市長定例会見(平成18年10月11日)

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市長定例会見(平成18年10月11日)

 平成18年10月11日(水曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

まず日程関係からですけども、第12回の環日本海拠点都市会議というのが10月の19日から21日まで、韓国の東海(トンヘ)市でありますんで、私も行かせていただこうと思っております。
それから、ごみの有料化ですが、私ども執行部の提案は認められませんでしたけれども、議会のほうで大袋60円という線を出していただきましたので、今、住民説明会等の準備を進めているところです。米子市のごみ有料化制度の内容を理解していただいて、指定袋でのごみの正しい持ち出し方法の周知を図りたいということでございます。説明会は10月の下旬から3月の上旬にかけてやろうと思っておりまして、原則として単位自治会ごとに午後7時半から8時半の1時間ということで考えております。自治会同士の組み合わせとかあるかもしれませんけども、(自治会数が)420ありますんで、相当な作業になるとは思いますが、説明していきたいと思っております。
ごみ処理手数料の軽減措置は、議会でも言いましたけれども、例えば紙おむつを使用しているかたとか、それから生活保護世帯、それから障がいのあるかたがたに対する軽減措置を考えています。それから生ごみの量を減らすための対策というようなことは盛り込みたいと思っております。説明会までに間に合えば、そういうものも入れて説明したいと思っていますけども、間に合わなければ、こういう方向で考えているというようなかたちで説明させていただこうと思っております。各単位自治会の集会所とか地区の公民館とか、そういうところを利用して実施したいと思っております。
それから、「(弓ヶ浜)わくわくランド」ですけれども、老朽化が進んでくると今後の費用も相当かかってきますんで、いろいろ民間委託だとか指定管理者等も検討したんですけれども、なかなか妙案がなくて、どうしても新しい遊具を入れないと、やはり新たな需要というのは喚起できないというのが一般的な見かたですし、それから費用も相当かかってくることなんで、それで市民の皆さんの意見を聞いたら、過半数はやめたほうがいいんじゃないかというような意見もいただいたところでしたんで、やめるという方向で、今、方針を出したところです。

それから、いわゆる裏金問題です。
岐阜県の問題なんかもありましたので、9月の末から調査をしていました。主として総務部長、各部長からの聞き取り、それから各部長は当然のことですけども、自分のところの課とか部員の聴取等をやってもらうというかたちで調査をいたしました。
その結果、いわゆる何というんですかね、旅費とか食糧費を水増し請求したり、架空請求をしたりして裏金をつくるというようなことはありませんでした。市役所の中ではそういうかたちで裏金をつくるとか、そういう発想、また慣行というのは従来からなかったというふうに理解しております。
ただ、お手元に配りましたけども、いわゆる不適正な処理というのが行なわれていたんで、これについては、今後、残金はすべて市の歳入のほうに入れて処理したいと思っています。

【参考資料】
新しいウィンドウが開きます 不適正処理の調査結果について (PDF 12.5キロバイト)

