね。その中に一応試算として上げたのが、平成17年から平成21年で45億ぐらいの赤(字)が出るんじゃないかと。

【資料】
リンク … 米子市財政健全化プラン概要版

記者:
ここに書いてあるやつですね?

市長:
ええ。こうならないために財政健全化プランをやらなきゃいかんということですけども、このまま手をつけないでいると、そういう赤(字)が出るんじゃないかという予測が出たんで、そうならないようにということで今後、5年間でやっていくということです。

記者:
これは、ここに書いてあるやつだけで9億円の削減になるんですかね?

市長:
いろんなことを考えていかないかんと思ってますけどね、ここには基本方針4つ上げてますけれども、こういうことを進めながら、それで歳出・歳入面では、裏のページに書いてありますけれども、それと、実際にまだ肉づけというか、具体的な計画になってないとこもあるんで、行政改革推進室をつくったわけですんで、そこでそれぞれの分野にわたってどう実施していくかということを検討してもらったり、それから既に実施する部分もあるわけですけども、それから各担当で計画を練ってもらったりしてるとこもありますけども、行政改革推進室が全体を取りまとめをしてもらうということになってます。

記者:
しかし、1年間で9億円の節約といえば、すごい大変じゃないですかね?職員組合のときも何か金額で話題になりましたけど。それを上回ってるような金額ですよね、ここに書いてあるのは。

市長:
1年で割れば9億ということですけれども、その効果が後半に出てくる部分も多分あると思いますんで、必ずしも平均、毎年毎年9億ずつというわけにはならんだろうと思うんですけどね。

記者:
これ単純に割ったらあれですけど。もうちょっと中期的な見通しというのは、(平成)21年じゃなくて、ほかの自治体のケースを見てると(平成)26年とか、だいたい10年後ぐらいとか、そういったあれを出してるとこが多いですが、米子市の場合は?

市長:
当面はこの5年間をどう乗り切るかという、財政の健全化を図っていくということで5年間ということをとりあえずやってるんですけどね。また、将来にわたっての意識固めとかということは当然のことですけども、やっていかないかんだろうと思いますけどね。5年間が終わればそれですべてが終わりというわけにはならんだろうと思います。

記者:
財政状況で、合併の効果というのは出てきてるんでしょうか?まだこれからでしょうか?

市長:
これからですね。やっぱり人件費の面とか、それから合併によるスケールメリットをどう生かしていくかということですから、すぐには出てこないところも結構あるんですよね。

(注)
スケールメリット…規模を大きくすることで得られる効果

例えば清掃工場なんかは、もう淀江のクリーンセンターは今、集積場(ゴミの収集場所)に使ってるのかな。これも、もう来年からはたしか全廃(休止)すると思いますんで、そうするとそこに伴う維持管理費とか運営の経費というようなものはなくなります。そういう意味じゃあ合併の効果がすぐ出てくる部分はそういうとこでもあると思うんですけどね。

記者:
ちょっといいですか。財政健全化プランのおさらいみたいな話なんですけど、このプランの中身が言ってみれば、基本理念とか基本計画に当たる内容かなと思うんですけど、それで、たとえの話なんだけれども、実施計画に当たる部分が各課でそれぞれ事務事業を見直したりとか、そういう性格のものになるんですかね?個別の事務事業を全部見直そうという話だったと思うんだけれども、それは各課がやるわけですか?これ、プランには個別自体にのってこんでしょ。

市長:
課がやる部分もあるし、それから行政改革推進室でやる部分もあると思うんですよね。

記者:
両方でやるんですか。

行政改革推進室長補佐:
民間委託の関係なんかは行革推進室でやってます。

市長:
指定管理者制度なんかも行革推進室でやってますし、それから、例えばごみの有料化というような話の検討というのは、やっぱり環境政策課がやることになろうと思うんですよ。

記者:
要するに見直し項目が最終ページにありましたね。これに沿って、じゃあ行革の推進室が具体的に検討したり、あるいは各課がそれぞれこれに沿って見直すとか、そういう作業になるんですかね、という意味ですよね。

行政改革推進室長補佐:
(平成17年)6月にこれを策定しましてから現在までにだいたい大きな項目について各課のほうで聞き取りをしたりして、実際の方向性を練ってきております。今後もこの検討項目に沿って進めていきたいと思っております。

記者:
それは、例えば方向性というのはどういう項目について、全部の項目についてやったわけですか?

