淀江地区の水の源

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淀江地区の水の源

淀江町福井には田井の沼(たいのかま)と呼ばれる沼があり、文字通り水田に湧く水源という意味です。福井の集落は昔は田井村と言われていましたが、江戸時代に洪水で村が流されてしまったことから、それをきっかけに縁起のよい福井という名前に改められました。

 

この沼は底なし沼でいろいろな場所に通じていると言われ、淀江町と西伯郡大山町にまたがっている孝霊山の中腹にある窪みに落ちた子牛が、この沼から出てきたなどという伝説もあるほどです。

 

古い淀江湖の名残りをとどめているとも言われ、古代から近世にかけて干拓の進む中で、葦深い沼を今に伝える場所です。

田井の沼

上水道の水源として湧水を採るまでは豊富に水があふれており、夏になるとホテイアオイという水草がうす紫色の花を咲かせる情緒的な風景も見られたようです。現在沼は陸地化していますが、生命力の強いホテイアオイは生き残っており、その群生を見ることができます。

掲載日:2011年9月7日