市長定例会見(平成21年10月6日)

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市長定例会見(平成21年10月6日)

 平成21年10月6日(火曜日)

 市長から

 質疑

 市長:

きょうは、2つお話したいと思います。

一つは、赤ちゃん安心相談事業をこの10月から始めたということと、それから環境美化推進区域に旧加茂川河口周辺を指定したということについて、ご報告したいと思います。

赤ちゃん安心ダイヤルですけれども、これは私のマニフェストにも入れてた項目でして、24時間、電話で子育ての相談や、それから事故とか病気になったときに相談というか、プッシュ回線の電話機を利用して、必要な情報がもらえるというシステムです。インターネットでも同じことができます。
内容としましては、資料の2の事業概要で入れておりますけれども、子育ての疑問や不安についてが101項目、それからとっさの事故や病気についての項目が101項目、それから米子市からのお知らせということで、妊婦したときの必要な手続だとか、そういうような項目を入れております。
なお、ここにも書いておりますけど、赤ちゃん安心相談事業ですけれども、これを今度の緊急雇用対策を使って、今まで実施していた週2回のマタニティー相談を午後1時半から4時まで、週5日やるということにいたしました。詳細はお手元の資料のとおりでございます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 赤ちゃん安心ダイヤル及び赤ちゃん安心相談事業について PDF 111キロバイト)

それから、旧加茂川河口周辺を環境美化推進区域に指定したということですけれども、米子市みんなできれいな住みよいまちづくり条例というのを平成19年に制定しておりまして、7月1日から施行してたんですけれども、その条例の中に、みんなできれいな住みよいまちづくりを進めようということで、地域を指定して環境美化推進区域に指定することができるという規定がございまして、今回、旧加茂川河口周辺地域をこの環境美化推進区域に指定したということでございます。
それで、お手元の資料にありますように、市民や土地所有者の取組むべき事項ですとか事業者の取組むべき事項、市のほうでどういうことをするかということを定めております。
この区域を指定した理由ですけれども、資料をご覧いただきますと書いておりますけれども、この地域というのは景観形成条例にもほぼ指定されている区域でして、白壁土蔵があったり、その風情や景観を今後とも受け継ぐべきであろうということでございます。
そしてまた環境美化活動もこの地区は盛んなところですので、さらにこの地域間での連携強化を図ってもらおうということで指定したところでございます。
また、この地域は札打ちだとか下町観光ガイドの対象区域にもなっておりまして、また中海遊覧、それから寺町など、ほかの地域のかたがたもたくさん来られるということがありますので、特にこの地域を指定したということです。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 旧加茂川河口周辺環境美化推進区域指定について PDF 215キロバイト)

それから、きょう資料提供ということで定額給付金の交付状況の紙をお配りしておりますけれども、申請済み世帯数が6万1,821世帯で、最終的には98.33パーセントの交付になるんじゃないかというふうに考えております。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 定額給付金の交付状況について  PDF 11.6キロバイト)

それからもうひとつ、私は今週の金曜日からちょっとフランスのほうに行かせてもらうことになっておりまして、その日程を一応お配りさせていただいております。
ここにありますように欧州評議会というのがフランスのストラスブールにございまして、そこの欧州評議会の中に地方自治体会議というのがありまして、そこで日本の地方自治の課題について話してくれないかという依頼が全国市長会から来ました。いい機会ですので行かせてもらうことにしました。
最初、10分ちょっとぐらいお話をさせていただいて、その後、何か質疑応答みたいなものがあって、それは英語かフランス語でやってくれということでございます。ほかにも2つぐらいの都市からも来られるように聞いております。
ちなみに、日本が1996年からオブザーバーになっておりまして、それでいろんな会議に日本もオブザーバーという資格で出席しております。それからこの会議にも毎年、日本からだれかが呼ばれているということで、基礎的自治体、市から1人、それから知事クラスが1人、毎年、行っておられるということのようです。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 欧州評議会地方自治体会議参加日程 PDF 17.6キロバイト)

以上、とりあえずご報告させていただきます。

赤ちゃん安心ダイヤル

幹事記者:
それじゃあ、各社、質問がありましたら、よろしくお願いします。

記者:
よろしいですか。
この赤ちゃん安心ダイヤルなんですけども、正式名称はこの子育て応急ダイヤルよなごってなるんですかね?