見ていただくとわかりますけども、いずれもですね、例えば建築指導室のものは建築士会からの委託を受けてやったものでして、農業委員会のほうは、これ、農業新聞なんですけれども、農業会議から依頼を受けてやっていたと。
それから企画課のほうも、これ昭和30年代からの話なんですけど、県民手帳を県の統計協会のほうから販売してくれないかという、依頼を受けてやっていたものです。
それで、建築指導室の分については平成6年、これは建築確認が県から市におりてきたときから始めたことです。建築確認を市でやるんで、そのときに申請書だとか、それから表示板ですね、そういうものをどうせ建築確認に来るんであれば、そこで販売してもらいたいということを鳥取県の建築士会から言われて、これは利便性の向上にもなるわけですし、それから無確認建築物の防止、また周囲への周知による近隣の人たちとのトラブル防止のための表示板の掲示の徹底が図れるということで建築士会の委託を受けてやっていたものです。
その収入については、これは平成6年から16年7月30日までの収入ですが、平成16年の7月31日からは、やはりこういうのを別の会計で処理するのはおかしいんじゃないかということで、公金に入れています。ただ、残金はそのまま保留していまして、ここに上げていますような法令集とか講習会、それからここの表示板代金及び手数料というのは、これは販売する表示板の仕入れ代金ですね。というようなかたちで、この仕入れ代金以外は公務に関係したところで使っていたということです。
それから、私どもが調査しましたところでは、どの項目についても会計処理上は確かに不適正であったということではあると思うんですけれども、私的流用とか、悪意を持ってこういうものをつくったとか、そういうことは一切なかったと思っております。
それで、平成16年7月31日以降は市会計にもうそのまま雑収入として入れていたわけですけれども、残金だけは残して本を買ったりはしていたということです。
それから、農業委員会のほうは、これも、平成14年度までは市の会計に納入していました。そのときまでは、いわゆる振り込み手数料というのが無料だったんで、市会計に納入していた。ただ、平成15年度から振り込み手数料が有料になったんで、その振り込み手数料のお金がなくちゃいかんということで、市に納入をやめて別会計にして保有していた。それで使った費用というのは金融機関への振り込み手数料だけでして、平成15、16、17、18で12万7,977円の収入があったわけですけども、使っているのは振り込み手数料だけということです。これも今後、できるだけ早く歳入のほうに雑収入として入れてしまおうと思っています。
それから企画課分は、これは県民手帳でして、昭和30年ごろから販売を続けてきたということで、毎年の会計があるんですけれども、ここには平成17年4月1日から18年10月10日までの実績を上げています。1冊450円で買って500円で販売する。ただ、これはどうしてこの若干のお金がなくちゃいかんかというと、いろんなことで手伝ってもらう統計調査員という人がいるんですけども、その人たちに対する研修会なんかをやるときの費用にこれを充てていたということと、それから統計協会に注文して、売れ残った分の返品ができないということで、市の方で負担せんといかんというようなときのために残金を、現金を少し置いていた。毎年だいたい10万円ちょっとぐらいが残ってきていたということです。それで、この残部返送料、何だ、返しているじゃないかということですけども、これは、たまたま平成17年に、ある数を注文していて、この年はそれが足りなくて別途また注文したらしいんですよね。それについては返品が認められたということで、これ返品、残部返送料というのが入っています。そういうようなかたちで調査員研修会費用等に充てたり、それからこういう代金の振り込み手数料だとか、そういうものに使っていたということで、私どもが調査した限りでは、すべて公務に関係したところで使っていたということで、さっきも言いましたけども、私的流用等は一切ないというふうに考えております。
今後ですけども、これはすべて市の会計に速やかに納入させたいと思っていますし、それから、やはりこういうのは公金の取り扱いの話ですんで、職員に対しては、こういう公金の取り扱いについて再認識させて、今後こういうことがないように指導していきたいと思っております。
もしご質問等ありましたら。

不適正な会計処理に関する調査結果

記者:
この不適正処理についてなんですけど、当然さっきのご説明でいわゆる裏金ではないというようなことはわかったんですけどね…

市長:
広義の意味では裏金にはなるのかもしれませんけども、裏金の定義の仕方によりますよね。不適正な処理であったことは確かだと思っています。

記者:
それは、例えば普通は予算、一般会計なんかにこういう図書の購入費なんかも計上して、議会の議決を経た上でやらないけないですよね、それが普通の処理だと思うんですけど、結局そういうのがないままに書籍の購入費なんかに充てていたということが不適正なわけですよね?

市長:
本当を言えば、収入があったらそれをすべて市の会計に入れなきゃいかんところを、別途のかたちで保管していたというのが、やっぱり不適正ということになると思います。

記者:
これは例えば建築指導室長さんの名義の口座なんかもあるみたいですけど、こういうのは全部、じゃあシャットアウトしてというか、解約して全部本年度の会計にこの残りのお金については繰り入れるというかたちになるわけですか?

