市長定例会見(平成26年9月1日)

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市長定例会見(平成26年9月1日)

 平成26年9月1日(月曜日)

 市長から

  • 平成26年米子市議会9月定例会議案説明  

 質疑


幹事記者:
お願いします。

市長:
今日は、9月定例会の議案等について説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。部長のほうから説明させていただきます。

総務部長:
9月定例会に上程します議案は、条例が2件、単行議案が1件、それと補正予算が3件、決算認定が1件、報告が8件で、計15件です。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 9月定例会の議案等について PDF 397キロバイト)

まず、議案第91号は、米子市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてでございまして、これは、子ども・子育て支援法により、同法による給付の対象となる教育・保育施設及び地域型保育事業の運営に関する基準を条例で定めることとされたことに伴い、その基準を定めようとするものです。
主な制定内容は、子ども・子育て支援法による給付の対象となる教育・保育施設及び地域型保育事業の利用定員に関する基準、運営に関する基準を定めることでございます。
次に、議案第92号は、米子市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてでして、これは子ども・子育て支援法の施行に伴う児童福祉法の一部改正により、市町村が実施主体となる保育給付として創設された家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準は条例で定めることとされたことに伴い、その基準を定めようとするものです。
主な制定内容は、1点目が家庭的保育事業、これは家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業などの家庭的保育事業の運営に関する基準を定めること、2点目が家庭的保育事業等のそれぞれの事業について、その設備、職員、保育時間等に関する基準を定めること、この2点でございます。
2ページ目、次に、議案第93号は、財産の取得についてでして、これは米子市消防団尚徳分団に配備する消防ポンプの自動車を取得しようとするものです。取得価額及び相手方は記載のとおりです。
それから、議案94号から議案96号までの3議案は、一般会計及び特別会計に係る補正予算ですので、後で概要を説明させていただきます。
次に、議案第97号は、平成25年度米子市一般会計等の決算についてでして、一般会計及び国民健康保険事業特別会計ほか9本の特別会計の決算認定をお願いするものです。
次に、報告第19号及び20号は、地方公共団体の財政健全化に関する法律の規定により、平成25年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業における資金不足比率について議会に報告するものです。まず報告第19号は、平成25年度決算に基づく米子市の健全化判断比率を監査委員の意見をつけて報告するものです。実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率は資料記載のとおりです。次に報告第20号は、平成25年度決算に基づく米子市の公営企業における資金不足比率を監査委員の意見をつけて報告するものです。全ての公営企業、水道事業、工業用水道事業、下水道事業、農業集落排水事業において資金不足額は生じておりません。
次に、報告第21号は、流通業務団地整備事業経営健全化計画による流通業務団地整備事業の経営の健全化の完了についてでして、これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成22年3月に策定した流通業務団地整備事業経営健全化計画により流通業務団地整備事業の経営の健全化が完了したことについて報告しようとするものです。
次に、報告第22号から第25号までの4本の報告は、いずれも議会の委任による専決処分についてです。報告第22号は、法律等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてでして、これは法律等の一部改正に伴い、本市の条例において引用する当該法律等の題名、用語または条項の番号の改正を米子市農業委員会部会委員費用弁償条例以下、資料記載の9本の条例について、平成26年8月25日付で行ったものでございます。4ページ目、報告第23号及び24号は、いずれも訴えの提起についてでして、平成26年8月12日に専決処分したものです。訴えの要旨については、本市市営住宅の入居者である相手方が家賃全部あるいは一部を滞納し、本市の再三の請求にもかかわらず、当該家賃の支払いをしないため、建物明け渡し等に係る請求をするものです。相手方、受け渡しを求める住宅はそれぞれ記載のとおりです。次に報告第25号は、損害賠償の額の決定についてでして、法律上、市の義務に属する教育課程外の学校教育活動に伴う事故による損害賠償の額の決定について、平成26年8月4日に専決処分したものです。事故の概要につきましては、平成26年7月12日、相手方が小型乗用自動車で市道車尾目久美町線を走行中、米子市立東山中学校グラウンドで行われていた同校の部活動としての野球の練習での打球が飛来し、当該打球が当該小型乗用自動車に当たり、当該小型乗用自動車の車体を損傷させたものです。相手方、損害賠償の額は記載のとおりです。
以上が今回上程いたします議案ですが、5ページ下段には10月3日の最終日に提案予定しております追加議案として2件を予定しております。米子市伯仙財産区管理委員の選任についてと、人権擁護委員候補者の推薦についてです。いずれも人事案件です。
続いて、予算の概要についてご説明いたします。資料2です。初めに、1ページにおきまして、一般会計でございますが、補正額を9億5,728万3,000円としております。次に、国民健康保険事業特別会計で296万8,000円、介護保険事業特別会計で381万5,000円の補正額といたしております。今回の補正予算では、国、県等からの補助金の交付決定に伴って必要となる事業のほか、特に急を要する経費につきまして計上いたしております。
2ページ目、補正予算の主な内容でございますが、※印がついておりますのが新規事業です。まず総務費ですが、地域産品PR事業(ふるさと納税)経費として4億2,598万4,000円を計上しております。これは、寄附見込み件数の増加に伴いまして市民体験パック関連経費や記念品に必要となります負担金等を追加計上するものです。
次に、中海・宍道湖・大山圏域市長会負担金として200万円を計上しております。これは、本年11月に予定しています圏域市長会及び地元経済界によるインドの視察経費について計上するものです。
次に、ヌカカ対策事業として176万2,000円を計上しております。これは、現在、市内弓浜地域で被害が確認されていますヌカカ対策に係る経費について計上するものでございまして、発生源の調査等を実施するものです。

