市長定例会見(平成19年11月7日)

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市長定例会見(平成19年11月7日)

 平成19年11月7日(水曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

よろしいですか。
きょうは、(会見の内容として)2点、上げさせていただいているんですけども、その他、ホームページに出しております「創造的な自治体経営を目指して」と、「平成20年度予算編成」についても後で触れさせていただきたいと思います。

はじめに、あした付で西部広域行政管理組合の人事異動をすることにしておりますので、それをまずご説明させていただきたいと思います。
先般の競売入札妨害事件に関連しまして、事務局の、特に環境資源課の技術系の人事異動をしなければならないということで、職員2名を米子市のほうから派遣いたします。
また、入札制度の改革ということで、事務局の総務課に、入札契約事務の専門部署の設置に向けた準備作業に当たらせるために、他の部署から2名を総務課に持っていきまして増員をいたします。なお、米子市のほうから2名派遣いたしますので、それに伴いまして西部広域のほうから若手の職員を2名、米子市のほうに来てもらうということにしたいと思っております。
異動の規模についてですが、次長級ということで、戸田(消防局次長兼総務課長)を事務局付にしまして、それから事務局の(村瀬事務局次長兼)環境資源課長を(事務局次長兼)施設課長に、また戸田(消防局次長兼総務課長)がおりました消防局のほうに、船越(事務局次長兼施設課長)を持っていくということで、これが3人とも次長級でございますので、次長級3名ということになっております。
それから課長級は、米子市のほうから伊澤(環境下水道部主査)を環境資源課長兼ごみ焼却施設建設準備室長ということで派遣をするということです。それから課長補佐は、矢倉環境資源課長補佐を施設課長補佐兼米子浄化場係主幹にするということです。
それから係長級3人は、1名は、環境資源課の技術管理第一係長に米子市のほうから派遣をします。それから技術管理第二係長に西田(白浜浄化場係主幹)を持っていって、安野(技術管理第二係長)は白浜浄化場係(主幹)に持っていくということで、3名の係長級の異動です。
それから主任級は、これは先ほど申し上げました、1名は総務課のほうに持っていって、入札、契約事務を担当させるということです。それから環境資源課の主任を1名、施設課のほうに転任させます。それからもう1名、施設課の技師ですけれども、これも総務課のほうに持っていって入札契約事務に当たらせるということです。
それで一般のほうのあと2名ですけども、これは若い人ですけれども、米子市のほうに来てもらうということです。

それでは、次、「素鳳コレクション」ですけれども、ご承知のように米子市は坂口真佐子さんが集められた、雛人形ですとか御所人形、それから西洋人形などのコレクションや絣等々、いろんなものの寄贈を受けておりますけれども、年に1回、山陰歴史館のほうで、陳列、展示させてもらってきております。
3年前から「素鳳ふるさと館」を皆生の観光センターのほうにつくりまして、そこで一部を常時展示させていただいてもきておりました。それを、たまたま関心を持つかたがおられまして、ことしの2月の「家庭画報」に載せていただきました。それが反響がありまして、デパートのほうで展示できないかという話がございまして、いろいろ検討してもらって、ことしの暮れ、12月27日から約10日間ですけれども、そごう広島店のほうで展示をしていただくということになりました。また、その後、1月11日から1月22日まで西武池袋本店で展示をしていただくということです。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます素鳳コレクションの県外展覧会について PDF 16.3キロバイト)

展示の構成は、資料に書いておりますように、雛人形ですとか愛蔵の人形たちというようなこと、それからお道具ですとか、かなりの数を持っていってもらうことになっております。私どもが承知しております限りでは、米子市が寄贈を受ける前に、県外で一部展示されたこともあったようにも聞いておりますけども、記録が残っていないのでわかりませんが、このように本格的にまとまったかたちで県外で展示するのは、初めてだと思っております。「素鳳コレクション」が高く評価されているということで、私としても米子市の情報発信ということで、非常にありがたいと思っております。
なお、「情報発信コーナー」ということで書いておりますけども、この機会に、両方の展示会場で米子市情報発信コーナーということで、皆生温泉、米子水鳥公園、妻木晩田遺跡などの観光地のほか、皆生・大山ネイチャーツアー観光プログラムだとかスリミングステイ、これは脂肪を燃やすというか、かつてはホットソルトスプリング・ウエルネスなんて言っていましたけども、今はスリミングステイということで、これから売り出そうとしておりまして、こういうことも情報発信としてやりたいと思っております。それと、広島のほうは、ちょうど年末年始でなかなかうまく企画できなかったんですけれども、西武池袋本店のほうでは、米子市物産・銘品コーナーというのもやらせてもらおうと思っております。

