市長定例会見(平成29年6月12日)

本文にジャンプします
市長定例会見(平成29年6月12日)

市長定例会見(平成29年6月12日)

 平成29年6月12日(月曜日)

 平成29年米子市議会6月定例会議案説明

 質疑


幹事記者:
時間になりましたので、お願いします。

市長:
では、私のほうから今日の説明をさせていただきたいと思います。お手元に資料3と書かれました「平成29年度6月補正予算の概要」という冊子がございますが、これを参考にしていただければと思います。
1ページ目に「予算編成の基本的な考え方」というものを載せてございます。そこに書いていますとおりですが、これまでさまざまな行財政改革を経て、米子市もようやく一時の厳しい状況というものは脱したところではございます。しかしながら、依然として余裕のあるというところまではまだ行っておりません。将来推計なども考えますと、引き続きしっかりと予算編成につきましては十分な注意を持って組んでいかなければいけないという認識をしているところでございます。
しかしながら、これから将来の米子の発展のために、少しずつ物事を動かしていかなければいけないという認識もございますので、そこは、めりはりをつけながら、将来の米子の発展にとって必要な予算については積極的につけていくという部分を織り込んだ、そんな6月の補正予算になっております。今のが基本的な予算編成の考え方でございます。個別には別途、ご説明をいたします。
2ページですけれども、予算規模について説明をさせていただきたいと思います。
このたびの予算につきましては肉づけ予算ということで、前回の3月議会のときの骨格予算に対する肉づけという位置づけでございます。金額としては40億8,611万円ということで、これは当面の政策課題に対応していくために、ある程度積極的な部分を織り込んだ予算だというふうに考えております。
補正後の予算総額は、今回の肉づけを追加いたしまして633億111万円ということで、前年度当初予算比3.4パーセント増、これは過去最大の予算規模となっております。そういったところからも、ある程度この積極的な部分というのが数字にあらわれているのではないかなというふうに思っております。
特に目玉を1つ2つ挙げるとするならば、新たに米子インター周辺工業用地整備事業特別会計を設置いたしまして、米子インターチェンジ付近の工業用地の整備に取りかかるという予算について計上をしております。
そういったところが一つの特徴でございますが、その他の議案や、あるいは予算の概要につきましては、総務部長のほうから説明をさせていただきたいと思います。私のほうからは以上です。

総務部長:
それでは、私のほうから6月定例会に提出します議案についてご説明させていただきます。資料1(平成29年米子市議会6月定例会議案)をご覧になっていただきたいと思います。

【資料1】
新しいウィンドウ・タブが開きます 平成29年米子市議会6月定例会議案PDF 329キロバイト)

