市長定例会見(平成21年1月20日)

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市長定例会見(平成21年1月20日)

 平成21年1月20日(火曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

米子市緊急生活相談窓口についてですが、昨年の12月20日から、土日、祝日、年末年始も含めて、9時から19時ということで開設していたんですけども、最近は、17時30分以降の相談はなくて、今年に入ってからは、休日の相談もほとんどないということになってきましたので、昨日、1月19日から通常の勤務時間、8時半から17時半までということで今やっております。
ご質問等ございましたらお願いします。

米子市緊急生活相談窓口

幹事記者:
それでは、質問のある社はお願いします。

記者:
臨戦態勢を解除して、平常体制に移行すると?

市長:
平常体制でやっているということです。

記者:
いいんですか、そんなことで。大丈夫ですか?

市長:
今のところは。
またどんどん来られるようであれば、また別ですけど。

記者:
それは、どう考えればいいんですか。
相談がないということは、それだけ市民から期待されてないということなのか、そういう問題がないということなのか、どういうふうにお考えなんですか?

市長:
ちょっとそこはわかりませんね。
せっぱ詰まったというか、かなり関心のあった人は、年末年始に来られたんじゃないかと思います。
それ以降は、いろんな手だてを考えておられるんじゃないかと思うんですけれども、そういう中で、市に相談に来ておられるかたも全くないわけじゃありません。
この前の記者会見の1月5日までには、32件あったんですけども、それ以降は4件ということです。

秘書広報課長:
昨年の12月30日までは、休みの日でも相談があったんですけども、それ以降、正月休み中は、全くないと。
それ以降なくなったということを担当課は、言ってました。

記者:
市長はひと安心ですか?

市長:
ひと安心というか、臨時職員採用とか、そういう可能性は今後も新たなものが出てくれば、当然募集をかけますし、住居の手当等が必要なかたについては、うちも市営住宅がありますので、今後も対応していきたいと思っています。

定額給付金

記者:
例の定額給付金なんですが、市長はもらいますか?

市長:
もらおうと思ってます。
いろんなもので使えるものがあれば使っていきたいと思ってます。

記者:
要するにそれは趣旨としては、公人としての趣旨とか、消費刺激の先頭に立つということなんでしょうか?

市長:
先頭に立つというほどの額が使えるのかどうかというのはありますが、やはり消費を拡大するということは、必要なことですんで、いただけるものであれば、それをいただいて、できるものがあればプラスして使いたいと思ってます。

記者:
定額給付金について、どうお考えなんですか。
今回のアイデアそのものについては?

市長:
私どもは執行する立場ですので、今のところどういう形でうまく執行していくかというのが最大の関心事です。
今後、国会の中でいろいろご議論いただくので、その結果を見た上で、私どもとしては遺漏のないように執行していきたいと思ってます。

記者:
そうじゃなくて、野坂市長自身は、この政策について評価するのかしないのか。
市長の立場でいえば、たかだかこんなことで、こういうむだ遣いをされて、しかも市の職員も大変な目に遭って迷惑だと思っておられるのか。
いや、非常に景気を刺激する、生活を支える、いい政策だと思っておられるのか、野坂市長の政治家としての判断を聞きたいんですけど、評価というか?

市長:
私は、どっちかというとこれに関してはニュートラルですね。
もちろん消費面というのもありますし、今おっしゃったいろんな問題点もあるとは思ってますけれども、これを国が決められるということであれば、それに沿って私どもはやっていくというのが私の政治家としての立場だと思ってます。

記者:
経済界、もしくはそういう専門家のかたも、意外にはっきりと否定的な評価をするかたが多いですよね。
統計をとったわけじゃないんですけども、世論調査なんかでも、かなりのかたが評価しないみたいな声があるんですけど、これはどんな感じで受けとめてますか?

市長:
実際に執行されるという状況になったときに、皆さんがどういうふうに評価されるのかは、また別問題だろうと思ってます。

記者:
率直に言ったら、1自治体20億円ぐらいになるわけだから、これだけ財政厳しくて、こんなばかなばらまきやめてね、各自治体に任せて給付をもらったほうがいいとか、そういうお考えはないんですかね。
ただ政府がやるからやりますよというんじゃなくて、政治家としてはニュートラルというのはわかるけども、やっぱりこれについてどう思われてるかというところが?

市長:
これとはまた別に、地方自治体に対する施策というのは、私どもはふやしていただきたいと思っていますんで、これがそのままこっちに移る、これがこのままあっちに移るというわけじゃないだろうと思うんですね。
ですから今後、2次補正で雇用対策とか、どう出てくるのか私もわからないところはあるんですけれども、また、本予算についても地方交付税交付金とか、そういう形での地方に対する財政的な措置というのは、私ども大いに期待はしてます。
そういうのはふやしてもらいたいと思ってます。

記者:
定額給付金というのは、あんまりよく理解してないんですけども、要するに10分の10の補助金ということらしいですね、性格は?

