市長定例会見(平成19年8月23日)

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市長定例会見(平成19年8月23日)

 平成19年8月23日(木曜日)

 市長から

 質疑

幹事記者:
市長、きょうは忙しいんですか?
アシアナ航空のことがあるんで、これが終わった後、質問があるみたいで。

市長:
アシアナのことも、後でこちらからも、少し話させてもらいますので。

幹事記者:
はい、お願いいたします。

 市長:

よろしいですか。
じゃあ、アシアナの米子-ソウル便の運休については、後で、話させていただきますけど、とりあえず用意したものを先にやらせていただきます。

「災害等発生時の対応に協力する団体等の登録制度」というのを創設することにいたしました。

リンク … 災害等発生時の対応に協力する団体等の登録制度

「災害時の相互応援協定」、いろいろつくっては いるんですけども、応援協定なしに、登録だけで、より簡便なかたちで協力いただける団体等の登録をつくったらどうかということでございます。
それで、内容としては、災害等の発生時における被災者の支援等の応急対応の充実を図るためということでして、可能な範囲で、無償で、物的、人的支援について、協力していただける団体について、事前登録しておこうという制度です。これは、もう、きょうから受け付けを開始したいと思っております。

それから、市民説明会を、主に財政問題についてですけれども、行なうことにしておりまして、8月29日、8月31日、9月2日、いずれも、7時から3つの会場でやろうと思っております。ちょうど決算も出て、今後の分析もある程度できたところですので、この機会に市民の皆さんに、主として財政状況ですけれども、米子の財政について、お話しさせていただきたいと思っておりますので、また皆さんのほうでも取り上げていただければと思います。よろしくお願いいたします。

それから、ソウル便のことですけれども、アシアナ航空から鳥取県に対して、米子-ソウル便の運休について話があったということで、私どもも大変驚いているところでございます。米子-ソウル便は、山陰唯一の国際便でして、米子市はもとより、この圏域の国際交流、発展のために大変重要だと思っておりまして、米子市としましても、県、それから関係機関と連携して、この便の継続に向けて全力を尽くしてまいりたいと思っております。
ちなみに、知事が26日から訪韓されるということですけれども、実を言うと私、境港の市長さんもそうですけども、第13回の「環日本海拠点都市会議」というのが、あしたから中国の琿春で開催されることになっておりまして、仁川経由で、あした琿春に行って、27日に、また、仁川経由で、こちらに帰ってくる予定だったんですけれども、日程を1日延ばしまして、琿春から仁川に帰ってきたところで、知事のご一行に合流して、28日の夜、帰ってくるということにしました。それで、知事がアシアナ航空等のほうに要望活動をされるということですので、その日程に合わせて一緒に行動したいと思っております。
また、今、鳥取県の市長会、それから中海市長会で、やはり要望書をつくろうという話になってきております。この継続というのは、本当に、米子市はもとより、この圏域にとって非常に重要だと思っておりまして、その継続に向けて、県、関係機関と協力しながら全力を尽くしてまいりたいと考えております。

市民説明会

幹事記者:
それでは、何かあればどうぞ。

記者:
すみません、説明会のことで教えてやってくださいませ。
市長さんが、みずから出られて、この財政状況を説明するというのは、過去に、合併協議やなんかは別としたら、初めてだと思いますが?

市長:
「財政健全化プラン」をつくったときに、やはりやったと思うんですよね。

秘書広報課長:
平成17年の10月に市民説明会、10月に開催して…

市長:
10月だったか。「財政健全化プラン」、あれも3カ所ぐらいだったんじゃなかったかな。

秘書広報課長:
3カ所で、3回ですね。

市長:
3回か。合併もやりましたけれども。

記者:
はい。その健全化プランの説明会みたいなことですか?

