市長定例会見(平成19年2月22日)

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市長定例会見(平成19年2月22日)

 平成19年2月22日(木曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

じゃあ、よろしくお願いします。
来年度の当初予算の概要を説明するに当たりまして、私のほうから基本的な予算編成の考えかたについてご説明させていただきます。
米子市におきましては、ご承知のように財政調整基金等が枯渇しております中で、国の三位一体改革による地方交付税などの依存財源の縮減や、長引く景気低迷の影響による市税等の収入の伸び悩みなど、歳入の増加が見込めないような状況になってきております。
また、一方では社会保障関係の扶助費の増加や公債費などの義務的経費の大幅な増大に伴い、非常に厳しい予算編成に取り組まざるを得ないという結果になりました。このような財政状況のもとで、予算編成に当たりましては、市民の皆様のために真に必要な公共サービスを維持しながら、財政の健全化とまちづくりの両立を図る必要がありまして、行財政全般について行財政改革大綱、またその実施計画などにより、全庁体制で徹底した事務事業の見直しなどを行ないまして、費用対効果の検証を加えたところでございます。
そして、経常的経費は極力抑制しまして、財政の健全性を基本に据えつつ、最近の社会情勢、市民ニーズなどをじゅうぶんに踏まえ、選択と集中の観点から施策に創意と工夫を凝らした、メリハリのある予算になるよう心がけたところでございます。
具体的には、新米子市総合計画「米子いきいきプラン」に示されました4つのまちづくりの基本目標ごとに、新規事業の主なものについて、以下、説明させていただきたいと思います。

「平成19年度予算の概要」という資料がございますけれども、これの「主な事業の概要」を開いていただきたいと思いますけども、その中で新規事業については米印をつけております。

【資料】
新しいウィンドウが開きます平成19年度予算の概要 (PDF 380キロバイト)

まず、「子育てを応援し、お年寄りが元気な米子」、その中でも主なものということで説明しますと、まず、軽度の発達障害を早期発見し、就学支援を行なう5歳児健康診査事業ですけれども、これに150万円つけております。
次に、なかよし学級、これ、全体の額ですけれども、崎津小学校に新規開設をしまして、開設数が(全部で)21校になります。それから、児童デイサービス事業を新たに入れております。これは知的障がい児通園施設あかしやの事業でございます。
それから、地域活動支援センター運営事業、これは障がいのあるかたがたが創作的活動などを行なって社会との交流の促進を図るという事業でございます。

次に、「ゆとりある心豊かな米子」というところですけども、ここでは、新しい事業としまして人権・同和問題市民意識調査と、それから、障がいのある児童が在籍する学校に特別支援教育支援員を配置するという事業ですけれども、にこにこサポート支援事業を新規事業として始めさせていただこうと思っております。

次に、「暮らしがいきいき」ということですけども、ここの新規事業は主に今度のごみの有料化に伴って行なう事業でございまして、家庭系生ごみ減量化事業、これは生ごみ処理機や処理容器の購入助成ということでございます。それからごみ有料化事業、これは指定ごみ袋・収集シールの製造及び販売等の経費でございます。それから不法投棄対策事業、ごみ有料化周知事業などが入っております。

次に、「産業がいきいき」ということですけれども、全国和牛能力共進会関係の事業としての協力事業、それから、これは観光関連ですけれども、全国和牛能力共進会関連観光宣伝推進事業というのが入っております。
それから農地・水・環境保全向上対策事業、これはことしから農林水産省がやられる事業ですけれども、これを米子市としても取り上げることにしております。弓浜絣産地維持緊急対策事業、これは県、米子市、境港市で協調して行なう事業です。それからエコツーリズム推進事業、これも新規で入れております。

それから「みんなのための市役所」の項目、この中で新たに地域づくり研修事業、額はあんまり大きくできなかったんですけども、地域づくり研修事業というのを新たに始めることにしております。

それから、主な投資的事業としましては、小学校給食調理場整備事業、これが10億7,000万円、福米西小学校校舎整備事業、これが2億4,000万円程度ですね。それから溶融スラグストックヤード整備事業、これが2億5,600万円程度というのが大きな投資的事業でございます。

あとでまたご説明しますけども、以上が平成19年度当初予算の主な新規事業でございまして、総合計画に掲げています目標に向けて緊急的かつ今日的な課題に即応した施策、事業を中心に、財源を配分したところでございます。
全体ですけども、「予算の概要」を見てやってください。一般会計の予算総額は約487億4,000万円で、前年度当初予算額と比較しまして3.2パーセントの減となっております。金額にしまして16億3,300万円の減の緊縮型予算というふうになっております。いずれにしても非常に厳しい状況にはあるわけですけれども、引き続き行財政改革大綱、実施計画を確実に実行いたしまして、さらに財政効果が見込める項目は追加し、また現行の項目の見直し、実施のスピードアップを図りながら、平成21年度末までには財政健全化に道筋をつけて、持続可能な財政基盤を構築しながらまちづくりを進めていくという両面をやっていきたいと思っているところでございます。

それから、この前もご質問ありましたけども、特別職の市長以下4役の給料の減額につきましては、この前、特別職報酬等審議会から答申のあったものに加えて、市長10パーセント、助役9、それから教育長と水道事業管理者は8パーセントというのを減額提案させていただこうと思っております。
それじゃあ、あと予算の詳細につきましては、総務部長のほうから説明させますので、よろしくお願いいたします。

3月市議会議案の説明

総務部長:
それでは、議案から説明させていただきます。今回上程いたします議案は、条例が35件、単行議案が5件、予算が28件、報告が1件、計69件でございます。

リンク … 19年度米子市議会3月定例会議案

まずはじめに、議案第2号でございますが、これは功労者の表彰でございまして、米子市表彰条例に基づいて議会の同意を得ようとするものでございます。功労者は26人でございます。

議案第3号、米子市組織条例の一部改正でございますが、これは現在8部あるものを改正によって7部にしようとするものでございます。

議案第4号の鳥取県西部広域行政管理組合規約を変更する協議と、米子市日吉津村中学校組合規約を変更する協議につきましては、地方自治法の改正によりまして、助役が副市長になるとか、会計管理者を置くということになりましたので、記載のように変更しようとするものでございます。

議案第6号でございますが、これは財産の取得でありまして、上淀廃寺跡地の公有化による歴史遺産の保存と活用を図るため、淀江町福岡1,069番2のほか5筆、4,087.83平方メートルを取得しようとするものでございまして、この5つの議案は議案先議ということでお願いしたいと思っております。

議案第7号は、これも最初説明しました地方自治法の改正によりまして副市長を置くこととされたこと。その定数は条例で定めなければならないということから、副市長の定数を1人とするということでございます。

議案第8号の米子市の休日を定める条例でございますが、現在、米子市は12月30日から1月4日までが年末年始の休日になっておりますが、国、それから鳥取県と合わせるため、12月29日から翌年の1月3日までとしようとするものでありまして、他の条例においても同様の改正をしようとするものでございます。

議案第9号が特別職の給与に関する条例の改正でございまして、特別職報酬等審議会の答申に基づき、特別職の給料、報酬の額を12パーセント相当引き下げる、それから助役の表記を副市長にする、それから収入役に関する規定、固定資産評価員に関する規定を削除するなど、所要の整備をするものでございます。

議案第10号は、米子市教育委員会教育長の給与に関する条例でございまして、これも今の9号と同様の理由によりまして、教育長の給料月額を12パーセント引き下げるものでございます。