市長:
はい、補助ということで、課税対象じゃないでしょう。

記者:
らしいですね。
自治体に丸投げして、自治体がそれを着手、その事業を行なう根拠というのは、要するに委任事務ではなくて自治事務だという整理の仕かたをされてるから、市町村の判断でやってもやらなくてもいいということになってるようなんですが。
いや、うちはやらんと言えばやらなくても済むんですよね?

市長:
定額給付金、それを定額給付金以外に使えるというものじゃないですからね。
ですから、定額給付金というものが国会で仮に通れば、そういう要綱等も出来てくれば、それに従って私どもは執行するということになろうと思います。
やめるという選択はないと思いますね。

記者:
それと、私も知らないんですけど、これを執行する費用というんでしょうかね、銀行振り込みなら振り込み手数料その他、後追いでもらえるんですか、補てんがあるんでしょうかね?

市長:
その辺も、国は措置すると言っておられるようなんで、私どもは大いに期待しているところです。
当然のことですけれども、この執行については国に全面的に見てもらわないといけないと思ってます。

記者:
振り込み手数料その他、事務経理の?

市長:
ええ、人件費も含めてですね。

記者:
増加する分ですね?

市長:
ええ。この作業に要する経費ですね。

記者:
そうなんですよね。そこそこ忙しくなるでしょう、3月中・下旬ぐらいか、準備せにゃいかんですね?

市長:
その要綱が出来てこないと、本当にどういう形で執行するかというのはわからないんですけど、ただ、全国市長会の会長は、5月ぐらいまでかかるんじゃないかというようなこともおっしゃっているというふうには仄聞(そくぶん)してますけどね。
確認したわけじゃないですけども。

記者:
市長は、1万2千円もらったら、何か具体的に使いたい?

市長:
家内と相談して決めたいと思います。

記者:
何で反対があるかどうか、なぜみんながこうやって、これに反対の意見があるのかというところをお考えになったことありますか?

市長:
いろんなかたが、いろんな考えかたを持っておられると思うんですけどね。
要はそういう形で国が支出をすれば、将来的にどこかの形で負担がふえるという懸念もあるんじゃないでしょうかね。
そういうふうに考えられるのも一つの理由だと思いますよ。

記者:
3年後の消費税増税の話が出てきて、しっぺ返しが来るんじゃないかという、ちょっとした懸念もあるんでしょうかね?

市長:
ちょっと、私もそこはわかりませんけども、新聞とかテレビのニュースなんかで、そういう懸念を持っておられるかたがあるというのは承知してます。

記者:
先週、一生懸命頑張っている県外のある市長さんとお会いしたら、すごく怒っておられたのはね、国の政策の中で、地方交付税が三位一体改革で随分削られて、地方自治体はやりたい政策がほとんどできなくなっちゃったと。
それでこの2兆円の話が浮いてきて、ふざけるなと、国はこんなに金があるんだったら、地方自治体に施策をちゃんとできるだけの金を分配するべきであって、こんなむだ遣い許せない、こう怒っておられましたね。
それはこの財政再建の中、みんな苦しんでる中で、2兆円という金があるんだったら、それを市に分配してくれって、非常にわかりやすかったんですけどね、そういう怒りというか、国に対してふざけるなという思いというのは、野坂市長は、ないですかね、この問題で?

市長:
三位一体改革は、私は大変不満でした。
今でも若干続いてるところがあるんですけども、今回の本予算では地方交付税をふやすという方針が出てるわけですし、これは三位一体改革とはまた別な、景気対策とか生活支援とか、そういう観点から行なわれる話だと思います。

記者:
でも、財政の中で、埋蔵金と言われるものがあって、精査をしてくると、国は厳しい厳しいと言いながらね、そういう金があったわけじゃないですか。そういうことについては?

【参考】
ここでいう「埋蔵金」とは…

財務省が管理する特別会計の剰余金や積立金のこと。

市長:
ちょっと勉強不足なんですけど、埋蔵金というのは、普通は地方でいえば特別会計があって、特別会計というのは、一般会計とは別に、特定の目的で設置された会計で、仮に剰余金があったとしても特定目的で積んだお金ですよね。
それは一般会計から来た部分もあるし、市民の皆さんからもらってできた部分もあるわけですよ。
だから今いってる埋蔵金というのは、本当に埋蔵金なのか。
結局、国債なんかは、国民から借りるわけですけども、埋蔵金というのは特別会計から前借りするような話であれば、いずれはそこに戻さないといけないような気がしますけど。

記者:
そんなのだったら、2兆円というのは、いっときの話で、また新たに負担が?