健康対策課母子保健係長:
赤ちゃん安心ダイヤルよなごと赤ちゃん応急ダイヤルよなごと2本あります。

記者:
2つあるの?

健康対策課母子保健係長:
はい、2つです。

市長:
子育て応急ダイヤルと、それから子育て安心ダイヤルとあるわけだね。

健康対策課母子保健係長:
はい。

市長:
それで、安心ダイヤルのほうは妊娠中や子育ての不安、疑問。
それから応急ダイヤルはとっさのときということだね。

健康対策課長:
事故と応急対応ということです。

記者:
これ、(インター)ネットはもう入ってるんですか?

健康対策課長:
はい、入っております。

記者:
そうですか。やっぱり10月1日から?

健康対策課長:
はい、10月1日から。

記者:
安心ダイヤルを委託されてる、この母子衛生研究会というのはどういう団体ですか?

健康対策課長:
財団法人でございまして、厚生労働省の外郭団体です。

記者:
本部、東京ですか?

健康対策課長:
東京でございます。

記者:
ノウハウはたくさん持ってらっしゃるんでしょうね。他には業者はないですか?

健康対策課長:
ええ。いろいろ調べさせていただいたんですけど、どうも調べた範囲ではここの業者というか、この団体しかなかったということでございます。

記者:
テープで答えるというのは、この場合では、ボタンを押しますよね、そうすると録音テープが回るんですか?
普通のコールセンターみたいなものではない?

健康対策課長:
じゃないです。

記者:
じゃないんですね?

健康対策課長:
はい。要するにテープレコーダーが回るというシステムです。

記者:
この仕組みって、いろんな自治体が採用されてるんですか?

健康対策課長:
私どもが調べた範囲では、市では神戸市、広島市、それから都道府県で青森県など7団体、いまは、もう少しふえてるかもしれんですけど、7団体か8団体だったと思います。

記者:
中国地方ではあるんですか?

健康対策課長:
広島市でございます。

記者:
広島市のみですか?

健康対策課長:
事業の名称は若干違うんですけど、ちょっとここに資料持ってきておりませんけど、同じこの業者でやっておられます。

記者:
この項目番号というのは、事前に例えば(米子市)ホームページとかで見てもらうんですか?

健康対策課長:
(米子市)ホームページでも見られるんですけれど、母子手帳交付時などにチラシの小さいのをお渡しして備えつけてもらって活用していただくということを考えております。
それから、11月の広報にも掲載させていただこうと思っております。

記者:
通話料というのは、これはNTTの通話料ということですか?

健康対策課母子保健係長:
そうです。電話代です。

記者:
それ以外には特に要らないということですね?

健康対策課母子保健係長:
はい。電話代だけです。

記者:
携帯でかけたら?

健康対策課母子保健係長:
携帯電話も通じます。

記者:
もちろんこれ、例えば岡山市の人がこの(0859)27-3232にかけて利用することもできるんですね?

健康対策課長:
ええ、米子のホームページを見られて、たまたま情報を得られたら、多分可能だと思います。全国どこからでもかけられますので。

記者:
中身のメニューは、この財団法人母子衛生研究会がもう既にある程度蓄積して、こういう非常に需要が高いもの、項目を整理されてるんですか?

健康対策課長:
そうです。

記者:
済みません、赤ちゃん安心相談事業は、これ何人の人が相談を受ける体制で常駐されてるんですか?

健康対策課長:
助産師1人でございます。

記者:
それで、1日からスタートしてるんですが、利用状況というのは?

健康対策課長:
1日からといいますか、従前、週に2回やっていた部分もあります。

健康対策課母子保健係長:
はい。大体が多い日で1日5件ぐらいです。

記者:
それと、例えば安心ダイヤルのほうは1日からですよね?