【参考】
「ネイチャーツアー観光プログラム」…自然や歴史、文化などの体感ツアー

「スリミングステイ」…皆生温泉の塩湯の特性を活かし、美と健康をテーマにした滞在型実践プログラム

有識者のかたにとっては、この「素鳳コレクション」というのは、やっぱりすばらしいものだということで、こういうかたちで県外で利用していただけるということは、米子にも財産があるということを、県外への発信にもなりますので、これからも積極的にこういう企画はしていきたいと思っているところでございます。

もう1点、よろしいですか。
もうホームページには載っておりますが、平成20年度の予算編成をするに当たりまして、2点、今、内部で準備を進めているところでして、これに沿って予算編成に向かっているところでございます。

ひとつは、創造的な自治体経営を目指してということで2点上げております。

リンク … 米子市は「創造的な自治体経営」を目指します。

これは、前からいろいろこういう議論をしておりまして、今回まとめて、ちょうどたまたま予算編成の時期と重なったということもあるんですけれども、予算にもこれを反映してまいりたいということでございます。
2点ありまして、ひとつは各部の自主性、自立性、いろんなことを学んで挑戦したり考えたりしてほしいということで、部の独立性というか、自立性をより高めるような方向で、運営方針と目標をつくってほしいということをまず言っております。これは各部でつくってもらって、それを庁議においても議論しまして、オール米子市の視点で、来年度の重点課題や重点事業というかたちで調整いたしまして、新年度に重点的に取り組む課題、事業として予算編成にも反映したいということでございます。
それから、もうひとつはゼロ予算事業の積極的な取り組みということでございます。
必ずしもゼロではなくて、ある程度の予算は必要な部分もあるだろうとは思いますが、あまり予算をかけないで、知恵を使って市民の皆さんのニーズにこたえられるような部分は、積極的にこれからやろうじゃないかという意味で上げたものでございます。
例えていえば、最近始めております「よなGO!GO!体操」だとか「地域福祉計画」とか、そういう住民の皆さんのニーズに合うものであって、かつ、あまり予算をかけないような形でできるものを積極的にやっていこうじゃないかという趣旨でございます。

もうひとつは、平成20年度予算編成ということで、基本方針を定めております。

リンク … 平成20年度予算編成方針

これは、先ほどの部の運営方針と目標を踏まえて予算を策定してほしいということと、それから、枠配分予算の算定ということが2つの大きな柱になっております。
これは、「基本方針」のほうに上げておりまして、次に「編成に当たっての留意事項」を上げております。
ひとつは今年度の予算編成、3月議会でも問題になったところでございますけども、決算を見据えた予算編成を行なうということです。
今まで、前年度の予算等を見た上で予算を計上しておいて、実績ベースで補正をしておりましたけども、その辺も見込んで、原則として、平成20年度中に見込まれるすべての経費を盛り込んだ通年予算として要求することとしております。
それから、あと留意事項としては、歳入の確保、当然のことでございますけども、歳出の精査、この中には事務事業の選択における優先順位、補助金等の見直し、公共事業の縮減・凍結、公債費の抑制、借地料の適正化というようなことを上げております。
また、特別会計についてですが、今後は連結実質赤字比率ですとか、そういうようなことも指標として上げられることになってきておりますので、その辺も踏まえて、特別会計においても抜本的な見直しを行なったり、収入の積極的な確保等をやってくれということを言っております。
それから、今後また予算編成過程を公開していくわけですけども、要求に当たっては、そういう公表されるということでわかりやすさを念頭に置いて、調書も作成してほしいということをうたっております。
今後、こういうのをベースに予算要求を出してもらって、それを精査して最終的な予算を組んでいくわけですけれども、現在のところ、歳入がどれぐらいになるかということがまだ確定しておりませんので、だいたいどれぐらいの予算規模になるかというようなこともまだはっきりわかりませんが、その辺を踏まえて、かなり厳しい予算査定にはなるんじゃないかというふうに思っているところでございます。
とりあえず以上です。

鳥取県西部広域行政管理組合人事異動

幹事記者:
それでは、各社、何か質疑があれば。

記者:
ちょっと人事のほうで。
まず、きょう聞いて差し支えない範囲でお答えいただきたいんですが、戸田(消防局次長)さんが事務局付というふうな人事になっておりまして、これは要するに懲戒処分を前提にして、とりあえずこういう人事にしているというところまではいいですか?