議案第11号は、先ほど市長が申しましたように、本年3月31日までとされております市長の給与の減額措置、100分の10ですが、これを4月1日から21年の4月23日まで継続すること。それから助役の表記を変えるということ、それから副市長、水道事業管理者、教育長の減額措置の期間を市長と同期間継続して実施するということで、減額の割合は先ほど市長が申したとおりでございます。

議案第12号は米子市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正ですが、これは人事院勧告に準じまして、従来、管理職手当が定率制であったものを定額制にするということに伴って、この手当の月額の上限を定めるということ、それから3人目の扶養親族の扶養手当を5,000円から6,000円にする、住居手当を5年間に限定ということでございます。

議案第13号が米子市職員定数条例の一部改正でございまして、ことしの4月から各市立学校の学校主事を臨時職員に対応させることに伴いまして、教育委員会の事務部局等の定数を現行の140人から102人に減じ、題名を米子市職員の定数に関する条例に改めることなどでございます。

議案第14号が米子市職員の退職手当の支給に関する条例及び米子市職員等の旅費に関する条例の一部改正でございまして、これは先ほどもありましたように、地方自治法の改正によりまして助役等の表記を改正するものでございます。なお、固定資産評価員については、米子市の場合は従来から課税課長を充てておりまして、今後も特別職を充てることを予定しておりませんので、特別職の職員の種類からこの固定資産評価員を削除するなど、所要の整備をするものでございます。

議案第15号は米子市情報公開条例の一部改正でございまして、財源の確保及び受益と負担の適正を図る観点から、7月1日から(公文書の公開にかかる手数料を)50円引き上げようとするものでございます。

議案第16号は米子市手数料条例の一部改正でございますが、これも先ほどと同様の理由でございまして、(各種手数料の額を)50円引き上げまして350円にいたします。また、新設する手数料ということで、印鑑登録証交付手数料、図書貸出手数料を新設するものです。

記者:
手数料の条例は省いてもらってもいいです。

総務部長:
わかりました。
次に、議案第17号は、学校教育法の一部改正に伴う関係条例の制定でございまして、これは障がいのある児童生徒等の教育の充実を図るため、特別支援学校制度が創設されまして、盲学校、ろう学校、養護学校を特別支援学校とすることとされたことに伴いまして、学級の種別について所要の整備をするほか、米子市美術館条例など対象となる9条例についても同様の改正をしようとするものでございます。

議案第20号は米子市立図書館条例の一部改正でございますが、若干説明させていただきますと、日曜日及び土曜日並びに国民の祝日における開館時間を現行、午前10時から午後5時までとしておりましたのを1時間延長して、午前10時から午後6時までとするということでございます。そのほか物品の販売は、許可を受けた者でなければできないというようなことを定めております。

議案第24号は「米子市みんなできれいな住みよいまちづくり条例」の制定でございますが、ごみの投棄、飼い犬等のふんの放置の防止並びに歩きたばこの被害の防止等に関する環境美化活動等に関し、本市、市民等、事業者、土地所有者等が協働して取り組み、まちの美観を損ねることのない、きれいな住みよいまちづくりを推進するため制定しようとするものでございます。
主な内容でございますが、まず空き缶等の用語の定義、それから市、市民、事業者及び土地所有者の責務、公共の場所における空き缶等の投棄の禁止、歩行喫煙の制限、飼い犬等のふんの回収、環境美化推進区域の指定、環境美化推進区域ごとに定める環境美化推進計画に関する事項、空き缶等のポイ捨て等、飼い犬等のふんの未回収についての指導、また、この指導に従わない者に対する原状回復など、必要な措置の命令。この命令に従わない者に対する過料2万円などを定めようとするものでございます。この条例は周知期間等も必要ですので、本年7月1日から施行いたすこととしておりますが、過料に関する分については平成20年1月1日から施行しようとするものでございます。

議案第25号が「米子市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」の一部改正でございまして、家庭廃棄物の集積場所からの持ち去りを防止するため、その禁止に関し必要な事項を定めるもののほか、収集運搬業者等から徴収する手数料の額の見直しを行なうなどの整備をしようとするものでございまして、主な内容ですが、まず家庭廃棄物の持ち去り禁止については、集積場所に搬出された家庭廃棄物の所有権は市に帰属する。それから市から委託を受けた者以外の者は、家庭廃棄物を収集し、または運搬してはならない。市から委託を受けた者以外の者が収集し、運搬したときは、その者に対して当該収集、または運搬を行なわないように命ずることができる。この命令については、米子市行政手続条例3条、不利益処分の規定は適用しない。また、この命令に違反した者は、10月1日から20万以下の罰金に処するということでございます。

議案第26号は、これは「米子市ごみ処理施設設置条例」の一部改正でございまして、クリーンセンターに搬入する時間を、現行4時30分を4月1日から15分間延長し、午後4時45分までとしようとするものでございます。

議案第27号が米子市児童デイサービスに関する条例の制定でございまして、先ほど若干市長も触れましたけども、知的障がい児通園施設「あかしや」において児童デイサービスを実施することに伴い、その利用に関し必要な事項を定めるもののほか、利用児童の保護者から徴収する利用料の額及び納付に関し必要な事項を定めるものでございまして、主な制定内容は、利用対象児童についての定め、それから利用の申し込みや取りやめの届け出、利用の拒絶等の基準、手続、厚生労働大臣の定める基準により算定した額を超えない範囲内で市長が定める利用額の納付などを定めようとするものでございます。

議案第28号が「米子市なかよし学級条例」でございまして、崎津小学校内に崎津なかよし学級を本年4月から開設しようとするものでございます。21施設目になるものでございます。

議案第32号、「米子市国民健康保険条例」の一部改正でございますが、これは国民健康保険法施行令の一部改正に伴う基礎賦課限度額、現行53万円を56万円に改定することのほか、条約利子の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例に関する法律の一部改正に伴いまして、所要の整備をするものでございます。

議案第33号は、農業委員会部会委員の費用弁償の条例でございまして、費用弁償は現行日額2,600円となっておりますのを1,300円に引き下げるものでございます。

議案第36号は、米子市道路の占用に関する条例の一部改正でございまして、これは道路占用許可の対象物件が自転車等を駐車させるため必要な車輪止めの装置その他の器具が追加されたことに伴いまして、占用の額を定めるもののほか附則のほうで都市公園条例、都市下水路条例、漁港管理条例について文言の整理などをしようとするものでございます。

議案第37号が「米子駅前地下駐車場料金徴収条例」の一部改正でございまして、これは夜間駐車の時間帯が現行、午前0時から午前5時までは無料でございますが、この時間を午後6時から翌日の午前8時までに拡大いたしまして、その拡大した時間、午前5時から午前8時と、午後6時から午後12時、この時間帯における駐車料金の額を現行30分につき100円としておりますのを1時間につき100円にすることと、それから特定価格といいまして、不便なところにある駐車場でございますが、ここに定期駐車区画を設けて1ヶ月1万500円とするものでございます。

議案第38号が市営住宅条例の一部改正でございまして、主な改正内容といたしましては、市営住宅に優先的に選考して入居することができる者として、20歳未満の子を扶養している配偶者のない者に準ずると認められる者と。以前は配偶者のない者と、ここで切れていたようでございますけども「準ずる者と認められる者」、ここを追加したこと。それからもうひとつ、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律第10条の規定による命令を受けている者から暴力を受けた被害者に、これに準ずる者と認めること、ここを広げたということでございます。

議案第40号は下水道条例の一部改正でございますが、下水道料金、使用料の賦課徴収に関しまして旧米子市区域と旧淀江町区域とで異なった取り扱いをしておりましたが、これを統一した取り扱いとするほか、排水工事店等の工事に関して必要な事項を定めるものでございます。