秘書広報課長:
ええ、やっぱり同じように会場を変えてやっているはずです、市役所と、淀江の文化センターと、それから、今の「ふれあいの里」と。

記者:
今回、このタイミングでこの米子の財政というテーマで説明会をされる理由というですか、意図をもう少し。

市長:
いろいろ手数料の値上げとか、いろんな値上げをさせてもらったり、いろんな行財政改革をやっています。それで、市民の皆さん、議会なんかもそうですけども、今、どういう状況にあるんだと、また、どういうことを考えながらやっているんだと、いうようなことが、必ずしも伝わってないところがあるんで、やったらどうかという話もありました。議会のほうからもですね。
それも踏まえて、ちょうど18年度の決算の集計も終わって、その分析も、一応、終わったところですので、このタイミングでやろうということで、3回にわたってやることにしたところです。

記者:
18年度決算についても、じゃあ説明される?

市長:
ええ、決算を踏まえて、それを踏まえての今後の見通し、それから、今後の対策についても説明したいと思っています。収入の見通しとか事務的な支出の推移が、18年度どうだったか、18年度を踏まえて最近の傾向等も説明したいと思っております。

記者:
市長、現時点でわかっている赤字の累積が、何年度でどうなるとか、現時点で眺められる数字的なものは何か?

市長:
それも説明したいと思っています。

記者:
市長、今、現時点で、どう、丸い数字で?

市長:
平成17年の「財政健全化プラン」をつくったときには、たしか45億の累積赤字が出るというような説明をしてたと思うんですけれども、それが、ちょっと、今、具体的な日にちは忘れましたけども、18年の暮れ、12月議会だったですかね、あのころの説明では、たしか18億という話をしたと思うんです。
現時点では、約12億ぐらいの赤が推計されるということで、これも「財政健全化プラン」、それから「行財政改革大綱」を踏まえた、21年度までというのが期限になっていますので、それまでには、何か解消できるように努めていきたいと思っています。

記者:
平成21年の決算が、その12億の赤字になると?

市長:
平成21年が、一応、今の「行財政改革大綱」、その実施計画の目標年度というか、期間になっていますので、それまでには、累積赤字が出ないようなかたちにしていきたいと思っています。

記者:
今の時点で、その累積赤字が12億円ぐらいになりそうだけど、そうならなくて、黒字になるようにしたいと?

市長:
ええ、そういうことですね。

記者:
12億円というのは、今年度末?

市長:
いやいや、累積で21年度末に。

記者:
21年度末に解消、なし、ゼロにしたいということですね?

市長:
今の見通しでは…

記者:
今の見通しでは12億あるけども、これを?

市長:
ええ。一番最初に「財政健全化プラン」をつくったときには、約45億ぐらいだったんですけども、それは、だいぶん、縮小はしてきてるんですけども、まだいろんな要因があって、完全に解消できるという施策というか、そういう意味での裏づけはできてないんですけども、さらに、いろんな、今までやってきたことをさらに強化するとか、新しいことがあれば新しいことも加えて、何とか解消していきたいと思っています。

記者:
それと、この説明会をされる意図で、さっき聞いたこともちょっと若干繰り返しますけど、要は、市長さんとしては、これからの米子市が、財政健全化のためにいろいろ市民の皆さんにも負担をかけるような改革を既にやっておりますし、これからもやるかもしれんということがあるので、米子市の財政がいかに厳しいか、ちょっと、よく市民のかたに理解してもらって、そういう市民負担を伴うようなことがあっても、協力してもらえるようにしたいということでいいですよね?

市長:
それもひとつですね。
それから今、最後のほうに総合計画についても触れたいと思っているんですけども、今、米子市としてのまちづくりは、こういう気持ちで進めているんだということも、財政健全化を進めながらまちづくりをこういう気持ちで進めているんだということも、あわせて言わせてもらおうと思っています。
だいたい、1時間ぐらい私が話しさせてもらって、30分ぐらい質疑応答にと思っています。

記者:
使用料の見直しとか、いろんな事務事業の見直し、さらに一層進める、していかざるを得ないという?

市長:
使用料とか税の滞納の解消とか、そういうことはもちろん入るほうですけども、とにかく…

記者:
使用料は、かなりやって?

