米子城の外堀・旧加茂川はまちの水族館!

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米子城の外堀・旧加茂川はまちの水族館!

米子城の外堀でもある旧加茂川は、城下町のたたずまいを今に残しています。

この旧加茂川ではいろいろな生き物を見ることができます。コイやフナなど淡水の魚はたくさんいて、この時期は稚魚が群れを成しています。ボラもよく見かけますが、最近目にするようになったのはエイ(アカエイ)、スズキなど、海の魚です。
エイは中海から遡上してきたものと思われますが、咲(わら)い地蔵のある覚証院橋(かくしょういんばし)付近から国道9号線の旭橋付近でよく見かけます。大小のエイが何匹も泳いでいることもあり、川底近くを羽ばたくように泳いで、餌を探している姿を見ることができます。エイの近くにはボラやスズキが泳いでいて、エイの巻き上げた泥の中の餌を狙っています。まるでエイの上にボラが乗っているような姿に、川端のお地蔵さんもほほ笑んでいることでしょう。

今年の夏は、旧加茂川で水族館気分を味わってみてはいかがでしょうか?
なお、エイの尾には猛毒のとげがあるので、気をつけましょう。

ボラの群れ

上から見たエイ

上から見たエイ

後方から見たエイ

上から見たエイ

後方から見たエイ

掲載日:2017年8月3日