全国有数の古墳密集地帯 向山古墳群

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全国有数の古墳密集地帯 向山古墳群

淀江町福岡にある伯耆古代の丘公園の中の「向山古墳群」の入口付近には、時節柄、たくさんのあじさいの花が咲いています。「向山古墳群」は、前方後円墳などの古墳の密集度では全国有数の規模を誇っています。

あじさいの花(「向山古墳群」の入口付近に咲くあじさい)

古墳群は、通称「向山」と「瓶山」と呼ばれる丘陵上を中心に、現在までに9基の前方後円墳など合計17基の古墳が確認されています。主な古墳としては、昭和7年に国の史跡に指定された岩屋古墳や、史跡としては指定されていませんが、その出土品などから長者ヶ平(ちょうじゃがなる)古墳が有名です。

 

岩屋古墳は古墳群の最も北に位置しており、全長52メートルの前方後円墳です。切石造りの2つの石室があり、奥の室は六畳間ほどの広さで、壁も天井もすべて1枚石で造られています。また、この古墳からは多くの水鳥ハニワが出土していることでも知られています。

 

長者ヶ平古墳は古墳群の最も南に位置しており、全長48メートルの前方後円墳です。後円部の東側には割石積みの横穴式石室が開口しています。そして、この古墳からは貴重な金の冠が出土していますが、現在その冠は東京大学の資料館に保管されています。

掲載日:2012年6月27日