市長:
一応、起訴されて、かつ拘留されているわけですから、実質的に仕事ができる状況にないわけですね。ですから事務局付ということで、今、休職扱いにしいてるということです。
懲戒というのは、いずれは検討せないかんことだと思っています。内部で調査いたしまして、それに応じて職員の懲戒処分ということも考えていかないかんと思っています。

西部広域事務局長:
本日、午後に懲戒委員会があります。

市長:
接見できて、いろんな事実確認もある程度できたわけですので、それも踏まえて内部調査も一応、ひとつのめどがつきましたので、きょう懲戒委員会を開いて、それで懲戒処分も、戸田(消防局次長)だけじゃありませんけれども、一連の職員の懲戒処分ということは考えたいと思っています。

記者:
きょう処分が決まるんですか?

西部広域事務局長:
委員会を開いて、委員会の結果をもとに管理者まで決裁を受けまして、その後に決定するということです。

記者:
委員会は、何時からあるんですか?

西部広域事務局長:
1時からあります。

記者:
きのう、うちが受けた説明では、本人に通知をしないと公開できないから、あしたというふうに聞いてましたけど?

西部広域事務局長:
その後に通知するということです。

記者:
要するに、決裁の後に本人に通知ですか?

西部広域事務局長:
決裁を受けた後ということ、時間差がありますので。

記者:
それがあすになるということですか?

西部広域事務局長:
はい、そういうことです。

記者:
ちょっと若干、話が変わりますけど、総務課を増員して、その入札契約事務を担当うんぬんとあるんですけど、これはもう総務課で入札契約事務を担当するということに決めたということでよろしいですか?

市長:
そうですね。

西部広域事務局長:
そのとおりです。

記者:
言ってらっしゃった組織改革というか、広域のですね、組織改革じゃないですけど、体制の見直しというのは、既に3点ありましたよね?

市長:
そうですね、今までは各課で入札事務をやってたわけですけども、その部分を総務課に移すということがひとつと、それから、米子市からも持っていくわけですけど、人事交流、配置転換。あと、長期間在職者の移動、一部は今回動いたのもありますけれども、4月の定期異動のときに、大規模なやつを考えていかないかんだろうと思っています。

西部広域事務局長:
人数が少ないですので限られていますけど。

記者:
この入札契約は、消防局も含めて、全部ここが窓口になるという理解でよろしいんですか?

西部広域事務局長:
はい。

記者:
それと、一番最初におっしゃった環境資源課の人をたくさん動かしたのは、要は事件のあったところだから、そこは再発防止という意味で人をぱっと入れかえようということでいいんですかね?

市長:
新しい気持ちでやってくれということですね、新しい体制で。こういうかたちで起訴されたりもしているわけなんで、再発防止というか、今いる職員でも、もうそういうことは起こらないだろうとは思ってますけれども、やはり新しい体制でやったほうがいいということで、人事の刷新も踏まえて、今回やることにしたということです。

記者:
西部広域からも一般の職員のかた、2人、米子市役所に来られますけど、これは米子市から行っとった人が帰ってくるとかでなしに、いわゆる広域で採用されたかたが米子市に派遣されるという理解でいいですか?

市長:
そうです。米子市から広域に2人派遣して、広域から米子市に2人派遣してもらうということです。

記者:
こういうことは初めてじゃないですか?

西部広域事務局長:
いや、既に米子市の会計課に1名派遣しております。

市長:
今、来てるし、それから合併協のときも米子市に来てもらったな。

記者:
それで、ちなみに環境資源課さんは今、全部で何人おられるんですか?

西部広域総務課長:
16名です。

記者:
16名。16名のうち、これを見ると6名が動くわけですね?