6月定例会に上程いたします議案は、条例が3件、単行議案が2件、専決処分が9件、補正予算が1件、特別会計予算が1件、報告が6件の合計22件をお願いするところとしております。
まず初めに、議案第45号でございますが、農業委員会委員の少なくとも4分の1を認定農業者等またはこれらに準ずる者とすることについてでございますが、これは事務処理の関係上、先議をお願いすることとしております。農業委員会の委員の任命に当たりましては、認定農業者等が少ない場合の特例として、委員のうち少なくとも4分の1を認定農業者等、またはこれらに準ずる者とすることにつきまして議会の同意を得ようとするものでございます。
次に、議案第46号は、米子市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、3月30日付で専決処分をしたものでございます。これは、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険料の軽減措置に係る所得判定基準について、記載のとおり改正したものでございます。
次に、議案第47号は、米子市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてでございまして、4月26日付で専決処分をしたものでございます。これは、地方税法の一部改正に伴い改正するものでございますが、市民税につきまして、特定配当等に係る所得に対する課税方法を、提出された申告書等を勘案して決定することができるものとしたこと、固定資産税につきましては、被災市街地復興推進地域として定められた区域の土地に係る固定資産税の特例措置を定めたこと、また軽自動車税について、燃費に応じたグリーン化特例の期間を延長したこと、また、燃費試験不正問題を受け、自動車メーカーによる不正行為に起因する納付不足額につきましては、不正を行なった自動車メーカーに納税義務を課する措置を創設したものでございます。
次に、議案第48号は、米子市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、5月22日付で専決処分をしたものでございます。これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正により、消防団員等公務災害補償等共済基金から市町村に支払われる損害補償額の見直しが行なわれたことに伴い、消防団員等に扶養親族がある場合における損害補償に係る補償基礎額に対する加算額を記載のとおり改正したものでございます。
次に、議案第49号は、米子市職員の退職手当の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、6月1日付で専決処分をしたものでございます。これは、雇用保険法の一部改正により失業等給付の拡充措置が講じられたことに伴う国家公務員退職手当法の一部改正に準じて、激甚災害等により離職を余儀なくされた者に対して退職手当を支給することができることなど、失業者の退職手当の支給に関する所要の整備を行なったものでございます。
次に、議案第50号から第54号までの5議案は、平成28年度の一般会計及び国民健康保険事業特別会計に係る補正予算並びに平成29年度の米子市特別会計に係る補正予算の専決処分についてでございまして、補正予算の概要につきましては、後ほどご説明をさせていただきます。
次に、議案第55号は、米子市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、これは、犬の登録及び狂犬病の予防注射に関する事務を福祉保健部健康対策課から市民人権部環境政策課に移管したことに伴い、当該事務に係る手数料の所管部の区分を福祉保健部から市民人権部に変更しようとするものでございます。
次に、議案第56号は、米子市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、これは、国が定める特定教育・保育施設の運営に関する基準が一部改正されたことを踏まえまして、特定教育・保育施設における受給資格の確認手続について見直しを行なうものでございます。
次に、議案第57号は、米子市特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、これは、公営企業としての米子インター周辺工業用地整備事業を実施することに伴い、その歳入歳出を特別会計で処理するため、新たに米子インター周辺工業用地整備事業特別会計を設けようとするものでございます。
次に、議案第58号は、財産の処分についてでございまして、これは日吉津村と共有となっております岡成地内の市有地について、賃貸借契約により貸し付けている相手方に記載のとおり売却をしようとするものでございます。
次に、議案第59号及び第60号は、平成29年度の米子市一般会計補正予算、米子インター周辺工業用地整備事業特別会計予算でございまして、予算の概要については後ほどご説明をさせていただきます。
次に、報告第8号は、平成28年度米子市繰越明許費繰越計算書についてでございまして、記載しております27事業について、平成28年度の事業費を翌年度に繰り越して使用することについて報告をするものでございます。
次に、報告第9号は、平成28年度米子市水道事業会計予算繰越計算書についてでございまして、平成28年度の事業費を翌年度に繰り越して使用することについて報告をするものでございます。
次に、報告第10号は、法人の経営状況についてでございまして、一般財団法人米子市開発公社ほか3法人の平成28年度の経営状況について報告するものでございます。
次に、報告第11号から第13号までは、いずれも議会の委任による専決処分についてでございまして、報告第11号は市営住宅等の明け渡しを求める訴えの提起でございまして、5月29日に専決処分をしたものでございます。また、報告第12号は、公の施設の管理の瑕疵(かし)による損害賠償の額を決定したもので、3月31日に専決処分をしたものでございます。また、報告第13号は、教育課程外の学校教育活動に伴う事故による損害賠償の額を決定したもので、3月31日に専決処分したものでございます。いずれの報告につきましても、その概要につきましては記載のとおりでございます。
以上が今回上程いたします議案でございますが、8ページには、最終日に上程予定としております追加議案を掲載しております。農業委員会委員の任命についてでございまして、委員の任期満了によるものでございます。
次に、予算についてご説明をさせていただきます。資料2(平成28年度専決処分の概要)をご覧いただきたいと思います。

【資料2】
新しいウィンドウ・タブが開きます 平成28年度専決処分の概要PDF 75キロバイト)

議案第50号は、平成28年度一般会計(第8回)の補正予算の専決処分についてでございまして、急きょ予算措置が必要となったため、3月31日付で専決処分をしたものでございます。
まず、国民健康保険事業特別会計繰出金でございますが、国保財政の安定化のため、一般会計からの追加繰出金として2,000万円を計上したものでございます。
次に、繰越明許費についてでございますが、雪害園芸等施設復旧対策事業費につきましては、本年1月の大雪に起因する園芸施設等の復旧費として、また震災に強いまちづくり促進事業につきましては、関係機関との協議調整に日数を要したため、いずれも年度内の完了が困難なことから、記載しております金額を限度額として繰越明許費を設定したものでございます。
次に、議案第51号の平成28年度国民健康保険事業特別会計の第5回の補正予算の専決処分につきましては、先ほど一般会計でもありましたけれども、国民健康保険事業特別会計に対しまして一般会計からの繰入金を計上したものでございます。
次に、平成29年5月31日付の専決処分についてご説明いたします。
議案第52号から第54号までの3議案は、平成28年度におきまして赤字決算となります国民健康保険事業特別会計など3つの特別会計の歳入不足を補填するため、繰り上げ充用の措置を5月31日付で専決処分したものでございます。
次に、資料3(平成29年度6月補正予算の概要)をご覧いただきたいと思います。

