市長定例会見(平成24年7月17日)

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市長定例会見(平成24年7月17日)

 平成24年7月17日(火曜日)

 市長から

  • 皆生温泉旅館組合との「津波発生時における一時避難場所に関する協定」の締結について

 質疑

幹事記者:
では、時間ですので、よろしくお願いします。

市長:
皆生温泉旅館組合と7月20日、今週の金曜日ですけれども、津波発生時における一時避難所としての加盟旅館の使用に関する協定というのを締結させていただくことにしておりますので、それについてご報告したいと思います。
(協定の締結は、)7月20日の10時半からということで、旅館組合の組合長の宇田川さんと協定を締結させていただくということです。
これは、今の米子市の津波対策ということからいきますと、10の自治連合会が該当するんですけれども、大篠津から淀江までの間で、いわゆる小学校区が10あるんですけれどもそれぞれの地域について、それぞれの地域で各校区ごとに考えてもらうということでお願いもしてきております。
皆生は福生西という校区になりますが、ここにつきましては、いわゆる一般住民のかただけじゃなくて、もちろん海水浴のシーズンなんかは米子市民であっても皆生に来られるかたもおられるんですけれども、福生西に住んでおられるかただけじゃなくて、他の米子市民のかただとか、県外のかただとか、海水浴に来られたり、旅館に来られるということもありますので、そういうかたがたを、もちろん地域の住民のかたもそうですけども、避難していただく場所として、皆生温泉にあります各旅館が使えるんじゃないかということでいろいろお話をさせていただいてきました。そういう中で、旅館組合としても協力しようということになりましたので、今回、協定を結ばせていただくことになっております。
もちろん使わせていただくのは、あくまで津波が起こった場合の一時避難所としてということです。また無料で使わせていただくということをお願いしてきたところです。災害時におきましては、いろんな形で米子市も応援協定等を結ばせていただいてきておりますけれども、例えば阿南市とか、この前も河内長野市と相互応援協定を結ばせていただきましたし、またいろんな物資の提供なんかについて小売業者のかたとか、そういうかたと結ばせていただいたりもしてきておりますけれども、今回は特に津波ということに関して、一時避難所としての旅館の役割ということに着目をして、皆生の旅館組合と結ばせていただくということです。そういう意味で、多分津波に関して旅館組合等と結ぶというのは、県内はもとより山陰でも初めてじゃないかと思いますけれども、私どもとしては、津波の場合には大変有意義ではないかと思って、今回、協定を結ばせていただくことにしたところです。
とりあえず以上です。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます皆生温泉旅館組合との「津波発生時における一時避難場所としての加盟旅館の使用に関する協定」の締結について PDF 14.4キロバイト)

記者:
今、市長がおっしゃった、山陰でも初めてじゃないかと思うというのは、確認はされていますか?

防災安全課長:
はい。確認したら、ないと。

記者:
旅館組合と協定を結ぶのは山陰初と言っていいですか?

防災安全課危機管理室長:
ええ、旅館組合とはもちろん初めてですけども、そういった複数が加盟している団体と協定を結ぶというのも初めてです。

記者:
全国的には確認してない?

防災安全課危機管理室長:
そこまではちょっと。

記者:
とりあえず島根と鳥取で確認ということですか?

防災安全課危機管理室長:
そうですね。

記者:
そのくくりは、旅館組合で、旅館グループですね?

防災安全課危機管理室長:
ではなくて、そういった複数の団体が加盟する組合との(協定締結です)。

記者:
旅館に限らず?

防災安全課危機管理室長:
ええ、限らず。

記者:
これは、施設はどうやって選ばれたんですか。基準があるでしょう、15しか入ってないのは?

市長:
2階建ての木造以下のものについては、津波があったときに大きい被害を受けられる可能性もあるだろうということで、3階建て以上の鉄筋の旅館ということで15軒を対象にして考えています。

【注釈】
記者会見時には対象旅館を15軒としていましたが、後日1軒追加し、合計16軒の旅館を対象に協定を締結しました。

記者:
これは新耐震とか旧耐震とかという、耐震性については、そこまでは条件に入ってないということですか?

防災安全課危機管理室長:
はい。あくまで。

記者:
津波の前には地震が来るわけなんで、基本的に。その地震で倒壊してたらしようがないという気もしますけど。そこまで?

防災安全課危機管理室長:
そこまでは把握していませんけども、鉄筋、鉄骨という。

記者:
要するに佐渡沖発災のことが念頭にあるんだね?

防災安全課危機管理室長:
佐渡島北方沖。

記者:
が念頭にあるんですね?

防災安全課危機管理室長:
そうです、はい。

記者:
じゃあ、美保湾の沖3キロのところで大地震があるということは考えてないんだね?

防災安全課危機管理室長:
鳥取沖、西部断層ということですか?