議案第41号が市道の路線の認定でございまして、市道佐陀東団地線ほか14路線について新たに市道として認定するものでございます。

それから議案第42号から69号までの28議案は一般会計、特別会計に係る予算でございますので、後ほどご説明させていただきます。

以上が今回上程いたします議案でございますが、最終日に追加を予定している議案がございまして、訴えの提起、財産の処分、公平委員会の委員の選任、教育委員会委員の選任でございます。

次に、予算について説明をさせていただきます。資料「平成19年度予算の概要」の「主な事業の概要」をご覧ください。

【資料】
新しいウィンドウが開きます平成19年度予算の概要 (PDF 380キロバイト)

主な事業の概要について、新米子市総合計画に示された市の将来像、「生活充実都市・米子」の実現に向けて、まちづくりの基本目標であります、「子育てを応援し、お年寄りが元気な米子」などの4つの柱にまとめて記載しております。米印は新規事業でございます。これが全部で42件、事業費で約8億5,000万円となっております。

以下、新規事業を中心にご説明させていただきます。

初めに、1番目の柱、157億円を計上しております「子育てを応援し、お年寄りが元気な米子」の「ひとがいきいき」、「安心して健やかに暮らせる健康と福祉のまちづくり」についてでございますが、まず1の「健康づくり・保健サービスの充実」として、妊婦・乳幼児健康診査事業、5歳児健康診査事業、老人保健事業、がん検診事業、予防接種事業、特別医療費助成事業などを計上しております。5歳児健康診査事業については、巡回相談、発達健診、就学支援教室を行ない、軽度発達障害を早期に発見して対象児及び保護者に対し就学に向けた適切な支援を行なうこととしております。
2の「明るい長寿社会の実現」として、老人福祉センター及び老人憩の家の運営事業費を計上しておりますが、先ほども言いましたように、本年7月から入浴サービスを有料化することとしております。
それから、3の「安心して子育てができる環境づくり」として児童扶養手当及び児童手当扶助事業、放課後児童対策事業・なかよし学級、保育所措置事業、児童デイサービス事業、私立幼稚園就園奨励費助成事業などを計上しております。放課後児童対策事業・なかよし学級については、現在20施設で開設しているところでございますが、4月から崎津なかよし学級を新たに開設することとしており、今後も未実施校の早期解消に努めることとしております。中ほどの児童デイサービス事業については、在宅で障がいのある児童の地域における生活を支えるため、知的障がい児通園施設あかしやを一時的に利用して教育指導などを受けられるデイサービスを行ないます。
4の「障がい者の自立と社会参加の推進」として、居宅介護給付事業、自立支援給付、地域生活支援、身体及び知的障がい者援護施設支援費支給事業、重度身体障がい者等在宅生活支援事業、手話通訳派遣等委託事業、地域活動支援センター運営事業などを実施いたします。居宅介護給付事業、地域生活支援についてでございますが、単独で外出することが困難な在宅の重度障がい者に対し、外出時の付き添い等の移動支援を行なうほか、日中一時支援等を行なうことにより障がい者の自立と社会参加を促進し、障がい者の福祉の増進を図ることとしております。手話通訳派遣等委託事業については、聴覚障がい者に対し手話通訳者、要約筆記者を派遣し、聴覚障がい者等のコミュニケーション手段を確保することにより、社会参加の促進を図ることとしております。地域活動支援センターの運営事業については、障がい者等が創作活動または生活活動を行なう機会を提供し、社会との交流を図る地域活動支援センターの運営費を助成します。
5の「地域福祉の充実」として、福祉有償運送運営協議会設置事業、葬祭助成事業などを実施します。葬祭助成事業については、市営葬祭事業の廃止による激変緩和を図るため、葬祭を行なうことが困難となるかたに対し、葬祭費用の助成をいたします。
6の「社会保障制度の適正な運営」として、新たに後期高齢者医療制度関係事業を実施するほか、生活保護法に基づく扶助費の支給、国民健康保険事業、老人保健事業、介護保険事業の各特別会計に必要な資金を繰り出すこととしております。後期高齢者医療制度関係事業についてでございますが、県内全市町村が加入する鳥取県後期高齢者医療広域連合を運営主体とする後期高齢者医療制度へ平成20年4月から移行することに伴う準備経費を措置しております。

次に、2番目の柱、114億円を計上しておりますが、「ゆとりある心豊かな米子」の「こころがいきいき」、「豊かな心を育む人権・教育と歴史・文化のまちづくり」についてです。
まずはじめに、1の「人権尊重都市の実現」として、人権教育推進員等設置事業、人権・同和問題市民意識調査などについて計上しております。同和問題を初めとするあらゆる人権問題に関する教育啓発活動の推進を図るため、引き続き人権教育推進員を配置するほか、5年に1回実施している人権・同和問題市民意識調査を実施します。
2の「男女共同参画社会の実現」として、男女共同参画センターを運営し、センターを拠点として男女共同参画社会の形成のため情報発信及び意識啓発を図ります。
3の「豊かな心をはぐくむ学校教育の推進」として、学校運営標準経費、小・中・養護学校管理人件費、にこにこサポート支援事業費、義務教育施設等の整備事業などについて計上しております。
小・中・養護学校管理人件費についてですが、これは「行財政改革大綱実施計画」に基づきまして、学校主事を正職員から嘱託職員に切りかえ、廃止する34人分の人件費でございます。また男女共同トイレを解消するため、弓ヶ浜小学校トイレ整備事業を、それからまた児童数の増加に伴う教室不足に対応するため福米西小学校舎増築事業を実施するほか、後藤ケ丘中学校の旧屋内運動場の外壁とステージの補修、及び中学校外壁等安全対策事業として校舎の外壁の補修費を計上しております。そのほか引き続き小学校1、2年生30人学級、中学校1年生33人学級を実施いたします。
それから、新たに、にこにこサポート支援事業を実施し、障がいに起因した学校生活上の介助や学習支援が必要な児童が在籍している学校に特別支援教育支援員を配置し、児童の障がいに起因する学校の課題の解消を図ることとしております。
小学校給食調理場整備事業については、学校給食センターを改築し、平成20年度から供用開始することとしております。また食器購入事業として、小学校給食に使用する容器のうち、劣化したものの更新費を計上しております。
4の「生涯学習社会の実現」として、公民館運営費、公民館施設等整備事業、図書購入費などについて計上しております。公民館施設の整備事業については、淀江公民館大和分館の男女別トイレの改修及び会議室の増築などの施設整備を行ないます。
7の「貴重な歴史遺産の保存活用」として、埋蔵文化センター整備事業については引き続き地域の埋蔵文化センターの適切な保存管理、積極的な公開、活用及び調査研究機能を持つ拠点として、旧日新小学校跡を整備してまいります。また、史跡上淀廃寺跡保存整備事業及び買い上げ事業については、史跡上淀廃寺跡の中心伽藍(がらん)地形復元、金堂レプリカ設置、追加指定地の公有化を図ります。
8の「伯耆の国よなご文化創造計画の推進」として、米子の歴史及び文化を踏まえた個性あるまちづくりを推進するため検討委員会を開催するほか、米子の宝、歴史・文化掘り起こし事業として、米子の史跡88選選定事業等の実行委員会に助成いたします。
9の「生涯スポーツの推進」として、各種スポーツ団体運営費、市民総スポーツ運動推進事業、市民体育祭、市民体育館等管理運営、東山水泳場の管理運営費など2億8,500万円計上しております。

