”いちゃりばちょーでーゆいまーる
みんなステキな家族です!”
巌公民館を拠点に三線や創作エイサーの技を磨くチーム、それが「ネーギーズ」。地元の40代女性を中心に、いつも明るく威勢のいい声と南国の心地よい音色を響かせています。
チーム結成のきっかけは、元々沖縄好きだった松篠さんが、沖縄旅行の際に三線を購入したことだそう。「近所の人たちが『私もやりたい』と声をかけてくれて。公民館に相談したら快く場所を貸してくれたんです。」
特筆すべきは、その活気。「全員素人なので、気付いたことは互いに教え合い上達させます。」という言葉どおり、練習中は「もっと肘をあげよう!」「指先を揃えて!」とメンバー同士の声に熱がこもります。沖縄のようなエネルギッシュな気質がチームの活気を生んでいるのかもしれません。
活気の秘訣はもう一つ、公民館が活動の場であることだと松篠さんは言います。「公民館で活動したから地域の人が知ってくれて、繋がりが広がりました。多くのメンバーが加入してくれたし、公民館や地域の人がいつも親身に助けてくれます。」
チームの合言葉は、「いちゃりばちょーでーゆいまーる(一度出会えば皆兄弟、助け合いの心で)」。沖縄の方言だそうですが、「まさにこのチームのことです」と誇らし気に言うリーダーのはじける笑顔こそが、チームの一番の活気の源に違いありません。
掲載日:2020年4月21日