【参考】ヌカカとは…

ハエ目・ヌカカ科に属する昆虫の総称。網戸を簡単に通り抜けるのほど微小な昆虫で、刺されると、かゆみが数日続くこともある。

次に、民生費ですが、小規模福祉施設スプリンクラー整備事業として200万7,000円を計上しております。これは、スプリンクラーを設置する複合型サービス事業所に対し、設置経費について助成するものです。
次に、弓浜地域老人福祉センター建設事業として1億1,260万円を計上しております。これは、大篠津町へ建設予定の弓浜地域老人福祉センターの建設に係る経費でして、基本設計が完了したことに伴いまして工事費と監理委託料について計上するものです。完成は平成27年度を予定しています。
次、認知症予防地域推進事業として79万8,000円を計上しております。これは、認知症予防に係る健診等におきまして、認知症の判定補助トレーニングシステムを活用して認知症の早期発見に取り組もうとするものでございます。
次に、認知症高齢者家族支援事業として30万円を計上しております。これは、認知症高齢者の徘回対策のためのGPS等の機器の貸し出しや啓発活動について計上するものです。
次に、なかよし学級待機児童対策事業として1,575万4,000円を計上しております。これは、受け入れ児童の実績の見込みの増に伴う放課後児童クラブ運営民間事業者へ補助金を追加計上するものです。
次に、東保育園駐車場整備事業として1,182万3,000円を計上しております。これは、東保育園の駐車場について、新たに8台分の駐車スペースを確保することにより、周辺の交通混雑を解消するものです。
次に、生活保護受給世帯学習支援事業として59万6,000円を計上しております。これは、生活保護受給世帯の子供たちに学習の場を提供するものでございますが、当初見込んでおりました学習支援ボランティアを増員する必要があるため、経費について追加計上するものです。
次に、衛生費ですが、女性特有のがん検診推進事業として431万5,000円を計上しております。これは、平成21年度から24年度に実施した女性のためのがん検診を対象とした無料クーポン事業において、受診されなかった方に対しまして検診を再勧奨するものです。
次に、予防接種事業として6,076万6,000円を計上しております。これは、平成26年10月1日から定期接種化される水痘予防接種経費について計上するものです。接種の対象者ですが、生後12か月から36か月までの乳幼児となりますが、平成26年度については36か月から60か月までの未接種の幼児も対象とするものです。
次に、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種事業として4,762万9,000円を計上しております。これは、平成26年10月1日から定期接種化される高齢者の肺炎球菌予防接種経費について計上するものでございます。接種の対象者ですが、65歳の方と60歳以上65歳未満の方で心臓や腎臓等の障がいのある方です。
次に、農林水産業費ですが、農地台帳システム整備事業として216万円計上しております。これは、農地法の改正によりまして新たな台帳項目の追加にあわせて、平成27年の4月から公開が義務化される台帳システムの改修経費について計上するものです。
次に、イネいもち病緊急防除支援事業として100万円を計上しております。これは、8月に入ってから曇りや雨の日が多く、イネいもち病が感染、拡大しやすい気象条件が続き、8月20日付で発生警報が発表されたことを受けまして、収穫の大幅な減収につながらないように水稲栽培農家に対しましてイネいもち病対策経費を助成するものです。
次に、商工費ですが、ふるさと融資事業として2億5,300万円を計上しております。これは、地域振興に資する設備投資を行う民間事業者に対しまして、地方債を原資とした無利子の長期融資をするものでございます。概要といたしましては、運送会社が流通業務団地内に物流センターを建設するものです。
次に、土木費ですが、県営街路事業として420万円を計上しております。これは、県施行街路事業の事業費の増に伴いまして市の負担金を追加計上するものです。
次に、災害復旧費ですが、8月7日から10日にかけて日本に接近、通過した台風11号により発生した市道における災害復旧工事経費として1,000万円を計上しております。これは、淀江町中間の市道亀甲西線におきまして石積み護岸が崩落、変形したものでございまして、復旧工事費について計上するものです。
3ページ目、次に、債務負担行為ですが、先ほど説明いたしました弓浜地域老人福祉センター建設事業につきまして、来年3月から着手する2か年の工事のため債務負担行為を設定するものです。
次は、今回上程いたします平成26年度米子市国民健康保険事業特別会計の第2回の補正予算でございまして、補正額を296万8,000円といたしております。これは口座振替受付サービスの導入経費について計上するものです。
次に、米子市介護保険事業特別会計の第1回の補正予算でございまして、補正額を381万5,000円としております。これは、過年度に受け入れた介護給付費交付金等の精算に伴います返還金について計上するものです。
以上が今回上程いたします補正予算の概要です。
以上です。