【資料3】
新しいウィンドウ・タブが開きます 平成29年度6月補正予算の概要PDF 336キロバイト)

15ページまでは歳入歳出のほうの記載費目とか、目的、性質などの説明部分でございますので説明を省略させていただきます。主な施策の概要につきましては、本市のまちづくりの基本目標や取り組み方針に沿って説明させていただきます。
17ページをご覧いただきたいと思います。17ページ以降に※印がついておりますのが新規事業でございますが、主な新規・拡大事業を中心にご説明をさせていただきます。
まず、1番目の柱であります「『あした』がいきいき 未来の活力とにぎわいを生み出す、魅力あふれるまちづくり」についてでございますが、事業番号2番の米子市・保定市交流推進事業でございます。昨年、友好都市締結25周年を迎えた保定市との交流をさらに深めるため、中国・北京市で行なわれます中学生の卓球交歓大会に交流チームを結成し、参加するものでございます。
次に、4番の6次産業化推進事業につきましては、異業種が連携することで新たな産業の創造や雇用の創出を期待できることから、6次産業化及び農商工連携に取り組む事業者に対し、施設、機械設備等の導入経費を助成するものでございます。
次に、6番の企業立地促進補助金につきましては、本市の誘致企業等に対する支援でございまして、本年度、新たに工業立地促進補助金として2社、雇用促進補助金として14社に対しまして助成するものでございます。
次に、9番の角盤町商店街活性化事業についてでございますが、角盤町エリアについて、官民で連携し、一体となってエリア全体の活性化を図っていくため、にぎわい創出に資する具体的な取り組みを検討するものでございます。
次に、13番の皆生温泉圏域観光拠点事業につきましては、米子市観光センターの改修を契機とした皆生温泉への誘客促進のため、シーカヤックなどのエコ・スポーツツアーデスクを設置するとともに、淀江さんこ節などの郷土芸能の公演に対し助成するものでございます。
次に、18ページをご覧ください。23番の水産物供給基盤機能保全事業につきましては、本市が管理をいたしております皆生漁港及び崎津漁港につきまして、施設の老朽化調査を行ない、今後の機能保全計画を策定する経費を計上することとしております。
次に、19ページをお開きください。2番目の柱であります「『ひと』がいきいき ともに支え合い、子どもも大人も生涯健やかに暮らせるまちづくり」でございます。
事業番号の4番、聴覚障がい者生活支援事業につきましては、高齢者の聴覚障がい者の方を対象に行なう研修会や相談支援など、日中の活動事業について委託を行なうものでございます。
次に、7番の放課後児童クラブ施設整備事業でございますが、学童保育に対するニーズの受け皿確保対策として放課後児童クラブを整備する事業者に対し整備費を助成するものでございまして、整備により受け入れ定員は34人増加することとなります。
次に、事業番号8番、9番の保育所等整備事業及び小規模保育施設整備事業につきましては、保育の受け入れ体制を整えるため、認定こども園や小規模保育所等を整備する事業者に対し整備費を助成するものでございまして、この整備により、ゼロ歳児から5歳児までの受け入れ人数は約310名増加する予定でございます。
次に、11番のあかしや施設等整備事業につきましては、通園児が安心して快適な環境の中で療育を受けることができるよう、空調設備の改修を行なうものでございます。
13番の新生児聴覚検査事業でございますが、聴覚障がいは、早期発見、早期治療でその影響が最小限に抑制できることから、経済的な理由で新生児の聴覚検査を受診することが困難な世帯に対し検査費用を助成するものでございます。
次に、20ページをご覧ください。3番目の柱であります「『こころ』がいきいき 豊かな心と人を育み、人を大切にするまちづくり」でございます。
事業番号3番の小・中・養護学校校務用パソコン再整備事業でございますが、教職員が学校業務を支障なく行なえる環境を確保するため、校務用パソコンを市内全ての小・中・養護学校へ、合計927台、再整備するものでございます。