市長:
もうこれで、当面、この「財政健全化プラン」というか、「行財政改革大綱」の枠の中では、この21年度までには、大幅な改定というのは、ほかの分野、例えば国保とか、そういうのを今度、推移を見なきゃいけませんけども、そういうのは、あり得るかもしれませんけれども、例えば、下水道も、一応、値上げさせてもらって、それで3年後だったかな、あれは、見直しをちょっとかけることになっていますけれども、そういう筋道は、決まっていますので、そういうものについては、今、この21年度までに、さらにということは、ないと思います。

記者:
ああ、そうですか。

記者:
この累積赤字を黒字にする、シミュレーションみたいなものをつくるとかっていうことはない?

市長:
45億という推計がされたときには、「財政健全化プラン」、それを受けた「行財政改革大綱」をつくって、それが、だいたい、47億ぐらいの効果があるんじゃないかということで、解消できるめどは、ひとつあったんですけれども、その後、もっと累積赤字が、45億を47億で解消するだけじゃ追いつかなくなってきてまして、別段、いろんな扶助費の増とか、そういうのがあるものですから、それを踏まえて、また、さらにつくらないかんのですけど、今、財政効果額を計算して、12億はこうすればなくなりますというところまでは、今のところは残念ながらいってません。
今後、財政運営をしながら、かつ、またできることは手をつけていきながらやっていかないかんだろうと思います。

災害等発生時の対応に協力する団体等の登録制度

幹事記者:
ほか、どうでしょうかね。

記者:
災害発生のことで聞いときますが、これはもちろん条例じゃないと思うんですが、根拠は、何にしてあるんですか?

市長:
これは、要綱ですね。

記者:
要綱にしてあるんですか?

市長:
ええ。

記者:
これは、先行事例が県内にはたくさん?

市長:
県内にはないと思います。山陰でもない。

防災安全課長:
鳥取県内では、把握しておりません、聞いておりません。
県に問い合わせしても、そのようなお話はございません。県外では、ある程度あるようでございます。

記者:
例えば?

防災安全課長:
宮城県とか、市のほうでは、この近くでは四国のほうで、松山市、徳島市と、姫路市とかがこの近くではあるようでございます。

記者:
これは、そういうところを参考にされたんですか?

防災安全課長:
そうですね、いろいろと参考にはさせていただきましたが、独自に考えたものでございます。

記者:
その他市の事例も、資料にある武力攻撃のテロとかミサイルなんかも想定して書いてあるんですか?
それともこの部分は、米子だけが、北が近いから入れとこうというふうになったんでしょうか。要綱の?

防災安全課長:
さまざまなことが想定されるわけでございますけれども、幅広く、民間協働のほうで団体であったり、事業所であったり、これまで協定を結んだ以外、災害等支援項目参考例としてさまざまなことが考えられると思いますので、そういった物的支援あるいは、人的支援のほうで協力していただけるところをお願いするということで取り組みたいと考えております。

記者:
いや、お聞きしてるのは、他市の事例があると言いましたが、他市の事例は、これを発動するTPOとして、武力攻撃というのも入っているんですか?
それともこれは、我が国初めて武力攻撃を想定した?

防災安全課主査:
それについては、先ほど他市の事例について説明したのも、こちらのほうで、インターネット等で調べた中でわかった範囲内なんですけども、自然災害が、やはり多いようですけども、それについて、すべて、他市が武力攻撃も入れておられるかどうかまでは、ちょっとまだすべてを把握しておりません。

記者:
でも市長、それ大事なことですよ。事態を認定するのは、市長ですから。
これに基づいて協力を呼びかける根拠となる事態というのをどうとらえるかって、いつも問題になるんですが、これは、自然災害とテロも含む、武力攻撃も含む、ということになると、市長が当然、戦闘状態も想定した市民への協力を求めるわけですから、そういうところに、市民に出てきてもらうというのも、結構危ない作業にもなる可能性もあるんで、それ、市長、はっきりさせなきゃいけないと思うんですが、我が国で初めてなんですか?
テロを含むそういった武力攻撃を想定して、一般市民に出動願うというのは?