次に、「暮らしがいきいき」、「魅力あふれる定住のまちづくり」について説明します。
1の「快適な住環境整備」として、市民生活に密着した排水路等の維持補修整備については、より緊急度の高いものから計画的に実行することとしております。引き続き準用河川堀川改修事業、市営白浜住宅建替事業、市営住宅管理事業、都市公園及び屋外体育施設管理事業、合併処理浄化槽設置事業などを実施するほか、農業集落排水事業、下水道事業の各特別会計に必要な資金を繰り出すこととしております。また、新たに鳥取県西部地震被害者向け住宅資金利子補給事業、アスベスト緊急撤去支援事業を実施することとしております。
2の「都市景観の形成」として、旧加茂川・寺町周辺地区街なみ環境整備事業については、引き続き街なみ整備に助成するほか、彫刻のあるまちづくり推進事業として彫刻ロード案内板を設置します。また、新たに景観計画等策定業務に着手し、本年度は市民意識調査及び景観形成基本計画の見直しを行ないます。
3の「清潔な生活環境づくり」として、引き続き環境対策事業、分別収集事業、クリーンセンター運転事業を実施するほか、ごみの有料化に伴い、新たに家庭系生ごみ減量化事業、ごみ有料化事業、不法投棄対策事業、ごみ有料化周知事業などを実施いたします。家庭系生ごみ減量化事業については、生ごみ減量化の推進を図るため、生ごみ処理機及び処理容器の購入助成を実施いたします。ごみ有料化事業については、ごみ処理有料化に伴う指定ごみ袋・収集シールの製造及び販売等の経費を計上しております。それから不法投棄対策については、ごみ処理有料化に伴う不法投棄、不適正なごみの持ち出しなどの防止対策強化や不法投棄された特定家電及びパソコンを、リサイクル関連法に基づき適正な処理を実施いたします。ごみ有料化周知事業については、ごみ処理有料化に伴う住民等への周知や乳幼児世帯等の軽減負担を行ないます。新規事業といたしまして、溶融スラグストックヤード整備事業に着手し、旧米子市清掃工場を解体し、跡地に溶融スラグの保管場所を2ヶ年で整備いたします。
5の「災害に強い地域社会づくり」として、耐震改修促進計画策定事業、震災に強いまちづくり促進事業、安心安全情報ネットワーク事業、耐震性貯水槽設置事業、小型ポンプ積載車整備更新事業などを実施いたします。耐震改修促進計画策定事業については、建築物の耐震化を計画的かつ重点的に推進するため計画を策定いたします。
6の「犯罪のない地域社会づくり」については、犯罪防止、防犯対策推進事業として地域における防犯、地域住民の安心・安全確保につながる防犯灯の設置及び電灯料に対する助成、防犯意識の普及のための事業実施を推進する米子市防犯協議会に助成いたします。
7の「交通安全の環境づくり」については、交通安全施設整備事業として交差点改良、歩道設置、防護さく設置、反射鏡設置、道路標識設置などを行ないます。
8の「コミュニティづくり」については、自治会関連事業、市民交流広場運営事業、宝くじ助成事業などを実施するほか、コミュニティ施設整備事業としてコミュニティ施設の整備を行なう自治会等に助成をいたします。

「自然がいきいき」、「人と自然が共生するまちづくり」についてですが、
1の「総合的な環境保全対策の推進」として、公害対策事業、環境学習事業、ISO14001関連事業などを実施します。
2の「豊かな自然環境の保護と活用」として、中海水質保全対策事業、生活排水対策事業、自然環境創造支援事業、ラムサール条約登録湿地推進事業、市行造林保育事業などを実施します。

3番目の柱の「活力みなぎる米子」の「産業がいきいき」、「地域の活力を生み出す産業のまちづくり」についてですが、99億円を計上しております。
1の「活力ある農業・農村づくり」として、干拓地保水力向上対策事業、遊休農地解消対策モデル事業、全国和牛能力共進会協力事業、農地・水・環境保全向上対策事業、単市土地改良事業、新農業水利システム保全対策事業などについて計上しております。遊休農地解消対策モデル事業については、和牛放牧が遊休農地解消に有効であることを実証するための和牛放牧による草刈り作業に対して助成するものです。全国和牛能力共進会協力事業については、本市をメーン会場として開催される第9回全国和牛能力共進会へ協力するもので、会場内に米子ブースを設置し、米子の観光、文化、物産を紹介し、地場産業の振興を図ることとしております。農地・水・環境保全向上対策事業については、農村の景観形成、農地や水などの資源の保全を目的として、農業者、自治会等、地域住民が一体となって行なう活動組織への助成をするものです。
2の「漁業経営の安定化と効率化」として、皆生地区魚礁設置事業、皆生漁港整備事業などについて計上しております。
3の「商業の活性化」として、中心市街地活性化基本計画策定業務、まちづくりシンポジウム開催事業、にぎわいのある商店街づくり事業、流通業務団地立地促進補助金などについて計上しております。
4の「工業の振興」として、企業立地促進補助金、都市エリア産学官連携促進事業、弓浜絣(ゆみがはまがすり)産地維持緊急対策事業、中小企業新製品新技術開発促進補助金などについて計上しております。弓浜絣産地維持緊急対策事業については、新たに県、米子市、境港市で協調して弓浜絣技術者の後継者育成を行なうこととしております。新たな補助金でございます中小企業新製品新技術開発促進補助金については、新技術・新製品等の開発への取り組みと、その販路開拓に関する経費に対し助成するものです。
5の「観光地としての魅力づくり」としては、引き続き観光協会助成事業、観光案内板等整備事業及び米子がいな祭補助事業を実施するほか、新たに全国和牛能力共進会関連観光宣伝推進事業、エコツーリズム推進事業、米子市観光協会情報促進事業などについて計上しております。全国和牛能力共進会関連観光宣伝事業については、第9回全国和牛能力共進会の開催に伴い、本市を訪れる観光客に観光パンフレットを配布し、米子の魅力をアピールすることとしております。新たにエコツーリズム推進事業を実施し、大山・中海圏の豊かな自然、文化、資源などを生かしたエコツーリズムの推進を図ることとしております。
6の「意欲と能力を生かす雇用環境の整備」については、新たにシルバー人材センター高齢者活用事業として、就労支援コーディネーターの配置によるシルバー人材センターの登録会員の就業支援を行なうこととしております。

次に、「よなごがいきいき」、「交流と連携を育むまちづくり」についてご説明いたします。
2の「快適な都市環境の形成」については、米子駅前西土地区画整理事業として仮設住宅を撤去し、公園を整備することにしております。
3の「総合的な交通体系の整備」についてですが、道路、街路網などのインフラ整備については継続施行してきました内浜中央線、尾高福万線、皆生温泉環状線2工区が今年度完了となりますが、口陰田1号線についても整備促進してまいります。
4の「高度情報化の推進」については、淀江地区CATV管理運営事業として、今年度から本格的に淀江町地区のケーブルテレビ網の管理運営をいたします。
5の「コンベンションを活用したにぎわいづくり」については、コンベンション関連経費としてコンベンションセンターの管理運営費、コンベンションビューロー運営費負担金、コンベンション開催支援補助金、駅前簡易駐車場管理運営業務委託料などについて計上しております。
6の「広域連携の推進」については、西部広域行政管理組合への負担金の計上をしております。