記者:
はい。

防災安全課危機管理室長:
もちろんそれも考えていますけど。

記者:
それは大丈夫?

防災安全課危機管理室長:
最大の波が来るのは佐渡島の地震ですので。

記者:
最高は何メーターが来るんですか?

防災安全課危機管理室長:
一番沿岸で4.72メートルです。

記者:
沿岸で?沿岸部分ですか?

防災安全課危機管理室長:
はい。

記者:
何時間後でしたっけ?

防災安全課長:
111分です。初期波は111分ですけど、最大波は205分です。

記者:
そのデータ、いただけませんか?

市長:
これはね、これ(「米子市 津波のしおり」平成24年4月改訂版)がありますんで、これを皆さんにお配りしたら。

防災安全課危機管理室長:
はい、わかりました。

記者:
基本形の津波対策協(鳥取県津波対策検討委員会)が出してるあれ(浸水予想)の数字にも、生きてる?今の数字。県知事に報告した?

防災安全課危機管理室長:
もちろん県もこのデータで動いていますので。

記者:
この一時避難所の、一時というのは?

市長:
(津波が)おさまったら、そこからまた、市のほうで用意する避難所に移っていただくことになります。

記者:
じゃあ、長期対策に移行するということね?

市長:
ええ。そういう意味で一時避難所ということです。

記者:
旅館の今、ここにある旅館の建物の位置からして、さっき最初に言われたように、観光客とか海水浴客とか、そちらのためともおぼしきなんですが、要するに一般の民家は、ほとんど皆生のあそこのところしかない、一部しかないので、その人たちが、津波が来る方向の海のほうに一時的にでも逃げるということはちょっとあり得ないかなって、人間の心情としてね?

市長:
基本的には米子市の場合には海岸線ですので、内陸にできるだけ入ってもらうと。それで今考えてます福生西の小学校とか中学校とか、福生西の公民館とか、そういうところは一応津波から考えると範囲外になってますんで、住民のかたなんかは自治連合会等で話し合っていただいて、そういうところに連れていっていただく、ないしは海岸から去っていただくという対策をそれぞれ考えてもらうという考えかたです。

記者:
住民が行くわけではないでしょう。その人たちは行かないんでしょ、基本的に?

市長:
この人たちは、やっぱり自治連合会なんかで話し合ってやってもらうので、旅館というよりも、もう直に内陸に入って、親戚の家に行かれる人もあるだろうし、福生西の小学校とか公民館とか、そういうところに行かれる人もあるだろうと思います。

記者:
でもやっぱり心理的にいうと高いところにやっぱり行きたいなと思うと、やっぱり旅館とかホテルのほうに行く可能性のほうも高いんじゃないですか?

市長:
ただ、この浸水予測図(「米子市 津波のしおり」平成24年4月改定)ですね、これをもとにそれぞれの自治会で話し合ってもらってますんで、大体どの辺まで水が来そうだというのはわかりますので、高いところにあるところに行くよりも。

記者:
より内陸のほうに?

市長:
ええ、より内陸、水が来ないほうに行ったほうがいいというふうに皆さんに話し合ってもらいたいと思います。ただ、観光客とか、そういう人はどこに逃げていいかわかりませんので、そういう人たちは旅館にということになってくる可能性があると(思います)。

記者:
旅館組合の加盟はどんだけあるんですか?

防災安全課危機管理室長:
20です。

記者:
20。そのうち対象が15だということですね、3階建てで?

防災安全課危機管理室長:
そうです。

記者:
今の話、繰り返しますけど、最初に市長がね、地元のかただけでなくという言いかたをされたんですけど、それは米子市が避難をさせる場合に、海よりも内陸にいらっしゃるかたを海側の施設が高いからといって避難をさせるというのはね、これは行政の避難の方法としては、おかしくはないんですか。大丈夫なんですか?

市長:
(基本は)できるだけ内陸に入ってもらうということですけれども、ただ、それに取り残されたり、そういう人たちが出たら旅館に行ってもらうと。それから足腰が悪くて、仮に111分あっても内陸に行けないというような人がおられたら、旅館を使ってもらう。そういう人も全く排除してませんという意味で、地域の住民の人も使ってもらうことはあり得るということです。

記者:
これで一時避難所は何箇所になるんですか。津波の一時避難所は。今まで何箇所指定された?

防災安全課長:
津波の一時避難所は、これが初めてです。

記者:
今後、この協定を有効にするには、県外の人なので、観光客というのは。どうやって周知するかということだと思うんですけれども、今後、どうやってこの県外の人たちにこの協定があるというのを?

市長:
それはもう、実際に津波が発生したら、自治会を通じてばあっと行くのと同時に、広報車を出したり、それからラジオを使ったり、テレビで放送したりということになると思いますね、実際。

記者:
当然利用者はホテルとか旅館から、そういうことの説明を受けるわけですね?