市長:
ええ。
それで今後はきちんと予算要求なりして、そういう必要な経費については予算の中で処理するし、入ってくる収入についてはきちんと市の会計の方に入金させるということにしていきたいと思います。
建築指導室のものは、もう既に入金させていますし、それから農業委員会のほうはこれ、たまたま振り込み手数料がかかるようになってきたんで別途会計にしたということで、それまでは入れていたんで、そこは だから振り込み手数料は、また別途手当てすることにして、すべて入金させるということにしたいと思っています。

記者:
農業委員会のこの維持対策費って、どこから来るお金なんですか?

総務部長:
これはね、県に農業会議というのがございまして、県の直接の機関ではないですけども、いわゆる農業委員会の上部団体的なものですね。

記者:
その会から来るお金なんですか?

総務部長:
ええ。それを持ってこられたということで。

記者:
振り込み手数料の振り込みって、何を振り込むんですか?

総務部長:
ですから、農業新聞を農家のかたにいろいろ発行しているわけですから、その代金を取りまとめて振り込む…

記者:
代金を取りまとめて入れると、入れた場合は県農業会議から何かお金が来ることになってたんですか、報奨金が?

総務部長:
いや、ここに書いておりますが、維持対策費、普及奨励費ということでお金をもらっていると。

記者:
毎年いくらかのお金は入っていたんですか?

総務部長:
不定期にね、口座に振り込みではなくて、現金を受け取っていたということです。

記者:
この収入の金額は、何年からでした?

総務部長:
平成15年度からですね。

記者:
この支出の2,520円もですね?

総務部長:
2,520円はね、振り込み手数料1回が210円なんで12回分。

記者:
企画課のなんですが、これ、1年間ちょっとの実績なんで、残金はもっと多いんですか?

市長:
これね、県民手帳の販売が昭和30年からあって、記録が残っているのは昭和61年からということで。

総務部長:
ええ、記録が残っているのはその分で、だいたい、年間こういったような使いかたをしているということで、これは1年間ということではなく、ここの収入源というところに書いておりますけど、前年度の繰越金というのがあって、それにプラス販売代金を加えたものが65万なにがしかという意味です。

記者:
ということは残金も、今、トータルで残っている額?

総務部長:
そうです。これが最終的な残りということです。

記者:
これ、何か会計、口座があるんですか?それとも何か現金でそのまま持っているのか?

総務部長:
いや、これは口座を持っています。

記者:
だれ名義の口座なんですか?

企画課長:
通帳は、歴代の企画課長名義です。

記者:
企画課長名義?

企画課長:
そうですね。統計協会の会長です。

記者:
企画課の分も、もう市会計に入れるんですか?

市長:
ええ、もう入れてしまおうと思っています。

記者:
そもそも公金を、課長さんの名義にしても、何か市とは別の口座に入れておくということ自体はだめなんでしょうね?

市長:
収入が市としてあったからには、それは別口座をつくるというのは、会計上は不適当、不適正だということです。

記者:
不適正だからやめますということですね?

企画課長:
処理上、一般の外郭団体みたいなかたちで届け出がしてあって、それで、これも適正に収支も全部処理しているわけですけども、本来ですと一般的にはやっぱり統計協会という会があって、例えば本来ですと監査を置いて、それを公表するという、そこらへんの過程がしてないということが、いくら適正に処理をしていても、やっぱりそういった意味では不適正と言わざるを得ないという。

記者:
この3つは監査委員さんは監査しない?

企画課長:
そうですね。

総務部長:
任意の団体が取り扱うべきものなのか、市としてそういった金があった場合に公金として入金すべきかというところをまず判断せんと、そこのところを踏み間違えると、こういったことになってくるということだと私は認識しておりますけどもね。

記者:
これ、統計協会というのは、それはいわゆる市の内部の組織というふうに考えたほうがいいんですか?市統計協会とか、任意の団体?

企画課長:
そうですね、内規的な組織ではあるんですけども、内規的な規約を持って会長、副会長、それから監査というようなものを決めてやるということで…

記者:
やっぱりこれも市の、本来入れるべきお金と考えていいんですよね?いや、だから外郭か何かで別で、つまりこの米子市統計協会、実態がある団体でこうやってて、これ自体は適正でしたというんだったら、別にこっちが言う、書くべき問題じゃないのかもしれませんけど、これはやっぱり中に入れるお金だったという判断だとしたら、やっぱりこれ、不適正ということになりますわね。でも、市長がおっしゃっているのをお伺いしてる限りでは、このお金も…

市長:
だから全部、もうこれは市に入れる。

記者:
それは統計協会のこの県民手帳の購入のやりとりというのは、市が直接やるべきだったという意味ですか?統計協会の出納自体を市がやることはないわけでしょ?