市長:
いや、ちょっと、米子市としては、そこまで、それも含めてボランティアのかた、ボランティアの団体が、いろんなものを提供していただけるんであればお願いしますということで、その登録制度をつくったわけでして。

記者:
その趣旨は、わかるんですが。

防災安全課長:
危険なところに、当然、ご協力いただくということは考えておりません。

記者:
でも、武力攻撃の場合という、この条件をいろいろつけてある中で、自然災害と武力攻撃の、この2つのケースについて、これを適用するわけですから?

防災安全課長:
例示的にわかりやすくご説明いたしますと、例えば、障がい者のかたで、車いすご利用のかたなど、移動していただく、避難していただく場合に、なかなか一般車両では、困難な場合があろうかと思います。そういったときに、その地域で、社会福祉法人で、そのような物的な車両とか、お持ちのところに、いち早く、お願いするというようなことを考えておりまして、危険なところに出むいていただくというのは、想定しておりません。

記者:
それはわかりました。わかりましたが、武力攻撃等というところ、これはどういう考えでやられたのか、ちょっと気になるんですけどね?

防災安全課長:
武力攻撃等となりますと、ひとつには、これは国のほうが指示してまいりますので。

記者:
そうですね。

防災安全課長:
交通機関等で国の機関の指示ということになりますが、ただ、地域的には、その地域で集合場所等までの手段については、さまざまな工夫が、国民保護のほうでは必要となってまいりますので、そういった場合に、地域の、先ほど言いました社会福祉法人等にご協力願うということも考えられる、出てくると思います。

記者:
もちろん、保護法制の中でも住民とのかかわり合いは、もちろん定められておるんですが、市がそれを踏み越えてます、この部分は、こういう表現は。
市の守備範囲として、自然災害または武力攻撃等としてあるのは、保護法制の想定している事態を踏み越えているんですか、その範囲内でということなんですか?

防災安全課長:
範囲内です。

記者:
それなら一応は、あれなんですけども、他市らに例があるのか、この表現としてね。
後で教えてくれませんか。我が国初の、県政史上始まって以来、米子市がつくったのか?

記者:
ちょっと質問変わりますけど、このあらかじめ登録してもらうことのメリットというのは、要は事前に知っておいて、何か起きたときに連絡する、それを早くそういう協力体制を、協力を得られるというふうに理解したらよろしいでしょうか?

防災安全課長:
はい。
先ほど例示的に社会福祉法人というふうにお話ししましたが、事前に、これまで協定ということで、物的な協定等を結んでおるところですが、先ほど言いました、例示的に社会福祉法人のほうで、車両を障がい者関係の車いすが利用できる車両とかをお持ちのところがございます。そういったところに、これまでも何とか地域貢献をしたいというお話がございまして、そうであれば、その地域、地域で何ができるのかというところを出していただくと。それもこれから、手続が煩雑でなくて、協定と比べまして簡便な、小規模な事業所などにも登録が容易にできるようにというところで、規模を問わず、協力が得やすくということも考えたものでございます。
事前にそういった把握をいたしまして、事業所等を、どういったところで、協力が願えるかということを事前に把握しておりますと、災害時、万が一のときには、いち早く援護班のほうで協力を願えるということが、可能となってまいりますので、そういったメリットが大いにあろうかと思います。

記者:
これらの物資とか人的支援は、全部ボランティアで、無償で提供してもらうということで、市が借り上げるとか、そういうことは考えてないんですか、あり得ないんですか?

防災安全課長:
はい。
これから広くホームページ、市報等でも呼びかけていくわけですが、この登録制度につきましては、無償支援協力のお願いを図っていくものでございます。

記者:
ですから、この物的支援の場合、消耗品だとか、それはもらうということであって、道具やなんかだったら、ただで借りるという意味に理解したらいいですかね?

防災安全課長:
はい。

記者:
これ、事態が発生したエリアは、特に限定してないんですか。米子市内の被害という限定はあるんですか?

防災安全課長:
そうですね。

記者:
安来であっても、これを発動することが?

