市長定例会見(平成20年1月4日)

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市長定例会見(平成20年1月4日)

 平成20年1月4日(金曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

新年、明けましておめでとうございます。
昨年は、いろいろお世話になりまして、どうもありがとうございました。
今年もまたよろしくお願いします。
昨年は、和牛博があって、たくさんのかたがたにこの米子に来ていただいて、今後のリピーターなんかにつなげればと思っております。
また、市民債も発行させてもらったんですけれども、発売後、間もなく完売したということで喜んでいるところです。
そのほか、市政の中では、「伯耆の国よなご文化創造計画」の基本計画の策定ですとか、「市民参画・協働推進計画」も策定して、その中で、来年度ですけども「住民自治基本条例」の策定に向けていこうということにしております。
それから、「地域福祉計画」、これは一昨年につくったものですけども、昨年、本格的に始動し始めたというようなところです。
行財政改革のほうですけども、ごみの有料化を始めさせていただいたり、使用料・手数料の見直し、それから今後の定員適正化の基盤ともなります技能労務職員の職種転換等を進めさせていただいてきております。まだまだ厳しい状況は続くと思うんですけども、「行財政改革大綱」(の計画期間)が平成21年度までということになっておりまして、そこまでには何とか持続可能な財政基盤を確立して、市政運営ができるようにしていきたいと思っております。
それで、今年ですが、施策を展開していく上で基本になりますのはやっぱり総合計画だと思うんですけども、これの着実な実施ということは、頭に置いていかなきゃいけないと思っております。特に数値目標をいろいろ置いておりますので、この数値目標の達成に向けてがんばっていかないかんだろうと思っております。
そういう中で、今年は、中心市街地の活性化基本計画を10月の初めには、国に申請するということをめどに策定に入るわけですので、ぜひともこれも実現させたいと思っております。
また、住民自治基本条例も来年度末が目標ですけれども、来年度にはある程度の枠組みなりともめどをつけていきたいと思っております。
それから、駅のバリアフリー、これもJRと鋭意協議をさせていただいて、実施に向けてのめどは、来年度中にはつけていきたいと思っております。
あと、予算編成がこれから控えているわけですけれども、そういう中で「創造的な自治体経営を目指して」ということも掲げて、できるだけ予算を使わないような施策も考えていこうということでいるんですけれども、どういう予算編成ができるのか、いろんな施策も盛り込めるのかどうか、その辺も含めて鋭意、これから作業に入っていきたいと思っているところです。
とりあえず私のほうからは以上です。

米子駅バリアフリー化

幹事記者:
よろしければ、以上です。

記者:
駅のバリアフリーの話が今、出ましたけども、現状ではどういうかたちになっているんですか。JRさんとの協議の最中になるんですか?

市長:
そうですね、物理的に可能なのか、それから事業主体をどうしていくのかとか、そういうところまでJRさんと必ずしも合意ができておりませんので、鋭意協議させていただいているというところです。

記者:
そのバリアフリーだけ先行させる方針というのを昨年度示されましたよね。将来の南北一体化も視野に入れたような形で跨線橋というか、あれがつけられるという話でしたけども、その設計図自体はJRさんに、もうお見せして、納得していただいとるわけですよね?

市長:
いや、必ずしもですね、そこが…

記者:
そこまでいってないんですか?

市長:
あれは実を言うと、つくったとしたときにどういうかたちになるかというコンサルの計画ということになっていまして、JRさんとその辺のすり合わせが完全なかたちでできないんで、JRさんと合意ができないものを米子市の計画というわけにもいきません。
物理的な位置とか予算だとか、そういうのがどれぐらいなかたちになるかというものをとりあえずコンサルにつくってもらったという位置づけでして、そのままJRさんがいいと言ってもらったわけじゃないんです。
そういうことなので、米子市としても米子市の計画というかたちで認めたというわけでもありません。だから今後、JRさんと詰めて、どういうかたちで実施できるかということを、今話し合っているところです。あれがベースには、なっていると思いますけど。

記者:
じゃあ、もう今はキャッチボールで、ボールを投げた状態ですか?
何かこういうものをつくりましたけど、JRさんどうですか?というようなかたちで、南北一体化について。

市長:
投げたというか…

記者:
まだお示ししてないわけですか?

市長:
いや、もちろんJRさんには示して、それをもとに話し合っているという段階です。

記者:
それで、以前、昨年の10月か11月だったと思いますけど、県のかたと米子市の幹部のかたで意見交換されたことがありましたね。その中でもこの話が出まして、県のほうでも強力に推進したいので、県と米子市とJRさん、3者で今後協議していきましょうよという話が出たと思うんですけど、今、市長さんは来年度を目標にという話も出ましたけども、県もここにかかわってきて協議するというような手順で進めていかれるわけですか、今後?