4番目の柱でございます。117億円を計上しております、「みんなのための市役所」の「市役所がいきいき」、「市民に信頼される市役所づくり」についてでございます。
1の「行政の透明性の向上」については、市民が求める行政情報を適切に、正確でわかりやすく提供するとともに、市民と行政が一体となってまちづくりを推進していくため、施策等の経過、市政の課題等について「広報よなご」の発行、ホームページの掲載などの広報活動経費を計上しております。
2の「市民との協働」については、ボランティア活動支援交付金、まちづくり活動支援事業、議会報発行事業、県知事・県議会議員選挙、参議院議員通常選挙、市政調査研究事業などについて計上しております。
3の「効率的な行政運営の推進」については、職種転換者全庁LAN端末整備事業、職員研修事業、地域づくり研修事業などについて計上しております。新規でございますが、地域づくり研修事業は従来の職員研修事業とは異なり、地域づくりに係る新たな政策を検討するための先進地視察、講習会参加等を実施することにより、政策の効率的な実現を図るとともに、職員の政策形成の課題解決能力の向上を図り、地方分権の進展に対応できる人材を育成しようとするものでございます。

特別会計について説明いたします。
14の特別会計についても、総合計画のまちづくりを基本目標に定めて記載しております。
1本目の柱の「子育てを応援し、お年寄りが元気な米子」には、「明るい長寿社会の実現」として、高齢者住宅整備資金貸付事業特別会計について、また社会保障制度の適正な運営として国民健康保険事業、老人保健事業、介護保険事業の各特別会計について計上しております。

2本目の柱の「ゆとりある心豊かな米子」には、「人権尊重都市の実現」として、住宅資金貸付事業特別会計について、また「快適な住環境の整備」として南公園事業、下水道事業、農業集落排水事業、市営墓地整備事業、市営墓苑事業の各特別会計について計上しております。下水道事業特別会計については、老朽化した皆生処理場監視設備の更新を行なうとともに、管きょの整備を一層推進し、普及率の向上を図ることとしております。また、計画水量を超えて発生している不明水について、その原因を究明するための調査を引き続き実施することとしております。農業集落排水事業特別会計については、伯仙地区において平成19年度末に供用開始を目指して処理場及び管路の整備を推進してまいります。また、新たに集落排水機能強化事業として経年劣化した農業集落排水施設の機器の更新、オーバーホールなどの改修を行ないます。市営墓苑事業については、傾斜した墓石の移転補償費を計上しております。

3本目の柱の「活力みなぎる米子」には、商業の活性化として流通業務団地整備事業特別会計について、また効率的で計画的な土地利用の推進として土地取得事業特別会計、それから崎津団地開発促進事業、駐車場事業の各特別会計について計上しております。主な事業の内容につきましては、説明を省略させていただきます。
以上が今回上程いたします当初予算の概要でございます。

19年度予算案に対する質疑

幹事記者:
質問があればお願いします。

記者:
時間がないと思いますので、ちょっと市長さんにお尋ねしたいことを優先して先に聞きます。
まず予算編成の考えかたで、3つ質問させてください。
ひとつ、これ(予算編成の基本的な考えかた)の下のほうに書いてありますけど、選択と集中をしたらとか、創意と工夫、メリハリのある予算を心がけたとありますけども、どこら辺がそうなのか、そうだと思っとられるのかというのを教えてくださいというのがまずひとつです。
それと、見させてもらった限り、これが目玉だと言えるような事業がありませんで、米子駅の南北一体化ですとか借地料、それから流通団地、中学校給食といったような米子市の懸案で、何か大きく進展するような内容でもないですし、米子市の大きな課題である商店街や皆生温泉の活性化でも、何か特にこれはというのは入っておらんということがありまして、それと、一度、部長査定でゼロになっとった加茂川・寺町の街なみ整備が復活しとって、看板1個つけるとか、それから彫刻のあるまちづくりで看板1個つけるとかっていうようなやりかたになっておりまして、細々と何でもまんべんなくやる予算というような印象を持っておるんですけども、これに対しての市長さんの見解を伺いたいというのが2つ目です。
3つ目は、ここには一言も触れてないですけども、ごみの有料化ですとか下水道料金や、いろんな使用料、手数料の値上げがありまして、そういったこともあって予算が組めたということもあると思うんですけども、そのことについての市長さんのお考えを聞かせてください。以上です。

市長:
最初の選択と集中、また施策の創意工夫なんですけれども、予算査定の過程の中で、単純に切るんじゃなくて、またどういうかたちにすればより効率的にできるかというような議論もしました。さっきちょっと出てきましたけれども、加茂川の話なんかもなかなかすぐにはできないんで、当面は修景というか、そういうところに予算をつけたということもあります。実を言うとかなり経常経費については削らざるを得なかったんですけれども、そのへんでつけるべきところにはつけなきゃいかんところもあったわけですし、そういう配慮はしたつもりです。
それから、さっき目玉がないという話をされましたけれども、最初に私が説明しました新規事業の中で、やはりつけなきゃいかんところは今後のまちづくりを考えていくためにも配慮したつもりです。
さっきおっしゃった中心市街地とか南北一体化というのは、ある程度関連する部分もあるんですけれども、南北一体化の基本計画を今年度つくる予定にしています。それを踏まえて中心市街地の活性化基本計画は、商工会議所等民間のかたも含めて、今、検討してきておりますので、予算にも反映されてきております。
それから、皆生温泉については、さっき話がありましたエコツーリズムとか、塩湯を使ってのエステとか脂肪の燃焼だとか健康食だとか、これは昨年度からつけているんで新規ではないんですけれども、これも継続で配慮したところです。事業はJTBと、それから旅館組合、それから私ども市が予算をつけて、研究などを引き続きやっております。
それから、使用料などについては、下水道は特別会計ですんで、これは一般会計のほうには直には反映してきておりませんけれども、ごみの有料化というのは今回の予算編成で歳入面では一般会計のほうへ入っていますので、たいへん助かった面は、当然ですけどもございます。
一般財源の面からいけば、最初言いましたけども、交付税とか、それから市税等が伸びないということ、また義務的経費がふえる中で、もちろん一般財源がどれぐらいあるかということを勘案しながら予算編成をせざるを得なかったということで、非常に厳しい予算編成だったと思います。何とか年間を通して収支のバランスがとれるようにと思って作成した予算で、そういう意味ではかなり厳しい予算査定になったというふうに思っております。冒頭申し上げましたけども、基金も枯渇していますので、年間通して、またいろんな財政需要が出てきた場合にも対応できるような予算編成にしなきゃいかんということで、非常に厳しい予算査定だったと思っております。

記者:
すみません、ちょっと重ねて聞くような格好になりますが、つけるべきところにはつけたというお話でしたが、野坂市長さんとして、一番これに力を入れたというものは何でしょう?

市長:
それぞれの分野あるわけでして、もちろん福祉関係の予算というのは、これは自然増もあるし、やっぱり市民の皆さんに対するサービスの維持という面からいけば、簡単に縮減できるような分野じゃありませんので、そういう分野については当然のことですけれども配慮をしたつもりです。

記者:
それと、ちょっと予算と話が外れますが、市長さんにお答えいただきたいことで、(米子市特別職の職員の給与に関する)条例で、(特別職の給料が)12パーセントカットで、さらに自主的に市長さんから教育長さんまで10から8パーセントカットということですが、これについての考えかたを改めてちょっと伺っていいですか?