市長:
ええ、だから、そういうとこに泊まっている人に対しては、旅館組合、旅館を通じて(説明することになる)。

記者:
宿泊のときとかに説明するとかしてもらわないとあかんわけでしょ?

市長:
宿泊するときというか、起こったときだと思いますけどね。

記者:
いや、だから、起こった場合は、こういう形で一時避難してくださいって?

防災安全課危機管理室長:
旅館にこういったプレート(津波一時避難施設表示板)を貼るようにしてます。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます津波一時避難施設表示板 PDF 197キロバイト)

記者:
ちょっと、その名称、何? 何プレートっていうの?

防災安全課危機管理室長:
津波一時避難施設表示板。

記者:
それは一つの施設に1枚ですか。

防災安全課危機管理室長:
1枚から2枚ですね。

記者:
これはユニバーサルデザインなんですか?

防災安全課危機管理室長:
ええ、このマークは全国統一のマークです。色もそうです。で、英語と中国語、韓国語、あとロシア語も入れました。

記者:
何枚、一応作る予定なんですか? 施設分だけ、とりあえず?

防災安全課危機管理室長:
ええ、とりあえず15施設掛ける2枚ということで30枚。

記者:
6月の議会で、新しくハザードマップをつくる際にも、こういうのを盛り込んでいきたいというような?

防災安全課危機管理室長:
ええ、ハザードマップにもこの一時避難施設は入れる(予定です)。

記者:
これは年末をめどにつくられるハザードマップということで、それでいいですか?

防災安全課危機管理室長:
はい、そうです。

記者:
これ15施設で何人くらい収容できるんですか?

市長:
ちょっとまだ正確な数字は出しておりませんが、仮に(1施設)200人とすれば(15施設で)3,000ぐらいかなという、目安ですけどね、全く。
それから例えば、一般的には廊下とか、そういうところを利用してもらうことになるんですけども、旅館によっては、宿泊客がいなければ部屋を貸してもらうとか、一時的なものとして、というようなこともあって、時期にもよるだろうと思います、収容の人数というのは。

記者:
でも、ホテルとか宿泊施設と協定を結んでるのは、どこを利用してもらうという形で考えているんですか?

防災安全課危機管理室長:
ええ、廊下です。

記者:
屋上とかを想定してるとしていいんですか?

防災安全課危機管理室長:
はい。共有スペース。

記者:
この協定を結ぶに至った経緯というのはどうなんですか、米子市のほうから打診していったんでしょうか?

防災安全課危機管理室長:
はい。3・11以降、皆生温泉旅館組合に打診をしておりました。旅館組合としても協力したいということがありまして、今年度に入りまして、海抜表示板等が具体化してきましたので、そのタイミングを見て、最終協議に入ったということです。

市長:
また、去年の暮れに津波の想定も出たよね?

防災安全課危機管理室長:
そうですね、津波の想定も出ましたし。

記者:
取り組み的に遅いというわけではないんですか。もっと早い段階というか。その見直しが出るのをやっぱり想定して、旅館組合にお願いするということですか?

防災安全課危機管理室長:
そうですね、はい。

記者:
念を押すんだけど、要するに観光客向けですよね、海水浴客とか?

市長:
海のシーズンであれば。

記者:
さっき、わかりましたけど、行かない人を排除するわけじゃないけども、要するに来てる人たちの安心ということですよね?

防災安全課長:
それもありますね。

記者:
それが主でしょう?

防災安全課長:
それが主と言えば主ですけども。

防災安全課長:
逃げおくれの地元の人、それから観光客という。

記者:
というか、恐らくご存知であるとは思うんですけど、福米とか、あのあたりのいわゆる浸水、津波の被害想定地域の人たちは、さっきの話で各自治会が今、一生懸命逃げる場所をそれなり、自治会として確保されてますよね。そういうところは、マンションと、結構今、折衝してね、廊下まで上げてくださいというので幾つもマンションとかが今、もうどんどんなってるじゃないですか。それを補完するという形になるわけでしょ。だから、そういうマンションとかは、観光客とか、そういうものは想定してないわけですから、地元の住民は。その部分を補完するというような意味なのかなって僕はちょっと思ったんだけど。どういうんですかね、逃げおくれとか、そういう人たちというのは、どこでもいるというのはあるんだけど、基本的に遊びに来ている人たちをそこに一回避難して、すぐ避難してもらうという、そういう、基本的な考えかたはそれでいいんでしょう、皆生に来てる人たちということでいいんですよね?

市長:
そういうことですね。

記者:
これはあくまで共有スペースなんですね?

防災安全課危機管理室長:
そうです、はい。

記者:
お部屋とか、そこまでは踏み込んでない?

