市長定例会見(平成19年7月3日)

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市長定例会見(平成19年7月3日)

 平成19年7月3日(火曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

よろしいですか。よろしくお願いします。
きょうは、3点報告させていただきたいと思います。

ひとつは、昨年、新米子市の総合計画「米子いきいきプラン」というのをつくったんですけれども、その基本計画の中には、数値目標を置いております。それで、その進捗状況を把握して、今後の計画推進に役立てるということで、平成18年度の進捗状況の結果を取りまとめました。

リンク … 「米子いきいきプラン」数値目標の平成18年度達成状況

調査の対象は、数値目標を全部で71項目あげているんですけれども、そのうちで市民の意識調査ですとか市民の実態に関連する部分、市民に直接聞かないとわからない部分というのが、13項目ありますけれども、それを除いて58項目について、庁内で調査したということです。
進捗状況ということで、次の「米子いきいきプラン」数値目標の平成18年度達成状況に載っておりますけれども、目標達成度というのを4つに分けまして、「A」というのは、ほぼ目標値を達成している、「B」というのは、おおむね順調に進捗していて、5年の間には目標を達成できる見込みである、「C」というのは、進捗状況が停滞していて、目標を達成するためには取り組みを強化していく必要がある、それから「D」は、基準値を下回っている、ということで基準を設けて整理しております。
調査結果ですけれども、対象目標数58項目のうち、既に目標値に達したものというのが9項目、おおむね順調に進捗しているというBのカテゴリー、これが31項目、合わせると40項目ということで、最初の年としては、おおむね順調に進んでいるのではないかと思っております。ただ、基準値を相当下回っているものがありますし、今後、取り組みを強化する必要があるというのがかなりありますので、やはり、目標実現に向けては、さらに各分野において、取り組みを強化していく必要があるというふうに考えているところでございます。後でまたご質問に答えさせていただくことにして、とりあえずご報告だけさせてもらいます。

それから、2番目は、米子市まちづくり活動支援交付金の交付事業を決定したので、報告いたします。

リンク … 平成19年度まちづくり活動支援交付金の交付事業

応募の状況ですけども、今年度は、5月1日から31日までの1ヶ月間で募集したところでございますけれども、9つの事業で応募がございました。その事業の形態としては、環境の美化活動、防犯活動、地域文化の創造、子どもの健全育成など、今回、多種多様なバラエティーに富んだものじゃなかったかと思っております。
平成18年度から始めたわけですけれども、平成18年度は、防犯活動等の応募が多かったと思うんですけども、今回は、わりといろんな分野に散らばっていたというふうに思っております。
それで、市の担当課の協働推進課で、書類審査の後、市民の代表のかたがたで構成されております審査委員会において、6月15日に本審査を行なっておりまして、このときには、各申請者からプレゼンテーションもしてもらっておりますが、それで、慎重に審議してもらった結果、すべての事業が交付金を受けることに値する事業であるという意見をいただきました。それで、6月28日に、私のほうに委員長と委員のかたがお見えになりまして、審査委員会を代表して審査の結果を報告していただきました。それで、またその報告の内容をじゅうぶん考慮しまして、市のほうでも再度検討した結果、やはり報告のとおり応募のあった9つの事業、すべてを交付対象事業として決定させていただいたところでございます。
お手元にお配りしております、平成19年度まちづくり活動支援交付金の交付事業の9つの事業というのが今回、交付を決定した事業でございます。
それから、交付の合計額が151万3千円ということになっております。

それからもうひとつ、環境啓発ビデオ・DVDの「私たちの中海」というのをつくりました。
これは、一昨年の11月に中海がラムサール条約に登録されましたので、これを機会に、市民の皆さんにとっても身近な中海やラムサール条約についての情報をさらに提供して、中海の現状やラムサール条約の趣旨などを知っていただいて、みんなの中海を大事にしていこうという趣旨で作成したものでございます。
それで、ビデオを50本、DVDを50本つくっておりまして、小・中学校、公民館、米子図書館、淀江支所、水鳥公園、それから国、県の関連部局等に配布しまして、市民の皆さんにも広く見てもらおうと思っております。

リンク … 「私たちの中海」DVDお貸しします

内容は、中海の歴史、中海の生き物、中海の産業、中海の未来といった4つの分野を大きくとりあげております。
それで、小・中学校では社会科や総合学習の時間に活用してもらいたいと思っていますし、公民館では公民館大学などの生涯学習での利用や各種勉強会等でも使ってもらおうという趣旨でつくったものでございます。

とりあえず以上でございます。ご質問等ございましたら、よろしくお願いします。

平成19年度まちづくり活動支援交付金

記者:
まちづくり交付金のことでお尋ねしようと思うんですが、市長さんおっしゃったように、前回は半分ぐらいが防犯・防災だったのが、今回はいろんな分野の活動になっておって、バラエティーに富んだものになったとおっしゃった。それはバラエティーに富んだものになって、よかったというか、この制度自体の周知が進んだ結果、こうなったじゃないかというふうに受けとめておられますでしょうか?