市長:
そうですね、具体的に今どこまで進んでいるのかわかりませんけれども、県とも話はしているはずですので、その辺は県も含めて話をすることになるんじゃないですかね。それに米子市として異存はありませんので、もちろんJRと米子市が話をしたり、県も含めて話をしたり、いろんな協議のしかた、場はあると思うんですけども、そういう中で前に進めていくということで、県が入ってもらったかたがいい場合には、もちろん入ってもらって話を進めるということになっていると思います。

記者:
すみません、そのバリアフリーのことですけど、米子市さんとしては、バリアフリーはJRの責任で、要はお金もJRが出してやってくださいということを主張しとられて、一方でJRさんのほうは、将来の南北一体化構想にも絡むことなので、米子市さんも負担してくださいということを言っておって、そこで言い分が食い違っておって、まだめどがついておらんという認識をしとるですが、それでよろしいでしょうか?

市長:
それももちろんありますね。だけど、ああいうものをする場合には、すべてJRというわけにはいかないというのはこちらも承知していますので、その辺はどういうかたちでの費用分担になるかというようなことも含めて、話をしなきゃいかんだろうと思っています。

中海市長会

記者:
市長、昨年は中海市長会ができましたね。
非常に画期的なというか、中海圏の自治体が連携を深めていく上で非常に有意義な1年だったと思うんですけど、本年度はそういう中海圏域の市長会をもとにだと思いますけど、イベントを催されたりとか、そういう予定というのはあるんですか?

市長:
事務局体制を4月からつくろうということを言ってまして、昨年の11月末だったですかね、(中海)市長会をやりまして、そのときに大枠は決めました。その事務局員の費用の分担等の話もそのときにいたしました。
それで、例えば産業技術展、これは毎年というか、最近2、3回はやってきてたんですけれども、来年度もやるという方向で、計画が進んでおります。
それから、中海レガッタですか、これも、また来年も開くんじゃないかと思いますけども、境港で第1回はやったんじゃないかと思いますけども、こういうのをまたやらせてもらいます。
それから、これは前からもやっているんですけど、4市のお祭りですよね。
日にちをずらしてお互いのお祭りにお互いの市民が行けるようにというような調整は、もう、今までもやってきています。
それから、イベントというか、首都圏とか大阪なんかでいろんな情報発信をしようじゃないかということで、なかなかアンテナショップまではいかないんですが、とりあえずはこの地元の企業のかたがたというか、レストランとか、事業をやっておられるところに資料を配らせてもらうとか、そういうふうなことから始めようというような話はしております。
また、いろんな施設の相互乗り入れ、市民がお互いに行き交いできるようなというような計画も今、具体的にどうするかということを決めています。
それから来年は、産業技術展だけでなくシンポジウムをやろうじゃないかという話になっていますね。シンポジウムが一番大きいイベントですかね。そういうところでしょうかね。
もちろん、中海の清掃活動、これは同時になるのか若干時期はずれるのか、わかりませんけども、4市も一緒になって取り組んでいこうということで去年もやったわけですし、今年もやることになるんじゃないかと思います。
ちょっと今思いつくままに申し上げると、そういうところです。

記者:
わかりました。ありがとうございます。

米子駅バリアフリー化

記者:
すみません、ちょっとまたバリアフリーに話を戻して恐縮ですけど、先ほど全然費用負担せんということにはならんだろうということで、ある程度の費用負担はされる気持ちだということだそうですけど、それは結局、将来の南北一体化ということもあるからという意味で理解していいですか?

市長:
いや、そうじゃなくて、バリアフリーの場合でも、たしか通常やる場合に地元の費用負担というのはあるんじゃなかったんでしょうかね。

記者:
ほんならバリアフリーとは切り離してということですか、やるかどうかは別?

市長:
バリアフリーももちろん頭に置いてということですけれども、その辺がどういう関連づけになるのかは、ちょっとこれからの協議だと思ってます。

記者:
それと、どういう整備手法か、ちょっとめどをつけたいということだそうでして、今のところ米子市さんがつくっとられる案というのは将来の南北一体化、自由通路やなんかをつくるということを前提にしたかたちでのものを計画しとられますけども、結局それで、例えばじゃあこのやりかたでやりましょうということでJRさんのほうも了解して、これでやるということが決まったとすれば、それは結局、南北一体化自体も、もうやりますと言っとるのとほとんど同じことだと思うんですけど、その辺の認識というのはどうでしょうか?

