山門横にそびえる大イチョウ 円通山精明寺

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山門横にそびえる大イチョウ 円通山精明寺

淀江町淀江の円通山精明寺は、元は菊花山正明寺といって、壺瓶山麓にあったと伝えられています。江戸時代の初めの元和2年(1616年)に現在の場所に伽藍を造営し、吹野惣右衛門という人が再興に尽くしました。

 

明治元年には鳥取藩の軍隊「新国隊」の宿陣地となり、さらに明治6年には淀江小学校の前身である「淀江学校」が、この寺の建物の一部を借りて開校しています。

精明寺

明治24年の淀江大火で惜しくも焼失しましたが、大正2年に本堂と山門が再建され、その後、禅堂や庫裡などが再建されて現在に至っています。

 

その淀江大火の際、境内でただひとつ残ったのが薬師堂だったのですが、山門横のイチョウの大木に火の手が延びた時、火勢が急に向きを変えて奇跡的に残ったといいます。一説には秋葉権現のご利益とも言われたようですが、もしかしたらこの大イチョウが守ってくれたのかもしれません。

掲載日:2011年12月14日