西部広域総務課長:
はい。

記者:
もう3分の1以上が今回、がらっとかわるということですね。これはあんまりかえ過ぎると、事務に支障というのは出てこないんですか?

西部広域総務課長:
若干、事務に支障はあると思いますけど。

記者:
それも覚悟の上でやると?

西部広域総務課長:
覚悟の上です。

記者:
さっき、市長がおっしゃった懲戒処分も考えておるということ、きょう午後からあるということなんですけど、この安野(技術管理第二係長)さんは不起訴というか、処分保留で釈放になったかただと思うんですけれども、このかたは新しい施設への新任が決まっていますけど、このかたも当然、懲戒処分の可能性というのはありますよね?

市長:
現時点で、最終的に裁判の行方とか起訴の状況だとかということはあるんですけれども、私どもが内部で調査した限りにおいて、いわゆる懲戒の処分の対象になり得るようなことがあったとすれば、それは今の時点で、わかってる範囲内での処分ということは、当然考えないかんということだと思っています。だれがどうこうということじゃなくてですね。

記者:
安野(技術管理第二係長)さんは釈放されておりますので、今はもう普通に仕事をしとられるということですか?

西部広域事務局長:
一応は勤務状態ということです。

記者:
ここで聞いて恐縮ですが、処分保留で釈放になったんで、いずれまた検察のほうの処分というのが出てきますけど、何か聞いとられますか、もう出たとか、まだとか?

西部広域事務局長:
いえ、まだ全然聞いておりません。

記者:
総務課で今後、入札契約の業務を当たられるということなんですけど、それはもう直ちにやるということですか?いつごろからという目標はありますか?

西部広域事務局長:
準備がやはり必要ですので、米子市の入札契約課とよく話をして、すり合わせをして、やりかた、仕方をある程度習熟せないけませんので、そういうためにも事前に配置をしたということでございます。

記者:
目標で、例えば来年1月ぐらいからは総務課で担当するようにしたいとかという、目標でもいいですけど、年内にとかありますか?

西部広域事務局長:
来年4月1日からということを目指しております。

記者:
広域の全部の入札を総務課に今度は一元化するということですか?

西部広域事務局長:
そうです。消防局も含めまして、すべてということです。

記者:
今まではどういうラインでやっていたんですか?

西部広域事務局長:
今までは、消防とそれから施設課と環境資源課と総務課、それぞれの課において入札契約を執行するというかたちでやっていました。それをすべて一元化するということになります。

記者:
入札方法も、当然バージョンアップするんですか?

西部広域事務局長:
そうですね、米子市の入札契約課の指導を仰ぎながら、工事希望型指名競争入札制度、郵便入札というようなことを考えております。

【参考】
「工事希望型指名競争入札制度」…入札参加者を指名するに当たり、市が一方的に指名するのではなく、業者の受注意欲の有無をもとに、市が指名して行なう入札方法。
入札に参加しようとする者は、市がホームページに公開した工事発注表を確認の上、入札参加希望を市に伝えます。
市は、入札参加希望者を指名するが、どこを指名したかは非公表とし、入札書は所定封筒を使用して郵便で提出し、入札会で開封の上、落札者を決定します。

記者:
工事希望型など、米子市が実施しているものにすり合わせて?

西部広域事務局長:
そういうことです。

記者:
郵便入札ってやっているんですか?

市長:
やってます。工事希望型と並行してやってるわけですね。

記者:
それも、工事希望型とか郵便入札とかに変えるということは、もう決定ですか?

西部広域事務局長:
いえ、これからすり合わせてということです。

記者:
それは一応、4月1日施行と考えていいですか?

西部広域事務局長:
ええ、そういうように目指しております。

記者:
それと、今度の入札制度の大幅な改革というのは、何年以来なんですかね?

西部広域事務局長:
今までは指名競争入札をずっとやっていましたから。

記者:
一度も大きな変革はなかった?

西部広域事務局長:
ええ、今までは普通の指名競争入札をやっとるわけです。

記者:
今回の異動は、このタイミングでの人事異動、きょうというですか、この11月8日ということになったのは、どういう理由といったらいいですか?