次に、5番、小・中学校特別教室等空調設備改修事業につきましては、室温が高くなりやすいパソコン教室等の特別教室の空調設備について整備を行なうものでございまして、本年度は5つの小・中学校分について計上したものでございます。
次に、10番の小学校長寿命化改修事業でございますが、これは就将小学校の管理教室棟の主体・設備工事の実施設計を行ないますほか、アスベスト調査やダイオキシン調査を実施するものでございます。
次に、11番の中学校校内LAN環境整備事業につきましては、ICT(情報通信技術)を活用し、教育情報化を推進するため、中学校の普通教室にLAN配線を整備するものでございます。
次に、13番の加茂中学校空調設備整備事業についてでございますが、当該中学校は校舎の配置等の理由により、夏場、特に高温となることや、今後進められます市道安倍三柳線整備工事の騒音対策もあわせ、生徒の学習環境を整えるため、空調設備の設置経費について予算計上しているものでございます。
次に、21ページをご覧ください。19番の加茂公民館整備事業でございますが、都市計画道路両三柳中央線の施工計画が加茂公民館の敷地の一部及び建物にかかっておりますため、公民館の移転新築を行なうものでございまして、今年度は移転に伴う不動産鑑定、用地取得費、工事設計等の経費を計上しているところでございます。
次に、23番の美術館管理運営費でございますが、本市が受贈いたしますガラス工芸品の魅力を広く紹介するため井上コレクション展を開催いたします経費のほか、美術館の消火設備等の改修経費を計上するものでございます。 
次に、24番の米子城跡保存整備事業でございますが、平成28年度に策定いたしました保存活用計画に基づき、今後の史跡整備に必要な整備基本計画の策定経費を計上いたしましたほか、城跡の保存及び来訪者の安全確保に支障のある危険木の伐採費用を予算計上しているものでございます。
次に、28番、住吉体育館整備事業につきましては、耐震化が必要な住吉体育館の現地建てかえ工事に係る実施設計費用を計上しているものでございます。
次に、23ページをご覧ください。4番目の柱であります「『ふるさと』がいきいき 人と自然が共生し、安心・安全でいつでも快適に住み続けられるまちづくり」でございますが、事業番号1番から5番につきましては、市民の安心・安全のための地域防災に係ります経費を計上しておりまして、そのうち事業番号4番の消防団車庫整備事業は、夜見分団車庫の移転建てかえに係る経費を、5番の消防ポンプ自動車整備更新事業につきましては五千石分団の消防ポンプ車の更新経費を計上したところでございます。
次に、13番の米子駅南北自由通路等整備事業でございますが、駅南の広場整備に伴います施設移転補償費を予算計上するとともに、そのほかの移転補償費につきましても債務負担行為の設定を行なうものでございます。
次に、25ページをご覧ください。「いきいきとした『まちづくり』 市民とともに、まちづくりを進める市役所づくり」についてでございます。
事業番号1番の伝わる広報推進事業でございますが、本市のホームページの使いやすさを向上させるとともに、広報よなごに、誰もが読みやすいユニバーサルデザインのフォントを使用するなど、伝わりやすい広報をめざすこととしております。
次に、4番のふるさとの歴史保存継承事業でございますが、ふるさとの歴史を保存し継承するため、周年誌等の歴史資料編さんを行なう団体に対しまして助成を行なうものでございます。
次に、26ページをお開きください。米子インター周辺工業用地整備事業特別会計についてでございますが、このたびの6月補正で新たに特別会計を設置いたしまして、雇用機会の拡大や地域経済の活性化などにつなげるため、誘致企業の受け皿となります工業用地を整備するものでございます。工業用地につきましては、赤井手地内に面積約4.4ヘクタールを整備予定でございまして、今年度は測量設計のほか、用地取得費を予算計上しているところでございます。今後のスケジュールといたしましては、平成30年度から31年度にかけて造成工事を行ない、その後、分譲を開始する計画でございます。
以上が今回上程いたします補正予算の概要でございます。 