市長:
もちろん今、非常に厳しい財政状況であることは変わりないわけで、特別職報酬等審議会のほうから答申はいただいたんですけども、これは他の類似都市とか、それからもちろん現下の財政状況、経済状況なんかを考えてつくってもらったものですけれども、やはりこの厳しい財政状況の中で、市民の皆さんにも負担をお願いしているところですし、そういう中でやはり特別職もさらにカットすべきだということで提案させていただいております。

記者:
この10パーセントから8パーセントという数字は、何かもし根拠がございましたら。

市長:
前回、今まで10パーセントカットでやってきたわけでして、それプラス今回の特別職報酬等審議会の削減があったものですから、副市長、それから教育長、水道の管理者については若干見直したというかたちになっております。

記者:
これは12パーセントの削減があるので、この副市長さん以下は、今までみたいに10パーセントもしなくていいだろうという判断をされたんですか?

市長:
しなくていいというよりも、その影響もあるものですから、市長については10パーセントにしましたけれども、今までどおり。副市長、教育長については若干の見直しをしたと。今度の特別職報酬等審議会で12パーセントのカットがあったものですから見直しをしたということです。

記者:
さっきの質問と、またかぶっちゃうんですけど、今回、条例でも随分出てるんですが、使用料、手数料の見直し、随分ありますよね。市民に負担を求めるということになるわけですよね。片方で市民からすれば、市民負担がふえる中で、じゃあどういう施策を、市民生活の向上にかかわるような、どういう施策があるのかというのは、当然関心事になってくると思います。質問がダブるというのはそこなんですけども、市民負担を求める一方で、おれたちはこういう施策のために政策を絞ったんだと、これぞという施策を具体的に市長、上げていただけませんか。新規事業、いくつかありますけどね、これだけは職員で、みんなで知恵絞ったんだというものを、これだと思っておられるものを、具体的な施策を例示していただけないでしょうか。

市長:
予算には必ずしも乗ってないかもしれませんけども、「地域福祉計画」というものを昨年つくりましたんで、それに、これは予算には直接反映されてないと思いますけれども、例えば地域懇談会とか、地域の皆さんとの地域福祉計画の実際の具体的な計画の作成、各地域における作成とか、そういうことは力を入れていかなきゃいけない分野だと思っています。
それから、先ほど言いました新規の施策については、特に今、必要とされる分野に配慮したつもりです。

記者:
すみません、ちょっとまた予算の考えかたのことで質問ですけども、この間、皆さん取材をさせてもらったんですが、財政推計の見直しをされて、(平成21年度で)18億円累積赤字があるということがありますけども、今回の、こういう予算を組んだので、それが多少なりとも改善する見通しがついたというふうに認識しとられるのかどうか?

市長:
結果的にどうなるかわからないということはあるんですけれども、今年度については多分、赤が出ると思うんですよね。19年度については、もちろん基金がありませんので、できるだけ歳入歳出が見合うように努めたつもりでおります。そういう意味では非常に厳しい予算査定になったということだと思っています。

記者:
18年度はもう赤字決算になるという見通しですか?

市長:
今のところ、推計では赤字決算にならざるを得ないんじゃないかというふうに思っています。

記者:
基金を全部使ってもですか?

市長:
使っても赤字になる可能性が非常に大きいと思っています。来年度はそれも踏まえて、赤字にならないようにと思って予算査定はしたつもりです。収支決算は6月にならないとわかりませんけれども、そういうことを前提に予算編成をしたところです。

記者:
これは、ですから18年度の決算で赤字が仮に出るとしたら、その穴埋めというのは19年度から繰り上げ充用して、それを考えても最終的には赤字、マイナスにならないように今回の予算を組んだという意味でしょうか?

市長:
その赤字は、そのまま残るかもしれません。18年度の赤字分というのを19年度だけで全部吸収できるとかと言えば、それはできないかもしれません。

財政課長:
ええ、基本的に行革のさらなる取り組みもありますので、それを含めれば回収ができるかわからないですけど。

市長:
行革については、当然のことですけども、これからも取り組んでいくわけですし、それを前提に19年度予算もつくったわけですけれども、いろんな取り組みをしていく中で19年度がプラスになれば、そしたら18年度の赤分というのは一部解消できるわけですんで、そのつもりで財政運営には取り組んでいかなきゃいけないと思っています。

記者:
それはプラスにできるめどがついとらんということですか、今の時点で?

市長:
今は、19年度は収支バランスがとれるんじゃないかという前提で予算は組んでおります。

記者:
それは単年で見れば、というお話でしょうか?

市長:
ええ、単年ですね。ただ、18年度については、赤字になる見込みが非常に大きいと思っていますけれども、まだ正直言って、この5月まで、決算するまではどれぐらい赤になるかというのはわかりません。赤になるのか、最終的にプラスになるかもしれません、それはわかりません。だけど、ただ見込みとしては、予想としては赤になる可能性が大きいと思っています。

記者:
でも赤字になるかもしれん、そういう可能性が高いというようなことをわかって、それをプラスにできるめども立っとらんというような考えかたで予算を組んだって、あんまりよろしくないんじゃないかと思いますが。

市長:
言いかたがあれかもしれませんけれども、赤字をすぐ1年でぱっと解消できるかといえば、これは必ずしもそうでない場合もあるわけでして、もちろんそれが望ましいことは望ましいんですけれども、まだまだ18年度の赤字もわからない段階ですので、それを踏まえてそこまで吸収できる19年度の予算というのは、方向としてはその方向で考えていかないかんと思うんですけれども、19年度予算をつくるに当たっては、19年度としてどうやって均衡させるかということを考えながら策定した予算でございます。

記者:
仮に赤が出るとしたら、極めて珍しいことですか?今までなかったことですか?

市長:
米子市においては、なかったかもしれません。

財政課長:
何十年前のことは、ちょっと確認しとらんのですけど。

記者:
今回の、今の予算編成の時点でどれぐらい見込んでらっしゃるというのはあるんですか?今回予算編成をした段階で、18年度末というのはどれぐらいかというのは、まだわからない?

市長:
いや、これは19年度の予算編成したんで、18年度は18年度の予算編成をやって、今、その結果がどうなるかということですんで…

記者:
そうなんですけど、今回予算編成した今の段階で、どれぐらい18年度末の赤字が出るかというのは?

財政課長:
1月の決算見込み、第1回目の見込みでは、約5億円という見込みはいたしておりますが、先ほど市長も申し上げたように、出納閉鎖は5月末ですので、この数字は当然ながら変わってきます。したがいまして、最終的にいくら赤になるのか、場合によっては収支の均衡がとれるのか、これははっきり申し上げて、現時点ではわかりません。

記者:
5億が拡大するという可能性より縮小する可能性は高いですか?

財政課長:
それもわからないですね、現時点では。わからないという言いかたはあれですけど、いろんな要素がありますので、税収の関係、それからあとは何がありますかね、最終的に4月になりますと第2回目の決算見込みも集計しますので、今回の補正予算を踏まえて。経験的にいうと縮小していきます。

記者:
5億円は一般会計の決算?

財政課長:
これは普通会計で考えております。

【参考】
「普通会計」とは…

各地方公共団体の財政状況の把握や財政比較などのために用いられる統計上、観念上の会計です。
地方公共団体の会計は、「一般会計」と「特別会計」によって構成されていますが、地方自治体ごとで各会計の範囲が異なっています。そこで、一定の基準で区分しなおした会計を用いて地方財政統計を作成しますが、このための会計を「普通会計」といいます。

記者:
出納閉鎖までわからんていうのはそうだとして、どういう要因で決まっていくのかということでいくと、税収と、それ以外に何かあるんですか、主なものというのは?

財政課長:
税収と、あとは各予算の執行状況をこれから3月補正が終わって、4月になってから集計しますので。特別交付税もまだ決まっていません。

記者:
すみません、じゃあ減債基金と財政調整基金の合計で、残高がどれだけになるかと、もしよろしければ前年度との比較は?

