米子市在宅医療推進フォーラムを開催しました(平成26年1月)

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米子市在宅医療推進フォーラムを開催しました(平成26年1月)

平成26年1月26日(日曜日)に、鳥取県内の市町村で初めて、「在宅医療推進フォーラム」を開催しました。
米子市民や近隣市町村の皆さん、医療・介護の現場で働く方々、行政担当者約250人が参加しました。

基調講演

鳥取大学医学部地域医療学講座教授 谷口晋一さんに、「家で過ごすための医療 ―くらしを支える在宅医療―」と題して基調講演をいただきました。
亡きお父様を看取られた経験や医学生の地域での在宅医療の教育のお話、介護保険の制度から地域包括ケア等、幅広く在宅医療についてお話いただきました。

基調講演

パネリスト発表

「住みなれた地域で生活するために」

「地域包括支援センターの立場から」義方湊山地域包括支援センター管理者の山中正昭さんから、「住みなれた地域で生活するために」と題して活動報告がありました。義方湊山の高齢者の現状、介護認定の状況、認知症高齢者の支援方法等地域での支え合いがとても重要であるというお話でした。

「私の在宅医療」

「かかりつけ医の立場から」は、安達医院院長の安達敏明さんから、「私の在宅医療」と題して在宅医療を担う人の役割分担や在宅の治療はどんなことができるのか、映像や動画を交えて説明いただきました。

「助け合いの町をめざして 和ー田だよー」

「地域づくりの立場から」は、和田地区自治会連合会長の田辺忠雄さんから、和田地区の高齢者の現状(高齢化率33.7パーセント、米子市トップ)や、自治会、民生委員、社会福祉協議会、在宅福祉委員、地域のボランティアの「安心・安全な町づくりの取り組み」を報告いただきました。

パネルディスカッション

コーディネーターに西部医師会長の野坂美仁さん、アドバイザーには基調講演で講演いただいた谷口晋一さん、そして3人のパネリストの方で行なわれました。フロアからの発言もあり、活発な意見交換ができました。
在宅医療は病院ではなく自宅で快適に、「自分が自分らしく過ごすため」の手段である。本人が「自分らしく生きて」「自分らしく逝く」ことができる米子市に作り上げていこう!とまとめていただきました。

パネルディスカッション

参加者のアンケートから抜粋

  • 元気なうちに家族間のコミュニケーションとして、死というものを身近に感じたときに、どのように自分は過ごしたいかということを事前に確認しあい、イメージを持っておくことは、本人も家族も悔いを残さないために大切なことだと感じました。
  • 日頃からの、家族同士の関わり合いが大事だと考えました。
  • パネリストの話の中で、食べられなくなった時の選択肢に「何もしない」というものがありました。私がそのような状況になったら、これを選びたいと思います。
  • まずは、自分の生き様をどうするのか考えることから始めたい。

もしもの時のあんしん手帳

参加者の方に「もしもの時のあんしん手帳」を配布しました。
この手帳は、西部医師会の先生方に作成をお願いしてできたものです。
この手帳は、自分自身がどこでどのような治療を受けたいか、延命を希望するのか、もし食べられなくなったときにどうしてほしいのか、誰に介護をしてもらいたいかなど、自分の希望を記入しておく手帳です。エンゼルノートと言われる類のものです。
記入の際にご家族の方と話し合いながら書かれるとよいと思います。

あんしん手帳
※手帳の画像をクリックすると鳥取県西部医師会のダウンロードページへ移動します。

掲載日:2014年2月25日