行政改革推進室長補佐:
そうですね、全部が検討項目になっております。ただ、それは、検討する方向性ということですので、まだ具体的にやってない部分もあります。

記者:
まず目標額45億円、この削減というのをまずありきで進められるのか、それともそれぞれの削減を積み上げていくかたちになるんでしょうか?

行政改革推進室長補佐:
45億円というのは財政推計による不足見込み額ですので、例えば人員の削減等につきましても、その削減のしかたによってはいくらになるかというのは変わってきますので、それぞれの項目がいくらであるとかっていうことは、今現在、数字は計算しておりません。

記者:
例えばマイナス、削減するという額を積み上げていって、結局そのいわゆる赤字を埋めるまでに至らなかったといった場合にはどうされるんですか?

行政改革推進室長補佐:
赤字を埋める方向でがんばりたいと思っております。

記者:
その作業もまだ緒についたばかりとは思うんですが、例えば今年度反映分何億円で、新年度はどれくらいかというのはもう見えてるんでしょうか?

行政改革推進室長補佐:
まだ発表できる段階ではありませんが。

記者:
いつごろ発表できそうですか、今年度内反映分というのはあり得るんでしょうか?

行政改革推進室長補佐:
具体的なものもまだ…全然ゼロということではないと思うんですけれども。

記者:
要するに市民には数字を示さないで、概要だけを説明するということなんですね?

市長:
協力を求めるというか、こういうことで進めますんで、理解してほしいというかたちにはなると思うんですけどね。

記者:
それと、この45億円というのは、合併協議のときに出てきた推計と変わってますよね、数字は?

市長:
ただ、合併協議のときに推計したのと、ベースが若干違ってるとこもあると思うんですよ。合併協議は去年の9月…

記者:
交付税のことですか?

市長:
ええ、交付税とか…税源移譲の話だとか。

記者:
動いたら話が違うじゃないですか。

市長:
ええ、若干だから推計をするときの根拠の違いはあったんじゃないかと思うんですけど。

記者:
合併後に職員に説明されたときの数字と、また違うんですか?大きくなってるとか。

市長:
いや、これはたしか合併後というか、私が新たに市長になってから職員に説明したときは、この数字でやったはずです。

記者:
何もしなかったら赤字は何年度に発生するんですかね?来年度?

行政改革推進室長補佐:
財政課長、呼びに行ってますので。

記者:
それと市長、ちょっと気になるんですけどね、金がないというのも、市民もそれはすぐわかると思うんですよ。これぐらいは削る必要があるというのも、それはある程度わかるんです、総論についてはね。この個別のこういうものを上げられると、特に補助金ですね、いろんな団体の。農業団体なんかも含めて。それは待てよというようなことになると思うんです。それで、それも突破しなきゃいけないとは思うんですが、それをくぐり抜けつつある暗いトンネルの中に、何か市独自に非常にアイデアあふれて、先の明るい見通しを切り開くような施策というのが同時並行的に出てこないと、これはもう耐えられませんわね。

市長:
それは総合計画になってくると思うんですけどね、もう今、策定作業に入ってまして、市民の意見なんかも聞く作業もやっぱり必要だろうということもあるんで、来年の6月ぐらいになりそうなんですよ。

記者:
でも市長、それは遅いですよ。

市長:
いや、だけどやっぱりね、積み上げていかないかんもんですから。

記者:
その中でも個別先行的に表に出して取り組めるものはいくつかあると思うんですよ、あんまり金のかからないもので。そういうものは逐次出していかないと、暗い話がずうっと過去2年続いてるわけですからね、もう市長3年ですから、やっぱり何かこちら側に光はあると、こちら側にあたたかいところはあるというところを逐次見せつつしないと、やっぱり元気が出ないんじゃないですかね。ひとつがまとまってからバンと出すんだということなんだと思うんですけども、例えば年度内でも、何かできることがあるんじゃないですかね。

市長:
いや、だけど今までだって皆生温泉の活性化対策とか、保育料の引き下げとか、それから例えば流通業務団地の分譲促進とか、そういうことはいろいろやってきたとは思うんですけどね、もちろんそういうことも今後、さらにやれる部分はやっていかないかんだろうと思ってますけども。ただ、いずれにせよ全体の計画を立てないで、今年度予算でやった部分ももちろんありますし、それから、今後の総合計画というのは多分(平成)18年度からという総合計画になると思うんですよ、(平成)17年度はもう今年なんで。だから(平成)18年度以降の5か年計画ということで立てることになると思うんですけどね。

記者:
来年の6月で総合計画を発表する予定で…

市長:
議会にもかけないかんですよね、基本構想の部分を、かけないかんわけですから、来年の6月、ちょっと手続考えてたら、どうも3月までにはちょっと難しいなということのようですので、(平成18年)6月までにつくろうと思ってますけど、今のところの目標は。

記者:
とりあえずのめどですね。

市長:
ええ。18、19、20、21、22の5か年計画です。基本構想の部分はたしか10年ですけど、基本計画の部分は5年ということです。

(財政課長入室)

記者:
課長、財政悪化の話なんですが、もう赤字が出るということで、財政健全化プランに出てるんですけど、現状のまま推移すれば、いつ赤字が出るんでしょうか?