健康対策課長:
そうです。

記者:
これはどうですか。どういう状況になってるかというのは把握してない?

健康対策課長:
いや、まだ把握できておりません。

記者:
かかってくることはかかってきますか?

健康対策課長:
月に1回、業者のほうから利用状況という報告がございますので、それまではちょっとわからないという状況でございます。

記者:
これ、市長さんのマニフェストにもあったということなんですけど、これ、もともと市民からの要望みたいなのがあったんですか、こういうものを設けてと?

市長:
こういうものどうかという話はありました。私、いろいろ回ったりなんかしてるときに、簡単に連絡できるようなことはできないのかという話はありました。それで選挙の前にいろいろ検討してみたら、こういうのがあるよってわかったんで、じゃあ、これをやろうかという気持ちでマニフェストには載せたんです。

記者:
それは若い奥さんというか、お母さんというか?

市長:
いや、私がこういうのを、何かちょっと電話でという話をされたのは、割と年配のかただったですね、女性だったですけども。

記者:
週5日になっても、これはもう午後でいいんですか?

健康対策課長:
そうです。助産師の相談は午後です。

記者:
1時半から4時まで?

健康対策課母子保健係長:
はい。それ以外には保健師と職員が対応というのも日々やっております。

記者:
子育てのダイヤルのこの質疑応答のメニューの中で、米子らしいというか、米子ならではというメニューがありますか。これはほかの自治体は採用してない。特に需要が高い、米子だからこういう需要が高いからこれを入れたとか?

健康対策課長:
子育て安心ダイヤルよなごに、米子市からのお知らせという項目がございまして載せてるんですけど、特に米子独自ということではございません。

記者:
どこ?

健康対策課長:
子育て安心ダイヤルよなごの一番最後のほうに、米子市からのお知らせという……。

市長:
この7000番台の分です。

健康対策課長:
そうです。これは、米子市のメニューで、業者のメニューではないんですけど。

記者:
これは、だからほかの自治体もみんなこういうふうに自分のところの、うちの自治体の分を持ってるんですね?

健康対策課長:
ええ。

記者:
採用してる項目は、ほかの市とか県も皆大体、量はこれぐらいですか?

健康対策課長:
米子市の場合は2本の契約で、チラシの裏表にメニューを載せてるんですけど、大きい市は、もっと項目、メニューがあります。

健康対策課母子保健係長:
音声ガイドですから、余り長々としゃべってもわかりにくいですので、割と簡単にまとめて載せております。

記者:
予算措置のところにある、この21年度192万4千円、この数字が委託料というか、委託費になるんですね?

健康対策課長:
はい。委託料と、若干印刷料といいますか、このチラシの印刷料も含んでおります。

記者:
22年度以降、来年度以降はこれ、通年の、223万1千円、ということなんですね?

健康対策課長:
はい。

記者:
少なくとも来年度いっぱいまでは見えてる事業、やるということなんですね?

健康対策課長:
来年度…。とりあえず今年度ということでございますけど。

記者:
いや、22年度以降と書いてあるから、22年度以降も、市長、やるんですね。次年度予算に入れるんですね?

市長:
需要の動向も見ないかんだろうとは思ってます。

記者:
これって1回の電話で何項目も聞けるんですか?

健康対策課長:
聞けます。

記者:
これ、1人がかけたら、ほかの人がかけたときには使えないんですか。それとも何本かは許容範囲があるんですか?

健康対策課長:
そこはちょっと調べておりません。多分大丈夫だと思います。

旧加茂川河口周辺環境美化推進区域指定

記者:
環境美化推進区域の件ですけど、米子港の今の旧魚市場のところが区域に入ってないのはどういうことですか?