市長:
ちょっと今、まだどういうかたちでやるかという、そこまで話が行ってないと思っていますので、そういう話になれば、バリアフリーの部分というのは、やっぱり事業主体はJRさんにお願いせざるを得ないんじゃないかと私どもは思っています。JRさんの所有物の中につくらせてもらうわけですので、つくらせてもらうというか、JRさんの施設ということになってくるわけですので、その辺はやっぱりJRさんに主体的にバリアフリーの部分というのは考えてもらわなきゃいかんのじゃないかと思っています。だから、その辺も含めて、今後の話し合いということになってくると思っています。

大橋川の拡幅

記者:
よろしいですか。
先ほど中海市長会の話もあったんですけども、去年の年末に、大橋川の拡幅のちょっと話になるんですけども、国交省は、拡幅した場合に中海の水位が1センチしか上がらないという、そういう何か結果を出されたんですけども、そういった結果について下流域である米子市としてはどのような感想をお持ちですか?

市長:
米子市としましても、あの環境調査の結果というんですか、それを今、精査している段階でして、本当にそうなのか等々も含めて、どういう影響があり得るのか、いずれは正式にコメントするというか、意見を言わせてもらうことになると思うんですけども、それに向けて、今、作業をしているところです。それがそのまま本当に受け入れられるものなのかどうかも含めて、検討させてもらっているという段階だと思っています。

記者:
どっちかというと、やはりちょっとまだ疑問が残るというほうになるんでしょうか?

市長:
いや、僕も技術的なことはちょっとよくわからないんで、今、事務方でそういう点も含めて作業をしている段階だと承知してます。

記者:
何かそういった市長会の中では、そういった話というのはどうなんでしょうか?

市長:
あの段階では、まだ作業が進んでなかったんじゃないですか。そういう話は、この前、(中海)市長会をやったときには出ませんでした。

記者:
護岸整備の話もあるんですけども、将来的にはやっぱり必要かどうかというのは、それについていかがですか?

市長:
ですけん、その環境調査、それからその米子市に対する影響とか治水の問題、水質の問題等々含めて、その影響について米子市としては、米子市の影響を考えながら意見を言わせていただくということになると思うんですね。

記者:
やっぱり1センチしか上がらないという、読まれたり聞いたりとかして、実際どう思われますか?

市長:
ちょっと、技術的にそれをどうこうって言われても…

記者:
イメージ的にどうですか?

市長:
イメージ的にというのは、ちょっとどうだと言われても、やっぱりきちっとした技術的に理解しないと答えられませんよね。印象で言う話じゃないと思うので。

記者:
なるほどね。わかりました。
でも、1センチだからとかいって、国交省のデータだけでゴーを出すわけにはいかないと思うんですけども、やっぱりその辺としては、もうちょっと精査して、米子市として独自に調査するとかあるんですか?

市長:
それはちょっとできないと思うんですよね、相当費用もかかる話ですし。
やっぱりこちらは、こういう調査をしてくれというかたちで要求をして、調査をしてもらって、そのデータに基づいてというか、そのデータを見ながらこちらの意見を言わせていただくということになると思うんですよね。やられるのは国交省がやられるわけですので、それがどういうかたちでやられるのか。
説明は向こうが、説明責任というのはあると思うんで、ちゃんとその説明をできるような資料はこちらが要求をして、それに対して、またこちらも意見を言わせていただくという手続になると思うんです。

行財政改革など

行財政改革

記者:
昨日の新年の集いで、ある程度道筋ができたので、持続可能な財政基盤に立った行政運営がことしのテーマだというふうに言われたんですけれども…

市長:
ちょっと言いかたがね、僕が言ったのは、これからも厳しいんだけれども、トンネルの先にちょっと明かりが見えてきたような気がすると。それで持続可能な財政基盤の上で市政運営ができるように、言葉でいえば行財政改革を今後とも進めていきたいということなんですね。

記者:
具体的に柱はどんなふうに、今年は置いていかれるんですか?

市長:
行財政改革ということでいけば、やっぱり歳入の確保、歳出の削減ということが基本だと思いますんで、そうなるように、今まで行なってきた事務事業の見直しというのは進めなきゃいかんでしょうし、滞納整理も含めて歳入がどういうふうなかたちで確保できるのかという両方の面からやっぱり考えていかないかんだろうと思っています。

記者:
何か具体的にアイデアなどはあるんでしょうか?

市長:
定員削減の効果って、これから出てくるわけですんで、そういうことも進めていかないかんでしょうし、それから事務事業の中で、まだ削減できたり、より効率的に運営ができるというものがあれば、そういうものも、より精査して実施していかなきゃいけないと思っています。
メニューとしては、例えばごみの有料化だとか、補助金の見直しは来年度ですが、これはかなり進めなきゃいけないだろうと思いますけども、メニューとしては大体手をつけなきゃいかん分野というのは手をつけてきてますんで、それをより効率を上げて運営できるようにしていくというのがやっぱりテーマじゃないかと思います。
いろんな方策はあると思うんですけども、それについてはだいたい手をつけてきたんですが、来年度は特に補助金とか、事務事業の見直し、定員の削減といったところがやっぱり大きい柱になってくるんじゃないかと思います。

記者:
また、8月には北東アジアサミットが開かれるということですけれども、この方向性というのは、もう考えていらっしゃるんでしょうか?