財政課長:
まず現状と同じ財政運営を継続するならばという仮定のもとですが、実は基金の状況も非常に枯渇状態になっておりまして、これを全額崩したと仮定したとしても、もう来年度早々、(平成)18年度には約3億円程度の赤字が見込まれると。

記者:
全部崩して平成18年に赤字ですか?

財政課長:
はい。

記者:
会計は何と何の会計?一般会計に限ってですか?

財政課長:
一応普通会計ということですね。

【資料】
リンク … 財政用語集「普通会計」

記者:
普通会計っていうのは一般と特別?

財政課長:
簡単にいいますと、公営企業的な会計を除く部分。

記者:
除く分。事業会計を除く分ですね?

財政課長:
水道事業だとか農集(農業集落排水事業)ですとか、そういうものを除いた会計。

記者:
それが、(基金を)全額取り崩しても3億円発生する?

財政課長:
それは、いわゆる再建団体になり得る赤字ではなくて…

記者:
再建団体は、ちなみに…

財政課長:
はい、標準財政規模の20パーセントですから、米子市だと約50億円程度の赤字が出れば再建団体の要件を満たす。

記者:
それはいつごろですか?

財政課長:
いや、それはわかりません。

記者:
(平成)21年度?

財政課長:
一応(平成)21年度で約45億円の赤字が見込まれると。このまま同じような運営を続ければ。

記者:
続ければ、翌年には…

財政課長:
(平成)22年度には再建団体。

記者:
再建団体でその50億を突破して20パーセント達成と、こうなりますね?

市長:
そうならないようにということで、この財政健全化プランをつくってるわけですから。

記者:
今の話なんですけど、歳出と歳入、住民の負担のほうをどのぐらいやるのか、歳出をどのぐらい切るのかぐらいのウェイトもまだ決まってないんですかね?年間…

市長:
例えばごみの有料化一つにしましてもね、どういうかたちでやっていくのか、どれぐらいの金額にするのかというようなことを詰めないと金額は出ないですからね。

記者:
つまり積み上げて、あるいは崩していって、その結果がこれぐらいのギャップが埋まるというふうになってくるわけで、つまり金額、さっきの質問ですけれども、単年度、単純計算すれば9億はやっぱり埋めないかんわけですよね。生み出さないといけない。その数字が先ではなくて、各課なり行革推進室が一生懸命見直して、結果これぐらいになるだろうという、要するに後者の話ですよね。つまりこれだけの削減目標があって、それを目がけてやろうというんじゃなくて、各課で検討項目に沿って検討したら、結果これぐらいになったと、こういう見通しになりませんかね?

市長:
両方じゃないですかね。やっぱりある程度目標もあって、それを達成するためにどれぐらいやらないかんという観点もあるだろうし、積み上げたところを見て、これが目標であれば、そこに近づけないかんということで、もっとハッパかけないかんというようなこともあるだろうし、積み上げだけで決まるということでもないんじゃないですかね。その程度をどこまでやるかということもあるわけですから。

記者:
じゃあ、まだまだ削減できるポイントはあるとお考えなんですね。かなりスリム化を各課とも図っていってるようなんですが。

市長:
いろんな面でやっていかないかんだろうと思ってますけどね。

記者:
しかし、何か合併して、合併効果とか言うてますけど、来年早々赤字が出るっていうのは、合併効果というのは実際のとこ、全く今のとこはそういう短期的なあれはないんですか?

市長:
例えば米子市の財政だけから見れば、例えばケーブルテレビを入れるとか、それから淀江にも普及させる、これは絶対やっぱりやらないかんと思ってますけども、情報を共有する意味からもね。それから、例えば淀江小学校の体育館の改築とか、そういうのは新たな財政需要として出てきた部分ですよね。だから、確かに地方交付税交付金なんかで有利になる部分もあるし、それから合併特例債が使える部分というのも当然あるだろうとは思うんですけども、それと同時に、例えばコンピュータの一体化にしたって、かなり金は使ってるわけですし、そういう意味じゃ、やっぱり一体化に伴う予算というのも、持ち出しもあるわけですからね、合併効果がすぐ出てくるというわけでもないだろうと思うんですよね。

記者:
しばらくは耐えないといけないわけですね?

