市長定例会見(平成19年1月16日)

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市長定例会見(平成19年1月16日)

 平成19年1月16日(火曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

よろしいですか。
まず、米子勤労総合福祉センター(「米子ハイツ」)ですけれども、昨年の12月15日から昨日まで公募を行ないました。売却価格9,190万6,139円以上、土地・建物一括ということで公募したわけですが、12月26日に現地説明会を行なって、説明会には5社の参加がありました。昨日で公募を締め切りましたが、購入の申し込みは3社でございました。再募集ということで、最初公募したときは応募がなかったわけですけれども、今回は3社あったということで、私どももたいへん喜んでいるところです。この「米子ハイツ」の土地、建物の活用や雇用の確保等にもつながりますので、今後、県とも協議をしまして売却先を選定していきたいと思っているところです。
それで、3社の利用方法というのは、あそこはご承知のように飲食、それから宿泊、入浴もありますので飲食、宿泊、入浴、会議等の利用方法というのはみなさんが考えておられるようですけども、そのほかにも県外からの誘客を図りたいということで、新たな活用方法を計画しておられるところもございます。いずれにしましても、今後聞き取りをして、その内容をさらに確認していきたいと思っているところです。
今後の予定ですけれども、今月末をめどに売却先を選定します。県と市の議会にかける必要がありますので、3月議会に提案したいと考えているところです。なお、売却先の公表は、来月上旬には、できるのではないかと思っております。

それから、もうひとつ、下水道汚泥の資源化というのを今、考えております。

【資料】
新しいウィンドウが開きます 下水道汚泥の資源化の試行について (PDF 11.3キロバイト)

今まで焼却処理をしてきたところですけれども、地球温暖化の防止ということもありますし、それから費用面でも、より安価にできるということで、試行期間としては1月9日から今年度末の3月31日まで、下水道汚泥約1,200トンを予定していますが、コンポスト原料と、それからセメント原料ということで処理を委託したいと思っております。3ヶ月弱ですけども、この試行期間の経済効果としては、約700万円の汚泥処理経費の縮減につながるんじゃないかというふうに思っております。

【参考】
「コンポスト」とは…

家庭ごみに多く含まれる生ごみや下水汚泥などの有機性廃棄物に空気を通し、微生物の力で分解してからできた堆肥のこと。

それから、談合の話がありますけれども、私どもも決して談合というのは許されるものではないと思っておりまして、米子市では、皆さんご承知のように工事希望型指名競争入札という制度をとっておりますし、それから入札参加者間で談合ができないようにするということで、業者名は入札前には非公表にしております。それから入札も、郵便による入札ということにもしております。また、談合情報が寄せられた入札に関しましては、はっきりした証拠がなくても、その疑いを払拭できないものは落札無効にしたりもしております。
今回のケースでは、県が実態調査をしておられますので、そういう中で談合の実態というか、その全容が明らかになってくれば、市としてもさらなる談合防止策を検討しなければならない場合もあり得ると考えております。
とりあえず以上です。

「米子ハイツ」購入希望者公募

幹事記者:
皆さんのほうからの質問ありましたらどうぞ。

記者:
「米子ハイツ」のことですけども、この応募をしてきた3社がどこのどんな会社かぐらいは教えてもらっていいですか?

商工課長:
2社が関西に本社がある会社で、1社は関東でございます。関西の1社が製造販売業で、関東の1社が製造販売や経営コンサルタント、関西のもう1社が人材派遣業を今、行なっていらっしゃいます。

記者:
それと、先ほどのお話だと、用途が現状のかたちプラスアルファみたいなことになっているようですけども…

商工課長:
市長のほうから申し上げましたように、どの会社の提案も飲食とか宿泊とか入浴、会議、研修施設など今の機能はそのまま生かしながら、新たな機能の付加を考えておられまして、このあたりは今後の審査の内容にも入ってまいりますし、具体的なそれぞれの提案の中身については、各企業のノウハウもございますので、ちょっとここでは控えさせていただきます。

記者:
それから、前回応募がなくて、今回応募があったのは、やっぱり安かったのがよかったという理解をしておられるということでよろしいでしょうか?