防災安全課長:
米子市内で災害が生じた場合に活動していただく、登録していただく制度というふうに。

記者:
隣の安来で大被害があって、助けてくれと言っているのに、米子市は、いい制度を持っているんだけど、いやいや、あんたとこは違うから、だめ、うちの市民の協力なんかさせないよ、というふうなことに?

防災安全課長:
これ、事が起きないとわかりませんけれども、例えば、安来市のほう、災害相互協定を結んでおりますので、こういったものが必要ということになりますと、問い合わせ、登録された事業所等に、団体等に問い合わせして、できますでしょうかということは可能と思います。

米子-ソウル国際定期便の運休問題

幹事記者:
なければ、アシアナのことに移りますが、いいですかね。
じゃあ、アシアナのことで皆さん、さっきのことに追加してお聞きしたいことがあれば。

記者:
ちょっと行動予定というですか、日程のことでもう少しくわしく教えてもらっていいですか?

市長:
24日に米子を出て、仁川経由で琿春に入る予定にしております。
それで、25、26と…。27日に延吉から、空港は延吉、使うんですけども、どっちにしても琿春にはとまりませんので、延吉から仁川に帰って、仁川から日本に帰ってくる予定だったんですけども、それを1日延長して28日にしたということです。

記者:
要請行動は27日ですか、知事の?

市長:
28日と聞いています。
ただ、27日も、私は1時半過ぎに、仁川に帰ってくるんですけれども…

記者:
ちょっと体があきますね?

市長:
ええ。ですけん、知事が、26日から入られるということですので、27日の午前中は、もちろんだめですけれども、できれば、27日もご一緒させてもらおうと思っています。
それで、28日はアシアナ航空に、午後行かれるという話を聞いていますので、それは同行させてもらえると思っています。28日は午前中、もし、要望活動等があればご一緒させていただこうと思っています。

記者:
すみません、27日の午後も、できればアシアナに?

市長:
いやいや、27日の午後は、たしか、アシアナが28日の午後行かれるような予定で、今、動いておられると聞いてますんで、アシアナは、28日の午後になると思うんですけども、27日の午後に、また別途、何か要望活動等をされるんであれば、ご一緒させていただきたいと思っています。
そこは、ちょっとまだ流動的ですんで、今、県のほうも、まだ日程を完全につくっておられないと思いますんで、それに応じてこちらも対応させていただくということです。

記者:
28日の平井知事の要望活動に動向されるのは、野坂市長さんご自身と、それ以外にお聞きになっているのは、境港の中村市長さんもという?

市長:
私は、そういうふうにしますよという話は、中村市長さんには話ししております。それから、関係機関のかたにも話はしていますけども、皆さんがどういう行動をとられるのか、私は、そうしますよという話はさせてもらっていますので、一緒に行動されるかもしれませんし、また、ほかに日程があって、どうしても帰ってこなきゃいかんというようなことがあれば、ご一緒されないかもしれませんし、ちょっとそこまでは、まだ把握していません。

記者:
それは、単純に言えば、アシアナに継続してくれということは、補助を出すいうことですか?

市長:
そこは、今、県でいろいろ検討しておられると思いますんで…

記者:
でも、企業にとっては、過疎バスと一緒で、人が乗らないのにどうしようもないという、困難なこと。何を支援するか?

市長:
ちょっとそこは、私もまだ具体的には、どういうことを検討しておられるのか聞いていませんので、私の口からはちょっとお答えしにくいんですけれども、そういうこともあり得るかもしれません。
それから搭乗率を上げるための民間のかたがたへの働きかけとか、それから、今、たまたま島根県と組んで観光地の売り込みみたいなことも計画しておられたようなので、そういうような動きとか、それからアシアナ便の広報啓発だとか、いろんなかたちがあるんじゃないかと思うんですけども、今、それを総合的に県のほうで取りまとめておられるところだと思っております。

記者:
市として、補助するということは?

市長:
今までも利用促進ということで、補助してますんで。

記者:
PR費という?