記者:
念のためですけども、拉致被害者が帰ってきたときの何か仕組みが始動するんですが、予算的な必要なことは、もう当初にしてあったんでしたっけ、補正に入っているんでしたっけ?

財政課長:
今、既にファクシミリとか、一部機材につきましてはその事態に備えまして、予備費というのが当初予算で組んであるんですけれども、それを使いまして幾らか使った部分というのはございます。9月議会中に何か特別のことが起これば、金額にもよりますけれども、また予備費ということもありますし、あるいは追加提案といったことも考えていかなくてはいけないと思っておりますが、今のところ予備費対応ということでさせていただいております。

記者:
お金はたくさんあるの?

財政課長:
今のところ、ソフト的なものだけですので、今後、具体的になってくれば、規模によりますが、予備費または追加提案でやらせていただきたいと思います。

記者:
出費した分は、全部(補助率は)10分の10ですか、どんな分野の対応も?

財政課長:
かなりな部分が国のほうからということは聞いておりますけれども、例えば対象経費がこれで全てっていうような照会とか回答というような手続もまだありませんので、詳細は未定です。

記者:
国の責任だから、やっぱり10分の10を押し通すようにして、市の持ち出しがないように頑張らんと、市長、いけませんね?

市長:
かなりな部分は国が手当てするというふうには聞いています。地方自治体のほうは、事務的な経費ですが、まだいつ帰ってこられるかもわからないんで、予算計上はしにくいですので、今言いましたように、予備費対応というようなことでとりあえずやっといて、後でまた選定をするという話になるんじゃないかと思います。特別交付税になるのかならないかわからんですけども、必要経費は必要経費として、後で予算要求することにはなると思います。

記者:
それと関連で、もし政府が、拉致対策本部が発表して、国、県、地方のいろんな機関が動き始めたときに、市としては、しっかり一番やらないかんのだけども、その決意を市長、ちゃんと万事遺漏ないようにできますか?

市長:
非常に苦労されて帰ってこられるということになるわけですので、このふるさと米子で平穏な生活を送っていただけるように万全を期していきたいと思います。

記者:
拉致被害の対応、支援策で、市の独自策っていうのはありますか。県はこの前、当面の支援費を、30万円というものを独自策で出しました。市としては、生活支援、あるいは何とか支援でもいいんですけど、支援の独自策というのは現時点で検討されていますか?

総務部長:
金額的なものは出しておりませんけど、市長をトップにして、県とか国と一緒にやる本部(現地合同支援本部)と、それと米子市独自の支援本部(米子市拉致被害者等受入支援本部)がつくってありますので、その中で、今の話で生活支援とか健康管理チームとか、3つチームをつくって、それぞれに検討しています。金額的なものは、まだ様子がわからないのでつけていません。

記者:
要するにその合同支援本部で出てくるものの中の一つの分野ですよね、その検討されてるものは。独自策はないんですか。米子市独自でやろうとしているものはないかっていう、結論だけ言ってもらえれば?

総務部長:
独自のものは今やっておりません。

記者:
ざっくり理解するのは、支援法の範囲内、枠内で対応するということなんですね?

市長:
できるだけのことはしたいと思ってます。ただ、需要というか、どういう要望ないしどういう支援が必要なのかというのが見えないので、そういう何か、市としてやらなきゃいかん部分があるということであれば、それは予備費なりを使って対応していきたいとは思ってます。今までの他の都道府県に帰ってこられた例は、一応は調べてあるんですけども、その中では特に今、予算措置をせないかんというようなものは上がってないと理解してます。

記者:
これから政府発表とか、その後のふるさと入りだとか、いろんな段階があると思うんですけど、折に触れて市長、コメントを出してくださいね?