商工課長:
今回の応募金額は申し上げられませんけども、前回のときが、1億1,600万ちょっとでしたか、で公募いたしておりましたんで、今回の申し込みのあった金額は、いずれも前回の金額より低い金額で、金額を下げた効果があったんではないかとは考えております。

記者:
前回は1億1,600万円以上で公募と。

商工課長:
前回が1億1,631万6,319円以上で、昨年の8月29日から9月14日の間に公募しております。

記者:
計算のこの、9円とかは?

商工課長:
平方メートル単価で、掛ける面積というかたちで出していますので、1円までの数字が出ています。

下水汚泥の資源化

記者:
下水汚泥の資源化のことでお尋ねしますけども、とりあえず今回は試行ということになってますけど、本格実施になったら、例えばセメント原料化したりしたものを、米子市がどこかに売ってお金を得るというようなかたちになるんでしょうか?

(下水道部)計画課長:
いや、そういうことはありません。もう宇部興産のほうにお任せしております。

記者:
じゃあ、米子市にはお金が入ってくるということではないわけですね?

計画課長:
ありません。

記者:
わかりました。ちょっと不勉強ですみません、コンポストって何ですか?

計画課長:
肥料化です。

記者:
失礼しました。
それと、試行期間の経済効果というのは700万円と出ておりますけども、これが仮に本格実施になったとした場合に、通年で、1年間だとどれくらいの経費節減になりますでしょうか?

計画課長:
4,100万円ほどの経費節減になります。

記者:
それとこれ、試行ということですので、やってみて、よかったら新年度から本格実施しましょうということを頭に入れておられるということだと思うんですけど、そういう理解でよろしいでしょうか?

計画課長:
はい。

記者:
これ、宇部興産を委託先に決められたのは、何かセメント化について実績か何かがあるんですか?

計画課長:
近隣の都市が宇部興産のほうを利用しておりまして、この中国管内ではそこしかございませんので。

記者:
宇部興産の本社は山口県宇部市ですか?

計画課長:
はい。

記者:
これ、県内では特にやってるところはないですかね?

計画課長:
鳥取県西部地区の自治体では、境港市がセメント原料化を宇部興産のほうで委託処理しているということでございます。

記者:
すみません、ちょっとまた数字のことで恐縮ですけど、通常、1年間にどれくらいの汚泥が出るかというのがわかりますか?

計画課長:
1年間で、約でございますけども、7,000トン発生いたします。

記者:
コンポストって、目新しいものじゃないよね、3、40年も前から農家なんかやってましたね。

計画課長:
米子市も以前はそういったコンポストで委託処理しておりましたけども…

記者:
効果がなかった、当時は?

計画課長:
そうです。

記者:
それと、この話自体は下水道事業の経費節減というところが恐らくスタートでないかなと思うですけども、下水料金を上げるっていう話もありまして、その中でいろいろ検討しとられたんじゃないかなと思うですけども。

計画課長:
この問題につきましては、一昨年、平成17年11月29日でございますけども、西部の市町村の下水道担当のかたと、今後の下水道汚泥に関する調査研究会というものを発足いたしまして、その中でいろいろ研究、検討した結果に基づいた措置でございます。財政状況の非常に苦しい中でございますけど、それがコスト縮減につながって市民負担を軽減するということにつながれば、非常にうれしいなというふうに思っております。

市長:
さっきちょっと言いましたけども、地球温暖化というようなこともありますので、そういう面でも一助になるということです。

記者:
これは本格実施を前提にしたものだと思うんですけど、見込みとしてはどれぐらいからスタートする予定ですか?

計画課長:
やはり年度当初から、できれば実施したいと思っております。

記者:
それと、これ、市長さんにお答えいただけたらと思っていますけども、要は米子市としてもこういうかたちで経費節減努力をしてますよということなので、下水道料金が今度上がりますけども、皆さんご理解してくださいというような認識でおられるということでいいですかね?