市長:
休職扱いになっているわけですし、それから、起訴されたわけです。それを踏まえて、できれば早くがいいだろうということで検討してきたわけですけれども、ちょうどあしたがタイミングとして間に合って、できるということになったものですから、あしたになりました。

記者:
正式な処分に合わせてということですよね?

西部広域事務局長:
ええ、決裁をいただければ、あしたで決定です。

記者:
あした付の処分になるみたいですね?

西部広域事務局長:
日にちは、あしたということです。

市長:
懲戒委員会がオーケーすればということですね。

記者:
懲戒委員会は、どういったかたで構成されておるんですか?

西部広域事務局長:
正式には懲戒検討委員会といいまして、委員長が副管理者の副市長、それから、私ら2人消防局長と事務局長。それから教育長。

記者:
この4名のかたですか?

西部広域事務局長:
一応4名ということです。

記者:
その処分の対象は、事務局長までいかれる?

西部広域事務局長:
管理監督責任がございますから、対象にはなろうかと思います。

記者:
管理者の処分ってないんですか?

市長:
処分というか、処分する人がいないんですよね。その辺はまた議論をしたいとは思っております。あえていえば住民というか市民のかたですよね。

幹事記者:
これはいいですか?

平成20年度予算編成方針

記者:
すみません、ほかの話で。
予算編成方針の中で「事務事業評価で事前に評価・検討していない新規事業については、原則、要求できない」というのがありますけど、この事務事業評価というのはいつごろなさるんですか?

総合政策課企画員:
昨年は全事務事業を評価していました。

記者:
2,000いくつ?

総合政策課企画員:
930ぐらいです。

記者:
いつごろしてるんですか?

総合政策課企画員:
今やってます。

記者:
今やってる?

総合政策課企画員:
今年度は、多過ぎるというか、約3分の1に集約しまして、3分の1程度と、あと新規事業は全部事務事業評価をしています。今、遅くとも今月中に評価を決定します。

記者:
要するにね、例えばだれかが、どこかの部署が、何かを来年度やりたいと考えたら、どの段階で計画をつくらなきゃいけないかという話ですよね。それで一回洗ってもらってという話でしょ?

総合政策課企画員:
そうです。

記者:
それ、さかのぼると、いつごろになるの?そのスピードというと?

総合政策課企画員:
新規事業ですよね?

記者:
そうそう。2008年度の新規事業については、どのぐらいのときに考えてないと、これにひっかかってこないというか?

総合政策課企画員:
はい。もう出てきてます。遅くても10月には。

記者:
遅くて10月?

市長:
ただ、急に起こったような話は、原則としてというのもあるわけですし、また臨時に事務事業評価委員会を開いてやることもあるということです。

記者:
これは去年からやってるんですか?

総合政策課企画員:
事務事業評価自体は、平成15年度からやってます。

記者:
こういった留意事項は、去年もあったんですかね?

市長:
去年もあったはずだな。

財政課長:
基本的には新規事業は事務事業評価を経てくださいというのが原則、ずっとこれまでもしております。

記者:
そうですか。

「素鳳コレクション」の県外展覧会

市長:
この「素鳳コレクション」も画期的なことだと思うんで、よろしくお願いします。

記者:
坂口真佐子さん、故人ということで、いつお亡くなりになったかわかりますか?

文化課主幹:
平成9年にお亡くなりになっています。

記者:
坂口合名の何になるの?この「素鳳」は使わないの?

文化課長:
この「素鳳」は使わないです。ちょっとこのポスター見ていただくとわかりますけど、きのう、ようやくこちらのほうに届いたもので、西武で行なう際につくられたものです。これのスケジュールで、同様のものが広島のそごうの場合にもポスターは用意されています。

記者:
坂口真佐子コレクションとしてるから、「素鳳」という名前は使わないんですよね?

文化課長:
「素鳳」というのは、坂口真佐子さんの号ということですが、今回のテーマを雛人形物語ということで、ある程度女性を意識しているということから、坂口真佐子コレクションという名前で展覧会はしたいという主催者側の意向でした。
やはり「春よこい  雛人形物語」という、これのトーンが、雛人形、雛祭りという、女性をある程度意識しているということからです。
先ほど市長さんも言われましたとおり、山陰歴史館で収蔵している「素鳳コレクション」というものが「家庭画報」で全国に紹介されてから、かなり関係者に高い関心と、また今回はこういうかたちでの出展というのが向こう側のオファーとして来たということです。

市長:
人形特集をやったときだったんですけど、2ページ割いてもらって、米子は割と大きく扱ってもらったんですね。

記者:
それ、だれが売り込んだんですか?