市長:
いや、これはね、みんなどこも一応、統計協会の依頼を受けて各市町村やっとるようなんですよ。

記者:
いや、その市町村が、市町村の自前の予算の口座の中でやっとるんですか?

総務部長:
予算には入ってないですわね。

市長:
だけど、性格としてはやはり市の職員がそういうふうにかかわってやるんであれば、収入は市の一般会計の中に、一般会計というか歳入の中に入ってくるし、それから支出があれば、それは予算を立てて支出を考えるべきものであると。

記者:
歳入歳出よりは、要するに一般会計でやるべきだったということですね?

市長:
ええ。

記者:
この3つとも、ちょっと分けて書いてあるけど、一緒という意味ですね?

市長:
ただ、ちょっと金額の上げかたがね、建築指導室とか農業委員会のものは平成6年からとか平成14年からとか、ある程度期間が限定されて全体像がわかるんですけども、企画課は昭和30年からやってて、それでずっと収支が来てて、残金10万円前後が毎年来てたという過程があるんで、ここだけは平成17年4月1日から18年10月10日付で一応締めてみたんで、ちょっとその取り扱いが違うんで…

記者:
それで分けてあると。

市長:
ええ、それで分けたということです。

記者:
でも、市の例えばそういう不適正処理があったほうの残金額としては78万と11万として約90万ですかね、そういう額だと思えばいいわけですね?

総務部長:
そうですね。

記者:
この上の2つの合計額と、この下のを足したもの。

市長:
そうですね、現在ある残金というのは。

記者:
ここ(建築指導室)は、でも2年前にこれは気づいてるわけですよね?

市長:
ええ、気づいて、一応、市会計に納入することにしたんですけれども、残金はそのまま残してたんですよ。そのときに全部、市の会計に納入しないで、本買ったり、ここに書いてあるような講習会の受講料とか、そういうのがあるので、そういうものは一応残しとこうということで残したようなんです。

記者:
市会計に納入したんだけども、この室長名義の口座に、いまだに65万円分残っているということですね、今も?

市長:
そうです。

記者:
この建築確認用紙ですとか、この表示板とかというのは、売るだけでこんな収入になるんですね。いや、こっちの支出のところではね、その表示板代金というのが8万1,000あるんだけど…

総務部長:
これは仕入れ原価です。

市長:
これ、10年間ですからね、平成6年から16年までの。

記者:
10年間で8万1,000円で仕入れとったわけですよね?

総務部長:
そうですね。

記者:
それをこの110万ぐらいで売ってたわけですか、これ?

建築指導室長:
これは、普通の場合は別に通帳がございますので、別というのは仮置きの通帳で、最終的な通帳のやつですのでこうやって上げてますけど、仮置きの通帳から普通出し入れしとるんですけど、この場合だけはもとのほうの通帳から出したんだと。結局、通帳が3冊プラス1冊あります。4冊。

記者:
通帳が4つ?

建築指導室長:
ええ。

記者:
全部、室長名義?

建築指導室長:
ええ。それで、それは最終的には1冊に全部まとめているんですけど、あと3冊というのは、建築確認申請用紙の出し入れ分、それから確認済み表示板の出し入れの分、それからもう1つが中高層建築物の表示板の出し入れの分とやってますので、そちらのほうを使って出し入れしております。

記者:
じゃあ通常、県の建築士会さんから購入しますよね、原価で。それで、それを売って市が収入を得ますよね。そういう出し入れなんかはそれぞれの通帳で行なわれていて、最終的な利益だけをここにどんどんどんどんプールしてきとったということなわけですか?

建築指導室長:
そうです。

記者:
残金の中からこんなものに充てとったという意味でしょ、これ、過去?