市長:
それは一体化のための費用というのは当然必要なわけですから。だから、合併したらすぐ地方交付税交付金の算定替えの部分がそのまま、使えることは使えるんですけども、その効果と合併に伴って支出せないかん部分もあるわけですから、それと比べたら、やっぱり最初の初期というのはどっちかというと使うほうが多いということもあり得るんじゃないですかね。

記者:
すみません、あと、この住民説明会なんですけど、全部が満員になっても千数百人の参加者ですよね。そのぐらいの規模の住民説明会を開いて、こういうアバウトな話をされて、市民に何が伝わると思うんですか?

市長:
今の米子市の財政状況の話だとか、もちろんこういうパンフレットなんかでも配ってるんですけれども、いろいろ資料なんかも。ただ、これだけじゃやっぱりわからないというかたもおられると思いますので、直接話もして説明させてもらうということです。いろんな方法でやっていかないかんだろうと思ってます。

記者:
今の関連で、例えば市民生活直結部分でいうと、例えば家庭ごみの有料化とか、このあたりは直結ですよね。住民説明会では、例えば家庭ごみの有料化もやらないかん、じゃあいつからやるのっていうようなところまで話はいくんですか?

市長:
実際のやりかたというのは今、ごみの減量化促進審議会(米子市廃棄物減量等推進審議会)ですか、そういうところでやりかたとか、どういうかたちでやっていくのかというようなことは審議してもらってますので、今、こういうことを考えてるという程度の話になるんじゃないかと思うんですけどね。

記者:
じゃあ、説明会は、今回のは総論的な理念みたいなやつで、また第2弾のくわしい内容があると考えてよろしいんですかね?

市長:
個別の分野で必要に応じてやっていかなくちゃいけない分野は出てくるだろうと思ってます。

記者:
歳入のほうの市有財産の売却、貸し付けのほうというのも市民にとっては気になると思うんですが、市役所のこれ(敷地)、借りてますよね。そういう市役所本体を統合するとか、例えば公会堂と文化ホールが、2つホールがある状況で、さらにコンベンションセンターもあるんですが、これについて資産を売却するとか、そういった考えは、そこまで踏み込んでされるおつもりなんですか。それとも、そうしたハード部分は置いたままで歳出の見直し、要するに給与のカットですね、こういうことを進めていく中で財政健全化を図っていくのか、どちらなんでしょう?

市長:
やれる部分はやっていくんでしょうけれども、今の公会堂だとか、そういう施設というのは割と利用者も多いんで、それを無視して統合というわけにいきませんからね。そういうことももちろん考えていかないかんだろうとは思うんですけど、やはり市民の利用とか、そういうことも考えていかないかんわけですから。ただ、さっき言ったように、例えばクリーンセンターみたいな話はね、かたいっぽうをやめるということは当然できるんで、そういうとこはやっていかないかんだろうと思いますし、ここにも上げていますけども、今のゴルフ場の件にしても、やっぱり市の持ち出しがあったんで、これを民間に持っていけばかなりの、出てた分と入ってくる分と差し引きで考えればプラスにはなると思うんですよね。今までは5,000万(円)ぐらい市から出してたわけですから。それが逆に入ってきて、債務の負担部分が補てんできるということになれば、効果はやっぱり大きいと思うんですよね。また、こういうのもやっていかないかんだろうし。できる部分はいろいろやっていかないかん。何でもできるところはやっていくということだと思うんです。

記者:
文化ホールとか、個別の話になっちゃいますけど、収支はとんとんになってるんですか、ああいった施設は?

市長:
いや、それはとんとんになってるとこはないでしょう。入場料というか、使用料で費用が賄えるという性格のもんじゃないと思うんですよね。

記者:
それはこの基本方針の中に含めて考えておられるというふうな理解でよろしいんですか?

市長:
例えば使用料を、全部使用料で賄うということはまず不可能だと思うんですけども、使用料をどの程度のものにするかというようなことは検討していかないかんだろうと思います。

記者:
ということは、売却とか、そういうことを視野にというわけじゃないんですね?