文化課長:
これを企画された関係者のかたが、売り込むというよりは、やはりこれが目にとまったということから、具体的にこちらのほうに、こういう企画を実現したいという要請がございました。
今ちょうど、今回出展する作品を、蔵出しじゃないですけれど、山陰歴史館のほうで頭出しというか、出して作品の点検をしていますので、もしよろしければ、これが終わった後、ちょっと足を運んでいただければ。

記者:
時代的にはいつごろからいつごろと言ってるんですか?

文化課長:
時代的には江戸中期以降ということですけれど。

記者:
江戸中期のものも含まれている?

文化課長:
かなりあります。

文化課主幹:
そうですね、昭和、戦前までぐらいと考えていただいたら。

記者:
地域的には、人形の収集した地域は、西日本一帯とか全国だとか?

文化課長:
全国でしょう。

文化課主幹:
そうですね、人形が制作されたのは京都とか、あるいは江戸とかというのが多いようですけれど、地方のものもあるようです。

記者:
このポスターの裏側にあるやつは、全部出ると考えていいの?

文化課主幹:
はい、出ます。

文化課長:
そうですね、2度ほど関係者のかたがこちらに来られて「素鳳コレクション」を見られたんですが、ここに書いてあるようなさまざまなジャンルのものがいろんなルートを通じて坂口真佐子さんが収集されたこと、そのバリエーションと、それから内容のクオリティーに大変驚かれて、それらの中から特に今回はこの雛人形物語というテーマの中で関連した作品、約160点余りをひとつの内容構成とした展覧会、それが先ほど言いましたとおり、「素鳳コレクション」が中国地方で一番大きなそごうデパート、あるいは東京でもかなり大きい西武デパートという特設会場の中で展示されるというのは、私どもにとっても初めてだと、そういうことです。
それと、これは、米子市にとって非常にいい機会なので、ぜひ米子に関する情報発信と、さらにはこの地域の物産展というのも、経済部と教育委員会がタイアップする格好の中でさせていただきたいと考えています。

記者:
歴史館では、特設コーナーってないんですよね?

文化課長:
ええ、歴史館では、これまでですと、だいたい、春の4月中旬から1ヶ月ぐらい特別展ということをやってます。

記者:
でも、一応、常設場所は観光センターだという位置づけですよね?

文化課長:
そうですね、ただ、作品のボリュームからいうと、やっぱりあそこでは全容を見ていただくというのに限りがございます。

記者:
歴史館で全容が見れるようになるんですか?

市長:
2,000点、全部は無理でしょう。

記者:
いえいえ、例えばこういうね、「家庭画報」とか、こういうのに出て、これを東京でやりましたというか、全国展ですよ、というその全国展のレプリカというか、例えばこういう、同じような構成の展示を。御殿雛とかね、あんまり僕らは見れないですから、地元の人がね。

記者:
特別展示に比べたら、規模はどんなですかね。この展示の構成は?

文化課主幹:
ことしやった特別展よりは、今回のデパートで行なわれるもののほうが若干でかいです。

記者:
地元でやってるやつよりでかい?

文化課主幹:
今のところは、でかくなると思います。

記者:
でかいし、いいものが出てる?

文化課主幹:
以前やったものは、もっと、でかいんですが。

記者:
で、さっき文化課長がおっしゃったように、こういうふうに非常に注目されているし、これから、もっとPRしたいということで、具体的に例えば地元で展示する機会をふやすなり、規模を拡大するなりということを考えたいみたいというようなことはございますか?

