「職員人材育成基本方針」へのご意見と市の考えかた

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「職員人材育成基本方針」へのご意見と市の考えかた

米子市では、地方自治が新しい時代を迎えようとする中、米子市の将来像、行政のありかたを踏まえ、これからの時代に求められる職員像を明らかにし、人材育成の方向を示すため「米子市職員人材育成基本方針」を策定しているところです。
この基本方針について、市民の皆さんからのご意見を募集したところ、お1人から貴重なご意見をいただきましたので、市の考えかたとあわせて、概要をご紹介します。

【ご意見】

求められる職員像に次の項目を追加してほしい。

  • 自治体と地域社会とは1つの経営体であるという視点
  • 生活者起点の行政運営という基本的視点

【市の考えかた】

市民からの信頼を得て行政運営をしていくためには、全体の奉仕者としての使命感と誇り、倫理観をもって業務を遂行すること、さらには効率的な行政運営をするためにもコスト意識、業務改善意識をもち市民本位の視点で課題解決をし、市民の方とともに業務に取り組んでいく姿勢が必要であると考えています。
求められる職員像は、そうした観点から掲げており、ご指摘の視点も含んでいるものと考えています。

【ご意見】

求められる能力に「事務事業評価」と「項目調整能力」項目の設定を提案する。

【市の考えかた】

「事務事業評価」は、事務事業を、市関与の妥当性、必要性、効率性、目標達成度などから評価し、成果重視の行政運営システムへの変革を図ろうとするものであり、職員の能力を評価する性質のものではありません。
業務を行なううえで、業務を客観的に見て多様な面から必要性等を判断することは必要であり、業務遂行能力の中でそうした能力を求めています。
また、係長以上の職では、業務に関し、市全体から見る中での必要性を考慮し、調整する能力も重要な能力と考えており、階層別に要求される能力に定めています。

【ご意見】

職員数の増加防止、また、職員が異動に前向きになるように政策ごとの人事異動の新設を提案する。

【市の考えかた】

新規事業に対応した人事異動はこれまでも実施しています。
また、職員の挑戦意欲の喚起については、この基本方針で、特定業務への従事希望制度を実施することとしています。

【ご意見】

パート職員の削減を提案する。

【市の考えかた】

行政改革の中で検討することとしています。

【ご意見】

就業規則の採用を提案する。

【市の考えかた】

地方公務員法に定めのあるもののほか、条例、規則で定めています。

【ご意見】

事務事業評価制度を単独評価と人事評価の二重評価とする。

【市の考えかた】

事務事業評価は、あくまでも行政運営システムを見直すためのものであり、人事評価のためのものではありません。
なお、成果主義、職員の意欲の増進については、「米子市職員人材育成基本方針」をもとにこれから策定する、新たな人事評価制度の中で検討していきます。

【ご意見】

事務事業評価の研修を全員に繰り返し行なうことを提案する。

【市の考えかた】

毎年、評価表記入説明会を実施しています。

【ご意見】

メンタルヘルス研修はいろいろ必要である。休職中の賃金は無給とすること。

【市の考えかた】

職場環境の変化や業務遂行の複雑化・スピード化などもあり、こころの健康を保つメンタルヘルスの必要性は高まっており、職員1人ひとりや管理監督者の意識の喚起に努めることは非常に重要であると考えています。
なお、休職中の給与は条件に応じ、減額、無給としています。

【ご意見】

縦割り組織の弊害阻止対策のため市長、部長クラスの幹部会議を提案する。

【市の考えかた】

市長と部長クラスの幹部会議は従来から週1回、庁議を実施しています。
また、各部で課長会を行なっておりますし、その後、各課でも報告会を行なっています。

以上のようなご意見をいただきました。
これらの内容を検討した結果、方針案そのものは変更しないものとし、今後の制度構築・運用などにあたっての貴重なご意見とさせていただきたいと考えています。

掲載日:2006年7月4日