総合政策課長:
運航支援じゃなくて、利用促進という形で、PRとか旅行商品の造成に対する支援とか、そういう部分で。

記者:
それはアシアナ直接じゃなくて、利用促進協か何かに、市が補助を出していくということでしょうかね?

総合政策課長:
そうですね。

記者:
いくら出してですか?

総合政策課長:
「米子-ソウル国際定期便利用促進実行委員会」というのがあるんですが、これ、事務局は、県が持っているんですけども、ここに対して、米子市は、約730万。

記者:
年間?

総合政策課長:
ええ、年間です。19年度の予算ベースでは、これくらいを負担しています。

記者:
これは、補助金ですか、負担金ですか。運営負担金ですか?

総合政策課長:
負担金ですね。

市長:
運航支援のほうは、県がやっておられるんだな。

総合政策課長:
ええ、運航支援は、県です。

記者:
ちなみに米子市もそこにお金を出すことなんていうのは、検討の対象になりますか?

市長:
今後、どういう支援策ができてくるのかわかりませんので、ちょっと今のところはあれですけども、米子市としては、今、出している、こういう、何というか、どの部分をだれが、負担するかという話がありますので、運航支援金ということであれば、県が最終的にやっていただく話であって、その負担金の今の広報、利用促進、そういうところは、米子市も今後もやっていきたいと思っています。

記者:
これは、最初からだいたい730万?少しずつ、米子市の財政も厳しいんですけど、減ってるということはないですか?

総合政策課長:
ほぼ同じぐらいの額で来てますね。

記者:
県内の4市の市長会ですとか、中海市長会で要望書をつくろうという話になってきているというおっしゃりかたですが、これは特に、野坂市長さんから呼びかけられて、みたいなことはないんですか?

市長:
私も呼びかけようかと思ったところで、逆にちょっと話をしたら、そういうことを、今、計画しているということを言っていただいたので、ぜひ、お願いしますという話はしたところです。

記者:
それはだれから?

市長:
(島根県松江市の)松浦市長と話ししましたし…

記者:
中海は?

総合政策課長:
中海市長会は、会長が松浦市長です、松江の。

市長:
それから、鳥取市長会は、鳥取の。

記者:
竹内市長ですね。

市長:
今、そちらのほうで取りまとめを、それぞれ市長会の会長のほうで、取りまとめしていただいているということでございます。

記者:
これ、いつぐらいまでに?

市長:
いずれにせよ、全く事務的な話ですけども、私と境港の市長さんは、もうあした、朝、立っちゃいますんで、県は26日に立たれるわけですよね。ですけん、県のかたが行かれるときに、一緒に持ってきてもらえるようなタイミングでと思ってますけどね。ですけん、きょうが木曜日、あしたじゅうには、県に届けられるようにしなければならないだろうと思っています。

総合政策課長:
中海市長会については、極力きょう…

市長:
きょう、間に合わせるって?

総合政策課長:
はい、今、動き始めてます。

市長:
鳥取の竹内さんもそんなこと言ってた、できるだけ早くやるって。きょうにでもやりたいということをおっしゃってた。

記者:
いずれにしても、野坂市長さんのほうからも働きかけというか、そういう話を積極的にしとられるって?

市長:
ええ。

記者:
やりましょうっちゅうやな話を。

記者:
これまで搭乗率を上げるのに、利用促進の官民挙げてかなりやってきたし、それから需要となる観光的な呼び込みだとか、あるいは逆に向こうへ向くようなことをかなり手広くやっていて、結果的にこういうようなことなんですが、アシアナの経営判断の何かわかるようなことは、情報として入ってますか?
搭乗率だけじゃなしに、例えば米子空港が、ちょっとパイロットから見ると危険な空港だとか、例えばそういうようなこと。あるいは観光的にいっても評判がよくないと、韓国国内の。だとか、等々の、ああ、そうかなという、こちらもうなずけるような判断の理由みたいなのは聞いてませんか?

市長:
いや、聞いてませんね。くわしいところは、私どもも、まだ、聞いていません。
要は、この最近の搭乗率が、5割を割ってるとか、何かそういう話があったということは、聞いてますけども。

記者:
そうですね、もうずうっとよくないですね?