幹事記者:
各社、お願いします。

記者:
今、最後に米子インター周辺工業用地整備事業特別会計を設置してと言われました。この4.4ヘクタールの規模というのは、もうこれは地権者に話が行っているということですか。

経済戦略課長:
地権者さんとは一応、下話は全て終わっています。

記者:
おおむね了解ですか。

経済戦略課長:
そうですね、おおむね了解を皆さんからいただいております。

記者:
市長、これだけの規模をやるというのは、崎津(崎津がいなタウン)も含めて、(工業用地は)もうほぼ売れてしまったみたいな状態になっていて、この先、何とか景気も緩やかになるだろうから、土地がないから用意しないといけないというようなことを議会でも随分言われていたんですが、そういうような流れの中で、その先鞭をつけるという趣旨なんですか。

市長:
ええ、そういう意味があります。これまでいろいろな工業団地の造成をやってきて、景気の上げ下げの中でうまく売却が進まなかった過去はあったんですけども、ここへ来まして、新たなる進出企業があった場合、受け入れるだけの土地というものが十分に用意されていないという現状がございまして、これは引き合いが完全にあるわけではないですけども、問い合わせ自体はございまして、見込みではありますけれども、この予算を計上し、土地を整備して向かっていこうという部分でございます。

記者:
工業用地と書いてありますが、俗に言う工業団地ということですか。

市長:
用途についてはそうです。

経済戦略課長:
ただ、工業団地という規模がないので、今回は工業用地という言い方をさせてもらっています。

記者:
俗に言う工業団地をつくるんだという理解でもいいんですか。

経済戦略課長:
そうですね、構いません。

記者:
流通業務団地の苦い、苦しい時代も経験したんですけども、これは、平成31年度に造成が終わって、その後どれぐらいで分譲というようなもくろみですか。

経済戦略課長:
はい、早くて3年で完売できればと思っています。

記者:
3年で完売をめざす。

経済戦略課長:
計画上は(造成後)5年間でやりますけども、目標は3年で完売をするというようなつもりでおります。

記者:
区画数なんかは決まっているんですか。

経済戦略課長:
一応、5区画程度は区画割りをしようかなとは思っています。測量をしてみないと、実際の面積は細かく出ませんし、奥行きとかいろいろあるんですけれども、大体5区画と考えています。

記者:
流通業務団地なんかは公的な施設を張りつけてやっとみたいな側面もあったんですが、ここはそういう公的施設の張りつけは、想定はしてないですか。

市長:
今のところは想定してないです。

記者:
ほぼ純粋に民間中心に受け入れたいという。

市長:
はい、民間に売却をしたいと。

記者:
かなり意欲的ですね、面積はあんまり広くないけども。

市長:
このたび計上する予算も含めて、売却によって最終的に(事業費を)回収し、そしてそこから固定資産税収入ですとか新たなる法人住民税ですとか、そういったものが市に収入として入るように、そこをめざしたものになりますので。

記者:
5区画にするにしても、5区画で進出してくる企業の総雇用人員なんかはどれぐらいにしたいという、そういう細かいもくろみは。

経済戦略課長:
業種によって(雇用人数は)全く違いますので、その辺までは考えておりません。

記者:
今言った業種というものは。

経済戦略課長:
基本的には今、製造業は持ってきたいなと思っていますし、あと、やはり今の流通業務団地が満杯になった関係で、中の事業者さんですとか外から来られる方も、土地を探しておられるんですよ、運送業も。その辺も視野に入るのかなとは思います。

記者:
製造業以外にもあり得る。

経済戦略課長:
はい。

記者:
それから、特別会計を立てるということですが、これは米子市では久しぶりなんですか。

財政課長:
そうですね、後期高齢者医療の特別会計をつくった後では初めてだと思います。これは公営企業という位置づけがありまして、必ず特別会計を設置しなくてはいけないものでございますので、その理解で設置ということでさせていただきました。

記者:
特別会計の設置というのは、それ以来、何年ぶりにつくるということなんですか。

財政課長:
後期高齢者医療特別会計ですけれども、かなり古くて、平成20年度からできた特別会計ということになります。

記者:
じゃあ平成20年度以来9年ぶりに新しい特別会計ということですか。

財政課長:
そうです。

記者:
これは特別会計を設置するという条例制定案も同時に出しているので、もう手続上は、ここ(米子インター周辺工業用地整備事業特別会計)へ予算額その他を入れても構わないのですね。

財政課長:
そうですね、今、提案でございますので、実際に議決をいただいてからその予算もそこに(入れます)。

記者:
同時に出せばいいってことですね。

財政課長:
その理解でやっております。後期高齢者医療特別会計とか、以前の特別会計もこのような形で提案させていただいております。

記者:
それで土地は今、何ですか、これは農地ですか。

経済戦略課長:
ほとんどが農地です。

記者:
農地以外はありますか。

経済戦略課長:
農道ですとか用水路、あと若干宅地があります。

記者:
あの葬祭場の反対側のところ。

経済戦略課長:
そうです。

記者:
全部民有地ということですね。

経済戦略課長:
そうですね、民地です。

記者:
5区画ってことは5社来るっていうこと。

経済戦略課長:
いえ、それは出てこられる企業さんが2区画欲しいということがあるかもしれませんし、もしかしたら全区画っていうこともあるかもしれません。

記者:
さっきおっしゃった3年での完売をめざすというのは、平成31年度の分譲開始から3年ということ。

経済戦略課長:
そうです。

記者:
じゃあ、造成が終わったら、平成31年度末までに1区画ぐらい売れちゃうかもわからないですね、引き合いがあるということは。

経済戦略課長:
もしかしたら、この発表がありますので、その後、問い合わせはあるかもしれません。ただ、事業費が確定していませんので、分譲価格がはっきりしないところもあるんですが、それでもやっぱり欲しいという方があれば、対応していかなければならないとは思っています。