市長:
もうちょっと応募があったらいいなと思っていたんですけれども、広く知られるようになったということは、そうだろうと思っています。今後、さらにたくさん応募していただければと思っております。
防犯もいろんな組織を立ちあげられたり、それぞれの地域で取り組みが始まっているので、これを利用しなくてもというのもあったのかもしれません。ちょっとその辺はわかりませんけども、いろんな分野のかたが応募していただけたというのは、いいことだと思っていますので、それぞれのまちづくり、地域づくりという観点から、さらに応募していただいて、応募がもっとふえればいいなと思っています。そういう意味では、今後、また広報等も努めていきたいと思っております。

記者:
前年の実績とか経験を踏まえて、何か改良した点ってあるんですか?
新たに、ちょっとポイントを置いて考えてみたとか、何か?

市長:
何かあったかな。

協働推進課主査:
前回と比べてということになりますと、前回、交付いたしました10団体に対しまして、特に問題はなかったんですけれども、前回、12団体の応募に対して不交付が2団体ございました。この2団体というのが、じつは地域にある、いわゆるコミュニティーの中のお祭りということで広がりがないということと、例年ずっと続けた祭りなので、特に新しい視点で、今回の私どもの交付金の支援するという部分のステップアップの部分がなかった、そういったようなところをどのように評価するのかということが、今年の審査員の中で議論になりました。
結果としては、単純に祭りだからいいとか悪いとかということではなくて、祭りの中の1つひとつのメニューをどう取り組む姿勢を持っておられるかということで、例えば今年、出ております夜見町の「こどもみこし保存会」というのがありますけれども、これも夜見の祭りというところが、ひとつの発表の場ではあるんですけれども、その中身として地域の文化を保存して掘り起こして、そしていわゆる子どもたちと、それからそのみこしを伝えていく老人というか、大人たちとの交流という視点で評価していこうというようなことが、出てきております。
去年の場合は、先ほど市長が申しあげましたように、比較的活動の方向として固まったものがありましたので、今後、よりバラエティーに富んだものがどんどん出てくれば、その都度、またその評価のポイントというのは、検討されるべきだと思いますけれども、去年と今年という比較の中では、そういう点がございました。

「米子いきいきプラン」数値目標の平成18年度達成状況

記者:
総合計画なんですけど、この数値目標の総数の71から13項目が除外されていますけど、これについては、18年度実績値の何らかの調査か何かをやってのことですか?

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます数値目標進捗状況結果(一括) (PDF 23.3キロバイト)

市長:
これはですね、若干費用もかかり、実態調査等になってくるものですから、今、考えていますのは、5年間で2回ぐらいやろうかなと思っていまして、中間年であります20年度、これは18、19、20、21、22という、この5ヶ年間の計画ですので、中間年でもあります20年度、それから最終年であります22年度に、この13項目に該当する部分は調査しようと思っています。それで、最後の22年度にやった分は、また今度、新米子市の第2次の総合計画をつくるわけですので、それの参考にもしていきたいと思っています。

記者:
その総合計画ですけど、達成率で、いわゆる市民生活と直接結びついているようなものが多いように、今、拾ってみようと思うんですけれども、市長としてはどうですか?

市長:
この総合計画、私、従来から申しあげていた4つの分野がありまして、いわゆる少子高齢化対策、子育てを応援し、お年寄りが元気な米子という部分、それからゆとりある心豊かさ、それから活力、これはどっちかというと経済関係ですね、それと市役所の改革というところなんですけれども、第1章、第2章は、おっしゃるように市民生活と非常に密接に関係している事項が多いだろうと思います。経済の部分となると、その分野のかた、例えば農家とか、そういう人は、担い手だとか、遊休農地というような観点で市民生活とも関係してるかもしれませんけども、コンベンションセンターにもっとたくさん人が来てほしいとか、また、皆生温泉の活性化だとかということなんで、直に関係しない部分はあるかもしれません。ただ、おっしゃるように第1章、第2章に関連する部分は、市民生活と密接に関連する部分が多い分野だと思っています。

記者:
その中でも、例えば、ごみのリサイクル率が有料化をする前、するにもかかわらず低いということと、それから自治会への加入数が少ないとか、そういう本当に何かまちづくりの根本みたいなところが達成してないというような感じがありますが?