環境政策課長:
この美観地区の指定そのものが関係の地元と協議をするというのが前提になっておりまして、当初、市としては加茂川の周辺に近いところをということを考えていたんですけども、地元の協議に入りましたら、やはりもともと市民とうとうが協働で美化を図っていくという趣旨ですので、地元のほうの意向で、やはり自治会単位ですか、そういったもので区域を設定してほしいと。そのほうが住民、実際動きやすいというようなことがございまして、ですから基本的には地元のかたと協議をしながら区域を設定させていただいたという経緯です。

記者:
いや、だから、その米子港が入ってないのはなぜなの?

環境政策課長:
ですから、そこのところというのは、自治会のほうのあれがないということですけども。

記者:
自治会の要望がなかったって、もちろんだって自治会って、住んでる人はいないわけで、事業者が2つと、それからあとは民地ですよね、この場所は?

環境政策課長:
ええ。ですから…。

記者:
その事業者のかたが嫌がったということですか?

環境政策課長:
いや、そこの話まではしてないという、してませんですね、そこの事業者については。

記者:
あの民地あたりが不用品の回収場所とかになって、これたちが景観が非常に悪くなったりすることもあるので、そういうものに対して何か規制というか、こういうことになれば、そういうものもできるのかなと思ったりもしたんだけど、そんなことはないんですか?

環境政策課長:
そうですね、規制そのものは、ここの重点地域に、美化地域に指定しなくても、しても、これは条例上の位置づけは同じですので、ですから基本的に住民のかたを中心に、協働の、動いていただけるようなところというのがやっぱり一つあるということと、言いましたように米子市として重点的に美化を図っていくというところの区域の考えかただというふうに考えています。

記者:
やっぱりこれだと今言われる自治会のかたとかが、関係ない部分というのが除かれてるということで、旧魚市場のところだけじゃなくて、もう一つ県営の船着きのところも抜けてますよね?

環境政策課長:
県営の船着き…。

記者:
県営というか、護岸のところですね、あそこは県だと思います。市だったかな。船着き場というか?

環境政策課長:
ですから基本的に自治会がカバーできる範囲ということで、今回は設定させていただいているということです。

記者:
でも、ああいうところのが一番何かね、通りがかりで人がごみのポイ捨てとかが目立ったりする場所のように思うんですけれども、そういうところを、だから自治会以外でカバーしていこうというような方向というのはないんですかね?

環境政策課長:
今のところはそういう形で、地区の協働が可能なところということで、それとさっき言いましたように、美化として、例えば市民のかたがたくさん来られるとか、観光の目玉にもなってるとか、そういうようなところですね。加茂川についても米子市の顔だという話でありますので、そういう視点も含めて、こういう設定をさせていただいたということです。

記者:
これ、面積はどれくらいですか?

環境政策課長:
36ヘクタールです。

記者:
これ指定は、区域を指定したのは何件目ですか、初めてですか?

市長:
初めてでしょう。

記者:
初めてですか。
それから、この地図でいう青線と赤線があるんですけど、どうちがうんですか?

市長:
赤線が景観形成地域です。

環境政策課長:
そして、それを含んでちょっと広くなってる。

記者:
これを含んで、青線が少し広い?

環境政策課長:
はい、そうですね。

記者:
青線が環境美化推進区域ですね?

市長:
区域と呼んでますね、環境美化推進区域ですね。

記者:
区域ですか?

市長:
これは法律というか、それぞれの条例上の言葉ですので。

記者:
それで、美化を重点的に取り組むということですが、とりあえず具体的にはどんな行政行動が予定されているんですか?

環境政策課長:
市としては、一つは地区のかたが美化に取り組むのに若干援助ができるかどうかということが一つありますけども、パトロール等の強化ですね、ここに書いてありますけども、あとは広報的な看板の設置を中心にしますけれども、ここの地区を指定しましたよという趣旨の看板を設置してお知らせをしていく、その辺から始めたいと思っています。

記者:
協力・支援というのは、具体的にどんな?

環境政策課長:
そうですね、実は各自治会にほうきを一応提供させていただいて、そういうことで物的な支援というところですか。門掃きというもともとの慣習がその辺あるところだということでございますので、ということです。

記者:
加茂川のこの看板設置というのは、大体いつごろ?