市長:
もちろん経費削減というのはいろんな可能性を探っていかないといかんわけですし、先ほど計画課長も言いましたけれども、一昨年から検討していたのが、やっと今、結実してきたということです。いずれにしましてもいろんな可能性、経費節減の可能性っていうのは、今後も探っていかないといかんだろうと思っています。

記者:
これ、何で1年半もかかったんですか?

計画課長:
(検討に)1年半かかった理由ですけども、実際、検討いたしましたのは汚泥コンポスト、あるいはセメント原料化以外にもございまして、これは米子市内の企業で、米子市で発生する下水道汚泥を連携して処理ができないかというような、民間企業ともいろいろな意味で意見交換会もして、協議、調整をいたしました。そして、現地視察等もした経過がございまして、その結果、いろいろな条件が整って、セメント原料、そして汚泥コンポストという最終的な結果になったわけでございます。

記者:
いろいろな条件って何ですか?

計画課長:
いろいろな条件といいますと、やはり輸送方法、そして受け入れ数量、そして委託金額というような条件整理ができたということでございます。

記者:
量がまかなえなかったというようなことですかね?

計画課長:
量という問題ではございませんで、下水道汚泥の質といいますか、この質的なところでちょっと難しい、困難な面があったということでございます。

記者:
それと、このコンポストについても、処理をしてもらう業者さんに、そのまま、できたものも引き取ってもらうという格好になるんですかね。というのは、このあたりで、近所の農家に米子市さんが配ったりみたいなことはやっぱりできんわけですか?

計画課長:
いえ、それは委託販売、向こうのほうで、岡山県の、まだ契約しておりませんけども、コンポスト業者さんのほうで販路を探して、そこで販売するというような形態をとっておられまして、米子市のほうでそれを再度バックさせて販売するというような考えは、今、持っておりません。

記者:
さっき、汚泥の質ということがありましたけど、セメント原料としてはこれ、質は関係ない、大丈夫なんですか?

計画課長:
やはり受け入れ先の県のほうで質的な調査はされております。例えば岡山県でしたら岡山県、山口県で受け入れていただくんだったら山口県のほうで調査していただきます。産業廃棄物の処理に係る調査ですね。

記者:
今までこれ、焼却しとったのは、場所はどこで焼却していたんですか?

計画課長:
米子市公共下水道内浜処理場でございます。

記者:
セメントの原料としてはいいんですか?

計画課長:
そのあたりのことも現地視察いたしまして、宇部興産のほうもセメント原料になる粘土の代替として下水道汚泥を年間30万トンぐらいは予定しておるということで、それは国内販売だけでやっているということでございまして、悪いというようなことは聞いておりません。やっぱり建設資材としては販売できるものでございますので、JIS規格に合ったものでございます。

記者:
やっぱり山口県まで持ち込んでいくということなんですか、これは?

計画課長:
JRコンテナのほうから内浜処理場まで運搬車が参りまして、処理場から、JRコンテナで運んで行くということでございます。

記者:
下水道汚泥の資源化というのは一般的に、どういうふうにこれまで活用しているんでしょうか、ほかの自治体とか?

計画課長:
今までは、米子市のような都市でございましたらコンポストとセメント原料、そして大都市、例えば神戸とか東京、ああいう下水道汚泥がたくさん発生するところは燃料化をしておった。燃料化といいますと、例えば電力会社と契約して火力発電の燃料としたり、あるいは汚泥から発生するガスを利用して車を動かすというようなことを大都市のほうではやっております。ただ、米子市のほうでは、まだやっぱり人口15万ぐらいの都市でございますので、発生汚泥量が少ないために、そういったほうの利用は今の段階ではなかなか難しい、高価なものであるという情報を得ているところです。

記者:
これ、年間7,000トンのうち、どれぐらいがコンポストで、どれぐらいがセメントになるんですか?

計画課長:
だいたいコンポストとセメント原料の割合は、年間で、3,000トンが汚泥コンポスト、4,000トンがセメント原料ということでございます。

幹事記者:
下水道汚泥以外でも、市長さんに質問あったりしたら、どうぞ。特になかったら終わっていいですか?

市長:
どうもありがとうございました。またよろしくお願いします。

(かっこ内) は、市民参画課で補足しています。

掲載日:2007年1月16日