【参考】
「減債基金」とは…

将来の市債の償還にあてるために積み立てられるもの。

【参考】
「財政調整基金」とは…

将来の財政の健全な運営に役立てるために積み立てられるもの

財政課長:
推計ですけども、18年度の末の見込みでいきますと、財政調整基金が700万程度、それから減債基金が600万程度ですね。

記者:
今回のこの予算を反映すると、なんぼになりますでしょうか?この19年度の。

財政課長:
19年度には基金繰り入れは基本的にしておりませんので。

記者:
これは、要は残りが取り崩すほどないのでということでよろしいですか?

財政課長:
そうですね。まだ見込みですから、どのくらいの残になるのかということ自体も、まだ確定しておりませんので。

記者:
すみません、じゃあ、ついでにちょっと数字のことで、実質公債費比率がなんぼになるかと、もしよろしければ前年との比較も教えていただいていいですか?後でもいいですので。

財政課長:
これがちょっと、どんどん決算統計まで数字が動きますのでね。ちなみに17年度が16.4ですので、18ポイントを下回るようにしないといけないわけですけども。

市長:
米子市の財政状況、いろいろ分析しますと、やはり国の三位一体改革の影響、それから扶助費の増というのももちろんある。扶助費とか公債費の増というのはもちろんあるんですけども、やはり過去の投資的な事業の影響、公債費ですけども、投資的事業の影響とか、やはり財政運営に、歳入に見合うようなものを超えるような、やっぱり背伸びしたような財政運営があったというのは確かだろうと思うんですよ。
そういうところの影響というのはやっぱり今、じわっと来ていまして、例えば公債費もそうだし、それから本年度で見れば錦海団地に関連したような借入金の返済が出てきたとか、それから駅前の地下駐車場の、今まで特別会計に設備投資をした分の返済を特別会計に繰り上げ充用で、赤字で積んできていた、一時借り入れの原因にもなったんですけども、そういうところを今年度からやめたとか、そういうのもあって、もともとかなり厳しい今年度の予算だったかなという気はしていたんです。そういうのもあるものですから、今年度赤字になる可能性が非常に大きいというのがあります。
また来年度も、もちろんそういうのもきいてきますんで、余計予算編成が厳しくなってきているというところはあると思っています。そういうのも米子市の財政赤字、財政悪化の原因になっていると思っています。これをいずれにせよ「財政健全化プラン」、あと3年ですので、あと3年の間に何とか健全な財政運営になるよう頑張っていかないかんと思っています。

記者:
いいですか。歳出のほうで、市民の関心事になってると思うんですが、市役所の地代なんですけれども、どれだけ組んでますか?

財政課長:
まだ正式な契約は結んでおらんのですけれども、現時点ではおおむね2,000万円ぐらいは減額となっております。

市長:
これ、平成2、3年ごろは実をいうと基準額よりも地代が相当低くてですね、それをずっと上げてきたものですから、それが今、13年、14年でピークになって、今、地代が下がってきているという中で、今、地代の削減交渉をやっているところです。

記者:
いくらに対して2,000万下げてるんですか?

財政課長:
トータルが、ちょっと細かい数字は覚えてないんですけど、2億4,000万程度だったと思いますけどね。

記者:
今回の予算で2億2,000万円ぐらい入れておると?

財政課長:
現時点の、まだ交渉が終わってない部分もありますので、ちょっと不確定なんですけども。2億3,800万程度が、現時点で2,200万程度縮減しております。したがって、2億1,600万程度ですね。

記者:
それが、今度19年度の予算に反映してくる額ですか?

財政課長:
予算案として。

記者:
すべての施設の借地料ですね?

財政課長:
そうですね。

記者:
方針としては20パーセントの削減ということで交渉なさってるというふうに理解してもいいんでしょうか?さらに新年度に入っても、予算は予算で上げるけれども、それの交渉はしていくという理解でいいんでしょうか?

財政課長:
19年度については予算を基本として契約するわけですけども、当然ながらそれ以後も引き続き借地料の軽減、低減というのは交渉していくと。

記者:
今年度ですかね、これが問題として浮上したときに、20パーセントぐらいの減額をしたいということでたしかお話がありました、方向性としては。

市長:
物件費、全部20パーセント減で一応やったものですから、今年度は。

記者:
はい。だから地代も20パーセントということ、それが一応2,200万円だから1割。1割は、今年度は何とか今のところは交渉できてると。

財政課長:
現時点でね。

記者:
これで、2億1,600万円で一応契約をする方向なんですね、19年度は?

財政課長:
一部を除いてですね。一部はまだ継続中ですのでね。予算としては計上しておきますけども、当然ながら3月いっぱいまでは、まだ交渉していく…

記者:
結局その20パーセントまで、あと2,200万円ぐらい下がるような見通しはあるんですか?

財政課長:
それは、ですから19年度においては完全に20パーセントということにはならないものもあるわけですので、それは目標としてはそう掲げておりますけども、当然なかなか全部はすぱっと、ということにはならない。

記者:
予算に上げてからも減額交渉を、19年度分の減額交渉というのも、この年度になってもされるんですか?

財政課長:
いやいや、18年度中ですよ。

記者:
19年度には、もう頭で契約しなきゃいけないんですよね?

財政課長:
そうです。

記者:
ということは、一応あと1ヶ月か何かでもうちょっと頑張ると。

財政課長:
そういうことです。まだ最終確定していない部分も一部ありますので。

記者:
それですみません、ちょっと関連してなんですけど、そもそも借地料を含めた物件費の2割減というのを予算編成方針で示しとられて、きょう見ると0.9パーセントの減になってますよね。これは当然、ごみの有料化の事業の増はあったって書いてあるんですけど、ごみ有料化なんかも当然想定した上で2割カットという方針を示しておられたと思ったんですけども、20パーセントカットを示しておられながら、結局0.9パーセント減にとどまったというのは、非常に何か切りかたがぬるかったんじゃないかなという気がするんですけども。

財政課長:
物件費全部が20パーセントということではありませんのでね。

記者:
という説明じゃなかったですか、編成方針のとき。

財政課長:
いや、そうじゃなくて、当然義務的経費とか債務負担行為の分は除いています。

記者:そうですか。

財政課長:
はい、除いています。それは予算編成方針でも示してありますので。カットの対象経費というのが、70億ちょっとですのでね。

記者:
全部で、ですか?

財政課長:
そうです。

記者:
70億ぐらい。そのカットの対象になったのは、今の借地料の話もあるんですけど、何割カットになったんですか、結局?そのカットの対象としとったものは、目標20パーセントに対して、今回上げておられる予算の中では。

財政課長:
個別の数字は、ちょっと今持っておらんですけどね、個別の、どの費目が何パーセントカットというのは。

記者:
ただ、20パーセントに届いているんですか、そこの部分は?

財政課長:
いや、個別の、何といいましょうか、特殊性とか専門性というのがありますので、うちが単純に20パーセントと言っても、それで全然委託契約が成り立たない部分もありますので、そういったのは当然ながら個別…

記者:
いや、それは、個別はいろいろあるでしょうけども、全体的にですよ、そういう方針示しておられたわけですから。

財政課長:
私が言ったのは、まず20パーセントの編成方針はあるけども、個別の査定の中では特殊性、専門性というのはありました、それが事実です。だから20パーセントにならない部分もあります。

記者:
20パーセントにしたものもあれば、してないものもあるということですか?