防災安全課危機管理室長:
ええ。

記者:
ちなみに、ここで言う津波発生時というのは、どの段階を想定してるんですか。警報、注意報が出た段階、あるいは地震の揺れを感じた段階、それとももう津波が押し寄せた段階といろいろあると思うんですけれども?

防災安全課危機管理室長:
いや、もう地震が発生した段階です。

記者:
ここには使用期間として津波警報が行なうとき、または避難を行なう必要があると判断したときと、こう限定してあるから、これでいいんですよね?

記者:
そうですね、基本は警報だよね?

防災安全課危機管理室長:
地震があっても、津波警報が出ない場合もありますので、そういう意味では。

記者:
警報ですか、注意報レベルじゃなしに警報レベルですね?

記者:
ただ、警報が出なくても、それより先に津波が来る可能性だってあるわけですよね?

防災安全課長:
まあ、可能性はあるでしょうけど。

記者:
もう震源地が近ければ。だから、皆生にいる人が揺れを感じた、即逃げろという段階で開放してもらえるのかどうかなのです?

市長:
いや、あくまで津波を想定した避難所ということですからね。

記者:
うん。ただ、東日本大震災以降、情報だけにとらわれずに、とにかく沿岸部にいる人は、揺れを感じたらすぐ逃げなさいというのが、まず一義的な避難の呼びかけですよね。その場合、揺れを感じたら旅館に逃げていいのかということなんですけど?

記者:
でも、そういう場合は、その津波警報が行なわれたとき、「または」の「または」に該当する?

市長:
「または甲が」ということですから、要は市が津波からの避難を行なう必要があると認めたときということですから。

記者:
市が認めるのを待ってたら間に合わないですよ、もし震源地が近ければ。

市長:
鳥取県西部(が震源)の場合には、旅館のところまでは来ないという一応想定になってるんですよね、初期波から12分ですけれども、最高波が1.36メートルということですから。そうすると、あの皆生の海岸から換算すれば、海面からですから旅館街までは来ないと思うんですね。だから、やっぱり佐渡島北方沖断層での地震の想定ということになると思うんです。

記者:
あくまで想定は想定だから、やっぱり何が起こるかわかんないんだから、やっぱりもっと広い解釈を持たないとあかんのちゃいます?

記者:
要するに想定外の事態には対応し切れないということですね?

市長:
すぐ、とにかく逃げてもらうということがまず第一なんです。

記者:
いや、だから逃げるんだったら、その旅館とかホテルに逃げていいのかという、それ、行ったけど、いや、やっぱりそれは警報も出てないから入られては困りますとかね、そういうふうに門前払い的な形になったら困るわけでしょう。そのあたりはどういうふうになるんですか。あくまでも警報が出たという解釈でしか対応はできないということですか?

市長:
旅館としても、そこは私どもがやはり受けてくださいという指示をしない限り、そこで自分たちの判断で受けてくださいというのは、ちょっとあれじゃないかと思うんですけどね。私どもはやっぱり旅館に対して、これは受けてくださいという、やっぱり指示なりなんなりは出さないかんだろうと思います。

記者:
それはどういう時点で出すんですか、市が出す判断というのは?

市長:
通常であれば、警報が出たときですけれども、そうじゃなくて、本当にものすごいでっかいのがすぐ近くであったというときであれば、それは仮定の問題として考えればあり得るだろうと思いますけどね。

記者:
そんなときだったら、行政がそんなことやってる間に、みんな逃げますよ。

市長:
うん。

記者:
だから、それは旅館がこういう協定を結んだら、排除することはないでしょう、逃がしてくれっていうのを?

市長:
逃げてきたらね。

記者:
多分日中だったらそうでしょうけども、夜間だったら、要するに入り口が閉まってるという可能性ありますよね?

防災安全課長:
該当する地震なり津波なりが、この辺のね、あった場合、ある場合には、J-ALERTという形でサイレンなり放送が流れますので、市内一斉に。これは全県下流れると思います。それによって注意喚起をしますし、それに基づいて対応ができるんじゃないかと。ふだんの市民、また観光客の災害があったときの心構えというのは周知をしていくように、協定を結んでますので、今後、旅館のほうにもこういう対応をしてくださいみたいな観光客に対しての周知というのはしていきたいなというふうに思っております。

【参考】
「J-ALERT(ジェイアラート)」…消防庁が整備した全国瞬時警報システムの通称

記者:
よく地震が起きたとき、NHKさんが沿岸部は津波に警戒してくださいとかいう表示等とか出ますでしょう。
あのとき出たら、それは判断として、その協定のところに避難してもいいという判断でもいいんですか。NHKさんとかがそういう沿岸部の津波が、警戒してくださいというふうに出ますよね、よく。結果的に10センチとか20センチになるときもあるけど、その時点での判断でもいいんですか?