文化課長:
それはやっぱり検討していきたいと思いますし、今、現実に歴史館、指定管理者が違うというのはありますけれど、来春には、やはりこれらの展示物、展示されるものと同様のものを歴史館会場でやる計画で検討しているところです。したがいまして、広島で行なわれ、西武池袋で行なわれ、さらにそれと同様規模のものを歴史館を使って3月ぐらいにということで、これは実現するというふうにはまだ言い切れませんけど、計画としては検討中です。
多分こういうものが広く普及し、喜んでもらうというのは、いろんな関係部署との連携の中でやっていくことが、これから求められるんじゃないかなと思います。

記者:
それと、先ほど文化課長がおっしゃったんですけど、このコレクションがバリエーションに富んでいるというのは評価されたんじゃないかというお話だったんですけど、それは雛人形の種類が多いということなのか、いろんな人形を集めているという意味ですか?

文化課長:
そうですね、今も現に、歴史館のほうで主催者側のかたがた、学芸員のかたが来て見ておられるんですけど、はじめ、この「家庭画報」で見られた後に、実際にどれだけのものがあるのかというのを見に来られたんです。そしたら、当初、思っていた以上にいろいろなジャンルにまたがっていて、たくさんいいものがあるというところで、まず驚きがあった。
次に、今回絞り込むという中で、どういうコンセプトで中身を整理するかというところに少し時間がかかったのは、実はコレクションの中身をいろいろな角度から調査したりなんかするのに、内容、件数、ジャンルが多かった。それに時間がかかったという経緯があります。
いずれにしても直接見ていただいたときにも、想像以上にまだまだ保管状態のいいものも、またそれぞれのジャンルの中でも一級品のものがあるという、そういう印象を受けたと言って、帰られました。
そういう経過からすると、やはり従来から一部のかたに評価されたのが、さらに今回、そういう再評価で光が当てられたということは、米子市にとっても非常にありがたいことであり、また、これを機会に「素鳳コレクション」を、また米子の情報発信を、ということでは、いいことと考えています。

記者:
2カ所でやるということだけど、要するに巡回展じゃないんですね?

文化課長:
そうですね。

記者:
いわゆる今よく言うところの巡回、同じものを持ってってやるんじゃなくて、それぞれ百貨店さんが独自に主催されたものですか?

文化課長:
実際には実施の形態は、それぞれの主催者が、そごうないしは西武なんですが、内容、構成、企画、それ自体はそれらのデパートを統括する会社、企画会社のほうで内容構成をやってますんで、言葉として妥当かどうかわかりませんけど、同じものが広島で行なわれ、池袋で行なわれるということであれば、巡回展という言葉も当たる側面があると思います。

記者:
企画は、そごうがしたんですか?

文化課長:
そごうデパートと西武デパートの統括会社でミレニアムリテイリングという会社が、いわゆる両方のデパートを統括する格好の特別展を企画する部門としてあります。
そこの部門が今回の「素鳳コレクション」をベースにして、こういう内容構成からコンセプトというものをというかたちで。

記者:
これは、一応女性向けの雑誌と言ったらいいですかね、簡単に言えば?

市長:
そうですね「家庭画報」ですからね。

文化課主幹:
それから、これは記念号でして、しかも創刊50周年記念ということで、相当力を入れて編集されたものだと伺っております。

記者:
これ、人形は寄贈を受けたから、所有者は市なんですね?

文化課長:
そうです。

記者:
何年だったっけ?

文化課主幹:
平成12年の1月1日付で寄贈を受けてます。

記者:
亡くなられた後にご遺族が?

文化課長:
そうですね。

記者:
チラシの監修のところに入ってる坂口(總子)さんというのは、坂口家のかたですか?

市長:
ええ。真佐子さんの娘さんだな。

文化課主幹:
娘さんです。

記者:
彼女は、この人形の管理か何かにかかわってるんですか?

市長:
いや、管理はもう米子市のほうでやってますんで、ただ、小さいときからずっと一緒に、この人形を見ながら育っておられるわけですので、それで監修ということになってるはずです。

文化課長:
なってます。

文化課主幹:
この展覧会の構成とか、そういうコメントについての監修を。

記者:
市には、なんぼ入ってくるんですか?

文化課長:
今、交渉中ですけど。
どちらにしても、坂口總子さんというのは、やはりお母さんの真佐子さんがずうっと収集される、そういう経緯等もご存じだというかたで、やっぱりお母さんの思いを伝えるには監修という立場の中で協力をお願いしているということです。

幹事記者:
いいですね?

市長:
よろしいですか。どうもありがとうございました。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2007年11月7日