建築指導室長:
支出として、ここの通帳から出していたと。

記者:
この関係法令集の購入なんかは、この確認用紙やこの表示板の販売には関係ないことですよね、これは、直接は?

建築指導室長:
これ自体は関係ないですけど。

記者:
確認用紙を売るためにこの書籍が必要だとか、そういうもんじゃないですよね?

建築指導室長:
そうですね。建築確認をするために必要なものです。

記者:
じゃあ、この支出に関しては、この表示板の手数料なんかを除いて、これは直接関係ないことに使っておったということなんですよね?

建築指導室長:
ええ。

記者:
この主な支出のとこにある書籍の購入とか講習会の受講費というのは、ちゃんと予算から出せばいいものなんでしょ?

市長:
本来はそうだったと思うんですよ。

記者:
予算から出せばいいと。

市長:
だから、そこで委託料が入ってきていたので、そこで、室の中で業務に必要なものにその入ってきた収入を使っていた。

記者:
この書籍を購入しようとかっていう、そういう判断というのは、やっぱり室長さんの采配で、と。

建築指導室長:
そうですね。

記者:
先ほどから市長さんもこれは不適正な処理だというふうにおっしゃってるんですけど、私、個人的にはこれ、裏金に当たるか当たらんかの微妙なとこだと思うんですよね、公金なわけですから、とりあえず。関係するものに使っておれば、まだわかるんですけどね、ちょっと販売とは違うとこに使っとるっていうのは、裏金って言われてもしかたないようなたぐいのもんだと思うんですけどね。

市長:
ただ、そこで、何というのかな、私的流用とかね、飲み食いに使ったとか、そういうことじゃなくて、公務に関係したとこで使ってるわけですからね、そこはだから、公金という意識はあったと思うんですよね、やっぱり。市のお金であるという。だから、その業務に関係した、公務に関係したとこにしか使ってなかったということは言えると思うんですよね。

記者:
額は少ないですけど使途不明なんていうのもありますから。

市長:
これはちょっとわからないんだけども、850円って。

記者:
額は少ないですけど、ちょっと。

建築指導室長:
だいぶん前のことなもんで…

記者:
そうですね。でも予算というのは850円でもこういう使途不明が出たらいけんわけであってね、それが不適正な管理をされとったから、こういう使途不明が出てきたっていうことが言えるわけじゃないですか。

市長:
もう少し調べてみたら出てくるかもしらん。

記者:
例えば市長さんはそういうご認識を示されたんですけど、室長さんに直接伺うのもあれなんですけどね、そういう、悪いことをしてるじゃないですけども、これは不適正な管理しとるなあというご認識はあってやっておられたということなんですかね、これは?慣例だったとか?

建築指導室長:
いや、ですから、平成16年の7月30日にきちんとさせて、市の会計に納入したということ。

記者:
納入したけど、まだ65万あるんでしょ?

市長:
それ以後入ってくる、ぽつぽつと入ってくる金についてはすべて市に入れたんだけども、その時点であった残金はそのまま残したということです。

記者:
それは何かに使おうとしたんでしょ、残して?

建築指導室長:
だから、この法令集を買ったと。

記者:
16年7月31からはとりあえず、もう入金はないわけですよね、それ以降は?

建築指導室長:
それ以降はですね。

記者:
ただ、支出は、しとったということですか?その法令集を買ったりとか。

市長:
その(支出の)51万1,256円の内訳がこういうことです。

建築指導室長:
そうですね。もうこれが全部です。

記者:
いや、でも、それはいけないという認識でね、7月30日でやめられたんであれば、もう当然そのときにこの口座も解約して市に入金、直ちにすべきであって、その後、その法令集の購入に使っとったりしたら、それはいけんじゃないですかね。認識としてそういう、いけんという認識を持って入金先を変えたわけですから、その後、そのプールした金を使っとったら、それは裏金と言われてもしようがない気がしますよ。

建築指導室長:
いや、ですから、裏金という意識はなかったんですが、ただ、やっぱりもうこの時点で出してしまわなければいけなかったと思うんですけど、ただ、気持ちとしてはこれ、やっぱりこの基本関係法令というのは1年に1回、建築確認をするのに見る法律ですので、だからそれはきちんと全部そろえておきたかった。予算だけではちょっと全部そろわないものですから。

記者:
予算でそろわないというのは何でですか?