市長:
今の文化ホールとか公会堂ということになってくると、そういうあれはないんじゃないですかね。ただ遊休資産はありますんでね、たいぶん少なくなってきてますけども、そういう土地を売るとか、そういうことはあるだろうと思うんですけどね。

記者:
若干印象論的なんですが、各論で見ると保育料値下げというのはあったでしょうが、どうも見てみると、費用のアップというのが進んでますので、負担増、サービスの低下かもしくは維持というのが市民にとっての受けとめかたかなと思うんですが、先ほどの繰り返しになっちゃうんですが、もう少し一歩踏み込んで、まだ米子市にいるとこういうメリットがあるといったような、夢のあるような方針というのはないんでしょうかね?

市長:
こういう財政健全化というのは進めながら、一方ではまちづくりを進めないといけないわけですから、それは今年の予算というか、施政方針で一部は出たわけですけれども、今度、総合的なものは18年度からの分については5か年の総合計画でつくって、どういうまちづくりを進めていくかということを市民の皆さんにももちろんお示しするし、全体像をやっぱり描いていかないといけないと思ってます。

記者:
そのまちづくりを進める上で、現在の負担増には耐えてほしいというかたちにはなっちゃうわけですね。計画どおりに進むならばですけど。こちらに上げられている…

市長:
財政健全化って、やっぱり進めないかんだろうと思うんですけども、それを図りながら、やっぱりまちづくりはまちづくりとして進めていかないかんということだと思うんです。

記者:
説明会には、市長は参加されますか?

市長:
ええ、私ももちろん行かせてもらいます。

記者:
そこでは市民にある程度痛みを伴う改革といいますか、そういうものもありますよというようなことも?

市長:
それもやっぱり説明せざるを得ないと思ってますけども。

米子市クリーンセンターへのごみ受け入れ問題

幹事記者:
財政健全化はとりあえず終わりますけど、よろしいですか?

記者:
南部町で西部広域の広域可燃ごみ施設施設の建設計画というのが進んでるわけですけれども、西部広域の話で恐縮なんですが、境港の市長さんから、建設計画を凍結して、米子市のクリーンセンターで西部の町村のごみを焼いたらどうかという提案が上がってましたよね。議会でも市長さんの答弁の中では、米子市長としては現段階では受け入れられない話というふうにご答弁されたと思うんですけれども、実際、水面下で地元の住民との接触を持たれたということも明らかにされたわけで、どういった経過で地元のほうにそういった境港市の提案についてのお話をされたのか、いつごろされたのか、そういったところをお聞きしたいんですけど。

市長:
6月か7月ごろだったと思うんですけどね。それで、あそこに役員会(米子市クリーンセンター対策委員会)というのがあるんですよね。

記者:
はい、地元対策委員会というのがあるんですよね?

市長:
ええ。たしかあそこは加茂、河崎、夜見、3校区なんですけども、そこの各校区の自治連合会長、プラス、たしか公民館長も入っておられたんじゃなかったかと思うんですけど、ちょっとはっきり覚えてませんけども、そういうかたがたに一応説明をして、そういう可能性があるのかという話はさせてもらったことがあります。

記者:
そのときは回答としてはどうだったんですか、それはいいよというようなところは?

市長:
まだ回答はなかった。

記者:
投げかけをした時点で終わってきたということですよね。

市長:
ええ、投げかけをして。それで、境港市のほうからというか、広域議会(西部広域行政管理組合議会)等でその経過等を説明しろという話もあったんで、内々、もしそのへんで、だめなものだったらだめということになっちゃうわけだし、それからいけるものであればいけるということで検討も進められるということだったんですけれども、その段階で結論が出る前に、広域議会のほうで話をしようということになったんです。それで、広域議会のほうで境港市の案をというか、それまでは内々の扱いにしてたわけですけれども、境港市の案があるということで、それも広域の議会の特別委員会で説明をして、それで米子市長としての立場は、そのときに私も申し上げたところです。
いずれにしましても、今後、地元も含めて、今そういう案がどうかと言われれば、米子市長の立場としては、クリーンセンターをつくるときに、外(米子市以外)のごみは入れないという約束でつくってるわけですから、だめだと言わざるを得ないんですけども、ただ、地元の理解が得られるような話ができるのかどうか、それからまたどういう案というのが実質的に実現可能な案なのか、そういうものを広域の事務局につくらせた上で、1つの案じゃなくて、2つ3つの案になるかもしれませんけども、どういうことであればできるかという案を一応つくらせて、それをベースに関係市町村とも話をして今後の進めかたを決めたいということです。