記者:
価格は、流通団地あたりの価格なんかと比べて…。

経済戦略課長:
当然、鑑定評価で土地代とかも見ていますけれども、流通業務団地の今の分譲価格がある程度指標になるのかなという気はしています。

記者:
売りは何ですか。やっぱり便利がいいという。

経済戦略課長:
流通業務団地をつくった後、近年なんですけども、山陰道が延伸してきますと、やはり米子っていうのは物流に関して一番いいところだという認識は高くなっていますので、それが一つの売りだということになります。あと、出てきていただいた企業さんには、やはり米子の方っていうのは真面目で、離職割合も少ないというのもありまして、その辺も売りになると思います。

記者:
今回、整備するとなると、これはいくつ目になるんですか。

経済戦略課長:
市が整備するという言い方をしますと、流通業務団地が初めてですので、恐らく2つ目です。もう一つはシャープさんが今おられるところも以前整備していますので、それも含めれば3つ目ですかね。

記者:
そうすると、3つ目。

経済戦略課長:
3つ目という言い方になるかと思います。一つは流通業務団地で、もう一つは昭和61年か62年ごろだと思うんですけど、富士通さんのところの整備を土地開発公社を使ってやっていますので。

記者:
あそこは、何ていうんですか。

経済戦略課長:
石州府工業団地という言い方を俗称ではしています。

記者:
ざっくりした手応えですけども、引き合いなんかは、一般的にちょっと聞いてみるかぐらいのことなのか、相手企業がある程度の図面を描いていて、経営戦略の中でかなりこう…。

経済戦略課長:
経営戦略の図面は描かれていると思います。事実、もうとにかく敷地がないかっていう問い合わせがありまして、その中で探すんですけれども、米子は圃(ほ)場整備で、きちんと農地の整備がされているので、農振(農業振興地域)の農用地が多いんですよ。それで、欲しがられるのはやはりインター周辺。そうするとなかなか開発ができないので、今は準備するのでちょっと待ってくださいという言い方をしています。

記者:
その4.4ヘクタールには、もちろん農振地域はないんですね。

経済戦略課長:
農振地域です。ですから、農振地域の除外から入っていくということです。

記者:
解除作業はこれからということになるんですね。

経済戦略課長:
はい、そうですね、今、準備は進めています。

記者:
これは、名称は何かついているんですか。

経済戦略課長:
今、仮称ですけども、特別会計の名前がそのままで、米子インター周辺工業用地と(言っています)。今後は正式名称を市長と相談しながら決めることになろうかと思います。

記者:
赤井手地区でいいんですね。

経済戦略課長:
地区は赤井手と、一部今在家が入っています。

記者:
赤井手がほとんど。

経済戦略課長:
そうですね。

記者:
赤井手・今在家地区ということなんですね。

経済戦略課長:
はい。

記者:
今回の整備の狙いというと、雇用の部分と、その固定資産税収入とあと…。

経済戦略課長:
そうですね、一番大きいところは、市の人口減少をいかに抑えるかということがあると思います。やはり企業誘致であったり、地場産業の振興をして若年層が外に出ないような施策をとっていかないといけないと思っています。その中の一つが、この工業用地を整備して企業さんを張りつけるということです。

記者:
そこで働いてもらうと。

経済戦略課長:
そうですね。そうすれば、今、特に高校生なんかはほとんど外に出ておられるんですけども、それが少しは地元に残っていただけるんじゃないかというところもあります。

記者:
米子道に付加車線がつくことが、何か追い風になっていたりしませんか。

経済戦略課長:
物流の観点からいけば追い風にはなるんですけれども、最終的に全車線4車線化にならない限り同じことなので、そんなにそんなにとは思っています。逆に山陰道が延伸することによって、山陰地区の中心にますます米子はなるということのほうが大きいのかなと思います。

記者:
その引き合いのある企業さんは、県外から見て、山陰をとらえた場合、やっぱり米子が便利だなという認識はあって…。

経済戦略課長:
物流業者さんはそういう認識が強いです。あと、製造業などにとってもやはり、まず高速道路にいかに早く乗るかというのが一番なので、その点ではいいと思います。