建築指導室長:
だから、考えかた、やっぱり予算査定とか、そのあたりがありますので。

記者:
市長は要るものを削るんですか?要るものは、こういうのは買わないと。

市長:
財政課の査定が入ったときに、例えば1人1冊じゃなくて3人で1冊使えとか、そういう査定は入るかもしらんですよ、それはね。

記者:
複数の人間で1冊を使えという査定なので、みんな1冊ずつ持っていたらいいという、便利だなと思って使ったというんなら、それはだから、そういう話だったらね、きちんと話されたほうがいいですよ。

建築指導室長:
そういうことです。

記者:
何冊要るのに何冊要求してたんですか?

建築指導室長:
いや、今の査定ですけど、要るという感覚ですよね。だから、私は1人1冊要るんじゃないかということを言ったりして、やっぱりこうやってみたら、こういう業務だったら2人に1冊でいいじゃないかという考えかたがありますので。

記者:
なるほど。言うてはることはわかりますけど。

建築指導室長:
ええ。

記者:
そもそも予算を1人1冊を要求せんということですよね、結局。16年7月30日に、何でこういうふうにしたのか、何かあったんですか。

建築指導室長:
これは、気がつきましたので、これはもう直したほうがいいだろうということで。

記者:
引き継ぎのときに気がついたということですか?

建築指導室長:
(引き継ぎの)話し合いしてるところで。ちょうど私は16年4月に異動しましたから。

記者:
ですよね。

建築指導室長:
だから、そこまでにちょっと話し合いをして、それで7月30日にきちんと契約をしたということです。

記者:
じゃあ指導室内で、これはよろしくないとなってということですか?

建築指導室長:
そうですね。

記者:
ただ、それまでの慣行、慣例として、そういった書籍を買う金がないから、これで使ってたよというふうに言われたら、そうかなと、これはこのまま受けちゃおうという意識が働いたんでしょう?

建築指導室長:
そういうことです。だから、確かにもうちょっと予算化ということで強く言えばよかったかもしれない。

記者:
そもそもこの平成6年から16年までは、歴代の室長さんがおられるわけですけど、こういうお金の出し入れですとか口座の管理というのは、やっぱり室長さんが行なっておられたということですか?それは歴代の?

建築指導室長:
ええ、歴代の室長の印鑑でやっておりました。

記者:
それは室長さんが口座の、通帳なんかも管理しておられたということですか?

建築指導室長:
ええ。

記者:
それは残っているわけですね?今でも。

建築指導室長:
ええ、残ってます。

記者:
引き継ぎをしとられて。それを調べられても、例えば私的な流用とか、そういったのはなかったわけですか?

建築指導室長:
ええ。だから解明できなかったのが850円ということで、さらにちょっと、何か手がないだろうかということで調べています。

幹事記者:
とりあえずこの話はいいですかね?

北朝鮮の核実験

記者:
じゃあ、ちょっと質問を変えたいんですけど、北朝鮮の核実験があったですよね。それで、そのことについて市長さんの感想というか、何かのコメントを…

市長:
個人的な感じになりますけどね、やはりこれは言語道断だと思いますね。核に対する国際社会の認識というのはあるわけですから、それに反してこういう実験をするということは、本当に信じられないというか、言語道断だと思いますね。

記者:
それに対してなかなか市単独で行動を起こすというのも難しいとは思うんですけど、ただ、こちらも北朝鮮から近いところに位置してるわけですね、美保湾を挟んで。非常にやっぱり今後対応、市民の不安なり、そういったのを勘案した場合に、対応をとる必要があると思うんですけど、具体的にどういったことが考えられますでしょうか?