防災安全課長:
それぞれの判断ということになってくるでしょうから、旅館なりホテルなりに行かれるかたもいらっしゃると思うんです。

記者:
いや、だから、そのあたりをきちんとしとかないと、何か、それ出たから、じゃあ避難しようかと行ったけど、さっき言ったように、閉まってるわ、いや、何か市の判断が出てないから入られたら困りますとなって、そういうふうに何か現場で混乱する状態になるんちゃいますか、そこがはっきりしないと?

防災安全課長:
今後、詰めていかないけんかもしれませんね、そのことについては。ただ、警報が出たり、地震速報みたいな形で、それだけで避難ということに、まずは沿岸部から離れてもらうのが第一という形に考えてますので、それでも状況によっては避難されてもいいじゃないかというふうに思います。

記者:
それは、だから協定の旅館とかに、それは確約はできるんですかということ?

防災安全課長:
それについては今後、まだ詰めていかないといけないところがあるかと思いますので。

市長:
一応協定上は、警報が出たときないしは市が必要と認めるときという書きかたになってるわけだから、仮に津波情報がテレビなんかで出たとしても、何分ぐらいで津波が来ますということもあると思うんです。(佐渡島北方沖断層が震源地であれば)米子の場合には大体2時間ぐらいの想定になってます。もちろん一番近い鳥取沖西部(が震源地)のときは、これはもともと低い想定ですけれども、旅館街まで来ないだろうという想定になってますが、もし来そうになったら、すぐ旅館組合等に連絡して、何かあったら受けてくださいよという連絡はするんだろう、こちらから?

防災安全課危機管理室長:
します。

市長:
それから、もし人が来るようなことがあれば、旅館組合は旅館組合として判断してもらうと思うんですけれども、協定上は一応そういう警報が出たときないしは米子市が必要と認めたときということで話はしてます。

記者:
ですから、警報が出たときは、はっきりしてますけども、出てない段階でも、市がこれは避難してもらったがいいだ、例えば大きな津波じゃないようだけど、今は海水浴シーズンで海でみんなが泳いでると、波にのまれるかもわからないといったら、引き揚げてくださいと、地元のお客さんでも旅館に逃げ込んでくださいという判断をすれば、旅館に逃げてもらうということになる?

市長:
浸水が来ると想定してるのは(海岸から)500メートルぐらいまでですからね。だからできるだけ、少なくとも(国道)431(号)より内陸に入ってくださいというのがまず第一だと思います。

記者:
それと、警報なり自主的に必要だと市が判断したということは、その都度、旅館組合に連絡をするんですか?

防災安全課長:
連絡もしますし、防災無線でも流すという形になると思います。

記者:
ちなみに確認ですけども、注意報は自動的には入らないんですね。津波注意報の場合の扱いはどうなるんですか?

防災安全課危機管理室長:
それが、市が必要と認めた場合ということになるんですけどね。

記者:
注意報のときも、受け入れができると思っていいわけですか。津波注意報ってレベルでも?

記者:
でも、場合によってはあるでしょう、海水浴客がたくさん泳いでて、今、ここにいたら、たかだか1メートルの波が来ても危ないかもわからないと?

防災安全課危機管理室長:
そうですね。注意報の場合は、防災行政無線でも沿岸には近づくなと言ったりしますので。

記者:
じゃあ避難施設に逃げてもらってもいいということでしょ?

記者:
これ、市から旅館組合のほうに連絡しますよね。旅館組合の中ではどういうような、それのレジュメとかできているんですか?連絡体制というのはどういう形?

防災安全課危機管理室長:
ええ、できてます。

市長:
連絡網はできてると思いますよ、旅館組合は旅館組合で。

記者:
でも、津波だから、避難所にいる、避難した人がいる期間というのは2日、3日になることはまずあり得んですわな?

記者:
でも、東日本のときは結構解除まで時間かかりましたよね?

記者:
夕方逃げ込んだとして、例えばほぼ一日、12時間かかるとしたら、夜食が要ります。

防災安全課危機管理室長:
ええ、持っていきます、もちろん。避難所と同じ扱いになります。

記者:
避難所の運営というのは行政がやるんでしょ?

防災安全課危機管理室長:
ええ、そうです。

記者:
それは一般的な避難所の場合でしょう。一時避難の場合は、もう運営とか関係ないですよね?

防災安全課危機管理室長:
運営関係ないですけど、その食料が必要な場合には。

記者:
ちなみに今、福生西の管内の緊急避難所って何箇所ぐらいあるんですか?

防災安全課危機管理室長:
指定避難所が4箇所。

記者:
避難所4箇所いうのは、体育館とかいうこと?

防災安全課危機管理室長:
そうです。小学校、公民館等です。

記者:
そうそう、災害時の避難所は福生西に4箇所で、市内全域では?