記者:
市長さんも、その西部広域の管理者としてのお立場と市長さんとしてのお立場、非常に難しいところがあると思うんですけど、周辺のこの構成市町村の中では、米子市長さんが100パーセント無理と言ったというような話になっとるところもあるみたいで、受け入れがですよ、ですから、そういった認識は間違いだということですね?あくまで今の時点では受け入れは無理だけど…

市長:
そういう言いかた、私、させてもらったと思うんですけど、広域議会の特別委員会でもそうだし、それから米子市議会でもそういう答弁させてもらってるんですけども、今、白黒はっきりつけろと言われればだめだと言わざるを得ないですわね、地元等の了解がないわけですから。

記者:
ただ、今後はそういった西部広域での検討結果なんかも踏まえて、地元との調整役を担うという、そういうお考えはあるわけですね?

市長:
だけど、どういう具体的に現実的に実現可能な案があり得るのかというのをまず見ないと、例えばごみの今後の排出量がどうなるのか、どの部分がどう持ってこれるのかとか、やはりある程度具体的な案をつくって、それが実現可能だということであれば、そういうものをもとに関係市町村とも話をして、それで今後どう進めるかということも決めていかないかんだろうと思うんです。

記者:
ということは、今後のごみの推計ですとか、例えばどれくらいお金がかかるのか、米子で処理したら。そういう試算を今後出さないけんですよね?

市長:
そうですね。

記者:
そういったものを出して、これはかなり効率的であるというような結論が西部広域の中で出れば、それは実現可能な方向に向けて市長さんとしても努力されるということなんですね?

市長:
ただ、もちろん地元の理解が得られるかどうかという、もともとクリーンセンターというのは地元、米子市のものしか焼かないという約束してつくってるもんですからね、それがやっぱり大前提になるだろうと思うんですけどね。

記者:
でも、もう実際、南部町のごみの建設計画はできていないにしても、もう既に南部町長さんが用地選定で動かれてますよね。そういった経過から考えると、もうかなり急いで結論を出さんと、方向転換、仮にするとしたらですね。

市長:
年度内ということを一応めどに考えてるんですけどね。

記者:
なるほど。年度内にはその結論を出したいと?

市長:
めどはですね。

記者:
わかりました。

市長:
結局、今の試算でいくと、私も細かいところは必ずしもよく知らないんですけども、1日あたり100トン以下のごみの排出量というか、米子市がクリーンセンターを持ってるわけですから、ほかの市町村のごみは、100トン以下になりそうだという試算が一応あったんですよ。

記者:
全部入れてもですか?

市長:
全部入れても。

記者:
ああ、そうなんですか。

市長:
1日あたり。ですから境港市とか西伯(南部町)、日野町の米子以外のごみですね。もちろん淀江は米子に入るわけですけども。そうすると、県の環境調査が必要なくなるということで、1年ぐらい短縮というか、実際の稼働までの期間でいろいろ用地の選定から環境調査から土地の、何というんですか、地ならしやったり建設したりという計画立てますわね。一部のごみ処理場が(平成)22年までしかもたないということなんで、(平成)23年度を目標に計画を立てたわけですよ。そうすると用地選定なんかをやって、(平成)23年の初めから稼働するためには、そうすると(今から)用地選定もしなきゃいかんという話だったんですけれども、どうも100トン以下でいけそうだということになって、1年ぐらい余裕ができたんですよ、実を言うと。

記者:
施設の規模を縮小するんですか?

市長:
いや、縮小するというか、当初立ててたのはごみの排出量なんかを計算して立ててたんだけども、最近、ごみの減量化なんかも進んできてるし、今のごみの推定予測でいくと100トン以下の施設で大丈夫じゃないかということに今なってきてるんですよね。

記者:
それは南部町の施設のことですよね?

市長:
いや、どこであろうが、西部広域でつくる施設は100トン以下で大丈夫じゃないかということになってきて、それで、そうなってくると、仮に(平成)23年から始動するにしても、環境調査がたしか2年ぐらいかけないかんところだったのが、国の環境調査だけでよくなったんで1年、そこで短くできるんですよ。

記者:
時間的余裕ができるわけですね?

市長:
時間的な余裕ができた。それが西部広域で説明した時間的余裕という言葉なんですけど。ですから年度内ぐらいかけて、今までは、計画立ててる段階では、そういう時間的余裕がなくて、もう用地選定して進めないと(平成)23年に間に合わんということで進めてたんですけども、年度内ぐらいは検討期間を置いても大丈夫だということになったんで、今、そういう検討をさせてもらってると。

記者:
その話で関連して、米子市として積極的にあそこを利用する方向で住民にも説明をするというようなお考えはないですか?