市長:
ただ、そこの埋蔵金と称するものについて、税金で投入している部分で余ってる部分ということであれば、それは多分セーフになるんじゃないかと。
そういう部分があるのかどうかということですよね。
私も、余り確かなことはいえないんですけども、本当に埋蔵金という形で使えるお金なのかなという気がしないでもないんですけど。
普通、一般会計と特別会計の関係からいけば、特別会計でお金ができたから、それを一般会計に使っていいという話にはならんと思うんですよ。

記者:
普通だとね。

市長:
通常残ってないんですけども、やっぱり、特別会計は赤字の部分が多いんですけども、それと同じような関係じゃないのかなという気がしないでもないですね。

記者:
定額給付金だけを取り出して論議するのは、ちょっとアンバランスな点がありますけども、定額給付金に対する評価というのは、市長から見て100点満点で何点ぐらいですか?

市長:
評価というか、今の経済対策というんですかね、景気対策、それから生活支援。
そういうことであれば、それは一定の、全くゼロというわけじゃないだろうと思いますよ。
だけど、その財源がさっきおっしゃったように、どこにあるのかということなんで、さっきもちょっと質問がありましたけども、今はいいけれども、いずれは自分たちの負担増につながるんじゃないかという懸念はあると思うんですよね。
埋蔵金ということで、勝手に使っていいお金なのかという。

記者:
後で何かあるんじゃないかという心配もあるわけですね?

市長:
ええ。

記者:
じゃあ、現時点では高い評価ではないんですか。
そこそこの評価なんですか?

市長:
そこそこですね。

記者:
何点ぐらいといえばいいんでしょうかね?

市長:
点数、何だかつけにくいですけどね。

記者:
50点ぐらい?

市長:
点数で評価するような問題じゃないと思いますけどね。

記者:
定額給付金ですけど、市長はまだ何に使うかどうかは決めてないと、奥さんと相談されるということですが、それはそれでいいんですけども、普通のかたが1万何がしをぽんともらった場合、何にお使いになるんでしょうかね。
これは推測してもしようがない話なんですが、例えば支払いが滞ってるガス代だとか電気代に充てるだとか、いや、家族でステーキでも食いに行こうかだとかね、1万幾らだったら旅行ということにならんと思うんですけども、例えばそういうふうなこともありなのかなあとか、あるいは全く無目的に財布に入れるだけということになっていくのか、どんなふうなイメージをお持ちでしょうか?

市長:
米子の人なんかは、割と外食なんか好きですからね、ちょっといいところに行って食べようかというのは結構あるんじゃないかという気がしますけどね。
うちはあんまり外食というのは家内が好まないんで、大体うちで食べてるんで、宴会とか何かがない限りですね。
うちなんかの場合ですと、服を買ったり、そういうようなことに多分使うんじゃないでしょうかね。

記者:
貯蓄というのは、ちょっと考えにくいですかね?

市長:
もともと貯蓄はそんなにないんで、それに加えてということはちょっとないですね。

記者:
野坂市長が総理大臣だったら、閣議でこういう案が出てきたら採用しますか?

市長:
定額給付金ですか。

記者:
そう、閣議の中で各大臣から、閣僚からこういうことをやりたいって上がってきたら、野坂市長が総理だったら、こんな策とりますか?

市長:
今の国の喫緊の課題というのは、やっぱり景気対策とか、それから生活の安定というようなところだろうと思いますんで、そういう定額給付金というような話が党なり閣僚なりで、これで行こうという話が出てくるんであれば、それは私としてもやっぱり採用せざるを得ないというふうには思います。

記者:
2兆円使う価値がある政策だと思われてますか?

市長:
今後の効果がどう出てくるかということは、見きわめないかんだろうと思います。

記者:
いやいや、現時点で。
政策というのは、効果を見たって、もうやっちゃった後は取り返しがつかないわけでね、2兆円というお金を使っちゃうわけだから、それが2兆円を国庫から支出するだけの価値ある政策だと思われますか?

市長:
そこは、全く白紙の状態からどう考えるかというときであれば、またいろんな考えかたもあるだろうと思いますけれども、今、党なりなんなりでこういうふうに決まったということであれば、私はやっぱり採用せざるを得ないだろうと思います。

記者:
今、参議院でやって、どういうふうなことになるかわかりませんけども、仮に再可決みたいなことになって日数がかかるとしたら、自治体が実際の実務として稼働を始めるというのは、時期としてはいつごろになるんですかね?

市長:
全くわかりません、正直言って。
これが本当に参議院ですぐ否決、衆議院に返れば、すぐ可決ですよね。
そうしたら、その日から要綱なりつくって、行けという話になるんで、それが、一時うわさされてたような60日という話になれば、3月の中ごろまでずれ込むわけですよね。

記者:
当初の思惑は、年度内にというような話を麻生さん自身がおっしゃってて、最近は何か、いや、越年するというか、新年度にまたがるような気配が濃厚になってきて、実際に全部執行できるのはね、いつごろだと思えばいいのかなと思って?