防災安全課危機管理室長:
138。

記者:
それで、一時避難所というのをきちんと今回みたいに設定するというのは、米子市としても初めてになるんですか?

防災安全課長:
そうです、初めてです。

記者:
ですね。今まで、ほかにも一時避難所というのをつくっていく考えかたっていうのはあるんですか。学校とかっていうのは一時避難所という考えかたですか、過去も屋上問題があったじゃないですか。あれはあくまでも避難所なんですね?

防災安全課長:
避難所。

記者:
ほかにこれから一時避難所をふやしていくという考えかたはあるんですか。こういう行政として、協定まで結んで一時避難所をつくっとこうという。物件がないか?

防災安全課危機管理室長:
物件もないですし、内陸部のほうに向かって逃げていただければ回避できるという考えかたを持ってますので。

記者:
でも、皆生温泉のあたりは旅館があるからいいとしても、弓ヶ浜半島のほうは高い施設というか、そのあたりはやっぱり一時避難所も要るわけじゃないんですか。そこまでは?

市長:
そこはもう住民の人がほとんどですから、観光地でもありませんし、そこは自治会単位で考えてもらって、それで、市の避難所を使ってもらうと。

記者:
一時避難所までは考えてない?

市長:
までは特に考えていません。また、その必要性は多分ないだろうと思います。(地元から要望が)出てくれば別ですけど、多分ないだろうと思いますね。大篠津、和田、富益、夜見、河崎、加茂などは。

記者:
それはもう内陸のほうですね。

市長:
ええ、内陸のほうに逃げてもらうと。あのへんは割と砂浜が高いのか、波の影響も(海岸から)50メートルとか100メートルとか、そういうところが結構多いですね、あのへんは、これ(「米子市 津波のしおり」平成24年4月改定)を見ますとね。

記者:
だいたい(国道)431(号)ぐらいかね?

市長:
(国道)431(号)がかなり海に近くなってますので、431号までかかるところもありますけども、一番やっぱり影響が大きいのは皆生のあたりですね。

記者:
済みません、細かいんですが、最大津波が4.72メートルいうのは、海面からいうと防波堤、海岸沿いの防波堤、ちょっとありますね、低い。あれは越えるということですね?

市長:
これ(「米子市 津波のしおり」平成24年4月改定)では、越えて浸水するという想定になってます。

記者:
越えて、あの一帯に浸水するということですよね、4.72メートルは?

市長:
ええ。

記者:
これ4.72メートルって、見直し前は何ぼだったんですか?

防災安全課危機管理室長:
4.83メートルです。

記者:
逆に低くなったの?

防災安全課危機管理室長:
ええ、低くなりました。境港市の場合は高くなりましたけど、米子市は低くなりました。

記者:
この4.72メートルというのは、県内でいうと高いですか、何番目の高さとか言えますか?

防災安全課危機管理室長:
大山町が一番高くて、6メートル幾ら。

記者:
済みません、4.72メートルの波が最大波が来ると、最大浸水エリアの面積はどれぐらいでしたっけ、最大浸水面積? 後で教えて。

防災安全課長:
はい。

記者:
これで一応津波対策は、一応万全ではなくても?

市長:
いや、これは対策の一つです。基本的には今度ハザードマップをつくって、全市民に知らせなきゃいかんですし、各、10ある校区(津波浸水想定区域)ですね、そこでより精緻なものをつくってもらわないかんと思いますので、これは皆生という特殊な場所ですね、言ってみれば、観光客だとか一般市民の人も来られる場所。

記者:
避難訓練も予定してるんですか、何か計画的に。境港市は10月とかなんか考えたりはしてあるんですが?

防災安全課長:
県の防災フェスタというのが今年境港市であります。そのときに、米子市もその日に大篠津町でやります。

記者:
それは新防災メニューの訓練ですね?

防災安全課危機管理室長:
ええ、津波の避難訓練です。

市長:
津波の避難訓練、やったんじゃなかった?去年の10月か何か。

防災安全課長:
去年は河崎でやってます。

防災安全課危機管理室長:
河崎小学校。

記者:
ことしは大篠津町?

市長:
それは一般の防災訓練を各小学校で持ち回りでやってるんですよ。それでもちろん主として地震なんですけれども、そのときにあわせて津波もやったんです。

記者:
でも、今回の10月の方がよりリアルな訓練と思っていいわけ?

防災安全課長:
そうですね、サイレンも鳴らしますし。

防災安全課危機管理室長:
それと、前回の電柱に貼る看板(海抜表示板)ということで、これ、見本ができましたんで。

記者:
それはいつから設置ですか?設置するとき、また写真撮りたい。

記者:
そのデザインは米子市のデザイン。全国統一デザイン?