市長:
いや、今のところ、その案がどういうものができるか、それを見て、それで米子にとって得なのかどうかということも、もちろん米子市としては勘案せないかんですし、そういうのを見た上で結論を米子市としては出さないかんだろうと思ってます。

記者:
クリーンセンターのいわゆる起債の償還というのも今始まっとるわけで、かなり財政的な負担になっとる部分もあると思うんですよね。それをほかから受け入れることでいくらか利用料として負担してもらうと、米子市の財政的にも非常にメリットはあると思うんですよね。もちろんキャパシティーがあればの話ですけどね、受け入れの。そういったお考えはないのか、ちょっとひとつ最後。

市長:
そういう可能性も含めて、やっぱり検討しなきゃいかんと思いますけどね。そういう可能性ができるのかどうかという、実現可能性があるのかどうかという、まずごみの排出量とか、そういう見通しとか、そういうものをベースに見た上で、今のところ、まだそういう案がありませんので、すべての可能性は排除してませんけれども、ただ、そういう実現可能性があるのかどうか等々を見て、また地元対策ができるのかどうかということを考えてやっぱり進まなきゃいかんだろうと思いますが。

中海堤防開削問題

記者:
すみません、ちょっと確認だけさせていただいてよろしいか。
中海の問題なんですが、まず鳥取、島根両県の要請については評価されるということで、評価される。

市長:
ええ。一歩前進ですんでね。正式に要請されたということで、それについては評価したいと思ってます。

記者:
その2堤防開削という件については変わらないわけですね、お考え?

市長:
気持ちとしてはもちろん変わりませんけれども、森山堤防の一部開削という方向で県は要請されたわけですから、これはこれとして評価したいと思ってるところです。

記者:
次のステップとして重要とお考えなのは何でしょうか?

市長:
次は、だからまず次のステップというか…森山堤一部開削、これが実現するかどうかというのがまず重要ですわね。これ、農水省はまだオーケーしてるわけじゃありませんし、それはもちろんやっていかないかんだろうと思いますし。それがもし仮に実現したとした場合に、じゃあ次はどうするかといったときは、やはり今後の治水とか水質浄化という観点から、やはり大海崎堤防の開削も含めて、両県でやっぱり今後とも話し合っていただきたいと。また米子市としても、必要があればその働きかけを行っていくと。

記者:
米子市として?

市長:
ええ。当面は、だから森山堤の開削ということを実現しなきゃいかんだろうと思ってますけど。

記者:
最終ゴールは、あくまで2堤防開削というのは変わりないということですね?

市長:
私どもとしては2堤防開削が必要だと思ってます。

記者:
森山堤なんですけど、境港市と米子市長で意見は違いますよね。今まで森山堤に個別の意見を言ってらっしゃらないんだけど、境港市としては50メートル開削を150メートルやってくれと。これはご存じのように、県は、150メートルっていう必然性はないのでということで、今回の中海協議会の要望では、なるべく開削幅を広げてくれっていうところに落ちついてますよね。それは一応地元の境港市の要望を受けたというふうに僕らは理解してるんですけれども、そのへんで地元の、今…

市長:
いや、私どもはやっぱりなるべく広いほうがいいと思ってますよ、それは。

記者:
いや、それをね、例えば表向きというか、あまり米子市と境港市が今まで意見が違ってきたのを、地元首長ということで、議会としてはいろいろ話もあるようですが、首長同士の意見のすり合わせとか、同じような、足並みをそろえる要望とか、そういうものがないように思うんですが、それをやられるお考えはないんですか?

市長:
今後、例えば4市でやるとか、そういう可能性は出てくるかなとは思ってるんですけどね。松江市にしても安来市にしても、森山堤の開削というか、島根県知事、考えかたは違うだろうと思いますよ、例えば安来市の場合は島根県知事、両県知事の合意というのは、これはやむを得んという言いかたですよね、たしか。松江市の場合はこれを積極的にやってくれという言いかただと思うんですね。米子市だって森山堤の一部開削というのは評価するにしても、気持ちとしてはまだ大海崎(堤)も残ってるわけだけど、そういういろいろ思惑があるだろうと思うんですけどね、ただ、森山堤をまず開けさせようということに関しては、かなり意見は一致してるんで、これは今後、4市とかいうこともあり得るかなとは思う、わかりません、私もそのへんは。ただ、境港市とすり合わせというか、境港市とは今、基本的にそんなに大きな違いはないだろうと思ってますけどね。すり合わせるかすり合わせないかは別にしても。