記者:
あと、(資料3 23ページ 13番)米子駅の南北整備事業のこの移転補償費(駅南広場整備に伴う移転補償費)というのは、これは主に何に対しての補償でしょうか。

財政課長:
JRに対して支払うものでございまして。

市長:
南側の土地を。

記者:
JRが所有する南側の土地ということですか。

市長:
そうですね。

財政課長:
駅南広場(整備)で支障のある機械、建物等の撤去に係る補償ということです。

記者:
これはJRのみですか。

財政課長:
はい、そうです。相手方はJRでございます。歳出予算が1億4,500万円と、(平成30年度から34年度までの)債務負担行為が25億9,000万円、それを合計した金額でJRと契約するといった構想でございます。

記者:
25億9,000万円と1億4,500万円を合算したものがJRへの補償ということですか。

財政課長:
そうですね、債務負担行為と歳出予算額の合計額が移転補償契約額です。

記者:
債務負担が来年度からということ。

財政課長:
今回議決いただくもので、合計の数字で今年度内に契約を取り交わすということです。

記者:
合わせた数字が相手方への補償費になるって今おっしゃっていましたね。これは計算したらいくらになるの。JRへの移転補償をいろいろ調査していたけど、あれが確定したっていうことですか。

財政課長:
合計は27億3,480万円です。

記者:
これでもうJRへの補償費はありませんか。

都市計画課長:
ありません。

記者:
これは、全部算出をはじき終わっていますか。

都市計画課長:
補償本調査を平成28年度にやりまして、今やっと、職員による精査が終わったところで、それを今度、議会へも報告しないといけませんし、今回、債務負担ですので限度額ということで、それイコール補償額ではございません。

記者:
JRへの補償限度額(ということですか)。

都市計画課長:
債務負担の限度額です。

財政課長:
債務負担行為は、このたびの予算では25億9,000万円。それから歳出予算額が1億4,480万円で、その合計額(27億3,480万円)っていうのが、今、本市のほうでJRと積算している見込み額でございますけれど、実際の契約をする段階では、それが限度額という理解で、その範囲内で、それが少し減るということはあり得るということだろうと思います。

記者:
言い方としては、JRへの補償限度額という言い方でいいでしょうか。

都市計画課長:
そうですね。

記者:
上限はここですよっていうことでしょうか。

都市計画課長:
そうですね。

記者:
それは相手方は了承しているんですか。こちら(市)の積算だけで、限度額を設定するのは相手は関係ないの。

都市計画課長:
いえ、一応相手とも協議はしていますけれども、先ほど申しましたように、補償本調査の精査がつい最近終わったばかりでして、これから具体的な協議に入っていきたいと思っておりますので。ただ、補償の本調査につきましても用地対策連絡協議会という、そういうきちっとした基準がございまして、それに基づいて計算しておりますので、それ以上欲しいと言われても、市のほうから出せるような状況にはなりませんので、やはりその金額で協議していくと(いうことです)。

記者:
ちょっと言葉をかえますけど、予算にある1億4,480万円というのは、30億近い補償が考えられているうちの第1回支出分ということになりますか、ざっくり言えば。

財政課長:
そうですね、今年度内にお支払いする金額ということで見積もった数字ということになります。

記者:
もう一度確認ですけど、この移転に伴う施設移転補償費のこの1億4,480万円は、例えば何に相当するとかということでしょうか。

都市計画課長:
今考えていますのは、駅南広場にございます建物とかJRの施設等がございまして、そのあたりの移転補償を考えておりますけれども、これから具体的にJRと協議する中で、中身が多少変わってくることはございます。市の想定している施設ではなくて、こっちを先にしたいとかっていう話があれば、それは協議の中でしていきたいと思っています。

記者:
駅南広場の建物って何ですか。

都市計画課長:
フライス盤といいまして、電車の車輪を削る機械とかがあるんです。それが納まっている建物とかありまして、そういったものが全て移転の対象になりますので。

記者:
作業場ってことですか。

都市計画課長:
作業場と言えば作業場です。

記者:
要するに、上屋が何とかっていう話は今回の分は南のほうがメーンになるわけですね。

都市計画課長:
はい。

記者:
今まで移転補償費で細かいもので支払いしたことはありましたか。この1億4,480万円が正味最初の…。

都市計画課長:
移転補償費ではないですが、JR米子支社を米子に残すということをおっしゃっていただきましたので、その支社の設計費相当として、(平成28年度予算を繰り越して)平成29年度にお支払いすることにしております。