市長:
ごみの有料化の関係、ごみのリサイクル率からいけば、これは実を言うと、資料の数値目標進捗状況結果(一括)にかっこでくくってますけども、18年度の結果も出てません。16年度、17年度なんですよね。そこのごみの有料化というのは、19年度ですので19年度の結果を見ないと、やっぱりその効果というのは、出てこないんじゃないかと思っています。
それから、自治会の加入というのは、本当に非常に大きな問題だと思っていまして、今後もやっぱりどうやって取り組んでいくかということも含めて、やっぱり連合自治会とも話ししながら進めていかないかんだろうと思っています。特に自主防災組織なんかもそうなんですよね。これは若干伸びてますけれども、米子市は全体がもともと低いので、その部分というのをこれからやっぱりやっていかないかん部分だろうと思っています。

記者:
ごみのリサイクル率なんかも、自治会への加入が低いということについては、ちょっとリンクしているように思うんですけどね、多分。自治会のごみの担当は、環境部の人ですかね、環境部の人たちというのは、その自治会に入らない人がいて、アパートがいっぱいあってみたいなところで、非常に苦労してらっしゃると思うんですね、現実問題として。この辺は、やっぱりごみの話にすべてはいかないと思いますけども、何かちょっと抜本的に対策をしないといけないんじゃないですかね?

市長:
そうですね、これは、全国的に問題になってることではあるんですけれども、米子も確かに、非常に低い地域と高い地域とありまして、おっしゃるようにアパートとかマンションなんかが多い地域というのは、やっぱりどうしても低くならざるを得ない。実際、自治会のかたがたも回ったりして非常に努力しておられるところもありますし、市としても、自治会とも協力しながらやっていかないかんだろうと思っていますけれども、例えば市報の配付にしてもそうですし、市の動きの情報の伝達にしてもですね、自治会を通じて情報を流したり、お願いしたりするということは多いので、これも本当に、やっぱりこんなところかなというのは、非常に寂しい感じというか、今後、努力していかないかんという部分だと思っています。
それから、皆生温泉なんかも、しにせの旅館が2つ廃業されたというようなこともあって、非常に低くなってて、これなんかも今後さらに努力していかないかん分野だなと思っております。これは、入湯税を払っていただいているかたの割合ですんで、それぞれの分野で新しい経営者が入ってこられれば、またあがる部分もあると思うんですけれども、エコツーリズムだとか、中海を取り巻く4市といろいろ連携してやっている事業とか、それから塩湯を使ったような事業を何かできないかということで、今、JTBと協力しながらやっている分野があるんですけども、そういうのも、今後、生かしていって、あと4年後には、ある程度の結果が出てくるということでがんばりたいと思っています。

記者:
市長が以前からこの4つの分野を重点的な政策分野として掲げておられるんですけど、やっぱり第3章の活力みなぎる米子というところが、一番、CとDの値が多いような気がしまして、これもここに書いてありますように、社会情勢等に左右される部分があるんで、非常に難しい分野だとは思うんですけども、やはりちょっと、一番この第3章がよろしくないというか、もうちょっと努力が必要なのかなという気もしていまして、何か取り組みを強化するというようなことも書いてありますけど、具体的にどんなことをされていくのかというのを大ざっぱに教えていただけませんでしょうか?

市長:
遊休農地とか担い手の数というのは、例えば担い手の数は、ここ18年度実績、46になってますけども、たしか19年度に入って、76ぐらいになっていると思っていまして、ここにあがってる遊休農地とか面積とか担い手の数というのは、農業関係の計画がありまして、それの数値をここにあげているんですけども、そういう意味で、他の農業団体なんかと協力しながらやっていかないかん分野だと思っています。ただ、今、現時点での評価は、Cということになってるわけですね。
それから、流通団地については、これは、今後、100パーセントが目標ということでやってるんで、崎津・流通団地営業課というのをつくったわけですので、これもがんばっていかないかんだろうと思っています。
それから、皆生温泉のことはさっき申しあげたところで、エコツーリズムとか、それから塩湯を利用したとか、それから4市連携での底上げとか、そういうようなことをやっていかないかんだろうと思っています。
農業も、これなかなか難しいんで、この目標値というのは、たしか、他の農業団体なんかとも協議しながら、農業の、この地域の計画の中の数値をそのまま使ってるんですけども、これもやっぱりがんばっていかないかんだろうと思っております。
あと、コンベンション参加延べ宿泊客数は、一番下のほうですけども、これは伸びてはいるんですけども、一時的な可能性もありますので、今後ともやっぱりこういう分野も手抜かりなくやっていかないかんだろうと思っております。

記者:
今、いろいろお話しなさった中に、流通団地は確かに目標が100パーセントで、評価がBの達成できる見込みになってますが、これはかなり自信持っておられるんですか?