防災安全課危機管理室長:
県内統一のデザインですけど。

記者:
県内統一?

防災安全課危機管理室長:
一部、違うところもあります。危険というマークを入れるところもありますけども、ただ、危険、浸水区域以外にも貼りますので、その危険注意のマークは必要ないのかなということで外しました。

記者:
これは津波のことを想定して貼るんでしょう?

防災安全課危機管理室長:
はい。

記者:
いつ貼られるんですか?

記者:
何枚ぐらい、いつごろから何枚ぐらい?

防災安全課危機管理室長:
市内の小・中学校、保育園…。

記者:
そのくわしいデータ、いつ設置して、枚数とか、細かいデータを後でお願いします。

防災安全課危機管理室長:
後で、ペーパー渡します。

記者:
サイズ、寸法、材質と貼る場所、電柱なのか公共施設なのかも。

記者:
中電は貼っていいって言ってんですか?

防災安全課危機管理室長:
ええ、もう話はしてあります。ただ、どこに、どの柱に貼るかというのは、またこれから申請して。

記者:
ちなみに、貼る場所で一番高いとこって、何メートルぐらいになる?

防災安全課危機管理室長:
これは、米子市全部の公民館にも貼るようにしてますので、山のほうの公民館も貼りますので、かなり…。

市長:
山のほうの公民館も貼るの?

防災安全課危機管理室長:
米子市全域の公民館、小・中学校と、あと保育園に貼るようにしております。あと、沿岸部の浸水区域の地区、10地区には1地区当たり30枚程度ということで、電柱には300枚ぐらい。

記者:
それ、いつぐらいからそれ、何か取りつけに入るんですか?

防災安全課危機管理室長:
9月、10月ぐらいには。

記者:
まだ、8月じゃなくて?

防災安全課危機管理室長:
ちょっと8月は難しい。測量がありますので。それぞれ海抜が違いますので、地点ごとにそれぞれの測量をしてということです。

記者:
これは対象旅館の一覧出てるんですけど、この鉄筋何階建てとか、表示わかりますか? 追加で、もしわかれば出してほしいんですけど?

防災安全課長:
後で、じゃあ。

幹事記者:
津波の表示に関しては、これでよろしいでしょうか?

記者:
はい。

記者:
ほかのを、じゃあ聞いてもいいですか?

幹事記者:
ええ。

記者:
松本京子さんの拉致問題についてなんですけども、きのう、松原大臣が来られまして、解決のめど、時間的目標として小泉訪朝から10年、9月17日というのが決定されましたけれども、そのあたりについて、市長の率直な感想を。

市長:
私もあの9月17日というのはあんまり頭になかったんですけども、きのう初めて松原大臣の口からそれをお聞きして、ああ、そういうことで一つの契機になり得るんだなと思いました。そして、それを目指して頑張っていくとおっしゃっていただいたので、大変心強くは思いました。きょうが7月の17日ですか、それから考えるとあと2か月ということで、その間に具体的な成果というか、それを目指して頑張るということをおっしゃっていただいたわけですので、この2か月の間で何か具体的な進展があることを期待しています。
松原大臣がおっしゃったのは、北朝鮮というのは、そういうタイミングというのを割と気にするところがあるんだというような言いかたもしておられて、そういう意味で、小泉訪朝からちょうど10年目が9月17日ということをおっしゃってましたんで、そういうことであれば、また日本政府としてのいろんな働きかけも、水面下だろうとは思いますけども、あるという前提ですので、そういう意味では、この近々に何らかの進展があることを大いに期待しています。

記者:
きのう、平井知事は、こういう9・17という節目の発言を受けて、松本さんが帰国した際の受け入れ態勢を急ぐような考えを示された。米子市、鳥取県では松本…。

市長:
受け入れ態勢というのは、別にこの9・17を目指してとかということじゃなくて、いつ帰ってこられてもいいようにしようということは、もう常々県、国とも話し合っていまして、ちょっと今、担当がいないので具体的なことはあれですけれども、例えば宿舎をどうするかとか、そういう話はもう既に始めておりますので、知事がおっしゃったのは、そういうことを再確認するという意味合いでおっしゃったんじゃないかと思います。今、9・17が出てきたから、そのために急遽何かするというものではないと思っています。

記者:
じゃあ、受け入れ態勢については、引き続き整えていくというか、鳥取県と一緒になって整えていく?

市長:
ええ。

記者:
昨日、知事はその受け入れ態勢について、生活面だとか健康面、仕事の面なんか言われましたけど、米子市で何か独自でこういう?