環境政策課長:
そうですね、ちょっとまだ予定は。大きさだとか中身ですね、そういうこともちょっと、地元との協議をしていかないといけませんので、まだ予定、いつということは決めてません。

欧州評議会地方自治体会議参加

記者:
ヨーロッパの訪問なんですけど、先ほど日本の地方自治の課題という部分を話されるようなことをおっしゃられて、具体的に市長は、今、日本の地方自治の課題というのはどういうふうにとらえているんですか?

市長:
私は、時間が10分ちょっとなもんですから、あんまり長くしゃべれないんで、ポイントを絞らないかんなと思ってて、一つがやっぱり財政基盤の確立ということと、それから高齢化対応というのがこれから課題になるだろうという、その2点だけに絞ってしゃべろうと思ってます。

記者:
これは例えば米子の例も挙げながら?

市長:
ええ、米子の例とか、それから国の今の財政状況とか、そういうのもちょっと触れながら。
一応原稿はつくったんですけどね。
それで財政問題の中では合併とか、そういうものが起こってきたとか、それから国、今度民主党にはなったんですけども、やっぱり大きな流れとしては、国がGDPで170パーセントぐらいの借金を抱えてるわけなんで、そういう中での、三位一体の改革でかなり僕らも影響を受けたわけですけども、そういうのが今後もあるんじゃないかという気もするもんですから、今後あんまり中央政府に期待はできない、あんまり過度な期待はできないんじゃないかと。
やっぱり自分たちで自立してやっていかないかんというような状況に今なってきてるなと。
日本は中央集権国家だとは言われてたけども、今、そういう意味でも地方分権を進めなきゃいかんなというようなことを話ししようかなと思ってます。

記者:
それは民主党政権になったら過度な期待はできないという意味ですか?

市長:
いや、それは民主党政権だろうと自民党政権だろうと関係なく。

記者:
関係なく、財政状況からしてということですか?

市長:
ええ。

記者:
そうした日本の地方自治体の問題について、野坂市長さんのほうにご講演の依頼が来たというのは、またこれはどういったところから?

市長:
言葉がやっぱりある程度しゃべれたほうが、後の討論なんかがあるもんですから、私に指名が来たんじゃないかと思っています。

記者:
討論というのは英語で、英語かフランス語とか何か?

市長:
英語でやろうと思ってます。英語とフランス語が公用語ということなので。
過去に行かれた市長さんで言葉のできないかたもおられたようなんですけれども、そうすると、これは全国市長会のほうで通訳なんかを手配せないかんわけですね。
そういうようなこともあるんで、私にということで、どこから聞かれたのかよくわかりませんけども、話が来ました。去年、ことしの6月か、大分前だったですね。
それでいろいろ日程をチェックしたら、議会ももちろんありませんし、ちょうどいいなと思って、じゃあ行きましょうという話をさせてもらったということです。

記者:
済みません、この欧州評議会ってどんな組織かというのを?

市長:
私も調べましたらね、インターネットでもちょっと開く程度なんですけれども、欧州は第二次世界大戦で戦場になったわけですね。それで、それが今のEUのように統合していこうという機運があったわけですけども、それがやっぱり戦後、1945年の後に起こってきて、それで何か2つ考えかたがあったらしいんですけども、いろんな妥協の中で、じゃあ欧州評議会というのをつくって、それでみんなで問題を解決したり、それから将来的には統合についても話し合っていこうというような場ができたようなんですね。
それで、チャーチルがどうも主唱したようなことを書いてありますね。それで場所がフランスのストラスブールという、ドイツとの国境ですけども、アルザス・ロレーヌ地方で、昔、ドイツとフランスがとりあいっこしたようなところじゃないかと思う。ストラスブルグですから、もともとはドイツ名じゃないかと思うんですけども、そこに事務局があって、事務局員が1,500人ぐらいいるんだそうです。結構大きな組織で、それで閣僚委員会と、それからちょっと年代は忘れましたけども、自治体の考えかたも欧州評議会の政策決定とか意思決定にやっぱり反映させないかんだろうということで、この自治体会議が90年代か何か、そのころにできた、ちょっと今はっきり覚えてませんけど。
大きく分けて3つ組織がありまして、閣僚委員会と、それから欧州議会があるんですね。それとこの自治体会議と。自治体会議は2つのレベルに分かれてて、一つはいわゆる州レベルというか、リージョナルなレベルで、もう一つがローカルということで基礎自治体レベルと、その2つがあるようです。
それで各国の代表が集まって、そこでその閣僚委員会に対する諮問的な機能を果たしているということのようです。それが大きな3つの機関で、あと人権裁判所もあるようです。
それで日本は死刑をやってるんで、欧州は今、死刑を廃止してるところが多いらしくて、それで日本はいつでも、どうして死刑やめないんだというようなことを言われてるようです。