総合政策課長:
結局、特にアウトバウンド、こっちから行く部分がすごく落ち込んできてるというのと、それからインバウンドも、これが伸び悩みという感じで来てますので、その辺でやはり採算性の問題ということだとは思いますけどもね。その空港が危険だとか云々ということは、話はしてません。

【参考】
「アウトバウンド」…日本人の海外旅行出国
「インバウンド」…外国人の入国、外国人旅行

記者:
この運休を回避するためには、地元がどういう取り組みをすることが大事だというふうに、一番何が?

市長:
長期的に見れば、やっぱり搭乗率を上げるというのが、大事ではないかと思っています。
ですけん、アウトバウンドもそうですけども、インバウンドも、こちらに来てもらえるような観光振興、商品づくりとか、そういう受け入れの態勢づくりとか、そういうことも重要でしょうし、また、民間のかたがたに、できるだけ韓国にこの便を利用して行ってもらえるような働きかけというのも必要なんだと思いますけど。

記者:
これまでなかなか、搭乗率を上げるのは、そのとおりだと思いますけど、なかなかでき切れてなかったのが、県境を越えた、そういう利用促進の取り組みというところだったと思うんです。ちょうど中海市長会みたいなこともできて、これからということにこういう話になってしまいましたので。

市長:
それで、今度、利用促進協ですか、利用促進のところには、たしか、中海を取り巻く島根県側の市も入ってもらったりして。
そういう動きも出てきてるところなんで、これインバウンドの話だと思うんですけどね、アウトバウンドにしても、もっと利用してもらいたいと思っています。

記者:
やっぱり島根県側とも連携した利用促進策というのは、これから特に大事だという印象をお持ちだということでいいですかね?

市長:
そうですね。

記者:
それと、一番最初の圏域にとって大変重要なものだというお話があったですけど、それは米子市にとってという意味で?

市長:
もちろん米子市にとっても、米子市はもとより、この圏域全体にとっても非常に重要だと思っています。

記者:
具体的には、例えばどういう印象だと?

市長:
観光もありますし、文化交流とか人的交流、しかも環日本海ということを考えれば、今後の観光を含めた経済交流等の面でも、それから、やはり仁川というのはハブ空港ですので、仁川を足がかりにどこでも行けるし、どこからでも来てもらえるというメリットもあるわけですよね。
例えば中国からでもそうですし、今回、琿春に行くのも仁川経由で行くわけですから、そういう米子に便があるというのは、大変ありがたい話だと思っていたので、国際交流、それからこの辺の観光等を含めた経済発展にも重要だと思っています。

記者:
基本的に交流が支えているという側面が、非常に強い路線ですよね、この米子-ソウル便。
岡山なんかと比べたら競争の中でも非常に厳しい面があったりして、実際には向こうへ流れてたりということもあって、やはり、今後、ずうっとこの問題を引きずっていくような状況になると思うんですけども、この厳しい状況というのは。
そうすると、アシアナから求められるハードルも非常に高いものが、ますます出てくるのかなあという気がするんですが?

市長:
非常に厳しいところはあるかもしれませんけれども、これはやっぱり、米子はもちろんそうですけども、4市の市長会で動こうというぐらい、鳥取県、それから島根県のかたがたにとっても、みんな重要だと思っていることですので、みんなで知恵を出し合って、何とか継続に持っていきたいと思っています。

記者:
それが、両県で連携というかたちができつつあるということですけど、その中で50パーセントをずっと、ことしは割ってきているということで、まだ効果としては、出ていないという?

市長:
これからですからね、両県の協力の枠組みができたのは、5月か。
ですけん、すぐに出てくるものかどうかというのはありますけれども、そういう枠組みもできたことですので、それも活用しながら連携していくような策でいきたいと思っています。

記者:
ちなみに、ちょっと日程のことに話が戻って恐縮ですけど、28日、そうすると、こちらに帰ってこられるのは、夜ということでしたので?