市長:
もちろん対策本部をつくるわけですので。

記者:
通り一遍のコメントじゃなしに、情愛あふれるコメントを?

市長:
できるだけプレスの皆さんに対応していきたいと思っています。

幹事記者:
ほかにないですか?

記者:
補正予算について伺いたいんですが。最初はまず市のほうから、これが目玉じゃないかなって捉えているような事業は何かありますか?

市長:
これは、いずれにせよ補正ですので、例えば国の交付金が決まったとか、法改正で整備しないといけないだとか、台風等の災害の被害があったりしたので、それに対して対応したというところが大きいと思います。
当初予算に載せなかったもので、政策的なものとして、補正という観点で出てきたところでは、例えばヌカカ対策、それからふるさと納税の地域産品PR事業。これはかなり今伸びてきているんで、地元産品等の手当てというのは必要になってくるだろうということで、かなり多目には見積もってはあるんですけれども、ふるさと納税関連の費用ですね。
それから、ふるさと融資事業、これは流通業務団地に進出される企業に対するものですけれども、これも一般的な産業振興というような観点からも、今度、補正に入れたということです。目玉というか、政策的にこの時点で入れないといけなかったものということです。

記者:
今、3つ事業を上げられたんですが、そのうちの一つの干拓虫(ヌカカ)についてなんですが、もう随分昔から被害が深刻化してて、ようやくっていう印象はあるんですが、米子市としては、新規事業にはなってるんですが、対策費として盛り込むのは初めてなんでしょうか?

財政課長:
このようにたくさん発生したということで対策が必要となったというのが、今年特にということですので、予算に盛り込んだのは初めてじゃないかと思います。

環境政策局長:
初めてだったと思います。

記者:
発生源の調査ということをおっしゃられてたんですけども、例えば外部に委託するのかどうかとか、もう少し詳しく伺えますでしょうか?

環境政策局長:
発生源の調査については、このたび臨時職員を雇用しまして、うちの職員と一緒になって被害を受けたところの住民の方に直接伺って、具体的な被害の状況とか、どのあたりで被害を受けたとか、そういうようなことについて詳細にお話をお聞きしたいと思っております。

記者:
調査について外部に委託するわけじゃないんですね?

環境政策局長:
はい。その中である程度被害がある区域というのが絞られてきますので、その絞られた区域について、今度は委託なんですけど、土壌を掘って、どういうところに生息しているかということを調べたいと思っています。例えば砂地のそういう畑とかいうところに生息するのか、例えば水路の中に生息するのかとか、そのあたりを調べてみたいと思います。そういうことを調べることによって、対策等が考えていかれるんじゃないかと考えております。また、対策を検討していくに当たりましては、鳥取県の衛生環境研究所とも今お話をしておりまして、そういったところとご相談しながらしていくということと、あと今、害虫駆除の協会というのがありまして、ペストコントロール協会という協会なんですけど、そういうところにも声をかけてまして、協会の方ともご相談しながら、今後の対策を検討していきたいというふうに思っております。

記者:
ヌカカに関しましては、どのぐらい以前から被害というのが報告が把握されているんですか?

環境政策局長:
議会答弁にもありましたように、1959年に「米子医学雑誌」というところで研究発表されているように、随分以前から被害はあったようです。ただ、最近の被害の話を聞いていると、区域がちょっと広がってきたんじゃないかというふうには、市のほうは理解しています。そのあたりを今回、聞き取りする中で確かめていきたいと思います。聞き取りするのも、被害を受けた住民の方と、あと学校とか病院とかにもお伺いしてお聞きしたいというふうに思っています。

記者:
これは弓浜地域でということですよね?

環境政策局長:
そうです。

財政課長:
すみません、一つ訂正させていただいてよろしいでしょうか。資料2の2ページの衛生費の最後の※印の高齢者の肺炎球菌ワクチン接種事業というのがありまして、対象者を65歳と、それから60歳から65歳未満の心臓とかに疾患がある方ということを申し上げたんですけれども、60歳から65歳未満の心臓、腎臓など、そういう特定の疾患がある方、それから65歳以上の方につきましては、ここから5年かけて全員にというような流れで5歳刻みの方々、約9,000人ぐらいを予定しております。あと26年度のみ100歳以上の皆様全員ということを対象とさせていただいております。以上です。

幹事記者:
では、一応終わりますので、聞きたい人は各自、個別に対応をよろしくお願いします。

掲載日:2014年9月4日