記者:
いや、境港市さんは、前回、今までの要望の中で、150メートルという長さをきちんと、今、要するに島根案では、50メートルでは短すぎるという意見をちゃんと前へ言っておられますよね。要するに具体的な要望があるわけで、そのへんについて評価という部分はどうか、県のほうも150メートルが妥当かどうかというのはわかんないと言ってるんですけど、地元ではやっぱり50メートル開けるのも150メートル開けるのも、そんなに変わらないだろうと、開けることについてね。じゃあ、広いほうが便利に決まってるわけで、そのあたりを広いほうに行くように地元としても動いてほしいという声もあるわけですよ、広いほうに行こうと。市長として、市長というか、4市で動かれるのはわかりますけども、4市も…

市長:
この4市もわかりませんよ、これは。

記者:
でも、4市のうち島根県側の松江市と安来市はご存じのとおりなので、広くあけてくれって言ってるのは鳥取県だけなんですよね。要するに境港市だけなんです、今のとこね。境港市と鳥取県。米子市もそれに…

市長:
ですけど、私どももやっぱりなるべく広いほうがいいだろうと思ってますけど。

記者:
だから、そのあたりをきちんとやっぱり要望していかないと、今あれでしょう、農水省が検討に入ってるわけで、県の企画部あたりとも、県の意向もちゃんと把握されて、要するに少し話を詰めて、例えば前やってた農水省への陳情とか要望書の提出とかを鳥取県側の米子市、境港市みたいなかたちで、要するに鳥取県側の地元首長として同じ意見をつけてやれば、足並みがそろえば少し後押しも力になると思っているんですけど、そのへんはどうなんでしょうか。そんなことはないんですか。何か米子市と境港市との堤防開削に対する考えかたの相違があって、ところが今回は、もう鳥取県がこう言ったのを両方とも、これはこれで評価して、開けてもらうようにしましょうという考えでは、根本でやっと一緒になってるわけですよね。根本と言ったらおかしいですけど、境港市は前から2堤防にかかわらないで、とりあえず森山(堤)でやってくださいというのがあって、今度は市長もそういうかたちで森山(堤)のやつをやってくださいと。将来はまた別に考えますよと。で、今、森山(堤)をじゃあいくら切るんだという話もあって、そのあたりで地元要望としては広いほうがいいんなら広いほうでいっといたほうが、これからのこともあるので、そのあたりで首長同士の何かというか、態度を一緒にされたほうが、足並みをそろえられたほうが要望活動としては、地元の要望としては強くなるんじゃないかと思ってるんですけども、そのあたりの考えのことを聞いてるんですよね。

市長:
必要があればそういうことも出てくるかもしれませんけれども、いずれにしても今、前面に出て農水省あたりと交渉してもらってるのは県ですよね。だから、その県を後押ししてるという意味じゃあ、米子市も境港市も足並みはそろってるんじゃないかと思うんですけどね。そういう中でまた、境港市と米子市が意見を聞かれるとか、そういうことがあったらそういう可能性もあるんですけども、今は両県知事、農水省というかたちで今やってもらってて、それについては評価してるわけですから、そういう必要が出てくるのかどうか、またそういう必要が出てくれば、調整ということもあるかもしれないとは思うんですけども、今、そういう必要性があるのかな、ちょっと私もわかりません、そのへんは。

記者:
現状としては、境港と米子、両市で共通の陳情や意見を出すというようなことはないということですね?

市長:
そういう、求められて…

記者:
求められる、求められんにかかわらず…

市長:
だけど、県に対してはね、前面に立ってやってもらってる県に対してはそう言ってるわけだし、それから、今後どういうあれになってくるかわからんですけれども、国なんかにみんなで一緒に行こうというような話がもし仮にあればね、それはまた、そういう話になってくるだろうと思うんですけどね。

記者:
現状としては、まだそこまで行っていないと?現状です。

市長:
現状は県が…

記者:
やってるわけですから、まだ共同で、両市意見とか、そういうのはないということですね?

市長:
そういうあれは、話は起こったことないから、起こってきてないですけど。

記者:
ほか、何か?ございませんか?なければ、これで記者会見終了します。

市長:
どうもありがとうございました。

(かっこ内) については、市民参画課で補足しています。

掲載日:2005年10月4日