市長:
そうですね、多分この同じ便というか、この岡山空港着の便だと、8時ごろに着く。そんな感じになるんじゃないかと思いますね。

記者:
で、この日、何か全協とか?

市長:
ちょっとそこは、これから。

記者:
まあ、出られんでしかたないということですよね、こっちのほうが大事だということですね?

市長:
でも、ちょっとこれ、ぜひともやらなきゃいけないことだと思っていますので、予算のことなんかは、副市長に。
実を言うと、まだ議会とは正式に、話、どこまで話しているかわかりませんけども、議会には、そういう申し入れをさせていただきたいと思っております。

記者:
わかりました。

記者:
しかし、ソウル便維持のためには、即こっちの観光地を整備してどんどん呼ぶというのは、急なことにはならないんで、搭乗率を上げるためには、今、市長が言うようにハブ空港をうまく利用して、結構、山陰からも関空を利用して世界に飛んでいるので、そういう人間をうまく米子からソウルへ行って、うまく世界に運び出し得るような、もう少しPRの方策を。

市長:
そうですね。

記者:
当面、まずは搭乗率を上げることが第一なので、関空をいかにこっちに、米子に持ってくるかというのは、もう大切なことになると思うんですけど?

市長:
おっしゃるとおりだと思います。やはり本当に韓国からこっちに来ていただける、中国からでもどこでもいいんですけども、そういう観光客に来てもらうというのは、この地域の活性化のためにも重要ですので。

記者:
その利用、みやすくなれば、この辺の人もいろんなところに行くのが便利だ、米子空港から行けばいいという感じで…

記者:
市長、ちなみに、きのう、これを、この件については、いつ、お知りになったんですか?

市長:
きのうの午後だったですね。

記者:
どういう経過で、ちなみに?

総合政策課長:
うち(総合政策課)から。

市長:
それで、ちょっとそういう話があったという話、聞いたんですけれども、どういう経緯で、どういうかたちで、どういうことだったのかって、はっきりした事実関係がなかなかつかめなくて。
それで、聞くところによると、県のほうも委員会か何かで、聞かれて答えられたという経緯があって、そういう紙なんか用意しておられたとか、そういうことがなかったみたいで、きちっとしたかたちでなかなか情報が来なかったもんですから、そういう話があったというのは、聞いたんですけどね。
それで、ちょっと、きのうの夜、その事実確認がなかなかとれなくって、いろいろ作業はしてもらっていたんですけども、それで、きのうは、ちょっとコメントは出せなかったです。

記者:
驚いたというより意外だったという感じですか?

市長:
意外もそうですし、まさかそういうことが、今の時点でということは、予想もしてなかったことでしたんで。

記者:
搭乗率が、50パーセントを割ってるような状態が続いてたんですけども、そういうの予想はされてなかったですか?

市長:
今後、それから、今さっきの島根県との連携とか、そういう動きも出てきているところで、アシアナのほうからそういう前ぶれは、私は、少なくとも聞いてなかったんで、みんなで頑張って、今後も継続していきたいなとは思っていたところですので、急にアシアナのほうから運休するという話があったと聞いて、それは確かに、やっぱり意外でしたし、予想してなかったことでしたので、びっくりしたということです。

記者:
米子空港も滑走路延長工事が、今、進んでますし、そういう中でも非常に、これが撤退するということは、大きな障壁なんですけども、そうなれば。

市長:
ええ。

記者:
とりあえず運休ということなんですけども、もしこれがこのまま運休になってしまうと、ほとんど再開というのは難しいだろうという?

市長:
非常に難しくなるんじゃないかと思いますね。よほど、また新たな要素が加わってこない限りという気はしますんで、ぜひとも継続してもらいたいと思っています。

記者:
運休を阻止するということですか?

市長:
ええ。

記者:
あした、20万人突破のセレモニーがあるようですけれども、これは出席されるんですか?

総合政策課長:
いや、市長、もうあすから出かけてしまいますので。

幹事記者:
どうでしょうか。
そしたら、ということで。

市長:
どうもありがとうございました、よろしくお願いします。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2007年8月2日