記者:
そうしたら、市長は米子市長として、経験とか知ってることを話されるわけですね?

市長:
そうですね。

記者:
全国市長会のバックグラウンドに立って、その範囲内でしゃべるというんじゃなしに?

市長:
いや、そうじゃなくて、米子市長という資格で、日本の一自治体、一つの市を……。そうですね、だけど日本の、私の視点ではあるんですけども、だれかに訓令か何かをもらって、その範囲内でしかしゃべれないということではないだろうと思ってます。

記者:
じゃあ、総務省からこんなことしゃべるなよ、これをしゃべってこいとかいう、そういうのはないんですね?

市長:
それは全くありません。それで、与えられたテーマというのが、どう訳していいかあれなんですけども、チャレンジズ・オブ・ローカル・デモクラシー・イン・ジャパンという、ローカル・デモクラシーって、ちょっと訳しにくいんだけど、地方民主主義というのもちょっと、地方自治に近い概念じゃないかと思うんですけどね。それとチャレンジズということで、課題ということなんで、さっき申し上げたように、2つの点を話してこようかなと思ってます。

記者:
一応草稿を用意されているんですか?

市長:
ええ、もちろん。
10年ぶりに英語を書かないかんので、本当に苦労しました、正直言って。

記者:
そのテーマは与えられたテーマですか、今のローカル・デモクラシー?

市長:
ええ。チャレンジズ・オブ・ローカル・デモクラシー・イン・ジャパンという。

記者:
あんまりうかつなことしゃべれませんな?

市長:
まあ10分ぐらい、10分ちょっとですから。

記者:
ごみ袋代、高い値段つけて、否決されて安くされたとか?

市長:
そんなところまでは言えないです。ただ、多分ごみ袋を有料化してるのは日本ぐらいなもんじゃないかという気がちょっとするんですけどね。
僕は調べたことないんですけど、米子市では、ごみ袋を40リッターで半ユーロぐらいはもらっとると。今、1ユーロ130円ぐらいですかね、うちが60円ですから。だけんそういうこともやってるっていうようなことをちょっと言おうかなとは思ってるんです。

記者:
米子らしい、何か宣伝の場にも使ったらいいじゃないですか。国際会議を米子でやってくださいって?

市長:
簡単な紹介だけ、ちょっとはしようとは思っとるんですけども、ただ、メーンのテーマがチャレンジというか、課題をしゃべらないかんわけなんで、米子の話ばっかりするわけにいかないんで、もう本当にちょこっとだけ、こんなまちですよというぐらいなことは言おうかなとは思ってます。

幹事記者:
報告以外でも、何かお聞きしたいこと、質問等ありましたら。

行財政改革

記者:
いいですか。じゃあちょっと1点。先般、行革の財政効果額とかというまとめが報告されましたけども、これについて市長は、一般会計でいくと72億の効果があったというふうな、行革の効果があったということですけども、これに対してどのようにお感じですか?