市長:
いや、そのために最大限努力していかないかんだろうと思っています。これは、何というんですかね、今後、それぞれの各市町村の財政状況が、新しい4指標になりますよね、その地方自治体のそれにも関連してくる分野ですので、何とか完売を目指してがんばっていきたいと思っています。
ここにあげていますのは、米子市として数値目標が置ける分野というのだけでして、国、県と協力しながらとか、民間団体と協力しながらやっていかないかん分野ももちろんあるわけで、なかなかそういう分野というのは、数値目標を置けなかった分野もありますんで、そういうのも含めて、各分野でそれぞれがんばっていかないかんと思っています。いずれにしましても、米子市でつくった数値目標ですので、これに向かって、最大限努力していきたいと思っています。

記者:
ひとつ教えていただきたいんですけども、A評価がありますよね、達成済みの。いくつかあるんですけど、これは、ですから5ヶ年で本当は達成する見通しのものを、もう初年度でやっちゃったということですね?

市長:
やっちゃったというかですね。例えば、さっきちょっと言いましたコンベンションとか、そういうのはたまたまこの年がよかったということもあり得るんで、これでもうすべてというわけにはいかない。それから、第1章の一番最初に出てくる1歳6ヶ月健診なんかもこれもたまたま今年度はよかったけれども、次年度以降どうなるかというのはありますんで、やっぱり継続してやるように、仮にAになってたとしても、これはやっぱり努力していかないかんだろうと思っています。これがずっと維持できればもちろんいいわけですけれども。

記者:
戻ってしまったら意味がないですよね?

市長:
ええ。

記者:
ただ、このケーブルテレビなんかは、もう100パーセント達成ですからね?

市長:
そうです、これはそうですね。

記者:
米子市がこういう進捗率というか、もともと数値目標を入れたのも初めてだったと思うんですけども、こういうのをこれも当然、ホームページなんかで市民のかたにも公開されると思うんですけど、こういうのをおもてに出されるというのは、あんまりなかったんじゃないですかね?

市長:
かもしれませんね。

記者:
初めてかもしれませんね?

市長:
ええ。こういう数値目標を置くというのは、各担当にとってもやりがいというか、ひとつの目標として設定すると、もちろんこれが担当の部局のすべての仕事ではないわけですけども、やっぱりそれぞれの担当がやる気になってやる、ひとつの契機にもなると思います。それで5年間ということでやるわけですので、それぞれの年度ごとの達成度というのは、これからも調査していきたいと思っています。
これはですね、一応決算が出ないと、はっきりわからない分野があるんですよ。だけん、決算が5月下旬、6月ぐらいに出るので、それを見て数字をつくるというか、精査していきますので、だいたい今ごろの時期に毎年発表できるのかなと思っています。

記者:
市長、改めてことしの1年、初年度で、まだというのはあるかもしれませんけど、見られた総括の印象をちょっと談話いただけませんか?

市長:
初年度としては、おおむね順調にいったのかなと思っています。ただ、先ほど言いましたように、これから努力しなきゃいかん分野はたくさんありますし、また仮に今、調子よくても、次年度以降どうなるかというのは、わからない分野もたくさんありますので、やはり気を抜かないで、米子市総合計画というのは、米子市の今後のいろんな施策の基本ですので、その目標が達成できるよう、また、既にいい結果が出つつあるところについては、今後もそれを維持できるよう努力していきたいと思ってます。

記者:
初年度の印象としてはどうですか?

市長:
おおむね順調に来たのかなと思っています。

記者:
評価点、市長、何点?99点?

市長:
そんなには。最近何か点数つけられるのが皆さんお好きなようでございますけども、優・良・可でいけば良と可の真ん中ぐらい、良ぐらいですかね、初年度としてはですよ。だけど、最終的にはどうなるかわかりませんから、1学期はあれだけども、5学期まで見たらどうなるかというのは当然あるわけですので。

記者:
また、予算が獲得できれば、すぐ突破できたり、獲得できなければ停滞するというのも結構入ってるし?

市長:
確かに、それは予算とも関連するところもあります。

記者:
水洗化率なんかね、ポイント数はもうちょっとだけなんだけど、金さえありゃあすぐですよね?

市長:
確かにそうですね。人口普及率というやつですね。汚水処理人口普及率というやつですけども、この水洗化率というのは、実際に接続してもらえるかどうかという話ですんで、これなんかはやっぱり地道な努力というのも必要だろうと。

記者:
そうですね、だから補助制度を普及させて、いろいろやらんといかんから。

幹事記者:
ほか、ありますか?じゃあ、こんなところで。

市長:
どうもありがとうございました。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2007年7月3日