記者:
じゃあ今回、1億4,480万円は、厳密に言うと初めての補償の支出ではない。

都市計画課長:
施設に対する補償は(今回の補正予算が)初めてです。

記者:
ちょっと大ざっぱなことを市長にお尋ねします。今回、6月補正を含めて肉づけしたら(予算総額が)過去最高になったというのは、これは市長、何か、はなからもう額を大きくするんだというのがあったんですか。

市長:
いえ、必要性を積み上げていった結果です。でっかくするぞという意気込みではなくて、予算案については一つ一つチェックをかけたその上で、必要なものを積み上げた結果だというふうに認識しております。

記者:
この歳入見込みで、今後も見込める歳入の、まだゆとりはあるのでしょうか。9月の補正はゼロになりますとか、そういうようなことじゃないんですよね。

市長:
ええ。

財政課長:
平成28年度の決算を今、締めたところでございますので、多少の剰余金も生じておりますし、7月になりますと国のほうから交付税とか臨時財政対策債の内示がございますので、そのあたりも踏まえながら、今後の補正には対応していきたいと考えております。

記者:
それと、金額じゃないんですが、市長、生活充実都市ということを資料3の16ページの一番上にもうたっていますね。これは野坂前市長のスローガンじゃないんですか。

市長:
(当初予算の)骨格をこれでやっておりますので、それに対する今回肉づけ(補正予算)ということで。

記者:
それで変えるわけにはいかない。

市長:
骨格から変えるというのはちょっとなかなか。

記者:
伊木フレーズはいつごろ出てくるんですか。

市長:
次年度になりましょうか。

財政課長:
今回、記者の皆さんにお渡ししている「平成29年度6月補正予算について」というダイジェスト版の資料があると思いますけれども、それは今回、伊木市長が住んで楽しいまちづくりの実現をめざすんだということで、資料の「概要」のところにございますが、商売繁盛ということで経済の活性化、それから歴史と文化だという観点、それから高齢者や子育て世帯など、人に優しいまちづくりをしていくんだ、それから教育環境の整備、防災・減災の取り組みの推進ということで、改めてそういった観点で分け直した資料を3ページ物でおつくりしたところでございます。総合計画とももちろん重複しておりますけれども、新しい市長の考え方に沿っての予算措置の状況をお示ししたものでございます。

記者:
市長ご自身のカラーみたいなところはどの辺に出ていると。

市長:
やはり冒頭、個別に上げました米子インターチェンジ付近の用地買収の件、それが一つですし、それから米子駅南北自由通路等整備事業につきましても、大きな一歩を踏み出すという部分がございます。あとは、それぞれ細かいことにはなりますけれども、公約でうたった内容につきましては可能な限り配慮をしたつもりでございます。例えば米子城跡の危険木の伐採ですとか、金額は大きいわけではないですけども、歴史や文化とか、そういった部分につきましても、可能な限り、しっかりとつけたつもりです。

記者:
今の米子城跡の話は、資料3の21ページの中ほど(25番)の、この米子城跡保存整備事業のことだと思うんですけども、市長、医大とのトップ会談で、もう湊山(湊山球場敷地の使用)は心配しなくてよくなったから、晴れ晴れとした気持ちで計画が考えられるみたいなことをおっしゃっていましたけども、これ(整備基本計画)は策定というのは大体何年ごろの(見込みですか)。

市長:
計画の策定自体はこれからですけれども、具体的な目標があります。

文化課長:
整備基本計画ですが、来年度ぐらいを目途にしたいとは思っております。

記者:
2年前からの史跡公園化構想という華々しいイラスト入りのあれ(史跡公園整備事業のイメージ図)をめざすための基本計画の策定と理解すればいいんですか。

文化課長:
必ずしもあの時描いた図とイコールかと言えば、そうとは限らないんですけども、要は米子城跡の価値や魅力というものを、広く皆さんに理解していただけるような、利用しやすい公園として整備していくというイメージですね。

記者:
その整備基本計画の計画エリアには、今まで出ていた湊山球場、出山などを全部含んでいるんですね。

文化課長:
含んでいく考えです。

記者:
市長はそれでいいんですね。もう医大から声が出るはずはないと。

市長:
そうですね、この間、改めて確認をしたということはそういうことだというふうに思っています。

幹事記者:
各社、よろしいですか。ありがとうございました。

 

掲載日:2017年7月5日