市長:
4年半前にこれ始めたときには、47億というのが一応の試算だったんですけれども、そのときには45億ぐらいの赤が出るだろうという見込みでやったんですけども、ただ、三位一体の改革なんかがかなり響いてきたんで、それもカバーせないかんということもあって、かなり厳しくやってきたんで、よくここまでやったなあというのが正直言っての私の今の気持ちです。
ただ、これによって、本当はもう財政基盤がもうちょっといくはずという目標でやったつもりだったんですけれども、非常にまだ厳しくて、正直言って。
ただ、赤字再建団体になるとか、財政健全化団体になるというところまでは行ってないんですけれども、ただ、やっぱりまだまだ厳しいなというのが本当の今の実感です。ですけん平成22年度からも引き続き、財政再建、ほかの意味での行財政改革も含めてやっぱり取り組んでいかないかんなあとは思ってます。

記者:
何か今お考えになっておられる行革の新たな?

市長:
いや、もうほとんどやれることはやろうということでやってきたんで、今あること以上にということになると、滞納とか徴収体制の強化とか、それも既にやってるんですけどね。そういうやってることの充実というか強化というか、そういうのが主になるのかなという気がしてます。
新しい項目というのは、もうほとんどやれることはみんなやってきたというのが、正直言って今の実感です。料金の値上げもやったり、民営化もかなり進めましたし、それからうちがやってた事業で切れるというか、例えば弓ケ浜公園のわくわくランドの閉園とか、あれなんかもかなり赤字を出してたんで、それから米子ゴルフ場の民営化とか、それから指定管理者制度なんかもかなりやりましたし、料金の値上げもやったし、いろんなことをやってきて、ここまでよく来たなという気はするんです、72億という数字はですね。
ただ、それでもまだまだ今の状況なので、そういうことも欧州評議会で言おうと思ってます。これは必ずしも米子だけの問題じゃなくて、日本全国のほとんどの自治体が抱えてる問題じゃないかと思いますんで、それは言おうとは思ってるんですけれども、引き続き、行財政改革は取り組んでいかないかんだろうと思ってます。

記者:
トンネルの先に明かりは見えますか?

市長:
トンネルの先にかすかな明かりは見えたというのは、確かにそういう実感はあるんですけど。ただ、またそのトンネルが曲がって向こうへ行って、明かりが見えなくなるかもしれないんで、可能性もないことないんで、引き続き、頑張らないかんだろうと思ってます。

記者:
市長、知ってる範囲内で教えてほしいんですが、政府の仙石由人さんなどの行政刷新会議がきょうじゅうに、きょうの夜中に一応削減を取りまとめるということになっているようですが、市長が聞いてる範囲で、地方行政に関係するところで、これはどうもやばそうだとか、いや、これは大丈夫そうだという断片的な情報は入ってますか?

市長:
非常に断片的ですね。本当に正直言って、まだどう出てくるのかというのはつかめないというか、わからない状況ですね。

記者:
市長から見て、これは危ないというのは何かありますか?

市長:
今、あれは危ないんじゃないかという話は、聞く分はありますけどね、ただ、断定的にはとても、ふたをあけてみないと最終的にわからないんで……。

記者:
そうですか?

市長:
国交省とか文科省とか、その辺でどうなるかというのは、本当にわかりませんね。だから本当に今、緊急雇用の話がちょっと出ましたけども、3年計画でやってる分が、今、ことしやってる分はまさか、今さら引っぱがすということはないだろうとは思いますけども、来年度以降どうなるかというのは、これはわかりませんよね。

記者:
ひょっとしたら肉厚になるかもわからんですけどね?

市長:
肉厚になる部分があるということですか。

記者:
ええ。年末年始の雇用対策も、ああだこうだと言い始めてるから

市長:
だけど、本当にいろいろ言っておられる部分が、かなりの予算を使うわけですからね。

記者:
そうですね。

市長:
それをどこから持ってこられるかというのはあるわけで、どっかから、天から降ってくるわけじゃありませんしね。どこかをやっぱり切らざるを得ないということですよね。ちょっとわかりません、そこは。

幹事記者:
皆さんよろしいですか。

市長:
どうもありがとうございました。またよろしくお願いします。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2009年10月6日