市長:
環日本海の拠点都市会議が8月の末、たしか25、26、27日だったんじゃないかと思いますけども、開くことになっています。今、各国とどういうものをメーンにして議論しようかというような調整をしているところだと思うんですけども、要は観光とか経済交流をどうやっていくかとか、それから人的な交流をどうやって進めていくかというようなところが今までの大体主要な柱になってきてますんで、やっぱりそういう議論をさらに深めていくというのが中心になってくるんじゃないかと思います。

記者:
観光をテーマに?

市長:
観光もひとつのテーマですね、経済交流の中でも観光も大きい分野ですから。

ガイナーレ鳥取

記者:
ちょっと話が変わるんですけど、年末にガイナーレ鳥取さんが市長のところに要望に来られたと思うんですよ。来シーズンからかな、鳥取を本拠地に活動されるということなんですが、もともと米子発祥のチームで、それも今、JFLに上がってJをねらおうというようなチームが鳥取のほうに逃げてしまうというか、行ってしまうことについて、市長はどういうふうにお考えですか?

市長:
私としては、個人的には残念ですけれども、ただ、物理的にですね、J2になった場合のスタジアムの確保というのはとても米子ではできませんので、やはりそういう試合環境とか、そういうことを考えた場合には、本拠をどこに置いて試合をされるかというのはあると思うんですけれども、鳥取でより多く試合をされるというのは、これはやむを得ないことだろうと、今の状況では思っています。それに伴って本部も向こうに移されたということだと思うんですけども、そこは個人的には残念に思っています。

記者:
それで、以前からいろいろと要望が出てましたよね、SC鳥取さんの時代から、東山をもうちょっといい芝のグラウンドにしてほしいとか、それは財政的に難しい面もあったんでしょうけども、なかなかできなくて、こういう結果になっちゃったんですけれども、議会でもいろいろとやりとりがあってますからきょうは言いませんけど、ああいうサッカーのチームを生かした活性化策というか、成功してる事例が結構あるんですね。
熊本とか、ああいったところではサッカーでまちぐるみで、それがいろんな経済効果を生んでるというのもあるんです。ですから、ああいうサッカーを生かした何か活性化策というのもあり得たんじゃないかなと思って、そのチャンスをもしかしたら逃してしまったんじゃないかなという気がしまして、そういうふうには考えておられませんか?

市長:
今までの状況の中でガイナーレ鳥取が米子で試合をしてもらうというのは、だんだん少なくなってきてたようです。それはそれとして生かしていかないかんだろうと思っていました。ただ、新たなサッカー場の整備とか、そういうのはとても今できるような状況にありません。その点は東山の陸上競技場しか具体的にはもうないんで、試合をしていただけるようなところはですね。そこにおける今の状況の中でどういう協力ができるのかということで、たしか器具の保管とか、それから練習の時間とか、そういうようなところはいろいろ、こちらとしても最大限の協力はさせてもらってきたつもりです。

記者:
市長も何度かSCの試合でお目にかかったというか、応援しとられるところを見ましたけれど…

市長:
いつでも何かほかの用事が入って、全部試合見れなかったのが非常に残念なんですけども。

新年からスタートする事業

記者:
新年からスタートするような新事業ってあるんですか?

市長:
大きな枠組みの中では、「行財政改革大綱」と、それから「新米子市総合計画『米子いきいきプラン』」、これを進めていくということですけども、来年度から取り組む、これ今も取り組んでいるわけですけども中心市街地の活性化基本計画だとか、それから住民基本条例策定というのは新たな取り組みになってくるんじゃないでしょうか。
それから地域福祉計画の推進って、これも長い目で見れば非常に大事な分野だと思っていまして、今までモデルケース的にやってきてたんですけれども、それを全市的に拡大します。これもだけど地域のかたがたがその気になってもらわなきゃできない事業ですので、地域の皆さんに紹介したりしながら、そういうのはより広く米子市の中で実施されるようにしていきたいとは思っています。

記者:
特に1月からされるものとかというのは?

市長:
1月からというか、中心市街地なんかは今まで準備作業はずっと進めてきたんですけれども、民間のほうの協議会もできたわけですから、この1月からが本格的な始動になってくるんじゃないかと思っています。
それから、住民自治基本条例のほうは、たしか2月にシンポジウムをやりますんで、それがひとつの新たな出発点になってくるんじゃないかと思っています。

幹事記者:
よろしいですか?なければ…

市長:
それでは、どうもありがとうございました。またことしもよろしくお願いします。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2008年1月4日