市長:
いろんな形で、図上の訓練みたいなもんですけれども、図上演習みたいなことは担当でとか、関係の課が集まって話はしてるようですけど。

記者:
これ、実務の手間暇というのは負担感がありますか?

市長:
ありますね、やっぱり。

記者:
年度末か、年初めというようなこともあって、ちょうど繁忙の時期だろうし、ほかの業務に差し支えは?

市長:
差し支えがないようにしなきゃいかんわけですからね。
ですから臨時職員の採用とか、そういうのも強化せないかんだろうし、それからコンピューターの整合性みたいなこともきちっとやっていかないかんでしょう。

記者:
あれは特別なシステムを立ち上げる必要が出てきそうですか。
今現時点の何か使ってるシステムを応用できるんですかね?

市長:
応用の範囲内じゃないかと思いますけどね。
要はどこにだれが住んでおられるかということと、それから口座振替なんかの方法ですよね。
何人住んでおられて、どういうかたたちがおられるかとか。
ですから、そういうのは住民基本台帳か何かをもとにしてやるんじゃないでしょうかね。

記者:
いずれにしても負担感があって、それなりに大変だなあと心配しているということなんですか?

市長:
それは遺漏なきようにやらなきゃいかんわけですから、特にお金が動く話ですからね。
これは、本当に間違いのないように、きちっと執行していかなきゃいかんだろうと思ってます。

記者:
関連で、よその自治体なんかに、よく最近施策として、この際、地域クーポン券的な、お得な得々買い物券を発行して、1万円で1万1千円分か、1万2千円分か何か、つまり地域振興も便乗して、そういうものを米子市内限定で買い物すればお得ですよというような券を出すというようなこともやってやれんことはないと思うんですけども、そういうようなお考えは?

市長:
それは考えてません、今。
例えば商工団体等でそういうものを考えられるという話であれば、また別ですけれども、そういう話も私、聞いてませんし、行政としてクーポンを上積みして何とかするとか、そういうことは今考えてません。

記者:
これで、どうですか、米子の経済は多少元気が出そうな気がしますか?

市長:
消費関連のかたがたにとっては、やっぱりいい影響はあるんじゃないでしょうか。
全くないというわけじゃないと思います。

骨格予算

幹事記者:
ほかに何か、質問はありませんか?

記者:
骨格予算になると思うんですけど、今、査定中ですが、それでも何か色つけますか?

市長:
いや、色つけちゃいかんというのが骨格予算でしょう。
要は政策判断とか、そういうことがなくて、骨格ということで、新たな市長が来たときのつなぎというか、骨格予算はそういう予算ですから、逆に、色というか、ある程度政策的なものが入ってくるんであれば、議会からもクレームが出るような話になるんじゃないでしょうかね。

記者:
例えば給与削減とか、そういったような?

市長:
今、特別職のほうは特別職報酬等審議会にかけさせてもらってまして、これは3月にということでやってます。
あと、4.8パーセントの地域給の減というのは今もやってます。
ただ、給与カットについては今後の成り行き見ないと、執行部だけで決められる問題じゃないんで。

記者:
骨格といいながら、先般もちょっとだけ触れられた、例えば学校の耐震化も議会で大筋、予算も方針も考えかたも、国も奨励しているということもあって、非常にうなずきやすいということで、当初の骨格予算に入れてもおかしくはないのかなということもちょっとおっしゃってたんですが、それはどうなんですか?

市長:
例えば基本設計が終わってて、次に建設費というのは、通常、それを前提に基本設計をやってますので、それは当然いけるだろうと思います。

記者:
そういうものも実際に当初予算、頭の中にお考えですか?

市長:
骨格予算というのは、私が考えるというよりも、骨格というのはどういうものであるべきかという中で判断していくものだろうと思います。
私がそこで判断してつける、つけないというものじゃなくて、機械的に決めていくものだと私は理解してます。
そういう中で基準に沿ってやっていくということで、さっきおっしゃったような基本設計が終わってるんであれば、工事費は、当然骨格予算の中でつけてもおかしくないものだというふうには理解してます。
耐震診断をやった後の基本設計というのは、当然これはつけていく話だろうと思いますし、これは多分、だれが市長になってもつけられるんじゃないかとは思いますけど。
ただ、今の段階で耐震診断が終わったから基本設計やっていいのか、それを骨格に入れていいのかどうかって、私もちょっとわかりません。

幹事記者:
ほかに何かありませんか?

市長:
よろしいですか。
どうもありがとうございました。
よろしくお願いします。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2009年1月20日