市長:
例えば宿舎をどうするかとか、それから就職等をどう世話するかとか、それから国の給付金とか、そういうのがありますよね。そういうのをどういう形で手当てするのかとか、そういうことを今、具体的に話したことはあるんですよ。それはもう記録として残ってますし、それぞれが県は県、国は国、市は市での役割の中でそういう体制を整えようということになっていますので、それはそれとして、みんな自覚してると思いますので、そういう枠の中で、市は市としての役割を果たしていくことになると思います。

記者:
この9・17に向けて、米子市として、また独自に改めて要望を強めたりだとか、そういうことはお考えになっていないんですか?

市長:
私も4月12日に東京で松原大臣に会ってお願いしてまして、今回も、昨日、県と一緒に私どもの要望書も出させていただいたところです。それで今回もこういう「拉致問題の早期解決を願う国民の集い」の受け入れもうちも決めたところですので、もちろん今後とも世論を高めるようにはしていきたいと思いますけども、今すぐ9・17が出てきたからどうこうというんじゃなくて、今までやってたことは今後とももちろんやっていきますし、やるべきことはやっていかないかんと思います。

記者:
一つお伺いしたいんですが、ほかでもないんですけども、震災瓦れきの関係なんですけどね、先週末にたしか知事と副市長さんが環境省に確認に行かれて、戻ってこられて報告を受けられたと思うんですが、それを受けまして、市長としては6月の議会と変わらずの、一応まだ構えということでよろしいんでしょうか?

市長:
特に変わったことはないですけども、今回、国のほうに行っていただいて、もし米子市で受け入れるようなことになれば、最終処分場の問題ですね、これきちっとやってもらいたいということと、それから7月の末ということをおっしゃっているけれども、それまでに、それはめどということでしょうけれども、そのときにははっきりと今後の震災瓦れきの処理というものが日本全国でどうなるのかということをはっきり示してほしいということも言っていただいてますので、それを見きわめた上で、米子市としては判断していきたいと思っています。
いずれにしても、今回の申し入れというのは2点、大きなところがあったと思うんですけども、一つは受け入れるときの最終処分場問題ですね、それからやっぱり早目にきちんとした全体、日本全国で瓦れきの広域処理の問題を今後どうするのかということのめどを一応7月末につけるということをおっしゃってますので、それをはっきりしてくれということを言っていただいているので、それを踏まえて、やっぱり米子市としては対応していくということです。

記者:
7月末の国の示しかたですね。それによって、米子市としても最終決断ということ?

市長:
ええ。最終決断というか、うち(米子市)としては、もし震災瓦れきを広域処理をするということであれば、3つの条件で受け入れる用意はあるということは示しているわけですから、それは今でも変わりはないわけで、それに伴う最終処分場とか、全体がどう動いていくかというのを私どもも見きわめていかなきゃいけないんで、その点は今回申し入れていただいていますので、それを踏まえて対応していくということですね。

記者:
わかりました。

記者:
結局先週の場合は申し入れだけで、それに対する感触とか反応とかは一切なかったと思ってよろしいですか?

市長:
特に聞いてませんけどね。知事等がもう記者会見等で話しされてますんで、それに尽きると思います。

記者:
具体的にいつまでに返事しますとかっていうものはないんですか、期日的なものは?

市長:
環境省から文書で、7月末をめどに広域処理についての、状況等を出すということを言っておられますんで、ちょっとその文書の文言は忘れましたけども、7月末をめどに考えるということですので、それはそうだと思ってますし、その点を改めて知事のほうからも今回、念を押してもらったというふうに思ってます。ですから、国の今後の指針というか、方針がはっきりすれば、それに応じて私どもも対応していくという。私どもとしては、前から言ってますけども、3条件が満たされるものであれば受け入れられるよということは言っているわけですから、そういう私どもの状況も踏まえて、国がどう対応されるのか、それを見定めた上で私どもも対応するということです。

記者:
じゃあ、先週のそのときの感じでは、今も質問ありましたけども、国のほうも最終処分場を国のほうで何とかしますよとか、そういうような、率直にもう一度引っ張るようなことは全然なかったと?

市長:
そういう話はなかったと思います。

記者:
逆に難しいという話もなかったと?

市長:
前に、何かのときに話したときに、環境省のほうで、今、とりあえず当たっているのは、最終処分場まで面倒見てもらえるところを主として当たってますと、話し合いをしてますというような意見表明はあったと思います。

記者:
わかりました。

市長:
最終処分場の話は、必ずしもうち(米子市)だけじゃないんで、ただ、全体から見ると、かなり瓦れきの広域処理に回す可燃物、木くずというような部分については、かなり詰まってきてるなという印象はありますけども、まだ最終的にどうこうという話が来てませんので、私どもも最終的な判断はしにくいということです。

幹事記者:
ほか、ございますでしょうか?

幹事記者:
じゃあ、これで終了します。

市長:
いいですか。
じゃあ、どうもありがとうございました。

(かっこ内) は、秘書広報課で補足しています。

掲載日:2012年7月20日