伝説の山

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伝説の山

米子市淀江町と西伯郡大山町にまたがる孝霊山は、標高751メートルの山です。眺める方向によっていろいろな形に見える不思議な山で、いくつかの伝説も伝えられています。そのうちのひとつは、その名前が示すとおり、孝霊天皇がこの山を訪れたことが伝えられるものです。

孝霊山の雪景色(孝霊山の雪景色)

孝霊天皇とは、古事記などに記されている第7代天皇で、孝霊天皇とこの山の関係は、旧日野郡溝口町(現西伯郡伯耆町)から発行された『鬼住山(きずみやま)ものがたり』という本の中で、孝霊山の伝承という形で記されています。この本は伯耆町の鬼住山に伝わる、孝霊天皇の鬼退治伝説などについて書かれたものです。

 

それによると、孝霊天皇が伯耆国の妻木の里(大山町妻木)に住んでいた朝妻という美女を后として愛し、妻木の里を訪れた時に、孝霊山の頂にふたりのために宮殿が建てられたことが書かれています。

 

妻木の里には、国内最大級の弥生集落遺跡である妻木晩田遺跡があります。伝説なので真実かどうかわかりませんが、天皇の皇后の出身地であるからこそ、妻木晩田遺跡が最大級の遺跡になったとも言えるのかもしれません。

掲載日:2012年2月15日