財政課長:
そういうことです。

記者:
20パーセント、30パーセントとか40パーセントとかはなかったんですか、カットしたものは?全体で20パーセントを達成するというご説明だったと思うんですわ。ですから、中には10パーセントしか切れないものもあれば、50パーセント、がばっと切るのもあるし、その中でこの物件費という、この大きな額の部分を20パーセント削って縮減するという方針を示しておられたわけですから、そこを結局20パーセントの目標に対して、全体として結局、何パーセント切れたのかというところをお聞きしてるんです。

財政課長:
ちょっと今、手持ちで持ってきてないです。

記者:
後でいいです。

幹事記者:
ほかに質問は?

記者:
市長に1点。市長、先ほど手数料等の引き上げに対する質問に対して、予算編成上、たいへん助かったとおっしゃったんですが、市長のメッセージとして、そういうことでいいんですか?

市長:
手数料については、もちろんご負担をお願いして、しなければならないということで、非常に心苦しい気持ちを持っております。ただ、そういういろんなところでお願いしたりして入ってきた一般財源というか、歳入を勘案した上で予算編成したわけですけども、その入ってくる歳入等を見ても、歳出の面では非常に厳しい査定をせざるを得なかったという意味で申し上げたんです。

記者:
いや、だから予算編成上たいへん助かったという言葉しかなかったから。市民という目線が全くないと思ったから、こういう発言したわけです。

市長:
いや、そういう意味じゃなくて、いろいろご負担いただいて、非常に心苦しく思っていますし、そういう意味では、今度、新しい財源として入ってきたわけですから、そういうふうな意味ではたいへんありがたかったと思っています。

記者:
ちょっと大枠の話で、今回、予算編成に当たっては、まず市債が大分減ってますよね。12億円、借り入れが、前年に比べて。それはもうこれ以上、公債費比率を上げていかないから、要するに借り入れを起こして事業をするよりは削っていこうという話ですよね?

財政課長:
まずはプライマリーバランスの黒字化が前提としてありますよね。

【参考】
「プライマリーバランス」とは…

市債などの借金を除いた歳入と、過去の借金の元利払いを除いた歳出の差のことで、財政の健全性を表す指標です。
歳出の方が多ければ赤字となり、将来の借金負担が財政規模に比べて増大することになります。
黒字になれば、新たな借金は過去の借金返済に充てられるため、財政が健全であることを示します。

記者:
足らずまいを借りていったら減ったという、そういう計算ですか?

財政課長:
減っていますね、発行額は。

記者:
それとも、もう最初からやっぱり市債の借り入れもなるべく極力抑えようという方針があるんですか?そもそも減らそうとして減らしたものなのか?それとも自然と減ったのか?

財政課長:
やはり長期的な債務ですので、これは。やはり構造的な財政構造の転換という観点からいうと、やはり起債発行というのは抑制せないかんというのはあります。

記者:
それで、この歳出のほうで投資的経費は減ってるんだけど、補助事業が去年と比べてふえてますよね?

財政課長:
それは、大型の補助事業が、先ほども市長のほうからありましたけども、給食センターや、それから溶融スラグのストックヤードとか、それから福米西小学校とか、そういった大きい補助事業がありますので、補助金というのはふえています。

記者:
ふえてますね。その分、単独事業を同じ額ぐらいどんと減してということになってますよね。この単独事業、減した単独事業というのは、具体的にはどういうものがありますか?普通建設事業費みたいなやつですかね。

財政課長:
単独につきましては、大きいものだけを申し上げていいですか。米子消防署の整備事業とか…

記者:
これは終わったということですよね?

財政課長:
そうです。これは事業終了です。

記者:
それから淀江のケーブルテレビ。

財政課長:
そうですね。

記者:
結局これ、市債が減ったのも、そういうものが終わったからということもあるんですね?これは減らそうとして減らしたんじゃなくて、減ったんですよね?

財政課長:
そうです、それもあります。ただ、当然ながら財政の構造改革という観点からいくと、なるべく抑制していくというのがひとつの前提としてはあります。

記者:
大型物を考えると、特にここでどんと減らしたというわけではないわけなんですか?終わったというだけなんですか?

財政課長:
そうですね、事業終了というのはもちろんありますけども、ただ、その念頭にあるのは、やはり起債発行額の抑制というのは前提にありますのでね。

記者:
全体で3.2パーセント減ってるわけでしょう?

財政課長:
はい。

記者:
何を削ったかというのが、もうちょっと具体的にわかりますか?3.2パーセントも減らすのに。要するにちょぼちょぼじゃなくて、何かダイナミックに削ってるというのはあるんですか?

財政課長:
意識的にですか?

記者:
この間もちらっと、退職手当基金の積み立てをしないことにしたということや、合併振興基金を積み立てないということで…

財政課長:
合併振興基金の5億は今回計上しておりません。

記者:
本当は今年度入れるつもりだったんですか、それも?

財政課長:
18年度は5億積んでますので。

記者:
それ、やめたんですね?

財政課長:
やめたというか、当初予算ではとりあえず計上しておりません。

記者:
ほかにはないですね?

財政課長:
あと、当然ながら補助金について、補助金も単独、市単独の補助金等、大きく見直しておりまして…

記者:
補助金はいくら?

財政課長:
これも1億4,000万程度削減しております。

記者:
これ、何割カットですか?

財政課長:
対前年比でいうと、11.2パーセントですね。

記者:
市単独の補助金ですね?

財政課長:
それが中心ですね。

記者:
それでも16億にならないよね、なかなか。

財政課長:
一般会計予算の内訳の3、歳出(性質別)のところを見ていただくと、特徴的なの、大きいところで投資的事業の単独、それから維持補修費、それから先ほど言った積立金…

記者:
すみません、そこに出とる積立金の5,200万円というのは、それこそさっきの600万円、700万円になるというところに積むという理解でいいですか?

財政課長:
これは、そうですね、基金の積み立ても多少はありますけどね。

記者:
ひとつ、繰り返しになるかもしれないですけど、今回、もしかして18年度で赤字決算になるかもしれないということもあって、19年度の予算編成って非常に大変というか、市長としてもいろいろ思いがあったと思うんですけど、どこを市長として一番重きを置かれた点ということで今回の予算編成をされたということだったですか。

市長:
福祉とか、どうしてもやらなきゃいかんところは何とか維持しなきゃいけないと思って維持したところと、それから新規でどうしてもやらなきゃいかんところがありましたね、新規事業、説明させてもらいましたけども、そういうところはやっぱり現下の状況から見て、例えば5歳児健診とか障がい児のかたがたの分とか、説明させてもらった、ああいうところはやっぱりどうしてもつけないかんということでつけさせてもらったつもりです。
それで、当初言いましたけども、財源がどんどん減っていく中で、そういうところは絶対維持していかなきゃいかんということで、なかなか大規模な予算をぼっとどこかにつけるとか、そういうことは今の状況の中では、給食センターとか、そういうどうしてもやらなきゃいかん部分はそうですけども、それ以外のところはなかなかつけられなかったという、それで収支均衡を図るのに非常に苦労したということですね。

記者:
今年度で収支均衡のめどを…

市長:
いや、19年度予算については何とか収支均衡が図れるんじゃないかと思っておりますけれども、そのつもりで予算編成をしたということです。
今まで非常に米子市はやっぱり赤字体質というか、かなり基金なんかを当て込んだような予算編成をしてきた部分もあったと思うんですけども、今回はかなりそのへんは厳しく査定したつもりです。

幹事記者:
ありがとうございました。

市長:
よろしいですか。ありがとうございました。

(かっこ内) は、市民参画課で補足しています。

掲載日:2007年2月22日