「地域づくりインターン」

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「地域づくりインターン」

…2人の「米子ファン」が誕生しました

2005年8月8日

米子市では、本年度初めて「地域づくりインターン(体験調査員)」の受け入れを行いました。

地域づくりインターンとは、国土交通省の行う事業で、三大都市圏の大学生・大学院生・社会人を対象とし、地域づくり活動、産業体験、地元の人との交流などに参加してもらうというものです。
インターンに地域の魅力を知ってもらったり、いろいろな体験や交流の成果をいかしてもらうだけではなく、インターンのフレッシュな観点を地域活性化に役立てることも目的とした事業です。

米子市には、7月16日から8月3日にかけて、2人の「地域づくりインターン」が滞在しました。
2人は全日本トライアスロン皆生大会や米子がいな祭でスタッフとして、また参加者として活躍したほか、上淀廃寺の発掘調査体験、子ども会リーダー交流会事業への参加、市内・市外の観光施設見学など、数多くのことを体験されました。

写真:市役所チームの一員して、がいな祭に参加する百瀬さんと大島さん

水泳で学生選手権にも出場した三重大学大学院1年の大島大輔さんは、皆生海岸でのライフセービング活動に参加。
「ライフセービングと聞いてこれまで救助活動がメインだと思っていましたが、事故防止こそが大事な仕事だとあらためてわかりました。」と感じたそうです。

東京農業大学4年の百瀬小夜さんは、彦名町の白ねぎ農家で農作業を体験し、
「白ねぎが米子の特産品であることを初めて知りました。これをどうやって有名にしていくかがこれからの課題だと思います。また、農家の人との話で、耕作放棄地のことも出ました。農業だけでなく環境の面からも解決しなければならない問題だと感じました。」
と話してくれました。

8月2日に米子市役所で行われた報告会では、2人から

  • 大都会でもなく過疎地でもない、米子のような規模の街が、「まちづくり」としてはいちばんむずかしいと思う。
  • 自然にも恵まれ、いろいろな施設もあるので、それをどう活用するか。
  • 観光スポットはあるが「目玉」となるものがない。
  • 下町は、市外の人間から見ると魅力的だが、休憩所やレンタサイクルなどが少ない。
  • 水鳥公園までの道沿いに花を植えるなどして、観光地としての雰囲気づくりをしてはどうか。
  • 商店街は、「車のない人」をターゲットとした展開を考えてはどうか。

など、たくさんの意見が出されました。

写真:報告会のようす

そして最後に、
「今までいろいろな街に行ったが、これだけたくさんの人と知り合い、話をしたのは初めて。2週間もいたからそれだけ話もできたかもしれないが、1泊2泊でもそれはできると思う。人と人とのつながりが、街の魅力だとあらためて気づいた。米子はこれからもそういう街であってほしい。」
とまとめがありました。

「米子にまた来てみたいですか?もう1度会いたい人ができましたか?」
という質問に、間髪いれず「はい」と答えた2人。すっかり「米子ファン」になってくれたようです。
「得たもの」があったのは、2人だけではありません。もっと多くの人にもっと米子を好きになってもらうためには、米子に住むわたしたちががんばらねば、と思わせてくれた2人のインターンでした。
米子での経験が2人のこれからにとっての財産になることを願っています。

掲載日:2005年8月8日