市長:
米子市だけではあれですからね、ちょっとどういう動きになるか、さっき言いました韓国の東海(トンヘ)市(で開催される環日本海拠点都市会議)なんかで、今度、議題になるかもしれませんし、それから、たしか中国市長会もありますんで、そういうところで話になるかもしれないと思いますけどね。

記者:
中国市長会で緊急声明なり、そういったのも、抗議をしたり…

市長:
わかりませんけど、そういう話になるんじゃないかという気はしますけど。米子市だけで単独でという問題じゃないと思うんですけどね。
それから、鳥取県4市の議長会があったんですよ。

記者:
きのうですね。

市長:
あの中でもたしかこれ、非難決議か何かしたんじゃなかったですか。

記者:
しました、しました。

市長:
だから、そういう話には なってくるんじゃないかと思いますけどね。

記者:
市として単独で、例えば国に物申すとかね、何か意見書じゃないですけど、ああいうの持っていくとか。

市長:
より効果がある方法というのは、やはりそういう市長会とか集まりの中でやったほうが、より効果はあるだろうと思いますんで、そういうことを考えていきたいと思いますけどね。

記者:
それで今、経済制裁というか、そういうのも検討されてますよね。具体的にこちらの周辺でいうと、境港なんかがカニの輸入なんかが例えばストップになったら大変厳しい状況になると思うんですけど、米子なんかではそういう企業みたいなのとか、そういう関係のあるとこというのはなかったでしたっけ?経済制裁の、輸入禁止とか、そういうことになった場合に影響を受ける企業とかは、特にないですか?

総務部長:
ちょっと思いつきませんね。

市長:
何か、きょうの新聞に金額で、どういうのがあるかっていうのが載っていましたけど、マツタケだとか、それからウニ、それからアサリ、ああいうものだったんじゃないかと思うんですけど、マツタケなんて扱っている人いるのかな、米子で。

記者:
あるかもしれないですね。

市長:
青果市場とか、ああいうとこは扱っておられるかもしらんですけども。ただ、それをメインでやっておられるんじゃないとは思いますけどね。

記者:
安全管理体制とかいっても、何かよくファックスが流れてきて何とかとか、よくありますよね、ああいうのってどうなんですか?例えば核実験が起こったとかなったら、米子市の場合はどう、安全危機管理室が集まったりとかするもんなんですか?

市長:
おとといも危機管理室長が出てきていましたけど。

記者:
そうですか。そういう一報が流れたと同時に、こう…

市長:
ええ、県から連絡があったんで、どういう対応をすべきかという。

総務部長:
ええ、情報収集という感じですかね。今回は昼前後に宿直から連絡が入って、担当者が出てきています。

記者:
それで、例えば9日の第1回目のときなんかも県から連絡があったら、即座に集まる必要がある内容かどうかわかりませんけど、県から連絡が来たらすぐに来られる体制にはなっていたんですか?

市長:
この前のミサイルとはちょっと状況が違うんじゃないですかね。ミサイルだと、こっちに飛んでくるというか、間違って飛んで来たりなんかする可能性はあるけども、今回は核実験、向こうで、地下でやったやつですからね。

記者:
9日段階では、特に米子市ではそういう体制をつくったりは、なかった?

市長:
いや、仮にですよ、あれが失敗して放射能がこっちに来るとかね、そういうのが全く想定されないかといえば…ただ、何か距離が離れるほど影響は薄くなって、島根原発だって、国とか中電の説明では、10キロ以上離れたらほとんど影響はないっていうんであれかもしらんですけども、実際、なにか影響があるということがおこり得るということで、出てきて情報収集に努めたということ。

記者:
危機管理室長が1人出てこられたんですよね?危機管理室長が一応宿直から連絡を受けて登庁されて…

市長:
最初は事務担当が来て、それであと危機管理室長も来ていました。

記者:
担当も来てましたし、危機管理室長もですね?

市長:
それで一応県のほうから、県も解除すると。もうそれ以上進展がないというような連絡があって6時前ごろ帰った。

記者:
そういう感じの体制でやってたということですね?

幹事記者:
ほかに質問はございませんか?

市長:
どうもありがとうございました。

(かっこ内) は、市民参画課で補足しています。

掲載日:2006年10月11日